【2/1-4】気を抜くとすぐに国家転覆を企む

   

・最近はボードゲームの入稿周りを色々とやっている。……と言っても、気持ち的に安心できないだけで、作業的には確認作業が主なので、そんなに大変でもないんだけど。

・しかし、入稿が終わるまではヒヤヒヤし続けることになるんだよな。入稿は本当に怖いぜ……。この作業を全部代わりにやってくれてるんだから、世の編集者というものは、実際、大変な仕事である。

・だってさあ、ウン百万かけて印刷するのに、そこでデータにミスがあったら…………ううう、こええよな、畜生。まあ実際は印刷所の方でも、ある程度おかしなところがあったら指摘してもらえるらしいんだけど。

・というわけで、私は今もデザイナーの修正作業の完了を待って待機している感じである。あんまり書くことないなぁ。

 *

・あっ、そうだ。先週の金曜日にやったテストプレイのことでも書こう。

順を追ってお伝えすると、まさに今、入稿作業中である新作ボードゲーム『ダンジョン&ダンゲロス』だが、こちらはスマートフォンでシナリオを展開させながらプレイするという、ちょっと変わったゲーム性である。で、シナリオが別で提供されるので、印刷とは関係なく、シナリオはいくらでも後から追加可能なわけだ。というわけで、今回テストしたのは、初回限定DXパックに追加予定のシナリオ「希望崎学園vs日本」である。

・物語の概略を言うと、ダンジョン奥深くから持ち帰ってきた神話級レアアイテムを手に入れて気が大きくなったド正義が日本に宣戦布告。こいつは本当に平時はロクなことをしない。しかし、日本の総力に勝てるわけもなく劣勢を強いられ(当たり前だ)、進退窮まったド正義はプレイヤーたちに「もう一度ダンジョンに潜って核ミサイル的なマジックアイテムを取ってくるのだ」と命じたのである。本当にロクでもないな、こいつは。

・というわけで、プレイヤー四人はダンジョンに潜るわけだが、こんなこともあろうかと学園には公安刑事や自衛隊特殊部隊がかねてより潜入捜査しており(この通り、希望崎のやつらはすぐに国家転覆とか企むので気が抜けないのである)、プレイヤーたちのダンジョン探索をあの手この手で邪魔するのである。

・そう、この潜入捜査官が5人目のプレイヤーとなるのだ。5人目のプレイヤー「暗躍者」は専用の妨害カードを適宜使用して、4人のプレイヤーに嫌がらせをするのである。「暗躍者」専用の「暗躍デッキ」もストーリーが進むごとに成長していく(強いカードが増えたりする)。なお、暗躍者の妨害カードは実際はアプリ内で管理する予定だ。

・ちなみに先週金曜に行ったテストプレイでは、「びっくり箱の罠(びっくりするだけの無害な罠)」を致死性の罠に変化させる「心臓麻痺」のカードを使われて、私が一撃死した。私が作ったのに、めちゃくちゃビックリした。「まあ、びっくり箱だからノーリスクだし、いいや」と軽い気持ちで解錠したら心臓麻痺で死んでびっくりした……。私が作ったのに……。

 *

・本日のまぐろさんの宣伝。

 あ、こないだ渡したファイルを早速使ってくれている。いいですね~。

・宣伝と言えば、コメントで「ファンボックスのリンク先がツイッターにしかないとかカネを稼ぐ気あるんですか?」と煽られたので、この日記の一番下に「お布施の窓口」を設けました。月額課金でお布施をしよう。特に何の見返りもないが、ジャンプの感想とかがたまに投下される。

 *

<今後の活動予定>

2月24日 定例研究会
5月25~26日 ゲームマーケット

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

お布施の窓口:https://www.pixiv.net/fanbox/creator/1149979

 - 日記