【6/14-17】狂気! 12時間耐久ダンゲロス

   

・金曜は妻と病院へ。妻は明日の赤ちゃん学級に行きたがっていたので、ワンチャン、先生から安静解除が出たら一緒に行こうね、と話していたが……

「まだ生まれていないのが信じられない」
「出産予定日は7月半ばだったが、この分だと間に合わないので6月末で」
「当然、絶対安静は継続で」

 とのことで、まったくノーチャンスであった。

・というわけで、土曜に私は一人で赤ちゃん学級へ。

・これ、赤ちゃんの沐浴とかオムツ替えとかを教わるという話だったのだが、実際行ってみると、それらの実習は旦那さん側がやることになっており、また妊婦体験と言ってお腹に8kgくらいのおっきなものを括り付けられたりするので、これは単純に知識と技術を……という以上に、旦那側の子育てへの参画意識を育てるための機会なのだな、と思われた。

・まあ、私は子育てやる気満々だし、参画意識という点ではあまり関係ないのだけど、一般的には重要な機会なのだと思われる。公共団体がこういう機会を意識的に創出しているのは良いことなのではなかろうか。

・妻は、私がオムツ替えとかに手こずってあたふたしている様子が見たかったようだが、私だけでなく、男性陣はみんなワタワタしていたので、そんなに面白くはなかったと思うぞ、と帰って言ったら、「みんながワタワタしてるの見たかった……」と言われた。まあ、君は出産後に産婦人科で沐浴指導とかあると思うので、その時に君がワタワタしている様子を私が眺めさせてもらうよ。

・保育所は、一応申請を出すだけは出すつもりだが、たぶん無理だろうなと思っている。時期的に、妻が出産後、四ヶ月以内に新しい就職先が決まって、そこがフルタイムだったら一応可能性はあるのだが、しかし、産後の体力回復とかも考えるとどうなるか分からないし、保育所のために妻が無理をして産後すぐに就職活動を頑張るのも本末転倒な気がするし、まあそこは、すぐに回復できたらラッキー、就職できたらラッキー、保育所も受かればラッキーくらいに考えて、あまり期待はしていない。

・私はいまガッツリした執筆の仕事が一つあるだけなので(本当はこれを出産前に終わらせたかったが無理そうだ……)、これさえ片付ければ、後は仕事量をセーブして、半ば主夫的に赤ちゃんのお世話をすることができる。これを片付けるのが大問題ではあるが……。

・日曜、月曜はオフ。まず日曜はいしボンさん主催のダンゲロス会に参加。これは朝九時半から夜九時半まで12時間もの間、ダンゲロス・ボードゲームダンジョン&ダンゲロスを遊び続けるという狂気の催しである。これになんと16人以上も集まったのだ。

・自分が作ったゲームを16人も同時にプレイしている状況はなかなか感動的だ。全ては、いしボンさんの情熱的な誘いかけのおかげである。本当にありがとう、サンキュー!

 経験者数人で集まって遊ぶのを推奨しているシナリオ「エロゲ民の遺産」も、これだけ人がいればガンガンやっていけるぜ!

 い、いや、これはボードゲームなんですよ……。『ダンジョン&ダンゲロス』はスマホやパソコン上でのアプリを使いながらボードゲームを行うという変なゲームなんですよ。

・最近ずっと開発と宣伝のために、『ダンジョン&ダンゲロス』ばかりプレイしていたので、ものっすごい久しぶりに『ダンゲロス・ボードゲーム』の方もプレイしたよ。

「迷宮マスカレイドってなんだ?」と思うかもしれませんが、これは既に入手できないんですけど、拡張シナリオ#1に付属している正体隠匿系ルールのゲームです。今回の状況だと私の役職が「大銀河超一郎」で、犯人を二人探して倒せば勝ち、みたいな。

・正直、久しぶりすぎて、製作者であるにもかかわらず私自身がロジック的に頭がこんがらがってしまい、「誰が誰だか全く推理が働かねえぜ!」という状況であり、みんなが「これこれ、こうだから、**さんは***か***の可能性が高い!」みたいなことを言ってる間も、「そうですね」とか「私はそれは少し違うと思いますよ」とか適当なことを言い続けていた。本当はぜんぜん分かっていなかった。

・しかし、みんなが幸いなことに私の役職をずっと勘違いしてくれてたので、薄氷ではあったが、なんとか勝利できたぞ……。

・まあ、そういうわけで、「迷宮マスカレイド」は持ってる人以外は遊べないんですが、金曜ダンゲロス会とかに来てくれたら遊べますので、興味あったらぜひ来てくださいね。

・そんなダンゲロス・ボードゲームの拡張シナリオ「白き唯識の世界」のAmazon在庫が復活しました!

 まぐろくんがおうちに来て袋詰してくれました。この梱包作業が今まで地味にたいへんだったので、まぐろくんにはとても感謝している……。

・さて、『ダンジョン&ダンゲロス』DXパックに同梱されているシナリオは、土曜日にアップした『エロゲ民の遺産』で一通り出揃ったわけですが、その後のシナリオ公開予定に関してです。

 という感じです。正直、出産後がどれくらいバタバタするのか全く分からん。意外と片手間でシナリオ制作作業ができるのかもしれないし、全く手が付けられないのかもしれない。とにかく初めてのことなので全く分からない……。

・ちなみに12時間耐久ダンゲロス(私は8時間)ですが……

 なんか……意外と疲れないですね……。これはダンゲロス自体のルール的なところもあるとは思うんだけど、それ以上にやっぱりボードゲームはルールを新しく覚えるのが疲れるんだと思う。既にルールを知っているゲームだったら(まあ12時間はともかくとして)結構ずっとやってても疲れないのではないか。

・というわけで、私は既にみんながルールを知っているゲームを何度も何度もやるのが好きなので、『ディセント』とか『マンション・オブ・マッドネス』とかもっとやりたいでーす。

・月曜! 主におうちでダラダラしていた。こんなにのんきに一日ダラダラできる時間はこれが最後かもしれない……。

・映画を見たよ。『X-MEN:アポカリプス』。

 新作映画公開前の期間限定だと思うけど、100円で動画レンタルできて安かった。

・私は『X-MEN』の映画シリーズが大好きなのだが、『ファースト・ジェネレーション』がウンコ漏れるくらい素晴らしかったのに対し、『フューチャー&パスト』が「えっ、こんなもんなの」と拍子抜けしちゃってた上に、当時、アポカリプスに関して酷評しか聞いていなかったので、これまで手を付けれていなかったのである。確か当時、『バットマンvsスーパーマン』を見てがっかりしていたのもあったような気がする。

・で、実際見てみたのだけど、いや、ぜんぜん悪くないよ、これ。少なくとも『フューチャー&パスト』より悪いとは思わない。これ、どのへんが酷評されてたんだろう。マグニートーさんが闇落ち糞メンヘラなところなのかな。でもマグニートーさんがアレなのは今に始まったことでもないし……。

・5000年の眠りから覚めたアポカリプスさんが、現代の街並みを見て、「なんだこれ……」みたいな感じで街中に佇んでる様子とかシュールだったし、不良少女(ストーム)のおうちにお持ち帰りされてる姿もなんか面白かった。「世界に絶望をもたらす神話級のヴィランが復活する!」みたいな触れ込みだったので、その落差が面白くて、アポカリプスさんがちょっと可愛かった。

・……まあ、そういうところが酷評されてたのかもしれないですね!

・X-MENといえば、今月のケトルはX-MEN特集なんですよ。

 それとは関係なく私はブラッドボーンのレビューを書いている……。もっと早く特集内容を教えてくれたら私もX-MENのレビューを書いたのに。

・実は、ケトルのレビューのお仕事は今回が最終回なんですよ。次から誌面がリニューアルするらしくて、われわれ40人レビュアーのコーナーが消えてしまうのである。なんか最後だからか、みんな結構好き勝手やってて、米光一成さんとか自分が作ったボードゲームの紹介をしている……。そうか、その手があったか。私も自分の作ったボドゲの紹介すれば良かった。

・あと太宰賞にも行ったよ。

 今回の受賞者は阿佐元明さん。作品は『色彩』です。応募作は1000作くらいなんだって。すごいね。

・こういうデカい賞だと、こうやって授賞式とかあって出版関係者に顔を売ったり、名刺交換をすることができて、しかも副賞で100万円ももらえる……! 一方、私の受賞した講談社BOXでは授賞式も副賞も特に何もなかったぜ! しかし、応募総数は約1/10なので格段に受賞しやすかったとも思う。難しいところだな!

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<今後の活動予定>

6/30  ダンジョン&ダンゲロス体験会(@イエローサブマリン)
8/11 夏コミ(西F34b)

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

お布施の窓口:https://www.pixiv.net/fanbox/creator/1149979

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