【トークメーカー】『小説家になるな!: クリエイターのサバイバル論』発売しました

   

・至道流星先生、泉和良先生と一緒に作家三人でやってるオンライン座談会が電子書籍になりました。Unlimited対象作品なのでUnlimited会員(月額980円・一ヶ月無料)ならタダで読める!

・サバイバル論とは何か? まず前提として、作品はどんなに面白くても大ヒットはまずしない! 小ヒットまではする。でもそっから先はかなり運が絡んでくる。なので、実際に作家をやっていく上では、「大ヒットはしない」前提で生活を考えていかなければならないのだ。そうして、何とかサバイブしつつ作品を継続して生み出し、大ヒットに至る確率を上げなければならない。

・という前提で、「んじゃどうやって生活を成り立たせますかねえ」ということを話し合ってるのが本書です。私も文筆業以外にかなり色々やってる。文筆業だけでも「小説」「実用書」「ライター」「インタビュアー」とやってる。他に今だと「オンラインサロン」とか「ボードゲーム」「スマホアプリ」とかもやってる。しかし、泉先生はさらにすごい。音楽も動画もTシャツ作成も自作ゲームもやってる。至道先生に至っては会社経営をしてる。

・という「いろんなことに手を出している作家たち」が、「動画はアカンかった」とか「ボドゲは今アツイ」とか「えっ、俺のところに執筆依頼来てないんだけど……」とか、様々なジャンルに言及してカネになるだのならないだのと下世話な会話を繰り広げます。

・一応体裁としては「小説家が食いつなぐために他に何ができるか」みたいな感じだけど、実際のところ、「小説じゃなくてもなんでも良いからとにかく家から出ずに働きたい」「就職せずに何とか食っていけないものか」ということを考えている多くの人達の参考になる本だと思ってます。ぶっちゃけ、別に小説書かなくてもいいよね。音楽でもゲームでもTシャツでも、とにかく自力でカネを作ってなんとかしたいよね。就職したくないよね。

・その意味で一番スゲーのはやっぱり泉先生で、言うても私は大体出版社からカネをもらってるんだけど、泉先生は本当に企業を通さず、自分の創作をそのままカネに繋げて、それでずっと生きてる。まじスッゲー。

・付録として、巻末には著者三名がそれぞれの著作を一つ宣伝しているのだけど、私は『ダンゲロス1969』を挙げてまして、発売から一年三ヶ月の売上の推移を掲載しております。Kindle独占販売した『ダンゲロス1969』が結局どんくらい売れたのか、Kindleで食ってく道は実際あるのか、ほんとに儲かんのか。そこらへんに興味ある方はぜひ。

・読み終わったらついでに『ダンゲロス1969』も読んでね。これもUnlimited対象作品なので、Unlimited会員になれば『なるな』も『1969』もタダで読める。

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