【1/3-4】やくざマネジメント

   

【1/3】

昼:中華炒め、米
夜:ハーフラーメン、ハーフ焼豚丼、小鉢、ハーフ餃子

・先日、『時間投資思考』を読んで、「一日の労働時間を4時間にするために」を熟考し始めた私であるが(上記の本のまとめはファンボックスで記事にした ※支援者限定記事)、その後も「社長マニュアル」的なものを幾つか眺めたりしているのが「人を使うというのは本当に大変なことだなあ」と思わされている。

・そして、さらに思ったのはヤクザの組長というのは、これはもう想像を絶する程に大変な仕事なのではあるまいか、ということだ。

・というのは、一般的なカタギの社長業でさえ、社員がサボるとか備品や商品を盗むとか、そういった問題に苦慮しているわけである。ある程度の社会性・協調性・法令遵守精神を備えて大人になった人たちを使ってもそうなるわけで、これがやくざの人たちであれば、社会性や協調性に欠けた人たちも多いであろうし、法令遵守精神には当然欠けているわけで、さらにはヤク中だったりもするだろうし、こういった人たちのマネジメントは本当に想像を絶するくらい大変なんじゃないか。だって、『仁義の墓場』の石川みたいな人もいるんでしょう。あんなのマネジメントできないよ……不可能だよ……。

・ジョジョ5部とかも、ブチャラティのチームは社会性、協調性に欠けた人たちが多く、アバ茶のアバッキオですら、あの中ではだいぶ社会性がある部類に入る程だ。あんな連中をまとめ上げて経済活動を行うとか本当に大変すぎる……。

・新撰組が局中法度を掲げて、苛烈な隊内粛清を繰り返しながら紀律を守り続けたのも、まったくもって頷ける話である。やくざやチンピラと紙一重の連中が日本刀を携行しているんだもんな。彼らのマネジメントはやくざ以上に困難であっただろう。

・ただ、新撰組の場合は「武士道」というある種のコード、共通言語がマネジメントの助けになっていたと考えられる。分からんけど、やくざ社会も「仁義」のコードにより、マネジメントが可能になっている面があるんだろうか。

・そう考えると、一般のサラリーマンにはマネジメントに有効な一般的コードが欠けているのかもしれない。敢えて言えばコンプライアンスとかだろうか。あまり有効なコードとは思えないが……。

 

【1/4】

朝:焼きおにぎり茶漬け
昼:ジョージ・ワシントン、バッファローウィング

・妻と一緒に病院へ行った後、そのまま横須賀へ。

・本当は妻のリクエストで横須賀の立ち食い焼き鳥に行く予定だったんだけど、まだやってなかった……。で、上記のTSUNAMIというネイビーバーガー屋さんには「ジョージ・ワシントン」だの「トランプ」だの名付けられた巨大なハンバーガーで有名で、「トランプ」のボリュームはヤバそうだったので、少しだけ自粛して「ジョージ・ワシントン」にしてみたんだけど、その自粛はせいぜい二郎で「大豚ではなく大を頼んだ」くらいのものでしたね……。

・食べている時の感覚は二郎に非常に近く、最初にハンバーガーが現れた時はその巨大さ、肉々しさに「わあ!」と歓喜の声を上げるが、約7割を食べ終わったあたりで、「俺はなんでこんなものを注文したんだろう……」という後悔を覚え始める。いや、美味しいんですけどね……。

・その後、妻の実家に新年の挨拶をして、猫ちゃんと遊んだりしてから家に帰った。

・帰って『ザ・プレデター』を見た。

・ちょっと……話、粗過ぎじゃないですかね……。なんで主人公が軍と戦ってるのか、ぜんぜん理解できなかった。話し合いで解決できませんかね、それ!

・女性生物学者を殺そうとしている理由に至っては全く意味不明であり、彼女の知識を借りるために軍に招聘したんでしょう?って。

・地球人保護活動家のプレデターである1号が、それはそれとして人間との出合い頭に、人間を殺して木に吊り下げてるのとかも意味分かんないですよね……! お前の保護活動精神どうなってんだよ。

・でもまあ、一番の問題はこれだな。

・プレデターが合理性に基づき活動している、という設定がすごく興ざめだった。プレデターの魅力の一つは、彼らが非常に知的で高度な文明を備えながら、その行動原理が野蛮人を脱していないという奇妙なミスマッチにあると思うんだよな。

・特に『エイリアンvsプレデター』が顕著なのだが、プレデターたちはわざわざ地球に来て、専用施設を作り、そこでエイリアン・クイーンを囲って合理的な繁殖システムを整備した。しかし、そこまでの高い技術力と文明力を見せつけながらも、やっていることは「成人の儀式で命懸けのエイリアン狩り」というアホで野蛮な行為で、「根っこの精神性は野蛮人のままで、知性と技術だけがここまで進化しちゃったんだなあ」と思わされるわけですよ。

・この、すごく高度な知性と技術をアホ行為に浪費する、という辺りがプレデターという種族の魅力であり、「真の戦士には敬意を払う」「丸腰の非戦闘員は襲わない」などもアホとスレスレの美学として成立しているわけだ。だから、高度な知性と技術を合理的目的のために使ってしまうと、「なんか違くね?」となってしまうんだよな。

 *

・今日のまぐろさんの宣伝ツイートを見てみよう。

・オッ……いいねえ。ナイス、ナイス。今回も「勇者のクズ」「すべそれ」「MTG」の人たちに向けた宣伝だが、今回はちゃんとタグが付いている。特に2つめの方は「MTGプレイヤーの方々もダンゲロス・ボードゲームをいかがですか」と案に誘っており、方向性としては間違っていない。

・あえて言うなら、「 「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」を連載中」の前に、「MTGラブコメ漫画」などを付けた方が良いかもしれない。というのは、まぐろさんの上のツイートだと、「すべそれ」→「ダンゲロス」への流入は期待できるが、「ダンゲロス」→「すべそれ」への流れがなく、そのため「ダンゲロス」だけしか知らない人は「プレインズウォーカー」などの単語を知る手がかりがない。「あ、MTGの用語なんだ」くらいは分かった方がいい。

・「ダンゲロス」→「すべそれ」は流さなくてもいいのでは? と思うかもしれないが、こういうのはケチケチせずにドンドン流していっていい。そこで横田先生の作品にさらに触れて、またダンゲロスに戻ってきてくれればそれで構わない。文字数的に厳しいと思うが、「すべそれ」の無料で読める公式URLを貼るくらいしても良かった。

こんな感じで画像を貼り付けてもいい。どの辺りまでの画像の利用が慣習的に許されているかは、また後でまぐろさんにお伝えしよう。

・しかしまあ、以上のようなことは所詮は細部だ。今回の宣伝ツイートはGOOD! 他の連載中作品と結び付けて自分の宣伝をするというテクを、わずか4日目で自力で開発したのはえらい。毎日宣伝ツイートをすることをまぐろさんには課しているが、「自分の作品を宣伝する」だけだとスグにネタ切れする。「ネタ切れしないような宣伝方法を自分で考えて」と伝えてあるが、この観点をこの段階で得たのは大したものだ。

・一方でそんなことを言っている私の宣伝ツイートであるが……

 我ながら情報量的にどうかな……と思いながらも、「ハッピーニューイヤー!!!!」と言いたい勢いに負けてしまった……。

 本日発売のヤンマガサードをよろしくね!

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<今後の活動予定>

1月6日 マンガ技術研究会の今後を考える会
1月9日 異業種交流会

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

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