【8/12-13】HiGH and LOW+いあ!いあ!カルトなう

   

【8/12】

朝:忘れた
昼:カルビキムチチャーハン、わかめスープ
夜:味噌ラーメン、酒

・ネームをやって、お昼に高田馬場の9sari cafeに行き、モトさんとメシ食って、おうち帰ってネームやった。

・そういえば高田馬場にウォーハンマーのショップが新しくできてたので、紹介しておきますね。7月末にオープンしたばかりなんですって。

2016-08-12 14.35.40

 

 お試し無料ペイントもあるらしいぞ。ウォーハンマー自体に関しては昔書いたこちらの記事を参照で。

・相変わらずモトさんがすごくHiGH&LOWを推してくるので、とりあえずDVDを1巻借りて酒を飲みながら見てみた。

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 オープニングからエンディングまで概ね不良が殴りあっていた。

・その殴り合いが大体、少数対多数なので、アクションシーンはまるでプロジェクトAを見てるようである。香港カンフーアクションだ。それに加えて登場人物が大体イケメンであり(EXILEの人たちらしい)、なんだかよく分からない不良的価値観での「アツイ話」をやっており、エンタメ要素をぎゅうぎゅうに詰め込んだような作品である。

・確かに面白いんだけど(だって大体アクションシーンだしね)、一歩引いて考えると意味の分からないところは山のようにある。鬼邪高校の番長と山王連合会(主人公?)がタイマンを張った後に、「鬼邪はもっと強くなるぜ」とか山王側が立ち去りながら言うのは、何となくカッコイイけど全く意味が分からない。

・番長と山王の頭のアツいタイマンバトルを見た後で、鬼邪の副番が「まだまだ卒業できねえな」とか言うのも全く意味が分からない。卒業しろよ……。

・鬼邪高校は全国から手のつけられない不良が集められた高校で、毎日、校内で不良が殴り合いをしており、より良いヤクザ組織からのスカウトを待つために自主留学を繰り返して平均年齢が22歳とかいう凄まじい設定がまず前提としてある。

・全体的に「なんとなくアツイ雰囲気だけど冷静に考えると全く意味が分からない」ことに溢れてるのだが、そういった論理的整合性やリアリティをまるっと無視してカッコイイものを作ろうという割り切り方が潔くて、これはこれでアリだなぁ。冒頭で2vs50くらいで戦うシーンがあるんだけど、これもなんとなく映像のスピード感で成立させてしまっている。常識的に考えて2人でやりあえるはずがないのだが、そこで私だと「何か計略を使って……」とか「相手の士気を喪失させて……」とか考えてしまうのだが、HiGH&LOWでは特に何もなく真正面から殴りかかってそのまま殴り続ける。この「常識のラインから気軽に一歩踏み出す感じ」がスゴイ。真似ができない。

・しかも映像だから何となく誤魔化されるんだよな。

これの後半がそのシーンなんだけど、改めて見たところ、2人側の動き(「走る」とか「飛びかかる」)」をバッと写した後にカットを変えてるのがポイントなのかな。本来そのアクションにより生じるはずの隙をカットにより省略して、次のアクションへと移行する……格ゲーのコンボみたいな話だ。

・ともかくこれをちゃんと誤魔化せてるのは本当にすごいな。漫画や小説じゃこれは無理なんじゃなかろうか。漫画版の細川先生はどうやってんだろ。

 
 
【8/13】

朝:シーフードサラダ
昼:納豆スパゲティ
夜:暗黒邪神カレー

・夕方までカリカリとネームを描き続けた。

・おかげさまでなんとか終わりが見えてきて、あと3ページとなりました。日曜にちょろちょろっとやって月曜に打ち合わせしたら、なんとか予定通りお盆休みに入れそうである。

・やっぱり「こころ」のネームだけだったら特に問題なくやれるなあ。これにウィザード倶楽部の作業が重なると全く余裕がなくなるが……。昨日、今日はほぼ完全にネームに集中できたのでサクサク進んだ。

・あと必要に迫られて手の抜き方を覚えた。4話のネームはちょっと頑張りすぎてたからな……。

・夜は四国から上京してきた少年AさんとTARUHOというバーへ。今日は月イチのクトゥルフカードゲーム会らしい。

・クトゥルフのゲームができるというだけでなく、メニューもこんなだし……

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↑異次元の色彩(よく分からないうにうにしたものもリキュール。1000円)

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↑暗黒邪神カレー(イイダコの触手が邪神要素。1000円)

 メニューもこんなだし、何より客が全員、息を吐くようにクトゥルフの話ばかりしている。

・クトゥルフ好きの女子大生が今日のコミケで買ってきたというカードゲームをプレイ。

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『いあ!いあ!カルトなう』。「探索者」「狂信者」「ニャルラトホテップ」の3つの役割がランダムで割り当てられるので、それぞれの勝利条件を目指して、または同陣営の仲間を推理しながらプレイしていくゲーム。

・ただちょっと難しいゲームで、プレイ中にウソをつく要素があるのだけど、どこまでウソをついて、どこまで情報を撹乱すればいいのかが、他のプレイヤーの情報不足ゆえによく分からない。また、どういうウソをつけば、相手がどう解釈して、どう動くのか、という論理が頭の中でこんがらがって難しい。そもそも相手が「どうせウソだろう」と思ってたら撹乱に意味があるのかもよく分からんし……。

・バランス的にもやや微妙な気がする。「ニャル>探索者>>狂信者」くらいのバランスではなかろうか。3回ほどプレイしたが一度も狂信者の勝てそうな雰囲気がなかった。逆にニャルさまは何となく勝ってしまう。初回時などニャルの勝利条件を誤解していたニャルのプレイヤーが、自分に不利なプレイングをしていたにもかかわらず、それでも勝ってしまった程だ。

・あとはカナイセイジさん作の「ラブクラフト・レター」もやった。「ラブレター」の派生作品で、「まずタイトルのだじゃれありきだろう」という感がビンビンするぜ! 絶対酒の席で盛り上がって作っただろ、これ!!

ラブクラフト・レター
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・クトゥルフを持ってる時にネクロノミコンが手元に飛び込んできて1ターン即死したりする良いゲームです。この唐突感きらいじゃない。

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・久しぶりに宣伝。放課後ウィザード倶楽部1巻発売中です! クトゥルフクラスタの方もぜひ。

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 作品紹介はこちらから。

 
 Kindleの試し読みもあるよ。(Kindleはスマホでも読めます)

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