【6/26-27】洞窟物語とかニンジャとか

   

【6/26】

朝:思い出せない
昼:ざるそば
夜:イカとレタス炒め、餃子、そば

・今日はたくさん作業した。

・まずは昨日のディセントのプレイ記録を日記にまとめた。結構な時間とエネルギーを要する作業であるが、ディセントに関してはどうせやるからには良いプレイ記録を書きたい。「ディセントのプレイ記録が見たくなったら、まずはここを見る」くらいのポジションに行きたい。

・無論、母体が小さいので(ディセント自体の知名度が低いので)、労力の割にはさっぱり反響がないが(それでもコメントを1件貰えた、とても励みになります)、過去の経験上、こういうのは高品質なものを執拗に繰り返し続けることでようやく認知されていくものだ。大体一年くらい続ければ一廉になる。……なったところで、やはり市場の小さな世界なので大した見返りはないと思うが、いま現在ハマっているのがディセントなんだから仕方ない。

・そう考えると、12年前の私が「ジャンプ」という市場の大きな対象に目をつけたのは全くもって僥倖であった。当時は無論そんな計算は何一つ無かったが。

・いやでも市場が小さいどころか皆無だったダンゲロスだって9年ほど経った今となっては結構なものになったし、やっぱり継続はなんでも力なのではないか。

・現在、大学1~2年生で、将来普通に働きたくねえなあ、何者かになりてえなあ、という人は、何でもいいのでエネルギーを注ぎ込める対象を見つけて、それを偏執狂的に2~3年扱い続けると卒業するくらいには一廉になれるはずなのでオススメである。対象の市場規模はデカければデカいほど良い。

・話を戻そう。その後、こころオブ・ザ・デッド小説版の4話の修正を行い(プロだからといって一発でOKが出ることはほぼない。担当に指摘されてチクチク直すのだ)、やらねばならぬとずっと思っていた1話の検討まとめを行った。前回の検討まとめと合わせて、ネーム作業に着手するたびに振り返って身体に覚えこませねば……。

・ちなみに『こころオブ・ザ・デッド』は第二話が更新されまして、今回も私のネームが公開されている。見てもらえれば分かる通り、1話から比べても長足の進歩を遂げている。

160628_01

 これを描いた時に自分でビックリして、「俺はこんな複雑な体勢を描けるようになったのか!」と信じがたい気持ちになった。本当に私はどんどん上手くなる。末恐ろしい。

・ただ、上記の勉強会の成果が反映されるのは3話ネームからなので(勉強会が行われた時がちょうど3話のネームを書いてる最中だった)、2話ネームではまだ勉強の成果は見られない。

・これで大体一日が終わりだ。22時まで掛かった。別にだらだらしてるわけでもなんでもないのに、単純に時間が足りない。明日がオフだから遅くまで頑張ったが、毎日こんなだと力尽きる。
 
 
【6/27】

昼:つけ麺(@らーめん一)
夜:ミネストローネ、じゃがいもの明太子ソース、チキンステーキ

・今日は! オフだ!! 毎週月曜は重篤ソルティストが大体お休みなので、私もこの日をオフに設定している。

・ここ一週間以上にわたり抱いてきた二郎食べたい欲が決壊したことにより、重篤ソルティストに許可を取り、二郎インスパイア店へと赴く。重篤は私が二郎を食べると半日は近寄ってくれない。でもオフの日でもなきゃ二郎が食えねえんだ! だってアレ食ったら午後から仕事する気がなくなるんだもん!

2016-06-27 12.51.54

 普通にヤサイニンニクをコールしただけなのに、信じがたい盛りが出てきた……。なんだよこれ……おかしいだろ……。ヤサイマシマシレベルじゃん……。

・完全敗北でした。ギルティ……。

・最近ちょっとストレスが溜まり気味だったので、今日は真剣に休む。まずはワインを飲みながらBUSIN0のモンスター辞典埋め作業だ。いいね~~。クリア済みのゲームの辞典を埋めるだけの作業。いいね~~。癒やされるね~~。

・ちなみに「オークキングが一瞬で一斉逃亡するから辞典が埋められない問題」ですが、3時間ほど格闘してなんとか攻略しました。同じ問題で困ってる人がいるかもしれないので書き残しておくと、狩場は3階で、4階への下り階段直前。ここの直前に小型の人型シルエットがいると結構な確率でオークキング(1/3くらい)。そこからちょっと戻って、円形の廊下まで行って、人型シルエットがいなければ、4階へ一度下りて戻ってくるとシルエットが抽選し直される。大型の人型シルエットはアースジャイアントだが、まれにお伴でオークキングが1匹出てくる。こいつも1ターン目に逃げ出すが、「一斉逃走」のように完全に先手で逃げ出す訳ではないので、集中して殴れば逃さず倒せる。

・「アースジャイアントのお伴に出てくるオークキング1体」を地道に倒しながら、オークキングの群れ相手に先制を狙う。シルエットには必ず背後から当たること。うまく先制が取れれば一気に9体とか狩れる。また、オークキングの群れが一斉逃走をしないことも極稀にある(体感的には2~3%くらい)。3時間やって先制が取れたのはたったの一回である。ゲッソリする作業だ……。

・BUSIN0は良いゲームなんだけど、こういうところ、詰めが甘いよなあ。この手のゲームは当然やりこみ要素をやる人がいるわけで、「敵が強くて倒しにくい」ならともかく「敵が弱くてあっという間に逃げるから辞典コンプが困難」とか、そういう難しさは要らんのだよ。

・あとアイテム辞典の方は序盤のボスから盗まなければならなかったものがあるようで、こちらはもう埋めれないっぽい。ぐぬぬ。

・それとフリーゲームの「洞窟物語」を少しやってみた。元々は3DSでアクションゲームを何かDLしようかと思っていて、その候補の一つがこれだったのだが、調べてみると元はフリーゲームで移植だという。で、体験版がなかったので、体験版気分でPC版をやってみたんだけど、なんかこちらでも十分に面白くて、特に3DS移植版を買う必要性を感じなくなってきたな……。

「魔神少女」も体験版をやってみたんだけど、1と2だと、1の体験版の方がボスが強くて面白い。2の体験版は道中の楽しさがアップしてシステム的にも遊びやすいらしいが、ボスが弱くて不安になる。総合的に見てどっちの方がオススメなんですかね>経験者の意見求ム。

・あと物理書籍のニンジャを読んだ。これまでは順番に普通に読んでたのだけど、「サツバツナイト・バイ・ナイト」がかなり長くて、ここでちょっと止まってたので、なんか読みやすいのから読もうと思い、とりあえずスシ回を読んでみた。こういうところに「どこからでも読める」強みがある。

・ニンジャはやっぱりハッとさせられる描写がどこかにあって、巧い。

「己の中のニンジャに逃げるか」ってセリフ凄かった。敵のスシ職人ニンジャ、メイヴェンは外道ではあるのだけど(『将太の寿司』とかで悪のスシ職人がやってくる犯罪的妨害行為を一通りやってくる)、しかし、職人の魂は確かに持っている。そこにギリギリ一線「救われる余地」があるのだが、それ以外のメイヴェンの行為は「罰されるべきニンジャ」そのものなので、ニンジャスレイヤーが見逃せるわけがない。そこの折り合いをどう付けるんだろう、と思いながら読んでた時に出てきたのが上のセリフだ。

・つまり、もしメイヴェンがスシ対決において己のスシの敗北を素直に悟ったなら、読者的にはニンジャスレイヤーがメイヴェンを殺害するのは(メイヴェンの過去の行状が明らかにスレイに値するものでも)感情的に受け入れられなくなってしまう。だが、メイヴェンの精神性を考えれば彼は自分のスシの敗北を認めるはずだ。しかし、そこでメイヴェンが改悛して立ち去ったとしても、彼の過去の行状を考えれば、それもそれで「野放しにしていいのか」という疑念がつきまとう。これは非常に難しい作劇上の板挟みだったのだが、上の「己の中のニンジャに逃げる」の一言で解決していた。

・メイヴェンの中には、スシ職人としての高潔な魂と、暴虐なるニンジャ性が同居していたのだね。ゆえに前者はスシ対決での敗北を素直に認めるも、後者は「何事も暴力で解決するのが一番だ」と主張する。その結果、後者のニンジャ性はニンジャスレイヤーのスレイ対象となる。よって、メイヴェンと戦闘する理屈が整えられ、カタルシスある決着に行き着く。この展開にはハッとさせられた。

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