【5/28】ディセント「シャドウ・ルーン」(1)

      2016/06/26

朝:カレー、サラダ
昼:カレー、サラダ
夜:酒、ラーメン(@ラーメン燿)

・今日からディセントのキャンペーン(「シャドウ・ルーン」)が始まったぞ! なので、キャンペーンに関しては今回からカッチリとプレイ記録を残していこうと思うんだ。……気力が続く限り。

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・まずはプレイヤー紹介。

かがみ:ディセント所有者。オーバーロード(モンスター側)担当。
レイブンさん:英雄担当その1。「完全教祖マニュアル」執筆チームの一人。
Iさん:英雄担当その2。「力で相手を屈服させたい」
Tさん:英雄担当その3。「後ろからバステを撃ちまくりたい」
Nさん:英雄担当その4。病欠。

・各プレイヤーの選んだキャラクターとクラスも紹介しておこう。

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戦士タイプのデュリックさん。レイブンさんの選んだキャラクターで、相手モンスターのZOC(移動阻害)を無視する能力を持つ。クラスは「斥候」。その名に相応しからぬ火力特化クラスであり、全く偵察をする気が感じられない。「翻訳間違ってんじゃないの?」と思われていたが、いま原語を確認したところ本当に斥候(Skirmisher)だった。

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戦士タイプのシンドラエルさん。Iさんの選んだキャラクター。スタミナ回復特技を持つが、今回Iさんはこれを使うのを完璧に忘れていた。クラスはビーストマスター。可愛いわんわんを召喚してモンスターにけしかける外道職。レベルアップでわんわんのステータスが上がっていく上に、わんわんに隣接している英雄にもバフ効果が発生する。

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探索タイプのローガンさん。攻撃と移動を同時に行う面白い特技を持っているが、エキゾチック武器を入手する必要がある。ただ、今回はイントロダクションクエストにおいて神引きを見せ、あっさりエキゾチック弓を入手した。ひどい。クラスは「野伏」。恐るべきテクニカルクラスである。詳細は後述。

 

【キャンペーン全体のなんとなくのあらすじ】

グレイゴリー男爵とザカレス男爵は仲良しだ。これまでも協力して難問に立ち向かってきたぞ。新しいオーバーロード(魔王的存在)が現れたけど、今度も二人で頑張るぞ。おっと、都合の良いことに英雄の一団が通りがかったぞ。

 

【#0 最初の流血】

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壊し屋モーラーと名乗るエティンと、その部下たちが、秘密の通路を通ってグレイゴリー男爵邸へと襲撃に向かっている。ゴブリンアーチャーが襲撃に行っちゃう前にエティンを倒そう。

【オーバーロード側の勝利条件】

ゴブリン五体を秘密の通路から逃す。

【英雄側の勝利条件】

ゴブリンに逃げられる前にエティンを倒す。

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・このシナリオは毎回オーバーロード側がつらい。「イントロダクション・シナリオだし、接待ゲーなんじゃないの?」とまで言われている。

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こういう形で脱出路手前の通路をエティンが巨体で塞ぎ、その間にゴブリンアーチャーを逃がすしかないと思われるのだが、ボコボコ殴られると、エティンがあっさり死んでしまう。今回も3体逃すのが精一杯で、順当にオーバーロード側敗北。

・まあ、イントロダクション・シナリオなので勝敗はあんまり関係ない。英雄、オーバーロード共に1ptずつ経験値を得て、みんなお買い物タイムに入った。

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斥候のレイブンさんは「研ぎ澄まされた刃」のスキルを購入。防御貫通1点が常に得られるという妥当に強いスキル。

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ビーストマスターのIさんは「サバイバリスト」を購入。体力値が増える上に、わんわんの防御力が上昇し、わんわんに隣接する英雄の防御力も上がる。

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Tさんは「危険予知」のスキルを購入。1ターンに1回、1アクションとスタミナ2を使い、オーバーロードカード(切り札)をランダム1枚排除する危険なスキルだ。高コストな割に確実性がないためパッと見は使いづらそうなスキルであるが、これがあるとオーバーロード側は持久戦ができないのである。オーバーロード側は前半戦では持久戦が有利なのだけど(毎ターン、オーバーロードカードが引けるので、ターンを稼げば稼ぐほど後半戦が有利になる)、こいつがいると毎ターンカードを1枚減らされる。たったの経験値1点で、オーバーロード側の戦術選択肢の一つが潰される。ひどい話。

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オーバーロード側の買い物はこちら。モンスターの攻撃がミスった時でも「感染トークン」を相手に与えることができる。「感染トークン」は今は防御アップにしか使えないが、宿主スキルが充実していくと様々な使い道が出てくる。正直もっと分かりやすい強さのカードがたくさんあるのだが、今回は実用性よりもロマン重視のデッキ構築を目指してみた。

 

【#1 太っちょゴブリン 前半戦】

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※初期配置写真は撮り忘れました。

農地がゴブリンに襲われている! 農民のフレデリックさんとやらが連れて行かれたらしい。さらにゴブリンは農作物を奪っていくので、英雄たちは農作物を安全な場所に確保しなければならない。

【英雄側の目標】

農作物(赤いトークン)をできるだけ確保する

【オーバーロード側の目標】

農作物(赤いトークン)をできるだけ持ち逃げする

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・農作物は全部で4つなので、まあ2つも持ち逃げできれば上出来か。後半戦のことを考えると、できるだけ英雄側にダメージを与えておきたくもある。「危険予知」スキルさえなければ、ギリギリまで粘ってカードを稼ぎたいのだが……。

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最終的にはこんな状況で終了となった。英雄側はデュリックがせっせと農作物を2つ運び、オーバーロード側も農作物を2つ確保して、概ねイーブンな形で終了。

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今回の選択キャラクターであるハーピーさんたちが最後に頑張ってくれて、英雄を一体倒した。ハーピーさんは群れれば群れるほど強くなる特技(隣接1マスに存在するモンスター数だけ波動攻撃の攻撃力が増える)を持っておりロマンに溢れるが、まあでも上図のように2体ほど隣接させるのが関の山か。波動攻撃で2ダメージはボスクラスの火力なので十分デカイっちゃデカイけど。

 

【#1太っちょゴブリン 後半戦】

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英雄たちはゴブリンを追いかけ洞窟へ辿り着いた。自称ゴブリン王のスプリグが、農村から連れてきた捕虜たちを拷問してフレデリックを探そうとしている。フレデリックは実は元「シャドウ・バインダー」なる伝説の英雄集団の一人だったのだ!(現農夫) スプリグがフレデリックを見つけ出し脱出する前に、英雄たちはスプリグをとっちめなければならない!

【英雄側の勝利条件】

スプリグを倒す

【オーバーロード側の勝利条件】

拷問でフレデリックを見つけ出し、洞窟入り口から脱出する。

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なお、スプリグのフィギュアはワンピースのオーズJr.さんだ(ディセントには副官(ボスモンスター)のフィギュアが付いていないため既成品で代用)。

・今回の選択モンスターはアイアンバウンドさん。写真右側に一人でポツンといる赤いフィギュアがそれ。高防御・高体力で貫通攻撃無効、状態異常無効で、さらに隣接する仲間モンスターを庇うこともできる。ただ、実際運用してみたところ、高防御と言えどダイス目次第では大ダメージを受けるし、仲間を庇いまくってると何だかんだですぐ死にそうになる。防御面では役に立ってるのかどうか怪しかったが、しかし、火力は普通に高かった。

・このステージの選択モンスターはシャドウドラゴンという手もあるのだが(以前はシャドウドラゴン一択だった)、いかんせんシャドウドラゴンは巨体過ぎて細い通路ではロクに移動ができない。今回のアイアンバウンドの方が正解かもしれない。

・序盤戦は入り口付近のクモさんたちが英雄に蹂躙されるのを、必死にアイアンバウンドが庇って殴られ続ける展開。その間、ゴブリンアーチャーが捕虜を運んできては、拷問部屋でスプリグさんが拷問を行う。捕虜4人のうち3人はただの農夫(ハズレ)であり、フレデリックさんを見つけない限りは、オーバーロード側の勝利条件が整わない。(捕虜の拷問に成功すると捕虜トークンを裏返せる。赤色だったら農夫でハズレ。青色だったらフレデリックさんでアタリ)

・3ターン目にしてようやくフレデリックさんを見つけて、スプリグが逃亡モードに入る。ゴブリンアーチャーたちも護衛で一緒に付いて行く。ゴブリンアーチャーはイントロダクションとかにも登場するからザコそうに見えるが、いかんせん数が多いので実は総合火力がかなり高い。まさに数は力であり、侮れぬ護衛能力を持つ。

・ただ、今回は3ターン目でフレデリックさんを無事発見できたから良いものの、これが4~5ターンでの発見だと、それまでにアーチャーが削られてしまい、厳しい戦いになったことだろう。この辺は運ゲーだ。

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見よ。ゴブリンさんたちのこの火力を。アイアンバウンドと協力して英雄3体中2体までを仕留めている。このままスプリグさんが出口に突っ走れば勝ちなのだが……。

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このゲームの恐ろしいところは、たった1体、英雄が残っているだけで、ここまで一瞬で持ち直されてしまうことである。生存者のデュリックがローガンを手当する→ローガンがシンドラエルを手当する、で、全員復活し、通路を塞いでスプリグさんの進路を遮った。しかし……!

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やはりゴブリンアーチャーの火力よ……。生き返ったばかりでフラついているシンドラエルをゴブリンアーチャー2体が仕留めて、シンドラエルの死体を踏み越えつつ、空いた隙間からスプリグが逃走を図る。勝利まで、あと一歩。ゴブリンアーチャーが壁となってスプリグを守る。次のターン、英雄側の攻撃を凌げばオーバーロード側の勝利だ!

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英雄3体で必死に殴るも、出目が振るわず、ゴブリンアーチャーすら倒せぬままにゲーム終了。オーバーロードが勝利。全員に経験値1点と、オーバーロードに勝利特典として追加経験値1点が与えられた。

・今日のキャンペーンはここまで。この3ゲームで所要時間なんと6時間。こういうのを後八回くらいやるんですよ。恐ろしくコスパの良いゲームだ。

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↑興味が湧いたらみんなもやろうね。7000円位するけど余裕で100時間遊べる。リアフレならうちに押しかけてきても良いぞ。

・ゲームの後は恒例のラーメン居酒屋へ。レイブンさんが体調不良で帰ったので、Iさん、Tさんと3人で3時間くらい、たらふく喰らい、たらふく日本酒を飲んだ。今回は流石に3人で1万円超えるかと思ったが、なんと6000円弱。なんでここ、こんなに安上がりで済むんだろう。

・かなり酔っ払ってたので帰ってすぐ寝た。

 - ディセント, 日記