【1/28-29】ダンゲロスSSプロリーグは新規参戦者を募集中だ!
【1/28】
朝:忘れた
昼:スシ
夜:フルーツ
・至道先生と担当と三人で打ち合わせ。
・初回はとりあえずブレスト……くらいの感覚だったはずなのに、至道先生がガッツリした叩き台を事前に送ってきたので、「うわぁ……こりゃ共著者としておんぶに抱っこじゃいけねえ……」という感覚に陥り、私もそれなりの叩き台を作って臨むことになった。
・以前の、私の結婚お祝いイベントでもesが気合い入れてスライド作ってたから私も張り合ってネタ考えたし、誰かが妙にがんばると、他の人達も張り合ってがんばるので、妙にがんばったらチームに報知するのが有効なのではなかろうか。
・でも誰かが頑張ってたら、「オッ、頑張ってる。じゃあ俺はいいや」ってなる時もあるんだよな。
・あと妙にがんばり合うとセルフブラック化してブラックスパイラルに陥るやもしれん。
・さて、そんなこんなで打ち合わせを夕方過ぎまでやりまして、夜からはダンゲロスSSプロリーグ第三回戦。
【1/28】ダンゲロスSS(3) 至道流星(挑戦者)vs泉和良(王者)
今回の私は司会進行役なので気楽なもんだぜ、フッフーッ!
・いやあ、これね。自分が書いてる時は「うわあ、執筆レベルが低い」「恥ずかしいー!」みたいになるんだけど、人が書いてるのをリアルタイムで見てると全くそんな感覚起こらないので大丈夫ですね! やっぱりリアルタイムで見てると、書き手のすげえ困ってる感情がヒシヒシ伝わってくるので、同情したりハラハラしたりするばかりで、クオリティはあんまり気にならないっていうか、ライブっていうか、息遣いだよね。
・上手く言えない。
・上手く言えないのだが、というわけで、みんなも臆さずトライしてみると良いのでは! プロリーグと名乗ってはいるけど、別にプロ限定ではないので、新規参加者も募集中ですよ。既に一人名乗りを上げた人がいたようなので、いま応募すれば早速マッチングが組まれるはずだ! 参戦希望者は「お問い合わせ」から「参戦希望だぜ!」と名乗りを上げてね。
【1/29】
朝:味噌汁、ハンバーグ、ちくわ、サラダ、納豆
昼:明太釜玉うどん
夜:酒
・今日は「マンガ新連載研究会」第一回の収録。
・何だかよく分かってない人もたくさんいると思うので改めて説明しますと、東京ネームタンク(漫画ネームの教室)主催のごとう先生が立ち上げたオンラインサロンで、月一で一本の新連載マンガを取り上げて、それの分析をする勉強会ですね。月額2000円でその勉強会の動画が配信される他、抽選で10名まで収録に参加できる感じです。メインはごとう先生なのだけど、私も補助的にお手伝いすることになりましたので、どうぞよろしく。まだまだ参加者募集中ですよ。
・今回やったことは、主には「第一話冒頭での主人公のキャラ立てを考え、参加者各自が別案を提出する(2Pの別案ネームを一人一人描く)」「その第一話の良かったところ、新しかったところをシェアする」。まあ、この2点なんだけど、これが思った以上に連動して機能しましてね。
・「良かったところ、新しかったところ」を挙げていくんだけど、これが結構、表裏一体なところがあって、「ここが良い(のだけど、その良さを引き出すにはこの要素が足りない)」みたいな感じになるのだけど、それがもう一つの「各自が別案を提出」により鮮明になるんですね。その場にいる参加者+ネット参加者の出した別案を見ていくと、半数くらいに共通して入ってくる要素があって、で、分析すると、その要素が入ることで確かにテーマ性が一層明確になるんですな。
・というわけで、今日の勉強会での個人的まとめとしては……
1、ゼロからイチにする作業の時には、作家自身も自分の作っている作品のテーマ性や企画がはっきりと分からない。
2、一度形になった時点で、担当と一緒に作品のテーマ性や企画性を客観的に定義する。(この漫画はどういう漫画なのか)
3、その定義に沿って足りない要素を考える。(「こういう漫画」に必要なもの、欠けているものを考える)
こういうプロセスを実際の創作過程で踏まえていけば、自分の作品のクオリティがグッと上がるのではなかろうか。これ、会員制オンラインサロンの性質上、具体例を出せない(実際の内容をあまり紹介できない)のが残念だな……。たぶん、具体例を出せば、「あー! あー! あー!!」ってなると思うんだけど。
・こういった学びをシステム化して、学んだことを確実に応用できるようにできれば、この勉強会の価値が最大化されるのだが……。
・というわけで、マンガ新連載研究会、新規会員募集中です。
・しかし、月に動画一本で月額2000円って、たぶん感覚的には高いよねえ。少なくとも今日のこの場に参加してた人たちなら高いとは思わないと思うのだけど(参加者もばりばりディベートに参加してたし)。思うに、他と価格帯の比較ができないってのがあると思う。例えばトークイベントなら1500~2000円くらいなので、現地で収録に参加してた人は、そことの価格比較を行うことで「高くないな」と感じると思う。でも、動画が月に一本配信される、という形式にお金を払ったことのある人は少ないはずなので、2000円が安いのか高いのか分からない、となると、よく分からないし、良くわからないと「高いんじゃねえのかな?」という感覚になると思う。
・もちろん重要なのは内容であって、今回のも動画参加であったとしても2000円は決して高い内容ではないと思うのだが、まあ、そういう感覚を持たれるのは仕方ない。終わった後の飲み会でその辺の対策も少し話し合って、もっと会員が実際に参加できる状況を増やして、色んな付加価値を付けていければいいんじゃないかなあ、という感じになったので、みんなも2000円とお得さの秤が逆転した時には会員になってくれよな! 今すぐなってもいいんだぞ!
・でも今回の内容も本当に2000円の価値は十分にあったと思う。本収録の前に行われた書店員とうざいさんによる「書店員の語る、作家向け書店営業講座」だけでも2000円を遥かに上回る価値があった……。衝撃の事実が明らかになった……。私も含めその場にいたプロ作家たち全員(参加者にはプロも何人かいた)が、「お、俺達が今までやってきたことは……」と愕然としていた。
・これを知ってる作家、100人に1人もいねえんじゃねえの……。つ、次からはこのメソッド使うぜ……。