【2/14-17】遊んでるようにしか見えないが仕事をしている

   

・いろいろやっていたぞ!

・まずは金曜恒例、東中野ダンゲロス会にて行われた「キャラクターメイキングを採用したダンジョン&ダンゲロス」の様子からお伝えしよう。

・と、その前にもう少し説明すると、現在、絶賛開発中のボードゲーム「ダンジョン&ダンゲロス」だが(5月発売)、このゲームには通常版では8キャラクター、DX版では16キャラクターが入っており、その中から各自好きなキャラクターを選んで遊ぶことになる。で、今作っているのは、この「操作するキャラクター」をプレイヤーが自作できるシステムである。

・というのを前提に見ていって欲しい。

 まずは私の作ったキャラクターだ。

◆モヒカンザ子(攻撃タイプ)

腕力:四→五→六→七(漢数字は固定値)
体力:3→4→5→6
指揮:1→2→3
探索:1→2

特殊能力:野蛮な振る舞い(コスト2)
<攻撃能力>通常攻撃後、パーティー人数に等しい追加ダメージを与える。

初期仲間:汚水ぎゃん、園城寺サカナ

攻撃ダイスで4が出れば追加ダメージ1点を全員に与える汚水ぎゃんを活用するため、腕力は初期ステータス4固定で始めて、これ以上、腕力は上げない予定。仲間の数に応じて追加ダメージが増えるので体力ステータスの伸びも重視した。

続いて、まぐろさんのキャラクター。

◆風魔シャバ僧(術士タイプ)

腕力:二→四
体力:3→4→5
指揮:2→3→4→5
探索:2→3

特殊能力:忍法通り魔の術(コスト2)
<奇襲能力>指揮の数のダイスを振る。そのうち1つの出目をダメージダイスとして与える。

初期仲間:立川トシオ、出鯉舞

鵺野のデビルシザーズの奇襲版。鵺野の能力コストが2.5なので、これはまあ2くらいかな?という判断。

 そして、今回の問題児。みさくさんのフグ。あ、みさくさんの名誉のために言っておきますが、今回はバグ出しの段階なので「できれば偏ったキャラを試してみて下さい」とお願いしており、みさくさんが酷いマンチキン野郎だというわけではありません。

◆フグ(探索タイプ)

腕力:一→二→四
体力:1→1→2
指揮:1
探索:4→五→六→5

特殊能力:テトロドトキシン(コスト6)
<フィールド>隣接1マス以内の敵一体を選び、ダイスを2つ振る。出目の両方のダメージを与える。

初期仲間:園城寺サカナ、片平大砲

 能力コスト6で能力だけ異様に強く、他のステータスは探索以外全て捨てており、探索も成長要素をほぼ捨てているという潔さ……。

 最後に、色つき砂糖さんの善増次郎(ぜんましじろう)。

◆善増次郎(体力タイプ)

腕力:2→3→4→5
体力:3→4→6→7
指揮:1→2→3
探索:1→2→3

特殊能力:完全栄養食(ぶたのえさ)(コスト1)
<特殊能力>名前に「肉」「カレー」を含むアイテムの効果を2倍にする。

初期仲間:一ノ瀬蒼也、リンドウ

 能力を使用できる機会はあまりなさそうなので、下限であるコスト1と判定された。能力には期待できないが、ステータスのバランスが非常に良い。

・やっぱりキャラメイキングをみんなですると楽しいぞ……。元祖ウォーゲーム版ダンゲロスを彷彿とさせるなぁ。さて、そんな四人の冒険であるが……

 というわけで、楽勝でクリアしてしまったのである……。これがキャラメイクのせいなのか、たまたま運が良かったのか分からないので、

 ソロプレイで再試行してみたが、まだクリアできてしまう。デフォルトの16キャラでプレイするとクリア率は概ね30%程なので、これはいかんな。

・しかし、キャラの一人一人がそれほど強すぎるとも感じないんだよな。こうやって楽勝気味にクリアできる時は、大体、仲間がキチッと揃ってて仲間の火力で押し通している感じなんだけど、その「仲間が揃う時」「揃わない時」の違いもよく分からない。理屈上は同じだけの敵を倒して首級(仲間入手アイテム)を手に入れているので、毎回同じくらいの戦力になるはずなんだが……。

・修正点としては、まずモヒカンザ子は強すぎた。能力の発動条件に「相手が弱点を持っている時」を追加すれば、まあコスト2くらいかな……?という感じ。適切な能力コストは(試してみなければ)製作者にすら分からんのである。

・風魔シャバ僧はよく見てみたらデフォルトキャラの友釣よりも全体的にステータスが高い。友釣自体がそもそもステータス高めのキャラなのに、それはいかんだろう……。というわけで、キャラメイクしても友釣を超えないようにシステム全体を調整した。

・フグはよく分からない……。強いことは間違いなく強かったが、コスト6も支払ってるしなぁ。ステータスがゴミクズでも能力が一つ強ければ強くなってしまうのだろうか。

・というわけでメイキングシステムを再調整したので、これでもう一度試行してみます。プレイ時間の長いゲームなので、テストプレイも結構たいへんである。

 *

・ガラッと話を変えて、アークライトさん主催のボードゲーム会に行ってきた件とか。

『フリッケム・アップ:デッド・オブ・ウインター』というゲーム。なんだかよくわからないと思うが、ゾンビが溢れる街を再現しており、その中でおはじきを指で弾いてキャラを移動させたり、弾丸的なものを弾いてゾンビを倒したりする。そしたら、物音に気づいたゾンビたちがラッシュをかけて人間に噛み付いてくる。

・武器にはハンドガンだけでなくショットガンとかスナイパーライフルとかもあり、ショットガンは小さなおはじきをたくさん弾けたり、スナイパーライフルは当てやすく工夫されてたりして、そういう「武器の表現」が非常に上手い。ゾンビもタワー状のものから滑り落ちてきて、リメイク版ドーン・オブ・ザ・デッドに代表される「全速力で走るゾンビ」の再現がされている。このへんのアイデアは手放しにスゴイと思った。

・おはじきゲーなので、指先のテクニックが結局重要なのだが、それはそれとして戦略的に考えるべき部分もたくさんある。最善手を考えて考えて考えた末に行動したのに、結局、指先のテクニックでミスって失敗する、みたいなことがよくあって、そのプレイ感覚は私のダンゲロスにも近い。

・考えて考えて考えてから弾くので、その「考えた時間」がそのままプレイヤーへの圧力となって、かなりの緊張感を強いられる。良いゲームなのではないだろうか……。

・しかし、このゲームの最大の難点は、コンポーネントを全て広げられるだけの平らな机が必要なことと、おはじきゲーという特性上、コンポーネントが飛びまくり、おそらくすぐにコンポーネントが紛失するであろうことだ……。

 *

・もう一度、ガラッと話を変えて、ジュリアナの祟りの新宿での無料ライブを見てきたので、それに関する一連のツイートを貼り付けておこう。

 これに関してもいろいろと書きたいことがあるが、今日の日記も長くなって、ちょっと疲れてしまった……。

 *

・まぐろさんの宣伝。

 おお、ダンゲロスも勇者のクズもニコニコ静画が更新されとる……。読もう!

 *

<今後の活動予定>

2月24日 定例研究会
5月25~26日 ゲームマーケット

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

お布施の窓口:https://www.pixiv.net/fanbox/creator/1149979

 - 日記