【12/4】ディセント「シャドウ・ルーン」(6)

   

12/4の日記の前に、昨日書けなかったディセントのプレイ記録を書こう。

<これまでのキャンペーン>

【5/28】ディセント「シャドウ・ルーン」(1)
【6/24-25】ディセント「シャドウ・ルーン」(2)
【7/30】ディセント「シャドウ・ルーン」(3)
【9/3】ディセント「シャドウ・ルーン」(4)
【10/8-9】ディセント「シャドウ・ルーン」(5)

かがみ:ディセント所有者。オーバーロード(モンスター側)担当。
レイブンさん:英雄デュリック担当。クラスは斥候。
Iさん:英雄シンドラエル担当。クラスはビーストマスター。
Tさん:英雄ローガン担当。クラスは野伏。
Nさん:英雄アヴリック担当。クラスは信仰者。

・今回のゲーム開始時の各自のステータス。……といっても、今回英雄側は変化がなかったので前回と同じのを張っておきますね。

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かがみ(オーバーロード)の追加装備。今回はこれに加えて、

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こちらのカードを追加。同じ宿主カードの「感染させる」「感染率上昇」と組み合わせて使うと、1ターンの間、殴るたびに、このカードを使えるようになり、基礎火力を爆上げできるロマンコンボカードである。単品で見ても「暗黒の力(波動を1加える)」の上位互換なので悪くない。

 

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シンドラエル。

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アヴリック。

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ローガン。

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デュリック。

【#6 英雄の血 前半戦】

 ザカレス男爵(悪の親玉)のかつての部下、ハインリヒの山小屋を訪れた主人公たち。ハインリヒはザカレスが悪に染まり始めたのを知って辞職したのではないか、ならばハインリヒから敵要塞の情報を聞き出せるのでは、と睨んだのだ。だが、山小屋は既にオーバーロードの軍勢(モンスター)に襲撃され、ハインリヒは姿を消していた。モンスターたちは英雄たちに気付くと空のガラス瓶を手に襲い掛かってきた! 奴らは英雄たちの血を集めようとしている!

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【英雄側の目的】

・英雄4人分の血を奪われる前にモンスターを殲滅する。

【オーバーロード側の目的】

・英雄4人分の血を奪って入り口or出口から脱出する。(血は英雄に隣接して攻撃すると奪える)

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今回のモンスターはゴブリンアーチャー、そしてアイアンバウンド(選択モンスター)。ゴブリンアーチャーは弓矢を持ったフィギュア。ザコっぽい見た目とは裏腹に高い火力と高機動力、そして数の力を併せ持った優秀なユニット。アイアンバウンドは槍を持ったロボットみたいなフィギュア。機動力は低いが、モンスター随一のタフネスと、仲間をかばう特殊能力を持っている。ゴブリンが血を奪い、アイアンバウンドでガードしながら脱出を目指す作戦だ。

 

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この2種のモンスターは赤枠の箇所に任意の配分で配置できる。いろいろ考えた結果、今回はこうしてみた。

【1ターン目先手 英雄フェイズ】

このシナリオでは1ターン目先手の英雄フェイズは省略されるため、オーバーロードから行動。

【1ターン目後手 オーバーロードフェイズ】

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幸運にも初手のオーバーロードカードに「闇の誘惑」(英雄を1体操り移動or攻撃をさせられる)が来たので、これを使用し、一番奥まった位置にいたローガンを上図のように移動させた。

しかし、いま思えば、

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このように動かして、むしろローガンと本体との分断を図るべきだったかもしれない。しかし、これはこれでリスキーな賭けになるし、難しいところだ。

各英雄の血を奪うには〝隣接して〟攻撃を当てなければならないのだが、このローガン(野伏)は「敵が隣接してきたら1マス逃げる」というスキルを持っている。事前準備の段階で私が気付かなかったのだが(というか「隣接」で攻撃しないと血を奪えないことを見逃していた)、野伏のこのスキルはこのシナリオにおいて致命的な強さであった。血を奪おうと近付いたらドンドン逃げていく。

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1ターン目後手終了時の状況。逃げた先のローガンに打撃を加えて、なんとかローガンも倒し、デュリックも倒した。英雄4人中2人をノックアウトし、3人分の血を手に入れたが、ここまでやっても状況は厳しいと言わざるをえない。

【2ターン目先手 英雄フェイズ】

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英雄たちは一人でも生き残れば、「手助け」(倒れた仲間を助け起こす)を連鎖させて一気に復活してくる(それでも「手助け」分のアクションは消費させられるが)。結果、4人の英雄が殴りかかり、赤アイアンバウンドとゴブリンアーチャー1体が倒れた。赤アイアンバウンドは懸命にゴブリンアーチャーを庇ってくれたが、ここで陥落。

 

【2ターン目後手 オーバーロードフェイズ】

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血を持ったゴブリン1体が逃亡に成功。残りのゴブリンたちは、生き残った部隊で血を奪いつつ、二方向に別れて離脱。左側に逃げたゴブリンはデコイで、こいつは殺されるだろうと覚悟している。こいつに少しでもリソースを割いてもらえれば、右側のゴブリンたちが生き残る目が出てくる。右側のゴブリンたちは青アイアンバウンドで庇えるし、場合によってはゴブリンたちを見捨てて青アイアンバウンドが逃げるという手もある。あと1血液は奪えるだろうか……? という状況。

正直、後半戦は、「四人全員の血を奪って、それでようやく互角」というバランスなので、前半戦の結果が1血液だろうが2血液だろうが3血液だろうが大して変わらない気はしなくもないのだが……。

 

【3ターン目先手 英雄フェイズ】

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ハイ、フルボッコー。残り4体のモンスターが見事に殲滅されて、前半戦終了。オーバーロードは一人分の血液しか奪えませんでした……。

 

【#6 英雄の血 後半戦】

ハインリヒを追って洞窟へと辿り着いた英雄たち。洞窟では吸血鬼のイライザがハインリヒをバンパイアに変えようとしていた。手遅れになる前にハインリヒを救うか、イライザを倒さねばならない!

【英雄側の目的】

・ハインリヒを連れて入り口から脱出する

・もしくはイライザを倒す

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【オーバーロードの目的】

・ハインリヒをバンパイア化する

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なお、バンパイア化の条件は、イライザが英雄の血液を全て手に入れた上で、ハインリヒに隣接して意志力判定を行い(成功率50%程)、3回成功すること。前半戦で手に入れられなかった英雄の血は、後半戦では英雄をノックダウンさせた後に1アクション使うことで入手できる。

……が! これは正直、勝ち目の見えない戦い。50%の成功率で3回成功ということは、期待値で言えば6ターン掛かる。英雄たちの猛攻を6ターン防ぐことがそもそも厳しい。オーバーロードカード「悪運」(ダイス振り直し)などを使って運良く4ターンくらいで済めば勝てるかな?という勝負である。

しかし、それも前半戦で4人全員の血を集めていたらの話で、まず血を集めるところから始めなければならない。英雄たちに接近戦を挑んで血を集め、ハインリヒのところに取って返して6ターンかけてバンパイア化を行う。…………ハッキリ言って無理だ。お供もフレッシュ・モールダーのみ。モールダーはかなり強いモンスターではあるが、それでも彼らだけではどうにもならない。

もはや始まる前から勝ち負けの分かったゲームなので、以降の流れはざっくり説明する。

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イライザが突進。血を集めなければ話にならないので突進するしかないけど、それ以上に、もうとにかく速く殺してゲーム終了してくれという気持ちである。最悪なのは英雄たちがイライザを生殺しにして、マップ上の宝箱を漁りまくる展開である。

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……まあでも、当然そうしますよね。分かる。私でもそうする。バッチリ生殺しにされた上に宝箱を全回収されて、ゲーム終了。ひどすぎる。

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↑後半戦開始から終了時までのオーバーロードの表情。

・とにかくシナリオの選択を間違った。せっかくシナリオ選択権があったのに……。かなり入念にシミュレーションしてたのに、前半戦が「隣接攻撃でなければ血を奪えない」ことを見逃していたのがアホ過ぎた。そりゃそうだよな。遠距離攻撃で血を流させて、どうやってそれを小瓶に収めるんだよ。ウワアアアアア!!!!!!

・というか、このシナリオはあまりにオーバーロードに厳しいのではなかろうか。前半戦で完勝しないと後半戦は勝ち目がないし(しかも後半戦は選択モンスターがないので工夫のしようもない)、前半戦で完勝するのは厳しすぎる。たとえ遠距離攻撃で血が取れたとしても、それでも運ゲーではあった。

・あえて勝ち目を見出すとするなら、前半戦はアイアンバウンドに変えて竜人兵あたりを起用して、ブレスを何とかして当てて、1ターン目後手で英雄側を皆殺しにする。それなら2ターン目先手の英雄フェイズが実質スキップになるので、ここで逃げればなんとかなるか……? といった感じ。でもなぁ、ブレスがそんな運良く出るとも限らないしなあ。

・敗因は全てこのシナリオを選んだことに尽きるし、選択権が自分にあったのも悲しい。……いやでも、どうだろ。英雄側に選択権があって、それでこの結果だったら、もっと悲しかったかもな。

・前回は私の選んだシナリオで私が圧勝したので、やっぱりこのゲームは選択権が重要だなと思いました。というか、シナリオごとのバランスがあんまり良くないんだろうな、やっぱり。逆に、だから選択することでバランスを取っているのかもしれない。

 

【12/5】

朝:卵焼き、味噌汁、サラダ、米、納豆

昼:フルーツ

夜:カレー、サラダ、味噌汁

・お仕事して、夜はブレストしに新宿に行った。

・内容はまだ言わない方がいいだろうから言えないんだけど、おぱんぽんくん(コンドームごはんを一緒に作った人)の呼びかけのブレストなので、当然あたまのわるい内容である。家を出ようとする時に雨が降り出したので、私は「雨降ってる。やだなあ、家出たくないなあ」としばらくうじうじとしていた。

・でもまあ、行かないわけにもいかないので、「ここで行かないのも人としてどうかと思うので、仕方ない、行ってくるよ」と立ち上がったのだが、妻から「(その内容のブレストをしに)行くのも人としてどうかと思う」と言われて、それも全くその通りだ。

・他のブレストメンバーはジャッキーくん菊池くん。ひどいメンバーだ。ちなみに20分遅刻して行ったのだが、当然のように私が一番乗りだった。

・本当にひどいテーマのブレストだったので、どうかなあ、と思ってたのに、終わる頃にはノリノリになっていたのでブレストって恐ろしい。みんなのエネルギーが実現まで持てば、なんかひどい活動をすることになると思うので、その時は「ああ、あの時言ってたのはこれだったんだな」と思って下さい。よろしくお願いします。

 - ディセント, 日記