【10/21-27】GoToすごすぎてバカじゃねえの

   

・週末のことをあれこれ。

・土曜日。一日育児デーなので、娘を公園に連れて行った。オムちゃんは30分ほど土いじりなどした後、残りの時間をほとんどベンチに座って、ニコニコして過ごしていた。お、穏やかなのはいいけど、そ、その歳で老成しすぎでは……。もっと無闇やたらと駆け回ったりしていいのよ……。

・そんなことを思いながら描いたのがこちらのまんがです。

・日曜はベビーシッターさんにオムちゃんを預けて夫婦で映画に。

・いや……友人が毎回チケットを貰ってるらしくて、新作が出るたびにみんなで見に行くっていう流れができてるんですよ……。

・そして、われわれ夫婦は幸福の科学の教義などに地味に結構詳しくなってきているので、こういう映画とかで一般向けに教義を宣伝していくのは実はそれなりに意味があるんだよな。

・教義を知ったからと言って別に入信したりはしないのだが、拙著『完全教祖マニュアル』でも書いた通り、こういうのは下地作りの段階なのである。だいたい、人間、本当に困らないと神頼みとかしないので、その時に「神頼みの選択肢」の中に入るために、日々のこういった布教活動が大切なのだと思う。

・で、今回の『夜明けを信じて。』だが、これは大川隆法さんの息子さんの宏洋が主演を務めた『さらば青春、されど青春。』のリメイクであり、大川隆法自伝映画である。宏洋があの通り幸福の科学に反旗を翻したので、せっかくの自伝映画だが、もう広報に使えなくなったのだろう。そこで、宏洋の妹の咲也加が「お兄ちゃんの映画を撮り直す!」ということで脚本を務めて出来上がったのが今回の『夜明けを信じて。』だ。

・これは宏洋と咲也加の兄妹で、どのようにオヤジを描き分けるのか、その差異を確認できるのではないかと結構楽しみにしていたのだが、 結論から言うと……そういったマニアックな楽しみを見出だせるほど、私の中に幸福の科学への興味がなかったというか、そこまで違いの際立った作品ではなかったというか。

・一緒に見たメンバーや妻からは「前作(『さらば青春、されど青春。』)の方が良かった」という声が多かったように思う。これは私もそう感じてはいるのだが、なかなかジャッジが難しく、いかんせん『さらば青春、されど青春。』は初見の内容なので情報的刺激が多く、楽しく見れたという側面は否めない。今回のはリメイクであり、大筋を知っちゃっているからな……。

・また、本作では大川先生(をモデルにした一条悟)のビジネスマン時代をメインに展開しており、スゴイのか、スゴくないのかよく分からないビジネスマン大川隆法の仕事術とか職場恋愛模様などに長尺を割いている。一方で「なぜ教祖になったのか」という面の掘り下げが浅く、その点でやや満足度が下がっている気がする。われわれが大川先生の歴史に対して、特に興味を抱くのはやはり「なぜ教祖になったのか」という点であり、ビジネスマン時代のあれこれは、まあ興味はあるにはあるが、やはり「なぜ教祖になったのか」に比べれば落ちるのである。

・もっと言えば「教祖になってからの苦労話」の方が興味があるのだが、ここは10秒くらいで流されており、その知的好奇心には全く応えてくれない。

・なお、本作の最大の見どころは大川先生本人が医者として出演するシーンだ。大川先生が、大川先生をモデルにした主人公、一条悟に対して「キミは将来有望そうだ!」みたいなことを言うのだが、「そんな自画自賛の仕方があるのか!」と感銘を受けた。

・その後はアパホテルに泊まったよ。

・で、月曜日に両国のアパホテル内にあるレストランでビュッフェを食べたのだが……。

 これ、このとおりである。GoToキャンペーンがお得すぎて、すごすぎて、今後、東京だけ除外されたら私は憤死するかもしれない。

・このカラクリはツイートにある通りだ。一泊3900円のアパホテルの35%が割引され、15%が地域共通クーポンとして還元される。この地域共通クーポンが凄まじい! 15%の585円が「500円以上なのでキリよく1000円」という、なんかすごいザルなルールにより1000円クーポンに進化したのだ! そんなのアリかよ!!

・で、両国タワーのレストランでは、開店記念でしばらく20%オフになっており(2500円→2000円)、そこに1000円クーポンで値引きされ、さらにGoToEATで500円がポイント還元されるので、実質500円でビュッフェができるという、そういう仕組である……。

・一枚目の写真はステーキ定食的なものを頑張ってこしらえてみたのだが、ビュッフェなので、実際は他にも色々あって、いくらでも食える。ここに上げた三枚の写真の倍くらい実際は食べている。

・ちなみにアパホテル両国タワーにはフィットネスマシンと大浴場もあるので、フィットネスして、大きなお風呂に入って、一泊して、お昼にビュッフェでステーキやらケーキやらたらふく食べて、これで実質3000円以下である。凄まじい。

・なお、お部屋の中にはでかいテレビ(50型)があるので、パソコンをHDMIで繋いで、AmazonPrime会員なら無料で貰える『メタルスラッグ2』や『戦国伝承2001』をプレイしていた。

・最近の世の中はカネをかけずとも楽しくできることが多すぎてヤバイ。ゲームもこの通りだし、あと、SCPの1998ハブ読んでたんだけど、これもヤバい。

 こんなレベルの高いものが無料で落ちている。バカじゃねえの。なんなの、この世界。

・まあでも、読書に関して言えば、図書館という存在がある時点で、昔から高品質のものをいくらでも無料(実際は税金だが)で楽しめたんだよな。エンタメに関して言えば、現代はマジで恵まれまくっている。

・しかもこれは消費に関してだけの話で、クリエイト方面のエンタメに目を向ければ、さらなる高コスパの世界が広がっている。小説なんてパソコン一台買えば無限に書けるんだぜ。クリスタとペンタブを買えば漫画も描ける。人類は一刻も早く労働から解放されて、半無限の高コスパコンテンツを享受して生きるべきではなかろうか。

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<今後の活動予定>

11/4 結婚記念日ディナー
11/8-10 旅行
10/21 初めての人歓迎会&今月のニュースと新連載を振り返る会(@マンガ技術研究会
10/31 定例会 (@マンガ技術研究会

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

お布施の窓口:https://www.pixiv.net/fanbox/creator/1149979
(FANBOXに月額課金すると、その溜まったお金でかがみ家が豪華客船でクルーズします。いつか……いつか、その時が来たら……きっとします……)

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