【1/6-7】アグリコラの洗礼

   

【1/6】

昼:うどん
夜:ハンバーグ、もやし炒め、米

マンガ技術研究会の方で「今後の運営を考える会」を開催。

・オンラインサロンの運営として誘われた当初は、「この会が200人位になったら定期収入で嬉しいなあ」と思っていたものだが、実際に200人くらいになると仕事量が凄まじくなり、また、スタッフの人件費などもかさんできて、「確かに定期収入にはなったが、夢見ていたような状況じゃないぞ……」みたいな感じである。「かがみのやろー、うまくやりやがったな」と思っている人には、まあ、そういう感じだ。結構……ハードだぞ……。

・それはそれとして、当会は以前より学習型サロン(誰かが教えるという形ではなく、みんなで学んでいく)を意図して運営していたのであるが、「みんなが教え合う文化を作る」というのは非常に難しく、そして、これは恐ろしいことなのだが、実は「教師型サロン(誰かが教える)の方がラク」なのである。これにはもちろん留保が付いて、「目の前の話をするならば」であるが。

・というか、何事であれ文化を作る事は非常に難しい。「誰かに教わる」文化は学生生活を通して既に体得されている文化であるが、「教え合う」文化はこれまでの人生でほとんど形成されていないのだ。

・で、ごく近視眼的な意味で「ラクをする」ならば、全部、私やごとう君が教えた方が(「コンテンツを作る」という意味だけで言うなら)ラクに違いない。しかし、私たちが教えられることなどたかが知れており、それでは未来がない。やはり皆の知恵を結集して、互いに情報を交換していかなければコミュニティはドン詰まりになる。なので、「皆で教え合う文化を作る」ことに、われわれはより注力せねばならないのだが、いかんせん目の前の話だけをするなら「自分たちが教えた方がラク」なので、ややもするとそちらに流れそうになる。これが非常に良くない。

・こういった状況を打破、脱却する方法論が必要なのだが、そもそもそう言った方法論を私とごとう君だけで話しているのが間違っているのではないかと考えて、会員の皆を交えて方法論を検討したのが今回である。

・なお、ごとう君、と呼んでいるのは、「ごとう先生」「架神先生」と呼び合ってるのがまず良くないと感じたからで、われわれはあくまで調整役であり、何かを教える立場ではないと定義づけたいからだ。

・……と、いうわけで、六時間以上に渡り、会員有志十数名と延々と会議をしていたのだけど、こうなるとまた色々な発見があるわけで、会議で何を決めるか以前に、そもそも「会議のやり方」という時点で私達よりも知見のある人がいたりして、もっと早くこの取組をやっとけば良かったんじゃね……という感じである。

・あ、ちなみにコミュニティ運営は、現状では費用対効果が全然見合ってないので、あんまり気軽にはオススメできないんだけど、一方でコネクション的な意味では非常に強い。めちゃくちゃ仕事に役立っているし、できる仕事の幅がどんどん広がっていく。研究会は、コネ作りという意味でも会員に様々なメリットがある場にしていきたいと思ってるんだけど、でも現状、一番、研究会のコネを使いこなしているのは間違いなく私であり、コネを使う能力もどんどん成長している。

【1/7】

昼:駅弁
夜:カニ、刺し身、焼き魚、コロッケ、一口カツ、サラダ、米

・妻と一緒に私の方の実家に帰省した。

 そこに待ち受けるアグリコラの洗礼……!

・まあでも、アグリコラはずっと気になってはいたんだよね。私がたまに行ってるボードゲーム会でも、延々とアグリコラをしている人たちがいて、そんなに面白いものなのか、と。

・で、やってみた感じ、これは敷居がものすごく高いな……。最初に14枚もの手札を把握せねばならない。全てに異なる特殊能力があり、プレイできる条件が異なる。私が作ってるゲームで「把握しなければならないカード枚数は最初は3枚が限界か」「いや、2枚が限界かも……」とかやってるのがバカらしく思えてくるくらいにハードルが高い。マジか。これでも対応できて遊べるプレイヤーが一定数以上きちんといるのか~~。

・まあ、実際、私はできる。あまり上手くはないだろうが、可能ではある。妹にもできている。分からん。これは相当にハードルが高いゲームだと思うんだが、なんで遊べてるんだろう。でもやっぱりハードルを飛び越えれない人もたくさんいて「難しくて損をしているゲーム」には違いないんだろうか?

 

「帝国首領と四天王によるコメディです!」の後に一言感想などを加えて、「発言者の感情のオリジナリティ」を入れ込んだ方がいい。これは漫画でも小説でも同じなんだけど、読者が一番興味があるのは「その時のキャラクターの感情」である。発言主であるまぐろさん自体も一人のキャラクターなので、つまり発言主の感情は強い。

「 『終極エンゲージ』連載中は毎週読んでいたので嬉しい!

 なので、ここで「嬉しい」を入れているのは正解。だが、ここは作品自体に対する感情を表明した方がコンテンツとして強かったと思う。

 そして、es(江藤)の新作は少年漫画界にはびこる「後ろだ」問題に一石を投じた作品でしたね……。

 で、まぐろさんのこちらのツイートに関しては、

 この反応があった時点でもはや一定以上の効果があったのでOK。ナイス、ナイス。

・さて、1月10日にまぐろさんの成果の中間報告をみんなで見ていきましょうね。かなり悪くないレベルでツイートをしていると思うのだけど、これが実際の売上にどう反映しているか、確認してみましょう。

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<今後の活動予定>

1月9日 異業種交流会

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

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