【12/27-28】邪悪かつ丁寧な仕事

   

【12/27】

朝:みかん
昼:ベーコンエッグうどん
夜:パエリア、ベーコンサラダ、ミネストローネ

・基本的にはずっと仕事してた。

・夜に嫁がパエリアを作ってくれたよ。

 妹からはツイッターで、「どうやって作るのかすらわからん」というコメントが寄せられました。私にも分かりません。嫁もクックパッド見ながら作ってました。

・まず「パエリアを作ろう」と思い立った時点でえらいと思います。作り方の分からないものは「作ろう」という発想にそもそも至らないからな……。

・嫁が民放のバラエティ見てたので一緒に見てみた。日本の職人とか名人が、変な分岐を遂げた外国の日本文化の店とかに素人のフリして行って、そこで一通り教わった後に、自分が名人であることを明かすという、すげえ邪悪なコンセプトのドッキリ番組。例えば、アメリカの異様な蕎麦屋(蕎麦にグリーンカレーを掛けたりする)に蕎麦名人が行って、蕎麦にホットソースをかけたり、キムチの漬け方を習ったりする。しかめつらで一週間ほど師事した後で、「日本から名人がやってきた」という体のイベントにマスクマンとして登場し、スゴ技を一通り見せたあとで覆面を取って店主たちを驚かせるのね。

・これがすごくって、こんな邪悪なコンセプトなのに(いわゆる愛国ポルノの一種であろう)見てて嫌な感じがしないようにかなり注意深く作られてんのな。コンセプトの邪悪さは確実にあって、見てる最中は「もー、こんな蕎麦作って~、アメリカ人ったら~」みたいな他文化を馬鹿にする愉悦が沸き起こる。その一方で、蕎麦作りはメチャクチャながらも、「あ、この人たち根はいい人なんだな」「日本が好きなんだな」みたいな感覚を起こさせるように、かなりバランス調整されていた。

・そこも含めて愛国ポルノの一種だと思うんだけど。「日本の文化をめちゃくちゃにしちゃって、もー(日本の文化は素晴らしいのに)」「あ、でも根っこは日本が好きなんだな(日本の文化は素晴らしいからね)」みたいな。相手を下げて自分を上げるという俗悪な喜びを満たしているんだけど、見終わった後は何となく「日本人もアメリカ人のことが好きになって、お互いのためになった」みたいな感覚になるように作っている。根底は完全に邪悪で俗悪なのに、凄まじいバランス感覚で、まるで相互理解みたいなニュアンスにしている。「お互い成長できたね」みたいな。

・最近ずっと海外のドキュメンタリーしか見てなかったので、日本の番組がこんなにレベル高いことやってるとは……びっくりだ。これ作った人は絶対に心根が邪悪だと思うけど、めちゃくちゃ遣り手なんだろうなあ。数字を取るためにすげえ攻めてて、なのに丁寧で、根底は疑いなく邪悪という。すごい仕事だ……。これはこれで職人の仕事……。
 
 
【12/28】

朝:肉茶漬け
昼:豚キムチチャーハン
夜:お好み焼き

・午後から打ち合わせ。ダンゲロスのボードゲーム企画に関して色々と。様々なアドバイスをもらったので、これを元に正月はじっくりコンセプトを練るとしよう。

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ペルソナ5日記。

 ↑なんかえろい。

・双子ちゃんの刑務作業が終わった。彼女たちのコミュの会話は未だに判然としないのだけど、なんか全体的に「作られている感」「予定された筋書き感」があって、期待でワクドキしている。

・ここまでのストーリー展開もかなりご都合主義的で、その時にいて欲しい人物が都合良く身近にいて、都合良くペルソナ使いになって、都合良く仲間になっていく。物語創作上、それ自体は別に許容範囲なのだが、こういった都合の良さも含めて、未来軸においての誰かの意思による結果だと、何かいいなあと思ってる。この出会いは偶然じゃなかったんだ的な。

・特に、みんなの手元に送られてくる正体不明のアプリなんかは「何者かの意思の介在」を如実に感じさせる。誰が、何の意図で送ってくるのか。たぶんこの辺がモルガナの正体と絡んで来るんでねーかな。

・現在の進行はニイジマ・パレスのオタカラに辿り着いたところ。経過時間は約90時間。そろそろ怒涛の展開に雪崩込みそうな予感だけど、そうはいってもまだ30時間くらいは掛かりそうだから、クリア時間は予定通り120時間ってところですかね、こりゃ。コミュとか全然進んでねえ……。まだ3つくらいしかMAXになってねえ……。

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 アーススターさん……一体、何を……。

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