【7/24-8/2】カナダ行ってきた、it面白かった

   

【7/24-8/2】

・カナダ行ってきたのだが、困ったことにカナダまでノートパソコンを持って行ったにもかかわらず、このブログが更新できなくて大分日が空いてしまった。

・どうも「海外から怪しいやつがアタックを仕掛けてきたらしい」とレンタルサーバーが判断したらしく、その誤解を解こうとアレコレやったのだが、ホテルのWifi回線が貧弱なのもあって、結局、解決できなかったのだ……。

・というわけで、毎日ちょこちょことツイッターで報告をしていたのをまとめたので、もろもろはこちらのTogetterを御覧下さい。

カナダでダンゲロスの宣伝をしてきた

・あと、買ったオミヤゲを英語で必死にイントロダクションしてるので、こちらの動画も見て下さい! われながらすごく頑張っている!

カナダのお土産が抽選で一名様に当たります!
カナダのお土産が抽選で1名様に当たります!(その2)
カナダのお土産が抽選で一名様に当たります!(3)

「歯茎」とかなんて言えばいいのか分からなくて、トゥース・アラウンド・ミートとか言ってるけど、それはそれで「肉の周りの歯」じゃねえか。

・そして、公ではあんまり言いにくいことに関しては、ファンボックス支援者専用動画にて喋ってます。いや~~、トークショーもサイン会もボードゲーム会もとにかく難しかったね! 言語が違うだけでなく文化も違うんだ!

【ライブ】カナダ動画
※こちらは有料です。お布施をくれ。

・という感じで、カナダに関しては、この辺りにしてですね……。帰りの飛行機で見た『it』がすげー面白かった話をしたいんですが、クッソ、もうあんまり時間がない……。

 この作品はNetflixでも見れるんで未見の方はぜひ。スティーブン・キング原作で、私は高校生の頃に3時間もあるやつを見たんだけど、いかんせん長すぎて疲れたのと内容の曖昧さから、もはやほとんど記憶がなくなっていたので、まるで初めてこの物語に触れるかのような新鮮さを持って見ることができたぞ!

・基本的にはジュブナイル+ボーイ・ミーツ・ガールなのだが、なんか色々と描写がガチで、例えば、ジュブナイルだと子供たちが色んな危険に遭遇したり、いじめとかの対人的問題を抱えてたりするわけじゃないですか。そういうジュブナイルお決まりのアレコレがさ。キングらしくいちいちガチなんだよね。

・例えばいじめっ子によるいじめもガチで、いじめられっ子の腹にナイフで自分の名前を刻みつけようとする。いじめがガチすぎる……根性焼きとかのレベルじゃねーぞ……。妻は「それはもはやヤンデレなのでは?」と言っていた。そうかもしれない。

・あと、本作ではペニー・ワイズというピエロの顔をした怪異が主たる脅威として登場するんだけど、こいつもガチで子供を殺しに来るので、子供たちは普通にバリバリ死ぬし、腕折ったり腹を裂かれたり、ダメージがシャレにならない。「街に危機が迫ってる! ボクたちの知恵と勇気で悪いやつをやっつけるんだ!」というジュブナイルなあのノリを踏襲しながらもダメージがいちいちガチなのだ。まあ、やっつけに行ったら、そりゃあ悪いやつは全力で殺す気で反撃してくるわな……。

・高校生の頃に見た時はピンと来なかったんだけど、怪異の描写も良くってですね。各人の抱いている「なんとなく怖いこと」が幻覚めいて日常に侵食してくるんですわ。その怪奇現象を子供たちが共有した瞬間がすごいグッと来る。「お、お前も体験していたのか……!」的な。各人各様の怪奇現象で、個人の恐怖に根ざした現象が多いから、みんなあんまり他人に話せなくて、そこで情報共有が遅れているんだよね。ということは、ペニー・ワイズの最大のミスは、ヒロインちゃんのお風呂場を血だらけにしたことで、少年たちに「怪奇現象が共通して生じている」という認識を持たせてしまったことだな。

・『it』が面白すぎたので、飛行機の中で立て続けに『ブレードランナー2049』を見たり、『トゥームレイダー』を見たり、家に帰ってから『イベント・ホライゾン』を見たりしたので、これらも色々語りたいところだが、時間切れである。ダンゲロス・ボードゲーム会に行かなければ。一つ言いたいのは、『トゥームレイダー』のララ・クラフトは一挙手一投足ごとに不運を招く何らかの能力者か、もしくは呪いでも受けてるんじゃねーのか、ということだ。

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<今後の活動予定>

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

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