【11/17-23】トンネルズ&トロールズやった

   

【11/20】

昼:パン
夜:つけ麺

・「仕事の参考に、ほとんどストーリー性はなく、ダンジョンに潜ってはモンスターを殴って宝物を持って帰るだけのTRPGがやりたい」と言ったところ、カナイセイジさんがセッティングして下さって、「トンネルズ&トロールズ」というゲームをやったぞ……!

・…………やったのだが、私は人間の盗賊をプレイしてたんだけど、私が15ダメージとか出してる横で、人間の戦士は40ダメージとか出してて、「いやまあ、戦士と盗賊だからね」と思っていたら、その隣のドワーフの戦士は120ダメージとかで、「エッ……同じ戦士でもここまで差が……? エッ、エッ……」と思っていたら、魔法使い連中は1000ダメージとか叩き出してて、「なんだこのゲームは、アホか……」となった。

・オールドスクールのロールプレイングはこういうバランスらしい……にしても1000て……1000て……。私の活躍なんぞ、ほぼ誤差じゃねーか……。

・シナリオ的にも凄まじくて、でかいクマに喰われそうになったり、クマの石像が動き出して皆殺しにされたり、上半身が人間・下半身がクマのクマタウロスが出てきたり、メカクマちゃんが出てきたり、人型の敵はすべてクマに変身するなどなど。凄まじいゲームだった。

・ちなみにクマの石像は、プレイヤーキャラが触れたり魔法を撃ち込んだりすると、そのキャラの3倍の強さになって襲ってくるので(これで一度全滅した)、われわれはその辺を走っているネズミを捕まえては石像に投げ付けて、ネズミの3倍の強さのクマを生み出しては次々屠殺して殲滅させた。
 
 
【11/21】

朝:グレープフルーツ
昼:焼肉
夜:忘れた

・今日はオフ!

・ボルダリングをしたぞ。すげー久しぶりにボルダリングをやったぞ! というのは、やっぱりやらないと坐骨神経痛が来ちゃうのよね。対処療法としてのボルダリング……。

・その後、大久保で妻と焼肉。運動して、肉を食って……。良い休日ではないか。

・あと、昨日、カナイセイジさんからオススメされたゲーム『ベアルファレス』をちょっとやってみている。これは惜しいゲームだな……後もう少し操作性が良ければ。
 
 
【11/22】

朝:忘れた
昼:ラーメン
夜:やきとん、酒

・新宿のネームタンクの教室近くにバーがあって、そこがランチでラーメンを400円で提供しているらしく、前々から気になっていたのだが……

 なんと…………尾道ラーメンだった! マジかよ! それならもっと尾道ラーメンを主張すればいいのに!! 尾道ラーメンはあれだ、我が故郷、福山でも一般的に食べられているラーメンであり、というか、ラーメンを頼むと普通に尾道ラーメンが出てくる店が全体の半分くらいあると思う。

・しかし、東京には尾道ラーメンの店がほとんどなく、たまにあったとしてもクオリティが低く、値段が高い。この店はこの価格でこのクオリティなら十分に及第点……こんな近場に尾道ラーメンの店が確保できたなんて……嬉しい。

・なお、店員さんも福山出身とのことだった。ていうか、実家がめっちゃ近かった。
 
 
【11/23】

昼:牛丼、卵、味噌汁
夜:中華、酒

・ちくまの担当が作ってきたオリジナルボードゲームをみんなでテストプレイする会。

・本日で三度目の開催となるこの会。ここ2~3ヶ月のうちに、担当は既に五作のゲームを作っており、思わぬ才能を見せている。しかも、テストプレイ段階にもかかわらず、どれもそこそこに遊べて、うち一つは「とても面白い」「またやりたい」レベルのゲームだったりする。大抵のボードゲームは「なるほど、こういうゲームね」「なかなか楽しめたけど、まあもういいかな」で終わってしまい、「次回もまたぜひやりたい!」と思えるゲームにはほとんど出会えないものだ。「次回もぜひ」レベルを作ってくるとは……やるな担当……。

・まあ、それはそれとして、今回担当が作ってきた新作。『ザ・悟り』。

 真っ白な何も書かれてないカードと、チン毛みたいなカードの二種類だけのゲーム。真っ白なカードが「悟り」カードで、チン毛が「雑念」カード。

・真っ白なカードを出されて「これ、悟りカード」って言われた段階で私は爆笑してたんだけど、これ、十牛図の人牛倶忘とかが元ネタなんだよね。いや、これ、仏教好きが見たらみんな爆笑すると思うんだけど、でもこれ見て爆笑する人、そんなに多くねえんじゃねえかなwwww

・ゲーム性も結構良かったです。担当がこれまで作った五作のうち二番目に良かった。私の中で一番評価の高い『ヤマタノオロチ』は凄まじいバカゲーで、『ザ・悟り』も相当のバカゲー。どちらのゲームもゲーム性自体は至ってまっとうなんだけど、フレーバーで加えられたストーリー要素を脳内再生しながらプレイすると、とんでもないバカゲーになって、特に『ヤマタノオロチ』は毎回めちゃくちゃ盛り上がる。担当にはバカゲーを作る才能がある……。

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 マンガ新連載研究会の月例勉強会もつつがなく終了しました。今回は午前の部で少女漫画を取り上げた結果、はからずも午後も少女漫画的な要素の強い勉強会となりまして、結論だけ述べておきますと、少女漫画の演出方法をマスターすれば、少年漫画や青年漫画でもキャラ表現の幅が広がるから、これは手に入れても良い武器だな、という感じです。

・ただ、少女漫画演出をするには少女漫画の素養が必要なので、時間を費やす必要がありそう。会員の少女漫画家の方いわく、「一年勉強したらできるようになった」らしいので、真剣にやれば一年で手に入れられる技術ではあるようだ。

・あと、こういうのも公式アナウンスしておきました。変な流言飛語は「こんなアホな話を信じる人はおるまい」と思って放っておくとスマイリーキクチめいたことになるので、公式でキッチリ対処していこうと思います。

・というか、そもそもですね。「宗教勧誘されるのコワイ!」とか思ってる人は、むしろ自分から幾つか勧誘されてくるべきです。危ない。その状況が、そもそも……危ない!

・自信を持って言いますが、マインドコントロールとかないです、できないです、少なくとも心身ともに元気な時に何を言われようと、そんな簡単に理性は他人からコントロールされません。なんかこう、宗教団体に勧誘されて1~2時間話を聞いたら、フラフラ~っとその気になって高額なツボとか買っちゃいそうな、そんなイメージがあるでしょう? ……ないよ、そんなこと! そんなセールストークできないよ!!!

・まあ、稀にはそういう人もいるのかもしれないけど、普通はない。ていうか、1~2時間、宗教談義を聞かされて直ちに影響を受けちゃうような人は、むしろ、ある程度規模が大きくて反社会性のない宗教団体にさっさと入信してくれ! 危ないから!

・私の著作で繰り返し言ってることですが、「ビビってる」というのは、つまり「相手を神聖視してる」ということなんですよ。救いと呪いは表裏一体なんです。「相手には自分をどうにかするようなパワーがある」と思うからこそビビるんです。「神聖視して」「ビビり」「近付かない」ことで、あなたの少し遠くで「宗教」が秘密裏に肥大化していき、いざそれが近付いてきた時に飲み込まれるわけです。

・なので私の著作は、宗教の聖性を俗の世界に一生懸命引きずり降ろそうとしているのです。ていうのは神聖視してると、きちんと相手を理解できないし、無駄にビビったり、無駄に偏見を持ったりするので、お互いにとってあんまり良くないんですな。まあ、宗教側は結構それを利用したりもしてるんだけども。

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