【11/5】ディセントちょっといい話

   

朝:目玉焼き、中華スープ
昼:チャーシューとか
夜:カレー、サラダ

・月一開催しているディセント会だが、困ったことにメンバーの予定が合わず、今月は開催困難となってしまった。そして、私のディセント欲が高まり、辛抱たまらん状況になってきたので、定例ボードゲーム会にディセントを持っていくことにしたのである。本体+拡張セットx4を整理して2箱に収めてはいるのだが、持ち運ぶには結構ゲッソリするサイズである。

・しかし、持っていったはいいものの、いかんせんディセントは重ゲーなので、なかなかプレイヤーが集まらない。しばらくゴキブリポーカーやモノポリーなどをして機を見計らった。これで結局、人が集まらなければ、何のためにこんな重たいものを持ってきたのだろう気分になるところである。

・ところでモノポリーって初めてやったんですけど、なるほど、人口に膾炙しているだけのことはあり、すごく面白いゲームですね……。まあ、今回快勝したので特に面白く感じただけかもしれないけど。買い占めが成功した後の展開のスピード感がすごい。概ね買い占められて、あちこちで地獄ゾーンが生まれた後は、みんな「刑務所入りたいぃぃ!」って言い出すんだよな(どこを踏んでもカネを毟り取られるので刑務所の中はむしろ安全)。見事刑務所に入ると、「三食昼寝付きでカネがドバドバ入る!」とか言い出す。

・交渉要素も面白いですね……。私は『アメリカお宝鑑定団』を見ているので、その感覚を思い出してやってみたんですよ。

Iさん「電力会社と水道局2つと、そちらの土地一つ交換でどうですか?」
私「(この土地を渡せばIさんは買い占めとなる。しかし、今の局面で電力会社と水道局を押さえれば、イレギュラー的な出費を回避できて、確実に自分の土地に家を建てられる……悪くない取引……)」

 だが、ここで私は『アメリカお宝鑑定団』を思い出した。そうだ、売り手はみんな最初はふっかけるものなのだ。

私「OK。では電力会社と水道局…………プラス200ドルで交換しましょう」
Iさん「200……ぐぬぬ……。わ、分かりました。良いでしょう」
私「(マジか!)」

 最終的には+100ドルくらいまで値引きするつもりだったのでホクホクである。おそらく「値切る」という概念がIさんになかったのではなかろうか。門前の小僧習わぬ経を読む、と言うが、アメリカお宝鑑定団が地味に身になっている……。

ゴキブリポーカーも良かったですね……。あんなにシンプルなルールなのに駆け引きが成立している。良いゲームって、「どこが面白いか」が「分かりやすい」んだよな。ゴキポは基本は二択のゲームなのに、たった二択なのに、考えることがたくさんある。あんなにゴキ嫌いな私が褒めてるんだから信じていい。

・で、モノポリーの後で精力的に働きかけた結果、なんとかディセントメンバーを集めることに成功したのである。

2016-11-05-20-10-05

 それで「ウギャー、負けたー!」とキャッキャと遊んでいたのだが、片付けの段になって、大慌てである。「あれ!? 英雄フィギュアが1つ足りない!!!」。ギャアア! ついに恐れていたことがーー!!!

・しかも行方不明になったのは着色済みのアシュリアンである。ちょっと泣きそうだった。モノポリーの際にコマ代わりに出したのだが、おそらくその時に何処かに行ってしまったのだろう。

・一緒に遊んでいたみんなが机の周りとか必死に探してくれたのだけど、こんなことで皆の時間を使わせるのも申し訳ない。「いやいや、もういいですよー」「諦めますよー」と半べそモードで言いながら一人で探してたら、みんなの姿も見えなくなったので、ある意味ホッとして(折角の休日のゲーム時間をこんなことに使わせるのは本当に申し訳ない)私も帰り支度をしていた。

・そしたら、「ありましたよ!」と声が飛んできて、うちの子が帰ってきたのである! なんとゴミ袋の中に入っていた! みんな、姿が見えないと思ったらゴミ袋を漁っててくれたのだ……。そんな、あるかどうかも分からないのに、ゴミ袋を漁って探してくれてたなんて。ちょっと……。いや、スッゲー感動……。

・みんなでお菓子を食べながらモノポリーしてたので、お菓子を捨てる時に一緒にフィギュアも捨てられちゃってたんですね。ああああああ危なかったああああ。

・というわけで、本当にありがとうございましたァーーッッッ!!!!

・いやー、しかし、ちょっと今後は考えちゃますね。ディセントは家から出さない方が良いかもな……。結構気をつけてたのに、僅かな気の緩みで容赦なく行方不明に……。なにせ、ちっちゃいもんな。ウーム……。

 *

・今日の人の本の宣伝。

 ゲーム仲間の更伊先生の新作を買ったぞ! まだ読んでないから内容に関してはなんとも言えないぞ! 異世界トラック物だって確か言ってたよ!

 - ディセント, 日記