【7/11】かがみはしたがきをおぼえた

   

朝:トマト
昼:ピザトースト、サラダ
夜:豚しゃぶサラダ、もずく汁、冷麺

・月曜は基本オフなのだけど、昨日なんのかんので半日遊んでしまったので(本当は2~3時間で帰る予定だった)、残りの日数とネームの残ページを考え合わせると今日は作業せざるを得ない。

・こころオブ・ザ・デッドは基本32Pで、昨日の段階で3Pまで終わらせたので、残り29P。締切が金曜。一日8Pずつやっていくとして、今日のうちに5Pやればなんとかノルマに追いつく……。

・というわけで10時頃からカリカリやった結果、終わったのが16時でした。概ね1P1時間掛かってる。参ったな……。

・先日、重篤ソルティストの実家にご挨拶に行った際に、重篤ソルティストが高校時代に使っていたお古のデッサン人形をもらいまして。それを見ながら描いたら絵的なレベルがグンと上がったんだけど、必要時間もグンと増えた。

・そうそう。やっていくうちに絵を描く上での画期的なテクを発明したんですよ。私はこのテクを「下書き」って名付けたんですけど、まずデッサン人形にポーズを取らせて、それを見ながらその形を模写するんですね。で、その上から別レイヤーでキャラの絵を描いて、下書きを削除するんです。そしたら、いきなり描いた時に比べて、すげえ描きやすいんですよ。

・あと、顔に十字型の線を書く、っていうテクも発明したんです。これをやると顔がすげえ描きやすくなる。

・原始人が初めて火の有用性に気付いたみたいな話ですけど、これを発見した瞬間、こちとらマジでビビったんですよ!!!!! 「うわ、スッゲエ、なんだこれ!」って。

・で、そういうことをやってると1P1時間かかるので、こいつはヤベエな、と……。

・絶対ヤベエ。これは手を抜かないと死ぬ。

・16時からはパソコンをオフにして遊んだ。

・ニンジャ読みました。「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」読んだ。

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 昨日のダンゲロスお祝い会で、みんなから「えー、勇者のクズ読んでないんですかー!?」「ファックー?」みたいなことを延々言われたんだけど、今の私はジャンプもチャンピオンもニンジャも読めてないんや……。

・で、ニンジャの積み本っぷりもヤバイので、とりあえず興味が湧いたやつからサクサク読んでいこうというわけで、こないだはスシ回を読んで、今回はこちらの「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」。本当はニンジャスレイヤーがマスターヴォーパルに弟子入りする話が読みたかったんだけど、あれ、まだ書籍化されてないのね。

・「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」を選んだのはタイトルにピピッと来たからです。

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なんでピピっと来たかというと、やっぱり↑を想起するからですね。

・このエピソードはアマクダリ&ペケロッパ・カルト連合軍とニンジャスレイヤーの戦い。すごかったのが都合4回くらいイレギュラーが起こるんだけど、それが概ねアマクダリ&ペケロッパ側に不利に働いてるんだよな。グリーンゴーストに暴れられるわ、奴隷に反乱を起こされるわ、グリズリー狩りの一団が襲ってくるわ、さらにはバーバガヤなんていう超常的存在が介入してくる。

・そもそもニンジャ自体が常人からすれば神話生物的な扱いなんだけど、そんな彼らからしてもなお訳の分からない存在である超常存在バーバガヤが行きずりの台風めいて乱入してくる。

・ひどいイレギュラーが重なるわ、そもそもニンジャスレイヤー自体がバケモノみたいなもんだわで、アマクダリ側は本当に大変だったよな……。敵の司令官であるダイアウルフ姉さんが頑張っていることもあって、アマクダリ側には結構感情移入しちゃう……(ペケロッパ側にはしないけど)。部下の3ニンジャもそれぞれ頑張ってたよ……。リマーカブルのなんとも不憫な立ち位置も愛おしい……。あいつすげえ健気なのに存在意義がほぼないぞ。愛おしい。

・なんのかんので作戦自体は成功したし、上司からも相応の評価を受けたしで、ダイアウルフ姉さんも良い散り方だったのではないでしょうか。

・ふつう「主人公がすごく頑張ったけど一歩及ばず敵が作戦を成功させた」ってカタルシスに欠けるはずなのに、「ニンジャスレイヤーの猛攻と数々のアクシデントを乗り越えて敵が作戦を成功させたので読後感が良かった」ってすごい不思議な話だ。

・ダイアウルフ側の視点が多くて、ニンジャスレイヤーが脅威と認識されているのが大きいんだろうな。

・あと映画見ました。「ゾンビ・ナイト」。

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 アマゾンでは★2と大分評価が低いが、ゾンビマイスターの私から言わせると十分に平均点以上の作品。

・ただ、確かにウリがない。この作品を紹介しようとしても、「こういうゾンビ映画だ」と言い難い。普通にゾンビアポカリプスが起こり、家族が普通に逃げ惑ってる。唯一新奇性があるのはゾンビが太陽の光に弱い点と、噛まれても死なないところか。でもそれは別にウリにならないよねえ。

・特に目新しいところのない「ふつうのゾンビ映画」なのだが、その範疇では比較的丁寧に、力を入れて作られていると思う。後半になるにつれて登場人物たちがどんどんアホ化していくが、まあ許容範囲。

・ただ、強いウリがないために「これこれこう面白いからこの映画を見ろ」と言いにくいし、そうなると欠点が目立ってしまうか。

・最近思うのが、エンタメは「面白さを言語化できる」作品が強いということ。特に万人が情報発信可能になったこのご時世ではそうだろう。「どう面白かったか」を言語化することで、当人の中での「面白い」という評価が固まるし、もちろん他者への説得力ともなる。この映画の面白さは言語化しにくいし、したとしても「ありがちな内容だが、丁寧に作られていた」となるだけなので非常に弱い。

・「面白さを言語化しにくい」という意味では、『放課後ウィザード倶楽部』はちょっと失敗したかな、と思ってたのだけど……

 まあまあ言語化されてるっぽいのでオッケー、オッケー。ダンゲロス1969も「これ、わっかんねーだろーなー」と思いながら書いてたけど、ちゃんと理解されてるっぽいし、意外と大丈夫……なの……かな?

・そんなこんなで放課後ウィザード倶楽部1巻、よろしくです!! 買ってね!! 売れないと終わる!

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 無料の試し読みもあるよ。
 

 
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・夕食は重篤ソルティストがひやむぎで冷麺的なものを作ってくれました。

2016-07-11 21.12.48

 先日の鳥スープのひやむぎも美味しかったけど、今回もばっちりでした。ひやむぎすげえな。

・重篤ソルティストと言えば、突然に「猪原先生がひどいんですよー」と言ってきたから何かと思ったら、コミコで猪原先生の漫画を読んでた。

 ちょっと見せてもらった感じでは、ソーセージを使った新作レシピの話……? 確かにひどい絵面であった。


 
 方向性としてはマルコさんのこのネタの方向ですね。

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