【9/7~11】スー族VRとか読んだ

   

【9/7~11】

・というわけで、広島に帰省がてら、遊び場さんささん、及び、岡山のボードウォークさんにてダンゲロス・ボードゲームのプレイ会を開催してきたのである。参加して頂いた皆さん、ありがとうございました~!

・あと、会場にムーさんが来てくれたので、私は興奮して、「ムーさん、覚えてますか! 昔、ムーさんと一緒に広島のストリップ劇場に行った時のこと。そして、俺が興奮して『見えたんです! 東大安田講堂の屋上でストリッパーが股間をあけっぴろげにして、見上げる機動隊員が惜しみない拍手を送る光景が!』と熱っぽく語っていたことを! あの時の光景が『ダンゲロス1969』で芹沢清姫として結実したんですよ!!!」と伝えたが、ムーさんは「ハァ?」みたいな顔で私を見た。

・行きと帰りの新幹線の中ではKindleを使って溜まっていた漫画や本をバリバリ読んだりしていた。マンガ新連載研究会の会員の作品も幾つか読めたぜ……。ちょっと、時間の許す限り感想を書いていこう。

『魔法少女になれません』。会員の新井春巻先生の作品。バイト先の店長やクラスの委員長などのせいで魔法少女が変身できない漫画だが、後半は結構ふつうに変身してるよね……!? まあいいんだけど!

『雲南省スー族におけるVR技術の使用例』。SF小説。なんか目について気になってたから買った。こういうフェイク学術書はかなり好き。

『重神機パンドーラ0』。会員のさおとめあげは先生の作品。ちょっと設定の特殊なパニックアクション。ロボットモノかと思ってたけど(オリジナルではそうなんだろうか?)等身大のパニックアクションでモンスター?の造形が新しく、面白い。先が気になる。

『スパイスビーム』。会員の深谷陽先生の作品。タイ料理屋を中心とした主人公と店主、店員、周辺住民の話で、1話では面白さを感じにくいが、独特の絵柄が醸し出す空気感に馴染んでくると、どんどん面白くなっていく。一巻完結なのが惜しく感じる程。

『原始乙女と神の塔』。確か、日本漫画家協会の懇親会でお会いした作家の方の作品。文明崩壊後の未来世界を舞台に、古代遺跡「ショッピングモール」でオタカラ(日用品)を探し出すハクスラ気味の原始少女アクション。似たような設定を考えていたので「チッ!」ってかんじ。

『多動力』。ホリエモンのビジネス書。「架神さんは前から『多動力』を実践してる人として注目してました」「へっ? なにそれ」みたいなことがあったので、ちょっと興味があった。……うん、確かに似たようなことしてるなぁ。でもホリエモンとか至道先生とかナンバーバインの小林さんとかサイバーコネクトツーの松山さんとか、ああいうエネルギーが無限にあって遊びと仕事の境目がない「社長族」の人たちとは私は明らかに違うんだよな。遥かに疲れやすい。

『エロマンガ表現史』。先日の取材でお世話になった稀見理都先生の著作。記事執筆の時は関係のある箇所だけ読んでたので、通しで読もうとしてる。まだ途中まで。乳首が残像を残す表現は奥浩哉先生とうたたねひろゆき先生が開発したらしい。

・ちなみにダンゲロス・ボードゲームでは、『魔法少女になれません。』の新井春巻先生は「福本忠弘&一刀両断」のコラボカードを、『重神機パンドーラ0』のさおとめあげは先生は服部産蔵のカードを描いてくれてるんですよ。

・他にもいろいろあったがタイムオーバーだ! 日記を切り上げ打ち合わせに行かねば。時間はファッキン有限! またこんどな!

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・宣伝!

 時代に付いていくため、今月の俺のオススメ新連載5本をチェックしやがれーっ。(ほとんどは実際にWebで読めます)
 
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<今後の活動予定>

9月15日 マンガ新連載研究会の社会科見学
9月16日 交流会(@リシュー)
9月24日 漫画家交流会
10月10日 中村元東方学術賞出席
11月3日 漫画家のためのビジネススキル講座
11月24日 ゲームマーケット

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

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