【12/22】最近のアドベンチャータイムはガチで怖い

   

朝:ポテトとベーコンのマヨネーズ炒め
昼:サンドイッチ
夜:ビーフシチュー、食パン

・なんか、周りの作家の友達が、みんな「映画見た」とか「漫画読んだ」とか「ゲームした」って言ってて、みんな一体どこにそんな時間があんの、ていうか、私はなんでそんなに時間がないの、と思ってたんだけど、よく考えたら、取り立てて言う程のことではないことを私も何気にしっかりやっていて、それで時間を消費してるのではなかろうか説。

・で、振り返ってみると、ほぼ毎日見てるコンテンツがあって、何のかんの、アドベンチャータイムをほぼ毎日、夕食食べながら見てたんだよね。あのアメリカのアニメの、シュールギャグみたいなやつ。

・つっても、そんな本気で見てるわけではないので、最新話を追ってるわけでもないし、飛び飛びだったりするんだけどさ(カートゥーンネットワークは再放送も多いので、同じエピソードを2回も3回も見たりすることもある)。

・TOKYOMXでやってる放送がいまどこまで進んでるのか分からないんだけど、カートゥーンネットワークで最近見たエピソーdでは、なんか設定が異様に膨らんでいて(?)、いや、膨らんでいるというか謎が明かされているというか(?)。いやでも最初から謎として作ってたのかなあ、あれ。やっぱ謎が明かされたというよりは、設定が追加されているというべきか……。ちょっと以下ネタバレね。

・アイスキングは過去まともな考古学者だった(王冠の呪いであんなキチガイになってる)んですよ。で、その驚愕の事実から始まり、マーセリンとアイスキングの千年前からの繋がりが明かされたり、アイスキングの過去の婚約者が時空を超えて現れたりしてるんだ、今。シュールギャグだと思ってたあれこれが、実はガチの呪いだったっていう……。怖い……。

・アイスキングのあのキチガイじみた言動、ずっとシュールギャグだと思ってたのに呪いのせいなんだぜ……。元の人格がだんだんアイスキングになってキチガイじみていく描写とか超こええよ。

・「シュールギャグだと思ったらガチの怪奇現象だった」という意味では、ビーモが鏡に映った自分と一人二役で会話するシーンが時々出てきてたんだけど(鏡の中の自分は女の子(?)という設定らしく一人二役で擬似恋愛的なことをしている)、あれが実は本当に鏡の世界に「フットボール」という瓜二つの姿の自我を持つ存在がいて、ビーモが鏡の中に囚われて、入れ替えられる話とかも超こわかった。鏡の中に置き去りにされるビーモよりも、初めて外の世界に出て喜んでたのに、あらゆる鏡面からビーモが顔を出してきて呪詛を吐きかけられるフットボールの恐怖に感情移入してしまった……。フットボールは家中の鏡を叩き割るんだけど、傍から見たらキチガイの所業なんだよな……。

・このビーモとフットボールのエピは、嫁と一緒に「うわぁぁ……こえええ……」って言いながらビーフシチュー食ってましたね。

・↑というのを、アドベンチャータイムを全く見たことがない人が読んだら、「よく分からんけど怖いアニメなんだな」と思うかもしれないが、全体の95%はゆるいシュールギャグアニメなんですよ。それが本当に、ごく稀に、こういうガチで怖い話が挿入されるんだ。ていうか、シュールギャグだと思ってたのがこんな怖い話だなんて、これからは色々なギャグ要素も気が抜けなくなってくるな……。

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 サイン会用のポスター的なものを作ってもらいました!

・23日は祝日なので、クリスマスプレゼントとか渋谷に買いに行くじゃないですか。で、その帰りにふらっとトリガーに寄るじゃないですか。で、お茶とか飲んでたらこのポスターが目に入るじゃないですか。その場で単行本を買って、適当にサインとかお話とかして、おうちに帰って、明日、妻とか息子とか自分とかにプレゼントを渡した後、みんなで『こころオブ・ザ・デッド』を読んで、「今年は漱石没後100周年だけど来年は漱石生誕150周年記念だなあ」と思いを馳せると良いと思うんですよ! よろしくお願いします!!

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