【4/6-11】福山に帰省してた
【4/6】
・蜉蝣くんのライブイベントに参加。ほとんどただの客で、最後に一言挨拶しただけだけど。
三枚目の左側が私。
・もう知らない人も多いと思うのだけど、私は「真剣に解散を考えている。」というパンクバンドのボーカルもやっていて、バンドは(ここ数年活動してないが)まだ解散もしていないので、一応今もここのボーカルということになっている。
・昔一緒に解散をやっていたメンバーと久しぶりに会って、「子供産まれたの~?」とか「仕事何やってるの~??」とか話して、これはもう完全に同窓会である……。
・「パンクバンドも10年経れば同窓会」
・Amazonを見たら一応昔のアルバムがMP3で販売されていたので、これでなんとかなるか……??
「転勤サウジアラビア」は我ながら良い曲だと思うので、こちらから視聴してみてね。
・しかし、後半からプログレめいてくるので、この曲はライブでできる気がしない……。
【4/7】
・福山の実家に帰る。
今回、なぜ帰省することになったかというと、本当はこの時期に豪華客船でクロアチアに行く予定だったのだが、数ヶ月前に「妊娠6ヶ月以上の妊婦は乗船不可」という規約が見つかったためである……。申込みの段階では妊娠なんて知らなかったからなぁ。
・「代わりにどっかいく?」という話をしたところ、「子供が産まれたら広島に行くのもしばらく難しくなるから、今のうちにかがみさんの実家に顔を出しに行きましょう」と妻が提案。なんて良くできた妻なんだ。半端ないぜ。
・というわけで、福山に到着。
せっかくなので、福山でプレイ会。ダンジョン&ダンゲロスの「修学旅行でハワイに行こう」シナリオがプレイされました!
【4/8】
・この日は家族で尾道ラーメンを食べたり、お花見に行くなど。
尾道の「東珍康」での日替わりランチ(880円)。
・この店には「チャンポンラーメン」などの変わり種の尾道ラーメンが色々ある(リンガーハットで出てくるようなチャンポンではなく尾道ラーメンがベースのチャンポンだ)。しかし、日常的に尾道ラーメンを食べれる環境なら、「今日はチャンポンでも食うか~」みたいな気分にもなれると思うが、私のように尾道ラーメンを食べるチャンス自体が滅多にないと、変わり種よりも真っ正直な尾道ラーメンを食べたくなるのだ。
・まあ、私が最初に頼んだのはスペアリブラーメンでしたけど(品切れてたので上の日替わりランチになった)。
・そして、尾道の千光寺付近でのお花見スポット。
ところで、ちょっとこれを見て欲しいのだが。
最近、たまにレタッチとかすることがあるんだけど、
レタッチで桜を表現しようとして、たぶん、この写真のとおりにエアブラシ(?)とかでシュッ、シュと描いても、「なんか下手な桜」「桜を描きたいことは分かるけど……」みたいな感じになりそうな気がするんだよな。うまく伝わるか分からないけど、写真のままに描いてもダメで、絵として伝わるようにするには写真のリアルさから意図的に嘘を交えていく必要がある……みたいな。風景を見ながら、そんなことを感じていた。
・(絵を描いてる人にとっては当たり前の話をしている気がしないでもない)
【4/9】
・先日のプレイ会に来てくれたヤッチーさんと妹と三人でボードゲームしてた。
「狂気山脈」面白いな……。パーティーゲーム要素が程よく混じっている。それでいて、しっかり原作の雰囲気を踏襲してもいる。バランス的にも「これ、そうそう狂気に陥らないんじゃ?」と思わせておいて、なんだかんだでしっかり全員狂気に陥る。
・繰り返しプレイに耐えれるかは分からないが(狂気の種類を全て把握しちゃうとどうなんだろう?)、少なくとも何度か遊ぶ分にはとても楽しいです。
【4/10】
・午前中は妹とボードゲーム。
「RED ZONE」も面白いなー。やっぱりよくできたゾンビゲームだ。「ゾンビの跳躍力がものすごい」という一点さえ除けば、ゾンビ物の特徴がすごくよく再現されている。ゾンビはヨタヨタとのんびり歩いてプレイヤーを追いかけるし、簡単に倒される。それでもなんだかんだでプレイヤーはゾンビに追いつかれて、どんどん感染していきピンチに陥るけど、ギリギリで一人だけワクチン持って脱出できる(時もある)。
・バランスの取り方が上手いんだろうな。すごくゾンビ映画あるある的な展開が再現されている。
・うちの母親とか「ワクチンを持ってヘリポートに行けば勝利」という意味が理解できないかと思ったのだけど(「ワクチンを持ってヘリポートに行けば勝利」には、「ゾンビはウイルス性」「ワクチンから量産が可能」「ヘリに乗ればゾンビから逃げられる」といった説明されない情報が含まれており、意外とハイコンテクストである)、意外とぜんぜんそんなこともなかった。
・母親は昔テレビゲームをさせた時に、十字ボタンと画面中のキャラの行動がリンクしていることを、しばらく認識できなかった(十字ボタンの右を押したら画面中のキャラが右側に移動する、という認識ができなかった)。あれはすごく衝撃で、テレビゲームのコントローラーというのは、もはや当たり前のように使ってしまっているが、実はアフォーダンス的にはそこまで自明のものではないのだな、と。
・でも、ゾンビの文脈は理解できるんだな……。謎だ。おかん、実はゾンビ映画とかそれなりに見てるのかな。
・妻のリクエストで岡山にパフェを食いに行くなど。
・その後、両親と一緒に夕食。
これにて、福山での日程はほぼ終了!
【4/11】
・おばあちゃんを見舞ってから、東京に戻った。地球防衛軍の最新作『IRON RAIN』が届いてたよ。
良いところもある…………が! 悪いところも多い!!
・最大の問題はやはり爽快感だろうか……。アサルトライフルやショットガンをぶっ放していても、あんまりスカッとしない。なんだろうな? エフェクトとか弾の色とかのせいなのかな? スプラトゥーンで水鉄砲を撃ってるような感覚である。実弾を撃ってる気がしない。じゃあ、スプラトゥーン的な爽快感があるかというと、もちろんない。
・システム自体はさほど悪いとは思わない。アイテムを使うと報酬が減るのは本当にどうかと思うが……。面クリアで入手できる報酬で新しいアイテムを買う(バカ高い)というシステム自体は一概に悪いとは思えず、同じステージを何度もいろんな装備の組み合わせを試しながらクリアして、よりハイスコアを目指し、より多くの報酬を得られるようにしていくチャレンジを意図してるんだよね。それは悪くないと思う。
・ただ、それは前提として十分な爽快感が提供されており、「何度も遊びたい!」と思わせなければダメだろうと思う。「何度も遊びたい!」→「何度も試行錯誤するぞ!」なら、この購入システムは悪くないと思うんだけど、現状は爽快感が足りないので、「何度も遊びたいとは思わない」→「買い物がバカ高い……」となるんだよな。
・なので、この点を修正するのであれば、買い物を安くするのではなく爽快感を増す方向で調整して欲しい……。
・今回の新作は開発会社が違うのだけど、これまで4や5であれだけ良い見本があったのだから、最低限、爽快感や操作性の部分では、あの基準までは作ってくれるもんだと思って油断していた。そっかぁ~~、見本があってもできないんだなあ……。
↑現状はこんな感想です。
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・帰省中に拙著『完全教祖マニュアル』がAmazonの日替わりセールに選ばれたらしく……
ウッヒョ……。これは……。
・『完全教祖マニュアル』の売上がついに『よいこの君主論』に追いついてきたぞう。発売した当初は「思った程売れないな……」とがっかりしてたんだけど、なんだかんだで延々と売れ続けている。
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・マンガ技術研究会の方で、マンガコマッタラーの中の人がマンガの宣伝用にマンガをGIF動画にするサービスを始めたと教えてくれたので、さっそく試してみた。
簡単に作れるのでアリかな、という感じである。今回はパワーワード付近を隠すことにより、クイズ的な感じで視聴者の興味を牽いてみようとしたんだが、ちょっと長すぎたかもしれない。
・他の使用例はこんな感じ。
どういう形で使っていくと効果的かなあ、これ。
・というわけで、『ダンゲロス1969』最新刊発売中ですのでよろしくお願いします!
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<今後の活動予定>
4月27日 「漫画家のための人生設計講座 ~結婚・子育て・保険・資産運用……収入が不安定すぎる俺たちのためのお金の話」
4月28日 マンガ技術研究会定例研究会
5月25~26日 ゲームマーケット
※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)