【8/29-30】私の夫は原稿が書けない

   

【8/29】

朝:真鯛のムニエル、米、サラダ
昼:ロコモコ
夜:二郎っぽいもの

・午前中に取材を一件。

・そのまま取材先でお昼をごちそうになり、家に帰ってからすぐに原稿に取り掛かろうと心は思っていたのだが、ウトウトしているうちに夕方になり、諸々しているうちに妻の帰宅時間になり、あああ、原稿……あああああ……。

・あああああ……あああああ、ああああ……。

> せっかくですので架神さんも、プロの一つの例として日々の執筆リズムなどを教えてもらっていいでしょうか。

■理想
7:00~9:00 起床、妻の見送り、家事
9:00~13:00 執筆
13:00~14:00 昼食
14:00~19:00 読書、打ち合わせなど
19:00~ 夕食、妻とイチャイチャ

■現実
7:00~9:00 起床、妻の見送り、家事
9:00~13:00 執筆をしようとするも雑事に追われる
13:00~19:00 雑事が終わらず昼食も適当に済ませる、打ち合わせなども入る
19:00 疲れ果てる
20:00~ 妻帰宅。夕食を作る。「今日はもう無理だ」「また今日も書けなかった」と絶望的な気持ちになる。妻とイチャイチャする。

 これはいま開催中の第12回トークメーカー座談会『榊一郎小説指南』でのやり取りなのだが、言った先から実演してしまった……。
 
 
【8/30】

朝:納豆、味噌汁、米
昼:とんかつ定食
夜:釜玉うどん、ドンタコス、野菜のマリネ

・昨日の反省を活かし、朝起きて直ちに原稿に取り掛かる。今日中に送らなければまずい、というのもあり、というか、締め切りという外的要因がやはり最大の駆動力であって、直ちに取り掛かることができたし、9時~13時の4時間で第一稿は書き上がった。

・その後、14時から一件打ち合わせ。帰ってきて16時から、昨日の取材(インタビュー)の録音ファイルを聞いて原稿の微修正や加筆などを行う。

・本来であれば、「インタビューする」→「録音フィルを元に文字起こしする」→「そこから原稿にする」という過程を経るのだが、今回は時間があんまりないので「インタビューする」→「原稿にする」→「録音ファイルを聞いて確認する」という作業工程にした。

・ちなみに費用対効果はこんな感じである。

インタビュー:2時間(移動込み)
原稿執筆:4時間
録音ファイルの確認:2時間

 この後、先方の修正要求があれば原稿の修正を行う。まるっと含めてギャラは1万円だ(交通費込み)。

・概ね一日働いてギャラが一万円。日雇いバイトのことを考えれば悪くない。これを月に二十日やれば月給二十万になるわけだが、そんな体力はないな……。

・インタビュー記事は費用対効果という面では実はあんまりよろしくないのだが、仕事ということにかこつけて、そして、ニュース媒体であるという大義名分の下に色んな人に話が聞きに行けるというメリットがあって、

何でもアリの新感覚ホラー! 白石晃士監督『超コワすぎ!』最新作発売記念インタビュー

 一番役得だったのは、やっぱり白石監督にインタビューしに行ったことですね、ヘッヘッヘ。

・ちなみにこれはオンラインニュース媒体で書いているから1万円なだけであって(別にインタビュー記事じゃなくても1万くれる)、例えば雑誌などの要請で同レベルの記事を書くと、たぶん3~5万円だと思う。まあ、雑誌から滅多にそういう仕事来ないんですけど。

・夜は妻の作ってくれた釜玉うどんを食べながら、HiGH&LOWの一作目の映画とか、水曜日のダウンタウンとか見てた。今回のダウンタウンでは「芸人のダサいコンビ名」のランキングが行われていて、その企画の前のピンポンダッシュのときに出て来たNON STYLEを見て、「そういやNON STYLEってダサいコンビ名だよな……」と思ってたら、実際にランキングでダントツ1位を獲得していて、やっぱりダサいんだ、と思った。妻は「えー、なんでー?」と言ってたけど、私はダサいと思います。

・コロコロチキチキペッパーズはダサくないと思います。これには妻も同意。

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 そんな横山了一先生の特別講義『漫画家がSNSでメシを食う方法』が9/10に行われます! 成功例だけでなく「これはウケると思ったけどウケなかった」みたいな失敗例も具体的に挙げて頂き、分析などを行う予定です。来てね!

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 そして! 明日の金曜日は毎週恒例のダンゲロス・ボードゲーム会in東中野ディアシュピールです。

場所:DEAR SPIELE
東京都中野区東中野4-9-1 第一元太ビル4-A(最寄り駅:JR 東中野駅 / 大江戸線 東中野駅 / 東西線 落合駅)
03-5937-1866
※途中参加OK(1200円+1ドリンク制)

 初めての方もお一人の方もルールがよく分からん方も、購入前に一度遊んでみたいぜな方もウェルカムです!

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