【1/10】善良なインド人になりたい

   

朝:カレー、味噌汁
昼:カレー
夜:カレー、味噌汁

・妻が職場の新年会で持って帰ってきた余りの豚肉が大量にあったので、全部ポークカレーにしてみた。

・過去に私は何度も妻を泣かせてきた……。私の作るカレーが辛すぎたのだ……。「このくらいチリペッパーを抑えれば大丈夫だろう」と思いながらカレー粉を調合してきたのだが、それでもなお「辛いよう!」と言われてきた。

・しかし、ついに私は妻が美味しく食べれるくらいの(そして私も美味しく食べれるくらいの)香辛料調合配分に至ったのだ!!! 今回は妻が泣かなかったぞ!!!

・……まあ、毎回、目分量で調合してるので、次回でまた泣かせちゃうかもしれないんですが。

 *

・今日は今年から新しく手がける色んなことが一斉に始まって、それのご報告などで慌ただしく作業していた。

・まず、クラウドファンディングを始めました

ボードゲーム版『戦闘破壊学園ダンゲロス』を豪華なイラスト陣で作りたい!

 印刷費は自分持ちでボドゲを作るから、イラスト費だけ集めさせて!というものです。お願いします! お金が集まると横田先生にイラストを描き下ろしてもらえるんです。たくさんお金が集まると押切先生や武富先生、旭凛太郎先生などにもイラストを描き下ろしてもらえるんです!(詳細説明はこちらのエントリーから見てね)

・5000円コースはボードゲーム本体が付いてくるので、ほとんど予約(オマケ付き)くらいの感覚で考えて下さって結構です。

・あと、支援者さま向けにゲーム開発のレポートをお伝えしています。支援者さまはクラウドファンディングのレポートページから見てね。

【1/10】製作日誌(1)「今回やりたいこと」
【1/11】製作日誌(2)「現状のシステム」

 現在は以上の2コンテンツを更新しています。できるだけ毎日更新したい!

・なんで支援者さま限定で公開しているのかというと、(1)に関しては「ダンジョンクエストみたいな~」とか「エルダーサインは個人的には~」みたいなゲームの固有名がバンバン出てきて、パッと見に来た人を尻込みさせちゃうのと、(2)に関してはまだシステムがα版で、これから大きく変わる可能性が全然あって、この段階で公開しても混乱を招いちゃうからですね。

・でも支援者さまなら、そういう「ゲームができるまで」の途中経過とかも楽しんで頂けるんじゃないかなあ、って。このレポートもメルマガみたいな感じでリターン品の一つと考えて頂ければ……と!

・公に見せても問題のなさそうなレポートは、全体公開で更新していきます! これはこれで趣向を凝らす予定なので、お楽しみに!!!

 *

・で、もういっちょう。先日お伝えしていた「マンガ新連載研究会」のサロンメンバー募集が始まりました。DMMオンラインサロンというところで行います。月額2000円。東京ネームタンクのごとう先生からお誘い頂きました。

・もう一度ご説明しますと、毎月一本、新連載マンガを選んで、そのストーリー構造の分析とか、キャラクターの立て方とか、今このタイミングでこの作品を売り出した編集部のマーケティング的な狙いとかを研究するというものです。漫画ファン向けのものというよりは、クリエイター向けの勉強会のニュアンスとなります。

・ごとう先生は物語構造の理論化を独自に行っているので、ごとう先生の分析を中心に、私が隣で多角的な視点を提供する、といった形になると思います。まあでも基本的には、私もごとう先生も「新連載という、その作家の現時点での完成形」から、そこに秘められたテクニックなどを学んでいく、というスタンスです。それでも二人の視点ではやっぱり足りないと思うので、参加者の皆さんの意見もガンガン吸い上げていって、一緒に分析していきたいですね! いかにごとう先生が理論化したとはいえ、「創作物の面白さ」という現象は簡単には分解しきれないんですよ。要素が多すぎる。みんなでやってきましょう。

・で、この企画はごとう先生の発案なんですけど、なんでこれを始めるのか聞いてみたんですね。ごとう先生いわく、東京ネームタンクで受講者の人たちのネームを見てアドバイスする時は、やはり「足りないものを見つけて補う」形なわけです。しかし、新連載漫画の1話というのは基本的には「完成形」なので、そこから学べるものがある、と。普段の受講者のネームが7点だとしたら、10点にするための残り3点を探す作業がいつものアドバイスだけれど、新連載は10点なので、10点を解体して、その3点分を見ていこう、ということですね。なーるほどなー、って。

・「えー、でも新連載っつっても、10点に達してる作品なんてそうなくない?」と思われるかもしれませんが、漫画志望者的には連載を始めることが、まず最初のスタートであり目標なのだから、新連載作品はやっぱり全部10点なんですよ。15点や20点の作品もあるけど、少なくとも全部10点なんですよ。

・というわけで、このサロンはかなりクリエイター向けのものとなりますが、といっても無論、漫画志望者や編集者だけを対象とするお硬いものでもないので、「漫画という現象全般に興味がある」「創作技術に興味がある」という人でも全然ウェルカムです。ただし、題材とする漫画はあくまで分析対象であって、ファン的にキャッキャするわけではないので、その点だけご留意下さい。

・月一回動画が配信されるのに2000円というのが安いのか高いのかよく分かんないと思いますが、少なくとも言えることは、先着10名の方は新宿の生収録に参加できて、そこで議論に加われるので、これは間違いなく安い、少なくとも適正値段だと思います。イベントチケットってだいたいそのくらいだしね。

・んじゃあ、動画の方はどうなんかとなると、これはもう内容と、学ぶ意志次第かと。やっぱりどうしてもこういう形態だと、主体的な意志が重要になってくるんですよね。特に今回の企画は理論一般のレクチャーではなく(理論一般のレクチャーは東京ネームタンクの「ネームできる講座」を受けてね)、新連載という個別的な事例からの抽象化作業なので、「学び取るぞ!」という意志が大切です。その分、こちらとしては、学ぶ意思があるなら2000円払っても損した気持ちにはさせない、そういう内容を目指します。

 *

・という感じでクラウドファンディングとオンラインサロンが同時に開始しまして、皆様もなにがなんだか情報過多でよく分からんと思いますが、私も開始時期が被るとは思ってなかったので、結構わたわたしています。ふぇー。どうぞよろしくお願いいたします。

 - 日記