【12/12-13】巨大な汚いものがごっそり取れる

   

【12/12】

昼:目玉焼きうどん
夜:焼肉

・今日はオフ。妻がうどんを作ってくれたよ。

 目玉焼きが入ってる。最初は「イングリッシュブレックファストうどん」かと思ったが、そういうわけでもなく普通に目玉焼き入りのうどん。まあ、何の問題もなく美味しい。

・はー。今日は妻とイチャイチャして、日記書いて、部屋の掃除したら終わってしまったー。

・妻とイチャイチャと言えば、耳掃除してもらってる時に、「耳鼻科での耳垢掃除動画がゴッソリ取れててすごい」と妻が言っていて、試しに見てみたら本当にすごくて、20分くらい二人で様々な耳垢掃除動画を見続けてしまった……。

 これに類した動画がYoutubeにたくさんあるんだけど、変にクセになってしまって延々と見続けてしまう……。なんで他人の汚物動画をずっと見続けてしまうんだろうと、自分のことながら不思議でならないのだが。「掃除をしたらあんなに汚かった***がピッカピカに」みたいなアレだとは思うんだけど、人間って妙なところに快感のスイッチがあるよなあ。

仁義なきキリスト教史が増刷掛かったので、気分がデカくなって夜は妻と焼肉を食べに行った。私たちはちょくちょく焼肉に行くのだが、毎回、非常に控えめに食べており、二人で4000円くらいである。まーでも、今日はちょっと腹いっぱい肉食ってみますかー、ということでパクパク食べたら楽勝で8000円オーバーして、おっと流石は焼肉さん……そうだった、焼肉さんって、そういう高嶺の花的存在だったよね……みたいな。
 
 
【12/13】

朝:鮭の塩焼き、味噌汁、米
昼:カシミールカレー
夜:鮭としめじのバター醤油レモンスパゲティ

・今日は朝8時半から『こころオブ・ザ・デッド』の打ち合わせ。いや、私だってそんな朝っぱらからやりたくなかったんだけど、様々な都合上そうなってしまったのだ。しかし、私よりも、そんな時間から私の最寄り駅まで来なければならない担当の方が大変だったと思うが……。申し訳ない。

・でも、なんだかとても良いアイデアが出たと思う。

・引き続き、東十条へと移動して、ボードゲーム印刷会社の「萬印堂」さんで打ち合わせ。実際に現物を見せてもらい、紙質やサイズ感などを確認しつつ、概ねの仕様を決めた。見積もりは一週間後に出てくる予定。その辺をいろいろ突き合わせて、GOするかどうかを年内に決めようと思う。……まあ、おそらくGOはするのだが。

・萬印堂さんは、なんか、良かったですね……。担当者の方が良い感じの人で、たぶんアナログゲームが好きな人なんだろうな。ビジネスはもちろんビジネスなんだけど、ビジネスライクなばかりではなく、「良い作品を作る」という観点から相談に乗ってくれていた。そんな気がする……。

・モトさんと昼飯を食いながら、情報交換など。「横浜謳歌高校スゴかったですね……」「ヤバかったですね……」みたいな話をしてた。

・おうち帰ってから『こころオブ・ザ・デッド』8話の小説を修正。夜まで掛かっちまった。明日からはネームに取り組むぞう。

 *

・いま『大魔神伝奇』読んでる。

・まだ序盤を読んだだけなんど、序章の『邪宗門伝来秘史』が滅茶苦茶面白かった。これ、元は『秘神界』というクトゥルフ短編集に入ってたやつで、確かその時から長編小説の序章という体裁で収録されてたんだよね。かなり昔に読んだと思うんだけど、その時は「あ、ちょっといいな」「長編はいつ書くんだろ?」くらいの気持ちだったのだが、今読むと物凄く面白い。これを最大限に楽しむには柳生とクトゥルフとキリスト教の知識がいるので、つまり今の私にとって最も面白いのは必然なわけだ。

・『邪宗門伝来秘史』は簡単に言うと、クトゥルフの手先となったフランシスコ・ザビエルと柳生一門の戦いの話。この概要の時点で既にたいがい酷いわけだが、地味に恐怖描写が巧みで、プロットはすごいアホなのに描写がちゃんと怖いから(グロ&スプラッター寄りの恐怖ではあるが)恐怖小説としても非常に良く成り立っている。クトゥルフの外見描写で、これだけ不気味さを演出できてる作品ってなにげに他に見たことない気がする。

・田中先生は、

 こういう酷いダジャレみたいなセンスの作品を作る作家で、『銀河帝国の弘法も筆の誤り』では蘇った空海がヘロインだかコカインだかを三本くらい同時に腕に突き立ててラリりながら女とファックするみたいな描写が凄かった(うろ覚え)。「あ、描写ってここまでやっていいんだ」という感じで、私も地味に影響を受けている。まあちょっと、あの作品はオチが残念だったのだけれど、少なくとも瞬間最大風速は凄まじい作家だと思う。

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