【2/13】4時間労働のための分析

   

朝:米、納豆、吸い物
昼:米、担々麺
夜:シュウマイ、冷奴、砂肝炒め、酒

・ものすごくゼルダがしたかったので、15時に仕事を終えようと本気で思っていたのに終わらなかったことを通じて、4時間労働のために何が足りないのかを真剣に分析したい。また、それに伴う心身の疲弊などについても分析する。

・別に忙しい自慢がしたいわけではなく(世の中に私より忙しい人はごまんといるだろう)、こういった心身の状況を分析的に思考するのは仏教的だと思うからだ。

・というわけで、分析していく。

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・本日やるべき作業を朝にトークメーカーのしゃべログに書いたりしてるのだが、今日の作業メニューは以下。

・メールチェック
・業務連絡
・日記
・メルマガ
・イベントの紹介文作成
・挨拶メール
・執筆
・結婚式の招待状
------------(以下は努力目標)------------
・イベントの資料作成
・確定申告に向けて税理士との調整

・まずは作業内容を精査しよう。これらは本当に今日やらざるを得ない作業だったのか?

・メールチェック > せざるを得ない
・業務連絡 > せざるを得ない
・日記 > ブランディングの基本ゆえ疎かにはできない
・メルマガ > マンガ新連載研究会用、告知タイミングなどを鑑みて今やるしかない
・イベントの紹介文作成 > 3/20のイベント用叩き台。あえて言うなら少し延ばしても良い案件。
・挨拶メール > 名刺交換した人への挨拶。フリーランスとして疎かにはできない。ある意味最もASAPな案件。
・執筆 > 既に〆切を2週間過ぎており、もはやさらに延ばしても良い勢いではあるが、早い方がいい
・結婚式の招待状 > 今日やるべき
------------(以下は努力目標)------------
・イベントの資料作成 > なるはやでやるべきだが、2~3日余裕はある
・確定申告に向けて税理士との調整 > なるはやでやるべきだが、2~3日余裕はある

 あえていうならイベント紹介文作成を明日に回せたか……? しかし、明日に回しても結局明日が大変になるだけだし、早い方がいいのも事実……。

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・以下、具体的な時間経過。

・朝6時半起床。7時半までゼルダ。朝食を作り、妻を駅まで見送り、休憩してから9時から作業に取り掛かる。本当は一日4時間労働に抑えたいのだが、作業量的に13時に終わる気がまったくしないので、15時までに終わることを目指した。

・9:40頃。メールチェックと業務連絡がだいたい終了。奇跡的に早く終わった。この辺りまではまだ元気。

・10:50頃に日記執筆終了。だいたい1時間くらいは掛かる。仕方ない。まだ元気。10分ほど休憩(洗濯物を干す)。

・13時頃にメルマガ&イベント紹介文作成完了。途中で10分ほど休憩して皿洗い。早くも疲労を覚える。正直、もう今日の作業を終わりたい。梨状筋症候群も辛くなってくる。

・14時40分頃、挨拶メールが終了。疲労がピークに達する。タイピングする指が震え、口が半開きになり涎が垂れる。強い空腹感。ケツが痛くて仕方ない。全身の筋肉が強張り、精神は緊張しながらも思考は半ば停止している。ゾンビになったような感覚。目標であった終了時間の15時が近付いてきたことに強いイライラ感を覚える。今日はもう作業をやめにしたいと心底から思う。

・15時半まで昼食。唐辛子と花椒をアホみたいに入れた担々麺を作って食べる。米も一緒に食べる。どうも一定以上疲労すると炭水化物と辛いものが欲しくなるようだ。因果関係は分からない。炭水化物は単にエネルギーが不足しているためか? 辛いものは、自分の中の何かをリセットさせようとしているのだと思う。

・担々麺を食べながらアニメを30分見たが(ジャスティスリーグ)、肉体疲労と精神的緊張が全く解決しないので20分昼寝。大分回復する。昼寝の効果は高い。

・16時から執筆。「18時になったらどんなにキリが悪くても執筆をやめる!」と心に誓っていたにもかかわらず、結局、18時半まで執筆を続けてしまう。執筆自体は一通り書き終わったが、最後の方は読み返す体力がなくなっており、全体のバランス調整や推敲などは一切できていない。ケツが痛い。途中で一度休憩して皿を洗った。なお、2時間半で書いた文字数は4600字。

・執筆中にも様々な業務連絡が飛んできていたので、しばらくそれを処理する。体力的には既に限界を超えている。ぜんぜんゼルダができないことに対する精神のイライラ感もMAXを迎え、ケツの痛さもすごい。ストレッチなどする。

・19時から結婚式の招待状の宛名書き。もはや死に体。ケツが痛い。頭がフラフラする。宛名を書くこと自体は頭脳労働ではないので、疲労感的には多少マシだが、心身が辛くて仕方ない。ゼルダができない自分を惨めに感じる。

・19時半頃。夕食を作るために買い物へ。外を歩いたりすると精神的にリラックスできるのではないかと思ったが、歩いても精神の緊張感やイライラ感は全く払拭されず、レジのお姉さんへの受け答えも口調が厳しめになってしまう。疲労感は凄まじく、もはやゼルダをやる気力・体力がない。

・20時から調理&妻と夕食(食べる→作る→食べるスタイル)。ワインをがばがば飲む。疲労しているとワインが水のように飲める。ゼルダができないイライラ感や、作業後も続いていた精神の緊張感が酒を飲むごとに明らかに軽減されていく。

・21時からゼルダ。気力が復活して、やりたい欲が勝った状態。

・21時半から入浴。体が温まり、緊張感がさらに解され、マインドが菩薩めいてくる。

・22時から23時までゼルダ。23時から地球防衛軍。楽しい。しあわせ。

・25時に就寝。

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<わかったこと>

・「今日は15時までに仕事を終らせるぞ」「そのために本気で作業するぞ」と思ってめちゃくちゃ集中して仕事しても、終わらないものは終わらない。

・そして、「めちゃくちゃ集中状態」で19時くらいまで作業をするとシャレにならない程に疲労し、しかも、予定通りいかなかったことに対して強烈なイライラ感を覚える。(→「集中して**時までに作業を終わらせて遊ぶ」は良くないかもしれない。それを打ち立てるなら、絶対に**時で作業を終わらせるべきだ)

・頭脳労働を続けていると、精神が緊張状態(?)になる。感覚的に言うと、通常100で動かしている脳みそが、集中して頭脳労働をすると130くらいまでクロックアップされるのだが、作業を終了しても脳みそが130のままに保たれて(しかし、130の能率は発揮できない)、作業をしていないのに心の中がずっと張り詰めていて自動的に心身が疲労し続ける。

・なお、この状態の時に、メールやSNSなどで仕事に関する案件を見て、わずかでも受け答え(仕事)してしまうと、強烈な疲労感とストレスを覚える。(なので、業務時間終了後はメールやSNSなど仕事に関係してそうなものは一切見ない方がいい)

・この「精神の緊張状態」に対しては酒がてきめんに作用し、130の脳みそを強制的に50くらいまでダウンさせる。これにより心身のスリップダメージも止まる。「酒は百薬の長」という言葉は、どうも感覚的には本当なのではないかと思う。酒によるストレス解消効果は一般に思われているよりも遥かに強いのではないか?

・因果関係は分からないが、疲労していると酒がグイグイ飲める。いつもはチビチビと舐めてるワインが水のような感覚で飲めてしまう。それで効果がてきめんなのだから、これは下手をするとアル中一直線だ。(そういう意味でも今日のように強烈に疲労する作業をしてはいけないと思う)

・本来はこの後に、2時間ほど資料を読んだり、新連載漫画を読むなどインプットの時間を設けるべきだが、全くもって無理である。絶対に無理だ。

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<結論>

・やはり一日の労働時間は4時間が適切だと思う。そのあと2~3時間のインプット。

・集中してもこれ以上の能率にはできないので物理的限界を感じる。仕事量を減らすしかないのでは?

・1時間ごとに10分の休憩的なことはやっている(家事をしている)が、ぜんぜん疲れる。

・激しい頭脳労働の後、脳みそが何らかの緊張状態(?)に陥っている。その緊張状態が作業停止後も続いているから、これを何らかの方法で人為的に解決したい。体ならストレッチなどでほぐれそうなものだが、脳みそをほぐす方法が分からない。酒を飲めば確実にほぐれるが、これに頼るのは明らかに危険だ。

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<所感>

・週刊連載中に、創作活動がどんどん無感動的になっていき、継続的な疲労感を覚えるようになっていったのだが、それはこの「脳みそが緊張状態を勝手に続ける」ことに原因がある気がする。

・週刊連載中はなんというか油断ができず、物語展開など常時様々なことを考えており、恒常的に脳みそが緊張状態になっていたのではないか?

・なお、この状態の時に、メールやSNSなどで仕事に関する案件を見て、わずかでも受け答え(仕事)してしまうと、強烈な疲労感とストレスを覚える。(なので、業務時間終了後はメールやSNSなど仕事に関係してそうなものは一切見ない方がいい)

 ↑この状態の時に、ついつい作品の事を考えたり、作業をしてしまうと、脳みそがさらなる緊張状態を続けて、それが一定期間持続すると、精神の情緒機能が失われていきフラットな状態になっていくのではないだろうか。

・連載中もやはり酒がてきめんに機能していて、ややもすればうっかり作品のことを考えてしまう中で、酒はその思考を強制的に停止させられるので、この問題を幾分軽減していたように思われる。

・しかしどう考えても、有効な解決法が酒しかないのというのは健康的に問題がありすぎるので、強制的に脳みそをクロックダウンさせる方法を見つける必要がある。

 - 日記