【3/5-6】なろう作家のイメージ

   

【3/5】

昼:辛ラーメン
夜:酒

・あギャーッ!?

 ディ、ディセント負けた……。半年以上戦い続けてきたのに、ぐおおお……全てを決する最終戦で……ま、負けた……。

・終盤の緊張感は凄まじく、全プレイヤーがダイスの一投一投を祈りながら振っていた。……まあ、私の祈りが足りなくてファンブル祭りだったわけですがね!!!

・「勝った! 俺の勝ちだ!!!!」と思った瞬間が2回くらいあったのに、ファンブルの……ファンブルのばか!!!

・詳しく書きたいけど、ちょっと時間がないのでまた後日にしますね、くそったれ!

・うぉあえエォああああ!!!!!

 しかしまあ、ゲームには負けたが、1プレイ5時間かかるゲームのキャンペーンを計7回、半年以上にわたって一緒に遊んでくれたゲーム仲間がいるという時点で人生には勝利している気がするぜ。終わった後の酒は……悔しいが、しかし美味かった!

・だが、われわれのディセントはこれで終わったわけではない。……だって、まだ基本シナリオを終わらせただけだかんね。あと拡張版シナリオが4種類もあるし、なんなら英雄とオーバーロードをチェンジしてもう一周してもいいくらいだもんな……。選択制だから基本シナリオも半分以上やってないわけで。
 
・35時間を5人で遊んだわけだから……175時間!? ほんとうにハンパねえコスパだな、ディセント!

 
【3/6】

朝:そば
昼:スシ
夜:肉、酒

・午前中にASAP案件をバリバリやってから、昼ちょっと前にボルダリングへ。

・最近、また梨状筋症候群が辛くって。それが何故かボルダリングをすると非常に調子が良くなるので、ボルダリングはかなり意識的に週一ペースで取り入れたい感じなのである。たぶん尻の奥の筋肉を使用することによって梨状筋が良い感じにほぐれるのであろう。

・ちなみに今日も以前はクリアできなかったコースを1つクリアした。毎回なんだかんだで一つくらいは新しいコースをクリアしていて、何が良いのか、どこが成長しているのかは全然分からないのだが、とにかく実績だけは目に見える。筋力が上がってるのかな。

・武富先生から届いたイラストをキンコースでスキャンしてからおうちに帰り、お風呂とお昼寝でボルダリングの疲労を癒やした後、夜に秋葉原で新木伸先生、月夜涙先生、47AgDragon先生、三木なずな先生ら「なろう」勢の作家と、泉先生、至道先生ら、われわれ「なるな」勢の作家で飲み会など。

 私は仕事の関係で途中で帰ったのだけど、新木先生の好意で「3000円でいいよー」と言ってもらえて、うぉー、ありがとうございます。新木先生ふとっぱら……。私一人で5000円位飲み食いしてた気がするのだけど。

・いやー、しかし、なろう勢の話を聞くのは非常に面白かったですね。同じ作家業でありながら全くの別世界。なろう勢は、例えるなら、荒波へと漕ぎ出し銛一本で大魚を刺し殺しながら生きている腕力自慢の猛者たちといった感じ。その点われわれ文芸寄りの作家たちは、プールの上にゴムボートで浮かんで金魚を釣り上げているような、のほほんとした世界で生きている……。

↑これがわれわれだとしたら……

↑なろう作家はこういうイメージである。

・出版業界に世紀末的な大変革が訪れたとしても、彼らのパワーとエネルギーがあれば生き延びていけるのではなかろうか……。

・なろう勢はポイント制により自分たちの作品の出来不出来が完全に可視化されていて、数字により出版が決まり、数字により打ち切りが決まるんだよな。それはまあ、どこでも同じ話ではあるんだけど、われわれの場合は、その数字と出版&打ち切りのラインが曖昧になっているから、だからある意味のほほんとしていられるというか。それはそれでよく分からない理不尽なこともたくさんあるんだけど、とにかく色んなことが曖昧模糊なのでそんなにまで殺伐とはならない。一方でなろう勢は可視化されてるから、生存戦略とか勝ち抜き方法とか、そういうのへの注意関心が大きいんだよね。そうして計算高くエネルギーのある人が勝ち残っていく。賢く強い者たちが勝ち続ける……修羅の世界……野生の王国……。

 そんなわれわれ「なるな」勢の著作をここぞとばかりに宣伝しておこう。なろう勢の仕事のスタイルはわれわれとはかなり懸け離れたものなので、なろう作家になりたい人には参考にならないかもしれないが……。

・ちなみに上の本にも出てくる「ラノベ作家は職人、文芸はアイドル」という至道先生の言葉がすごく実感できました。彼らはマジで職人だった。

・新木先生たちの下を辞して、マンガ新連載研究会の収録のため、東京ネームタンクへ。

 先週に引き続きラジオを収録してきましたよっと。こちらのエントリーで詳細も書いてます。『Dr.STONE』ちょうおもしろかった。

 - ディセント, 日記