【3/17】夏コミどうしよう……

   

朝:鶏の竜田揚げサンド
昼:ハムサンド
夜:豚キムチ、味噌汁、米

・夏コミの参加を迷っている……。

・まずもって開催されるかどうかが未知数だ。次に開催されたとしてどのくらいの人の入りになるのかが見えない(開催される以上はそれなりに客は来ると思うが)。最後に、開催されたとして実際の感染リスクが見通せない。私だって経済的なリスク以外に自分の感染リスクも一応は考えているのだ……。

・現状はとりあえず参加するという前提で動いてはいるが、間に合うように『サムライ8完全攻略本』を書き上げるには相当のエネルギーが必要であり、それを支払った挙げ句に開催されないとなれば相当のダメージである。であれば、もはや損切りしてしまい、端からコミケは度外視した方がリスク管理上は良いのかもしれない……。

・難しいなぁ。どのタイミングで何を決断するべきか。

 サムライ8を読むの、ただでさえ負担がすごくデカイからな。ものすごい疲れるぞ!

・そして……7月中に豪華客船に乗ることを考えていたが……、現状の私の感覚では無理なのではないかと思っている……。

 プリンセス・クルーズ側の対応策は「船の中からウイルスをゼロにする」というもの。これが仮に理論上完璧になされたとしても、乗客がウイルスを保有していたら、その瞬間にゼロではなくなる……。そして、乗船時のスクリーニングで無症状のウイルス保菌者をブロックしきることはできない。

・この状況がこれからも続くのであれば(簡易で確実性の高い検査手法が開発されるか、特効薬的なものができない限り)クルーズ会社はさらにもう一歩、何か革新的な対応策を見い出さねば、この状況を打開できないし、なんとなくなあなあで今回の件が忘れ去られたとしても、今後も同様の問題にたびたび直面するだろう。

・お船は本当に無茶苦茶たのしいので、なんとか持ち直して欲しい……。この文化が滅びるのは本当に切ない。健全な形で再興して欲しい。解決法を見出したら俺はクルーズ会社の株を買うよ。

 *

・前々から思ってること。

 世の中にはマジで話がぜんぜん通じない人たちがいて、彼らに論理的に話をすると、「論理なんかどうでもいいんだよ!」「みんなが同じ目的に向かってアツい気持ちで走ってるんだ、分からないのか!」みたいな反応をされたりする。

・感覚的な話だが、皆が論理的に何かを考えて最良の解決策を見出すなんてことは土台不可能で、結局は「非理性的なエネルギー」を人々に植え付けて、その巨大なパワーをもってしてムリヤリに事を成し遂げる……、というのが基本になっているのではないかと感じる。

・最初の最初は論理で話をするのだが、それが広まっていくにつれ、論理性は失われていき「非理性的なエネルギー」へと変わる。最初の論理の力が及ぶ範囲は「非理性的なエネルギー」に変質するまでで、後は結局、大衆の狂気が事を成し遂げるのではないか。

・一部のインテリはそれを理解していて、大衆を狂気に導くことで事を成そうとしている……という陰謀論めいた妄想がずっと頭の中にある。

・今回は当初「PCR検査を拡張すべき」という論調が一般的だったが、じょじょに識者から「PCR検査を拡張すべきではない」という反論が生まれ始めた。そこまでは論理的だったのだが、今度は拡張反対派がメインストリームになってくるにつれて、非理性的なエネルギーが反対派の人々の中で生まれ始め、「拡張すべきでない」という非論理的な主張や、拡張推進に対する非理性的な対応が目立ち始めてきている。

・「検査を拡張すべきでない」という意見が一般的になってきたことにはホッと胸を撫で下ろすものの、一方でその意見から論理性が失われていくことに、今度は危機感を覚え始めている。

 拡張推進賛成派の意見の一つが、「初期段階で確定できれば初期段階から治療できる」というもので、これ自体は論理的に何もおかしくない。ただ、初期段階から治療に使える薬が今までなかったので、「論理的ではあるが妥当性の低い意見」ではあった。しかし、薬が仮に初期段階から有効なら、これはもう前提が全く変わるので、PCR検査ももっと大々的に行う意味が出てくる。

・非理性的なエネルギーはこういった方針転換に対応可能なのだろうか? 論理性を失う恐ろしさはこういうところにあり、今は味方だが、頭の悪く力の強い味方なので、どうなるか分からない。味方であってもコントロールも話し合いも不可能なのだ……。

・こういった人々の狂気を自在に操るのが本当の政治力なのではないか、と思わなくもない。論理性を土台としながらも、大衆には狂気を刷り込み、過程で論理を共有せず、結論にだけ大衆を誘導する……。

・そういった思想を持ったインテリが狂気を操った挙げ句、大衆の狂気に飲み込まれて破滅する話を書きたいと昔から思うだけ思ってる。

・というと、なんだかとても作家っぽいのだが、それは所詮は芸術家の鬱憤晴らしに過ぎないので、現実的に解決法を模索するのであれば、ゲーミィフィケーションが一番可能性が大きいと思われる。子供をボードゲームで遊ばせながら教育していきたい……。痛くなければ覚えませぬ、ならぬ、楽しくなければ覚えませぬ、の精神だ。

 *

<今後の活動予定>

3/18 初めての人歓迎会&今月のニュースと新連載を振り返る会(@マンガ技術研究会
3/27 『仁義なき聖書美術』発売
3/28 定例研究会(@マンガ技術研究会)&誕生日
4/25 ゲームマーケット

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

お布施の窓口:https://www.pixiv.net/fanbox/creator/1149979
(FANBOXに月額課金すると、その溜まったお金でかがみ家が豪華客船でクルーズします)

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