【12/5-6】「呪走! 邪神列車砲」よんだ
【12/5】
朝:忘れた
昼:サンドイッチ
夜:バイキング
・今日は一応オフの予定なのだが、微妙に働いた。まあ、土曜もオフだったしな。
・夜に妻のリクエストで新宿のプラチナビュッフェへ。店名だけ見るとすごい高級店のように見えるが、別にそういうわけでもない。
・私はいろんなものをちょっとずつ取ってきて食べているのだが、人の皿を観察していると、一定数の割合で「少数のものを大量に」食べている人がいる。小分けにされた大皿の上に一種類のパスタをドカ盛りして食べている人とか、4種類くらいのものを、それぞれ大量に取ってきて食べている人とか。私は貧乏臭いので、できるだけたくさんの種類を食べなければという強迫観念に駆られてしまうが、こういうスタイルも豪快でカッコイイよな。「俺は好きなものを好きなだけ食うためにここに来たんだ」みたいな。
【12/6】
朝:カレーうどん
夜:酒
・今日はインタビューを受ける関係で、和服を着て都内を練り歩いていた。
・足下が足袋に草履だったんだけど、結構痛い。鼻緒のせいで足の指の股が痛くなるのではないかと予想していたが、そうではなく親指の爪が痛くなった。鼻緒に足を突っ込むことで足袋が内側に押しやられて、それが爪を圧迫していたと思われる。慣れぬものにはいろんな問題があるものだ。
・後半、辛くなったのでスニーカーに履き替えたら格段に楽になった。やっぱり履物は慣れたものが一番ですね……。和服にスニーカーも「なんか妙なマッチ感がある」と微妙に好評でした。いいのかよ。
・その後、仁義なきキリスト教史の打ち上げに。あっ、そうだ! まさに(この日記を書いてる)今日発売じゃないか!!!
グアーッ! まだ! 書影が! ない!!!
・手元の現物を写しとこう。ぽちっとな。
・今回の文庫版では、単行本版にはなかった「出エジプトーー若頭モーセの苦闘」が追加されています。本編では活躍が示唆されるに留まったレジェンド級やくざ、ヤハウェ大親分の大活躍が見られるぞ!
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・これ読みました。『呪走! 邪神列車砲』。
・「良いところもあった」という評価に留まらざるを得ない小粒な作品。海軍軍人が深きものをバールで殴る一行描写はめちゃくちゃ笑ったけど、全体的に見たら話の筋も荒く、あまり工夫がない。「ラスボスが主人公を助けたり苦しめたりしてたのは、最後に負のエネルギーを利用するためだったんだー!」展開はちょっとどうかと思う。
・あと、会話問答の冗長さもちょっと……。主人公が「**なのか?」って聞いたら、ラスボスが「そうとも。**なのだ」と答えて、地の文を挟まずにまた主人公が「**なのか?」って聞いて、ラスボスが「そうとも。**なのだ」と答えるのを延々続けるし、これを場面を変えて二回もやるんだよな……。ちょっと頂けない。でも林先生、ベテランの作家なんだよね。これがファンの間では持ち味に昇華されているのか、それとも時間に追われて荒くなっちゃったのかな。