【8/3-6】耳を塞いで今すぐカメラを止めるな!を見に行け

   

【8/3】

・イェーイ、ダンゲロスボードゲームがなんかフルスクラッチDIYされてるぜーっ!!

 私はワールドトリガーダンゲロスをプレイ。そして、隣の卓では……

 東方のフルスクラッチが遊ばれていたぞ! ちなみに東方のDIYはこちらからDLできる。

・そして……イラストから描いてくれたカードも……

 ウオーッ!!!!

・いま絶賛開発中のダンジョン&ダンゲロス(ボードゲーム版)もテストプレイしました。これはちょっと明日の日記と併せてご報告。
 
 
【8/4】

・というわけで、昨日の東中野ダンゲロス会に引き続き、別のボドゲ会でもダンジョン&ダンゲロスをテストプレイ。

 うーーーーーん、攻撃タイプがまだ強いな……。いや、攻撃タイプの攻撃が強いのは、それはそれで間違ってないんだけど、あまりに強すぎるな……。だいぶ弱体化させたはずなんだけど、まだ強い。他の3タイプとの差が出すぎている……。

・夜は妻のお誕生日祝いにフランス料理を食べたりした。
 
 
【8/5】

・今日はオフ。うっかり昼過ぎまで寝てしまい、お昼から部屋のお掃除。カナダから帰ってきたきり、スーツケースなどを投げ放っていたので、これらをなんとかお片ししました。

・映画見た。

『暴力金脈』。松方弘樹が総会屋を演じる東宝実録路線の映画。BGMがポップなのもあって、意外と終始コメディテイストが漂う作品。松方弘樹が雨に打たれながらベランダで総会屋の練習をするシーンなどはまるでスポ根モノであり、「新しい総会屋」像を打ち出せていたと言えるだろう。スポ根総会屋……。だが、これがギャグ描写なのか、「人の知らざる総会屋の影の努力」を忠実に描いたシーンなのかは分からない……。

・ラストシーンは「えっ、これで終わり?」「なんじゃそりゃ!」みたいな拍子抜け感があったけど、終わった後、2~3時間してから不意にラストシーンの意味深さとかメッセージ性とかがジワリと感じられてきた。この作品、意外とスゴイのかもしれない……。そうか、あそこで松方弘樹が全てを投げ出してホストのねーちゃんと旅行に行ってたら、人一人の命が救えてたかもしれないんだな……。

・明快な解決やカタルシスがもたらされなかったので肩透かし感をオチに感じてしまったが、カタルシスのない茶番劇と、その茶番劇に人一人が巻き込まれる悲しみが本作の最終的なメッセージだったのだろう。
 
 
【8/6】

・『カメラを止めるな!』を見た。

 TwitterのTLでしおさんと岡田くんが連続で言及しており、おまけにナンバーナインの小林さんまで見に行ってたので、これは見に行った方が良いと私の直感がささやき、モトさんに連絡したところ「気になってたからぜひ一緒に」と言われて、これはいよいよ何かあるぜ、と思い、さらには妻までもが「私も見たいから一緒に行く」と言い出したことで、確信へと至った。内容については全く分からないが(しおさんに聞いたら「ネタバレになるから何も言えない」と言われた)、これは絶対にアタリだろうと思って見に行って、実際クソ当たりだったので、みんなも私を信じて見に行って欲しい。

・そして、本当にネタバレになるので何も言えない。とにかく何も情報を仕入れずに、私への信頼感だけを胸に劇場に向かって欲しい。

・しかし、この映画、制作費300万で単館上映からスタートして、それが今や全国上映ですよ……。低予算、監督無名、役者無名でも、良い作品がクオリティ相応の評価を受けて大ヒットする。本当に素晴らしいことである……。

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・あ! そうだ、これも宣伝せな!!

 ヤンマガサード最新号で『ダンゲロス1969』第六話が載ってるよ!

・今月は先月みたいなすごいシーンとかは特にないんだけど、各陣営のキャラクターがわんさか出てきて、それぞれの陣営ごとの思想的差異とか、各陣営内での個人の認識や思考の差が出てきて、かなり複雑なことになっており、すごい面白くて、私はこういう話が好きだなあ!と思った。

・というわけで、飛び道具的な描写はないものの、これはこれで非常に面白い一話だと思うのでぜひぜひ。


 
 
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・以下、なんか社会派っぽいこと。

・朝のワイドショーとか見てて思うんだけど、ちょっと山根会長のことフィーチャーしすぎじゃね……?? 報じる価値がないとは言わないけど、流石にどう考えても東京医科大の方が大騒ぎするべき問題ではなかろうか。山根会長の方は、言っては悪いが、関係するのはボクシング関係者など一部の人達であって、仮にこれがスポーツ界全体に波及するとしても、東京医科大の方は性差別だぜ……人類の半数に関係する問題じゃねえか……。

・この差はおそらくキャラクターの差だと思うなぁ。山根会長、キャラ立ってて面白いもんな。見た目も、振る舞いも。一方で東京医科大の方には面白いキャラクターが欠けている。

・やはり人間は概念ではなくキャラクターに興味を持つものだと言うことだろう。漫画にせよ小説にせよ筋運びがいかに面白くても昨今は評価されず、その上に乗るキャラクターの面白さこそが重視される。東京医科大の方は様々な問題を示唆する非常に重要な問題であり議論を深めるべきものではあるが、その興味深さはやはり概念レベルの問題であり、山根は良いとか悪いとか、そういうキャラクターのレベルではない……。

西川史子、東京医科大学の女性一律減点は「当たり前」と発言し物議 賛同の声も

 なので、こういう形でキャラの立った人が独自意見を開陳するのは非常に良いことだと思う。

・この問題は「東京医科大が悪い」で思考停止してはいけない問題で、その背景にあるものまで議論を深めれば、決して医療業界だけに限らない、女性の出産と社会進出に関する重要な問題提起となるはずである。まあ、山根さんの件もうまくやればスポーツ界の膿が出されるのかもしれないが……。

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<今後の活動予定>

8月19日 コミティア
8月22日 はじめてのダンゲロスナイト
8月26日 イエローサブマリン・ゲーム体験会
9月1日 マンガ新連載研究会定例会

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

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