【11/10】2008年50号のジャンプ感想


 ジャンプSQ売ってねー! 代わりにヤンマガを久しぶりに立ち読みしてみたら、エリートヤンキー三郎がメチャクチャ面白かったです。みんな資本主義が悪いんだ! 彼岸島は相変わらずマイペースで、カイジは相変わらず載ってませんでした。


ハンター

・キセル捨てた

 んー。叩き折ってから捨てても良かったんじゃないかな。まあ、今後、劇中で拾ってくる描写がなければ、特に問題ないだろうけど。

 しかし、もし拾ってきたら、「おいおいプフなにやってんだよー、折っとけよー」って思うだろうけど、それはそれで冨樫先生は絶対何か理由を用意するだろうから、それを読んだらまあいっかって思うんだろうな。信者乙。


・ベルゼブブ

 分解してたのはアリの特性かと思ってたけどそんなことはなかったぜ! ピトーもだけど、護衛軍は一人が持つ能力がちょっと多すぎじゃないですかね。いやまあ、モラウ先生も似たようなもんだけれど。

 念能力の設定的にも一人にいくつもあっても別におかしくはないんだけど、なんといいますか、制限されているがゆえのカッコ良さといいますか。プフはすっごく強いけど、できることは相手の感情をなんとなく読めるだけですよ、それでも強いんですよ、っていうのがグッと来る訳で、あんまり能力増えちゃうと万能っぽくてそこらへんの魅力が薄れちゃうんですよね。

 ベルゼブブは能力的にはサテライトンボの上位互換でしょうか。サテライトンボと違って、トンボが発見されるリスクも少なく(キルアにはバレてたけど)攻撃を受けても無敵。おそらく偵察以外にも自律行動可能でしょう。小さくなったらそれだけ移動スピードが落ちるはずだから、そこが弱点といえば弱点な気もするけれど、今週の描写を見る限りでは、特に遅くなってる気もしないんですよね。後は……、本体が小さくなっちゃうから携帯電話が使えないとか? それと、本体の自己防衛力は普通に落ちるか……(分身してたからモラウさんへの蹴りが低威力だったんでしょうし)。しかし、これだけの広範囲偵察能力を持っておきながら、あれだけ円が小さいというのはなんだか不思議な感じです。能力範囲と円の範囲はあんまり関係ないのかなー。

 プフのスモーキージェイルの駆け引きは一応納得。先週のアレも訳の分からんことを言ってただけじゃなかったのか。冨樫先生ならそのくらいやりかねないと思ってたぜ(我ながら変なところで信頼してるよなあ)。プフの「仲間はやられてたかもしれないけど、私は倒せたのにね!」は、「仲間はやられてたかもしれないけど」の時点でもうモラウさんの妥協しうるレベルではないので、プフはキャッキャ喜んでますが、後でナレーターも言ってる通り、モラウさん的にもやっぱり間違った選択じゃなかったぽいですね。

「助けに行きたいけど、それってどうなの?(´・ω・`)」⇒「ピコーン! そうだきっともぬけの殻だ!(・∀・)」という意識の移り変わり(感情的行為の言い訳だった)も確かに納得できましたし。しかし、納得はできるけど、なんつーか、良くも悪くも冨樫先生はちょっとがんばりすぎな印象があるなあ。もっとさらりと軽く流しても良い気がするけど。まあいっか。


・もうすぐ産まれる模様の人

 産まれるってなんだろう……?? 僕の記憶が抜け落ちてるだけかな。今のキメラアント陣営で、なんか産まれる的なことってありましたっけ?? それか、まだ出てきていないピトー辺りの能力? 肉樹園の樹にぶら下がってるやつって、単なる食料保管庫だと思ってたんですが、もしかして能力付与して洗脳するためのものだったりするんでしょうか。


・ウェルフィンさん

 ホントにこの人はかわいいなー。あんな強力な能力を持ちながら、(除念能力者の)ヒナにビビって動けない辺りが、すごくかわいい。この人、こんな性格でよく師団長になれたよな。ウェルフィンさんに限っては野に放っても安全そうな気がします。慎重に慎重を期してそのまま何もせず老齢で死にそう。


・相変わらずこわい主人公

 少年漫画の主人公がここまでガチで人質取ってるのは、ギャグ漫画以外では初めてくらいの勢いじゃね? プフもプフで頭おかしいし、来週からは二人の狂人に攻められて、てんやわんやのピトーが見れそうで今からほのぼのしちゃいますね。


バクマン

 カラーの新妻くんが人間に見えないんですけどー。特に巻頭見開きページとか金子一馬先生の描く悪魔絵に見えて仕方ない。いるよ、こーいう悪魔いるよ。魔人ニイヅマエイジ(Lv48)だよ。

 しかし、新妻くんはすごくストイックな生活だなー。人間味が感じられないというか。パソコンとかFAXとか、そういう創作に使えそうなものすら見当たらない。彼はちゃんと料理とか掃除とかできてるんだろうか。そのうち部屋がゴミで埋まったりして、たまたま訪れた有名少女漫画家があまりの部屋の汚さにビックリするんじゃないかな。そんで、新妻くんが「掃除してくれたら100万円あげる」とか言い出して、そのまま結婚したりするんじゃないかな!

 ところで、シュージンはクリエイターとしてはいま少しピンチなのではなかろうか。彼自信は見吉さんと中学生らしくそれなりの恋愛をたしなんでいるけれど、なんだか彼の台詞を見る限り、彼はサイコーと亜豆ちゃんの関係が非常に素晴らしい恋愛であるかのように考えている節があり、あの珍妙な関係を正統的なものだと認識してしまうと、彼の描く恋愛モノは読者的には不可解なモノになってしまいそうな気がします。……うん、まあ、まさに今のバクマンのことなんですが。

 そんでもう赤マル掲載かー。ものすっごいトントン拍子ですね。話の流れもクソ早いし。こりゃー、あと11週くらいで初連載&初打ち切りくらいやっちゃうんじゃねーの?


ワンピース

 今週のサンダーソニアさまのかわいさは異常。体育座りしてるサンダーソニアさまいちおし。なんでサンダーソニアさま体育座りしてるのー?


・ルフィ「おい! 裸になってどうしたおめー」

 ルフィは果たして種を残せるのであろうか。僕はなんだか心配になってきたぞう。彼は無類の食いしん坊なので、ハチミツとか使えばバター犬くらいのことまではできると思うんだけど、問題はそこからどうするかだな。そもそも彼は何があったら勃起するのだろうか。


・背中のアレは天竜人の紋章でした

 mixiでマイミクが「来世が天竜人でありますように」と書いていたのですが、成る程……。幼女が三人奴隷…か…。

 じゃーあれか、彼女たちが世界政府の要請に応じようとしなかったのは、マリージョアにあんまり近づきたくなかったってことなのかな。そりゃーこわいよねー。あと、サンダーソニアさまが「ねえさま、あたし、マリージョア行きたくないよう(´・ω・`)」とか言ってる姿を想像するとマジ萌える。


 ところで、背中の紋章を一瞬くまの肉球だと思っちゃったのは僕だけじゃないよね? ねえ?


ナルト

 ……………………(´・ω・`)


 なんだよー。ダンゾウさん、権力闘争してただけかよー。これはかなりションボリだなあ。

 オーベルシュタインがカッコイイのは彼があくまで皇帝の補佐のために汚れ役を買って出ているからであって、自分はトップを目指そうとしないからなんですよね。私心がないからこそ周りのやつらは嫌いながらも一目置かざるを得ず、皇帝も信頼を寄せてるわけです。どんなにムカつく非人道的なことを言っても、それは最大多数の幸福のためなんだよなー。

 でも、ダンゾウさんは私心バリバリじゃん? ダンゾウさんの立場は「至らぬ綱手を補佐するために汚れ役を買って出る」からこそ、前回のあの行動も「アリ」だったわけですが、(たとえ自分が火影になった方が将来的には里のためだとしても)火影になろうとしている時点でどうしても野心が勝ってしまい、要するにカッコ良くないわけです。無私だからこそあれはアリなんだよー。

 そして、さらに困ったことには、ダンゾウさんがカエルを潰したのは権力闘争ってことになったため、岸本先生の「ナルトを呼び出すことは一概に正しくない」という認識が相当怪しくなってきたことです。岸本先生は綱手の感情論をもしかして本気で支持してんじゃねえかなぁ……。まあ、今の現状を鑑みると、里の実力者たちは大抵やられちゃってますし、結果論だけで言うならナルト召喚もそれほど間違った選択ではない訳ですが。自分達が滅んだ後で世界がどーなろーが知ったこっちゃねえというのは分からんでもない。

 チョーザさんがやられてるのは……、ううん、なんなんだろう……。なんだか腑に落ちないなぁ。実力者が相手の技一撃であっけなく沈むのとか、僕は好きなハズなんだけど……。どうしても、「アンタくらいの実力者ならもっとなんとかできたんじゃないの?」とか、そういう気がしてしょうがないです。悪い意味であっけないというか……。ペインの能力がそんな強そうに見えないのもネックなんだろうな。

 ものすごく好意的に脳内補完するならば、チョージとチョーザは正反対の位置にあって、そこからチョーザがチョージを庇えるはずはありません(たとえばチョージの前に立ったりとか)。そこで、チョーザがペインに体当たりを仕掛けたと考えるとどうだろうか……。ペインに体当たりを仕掛けたことで、ペインの術はわずかに逸れて、カカシは致命傷を負わず、チョージもまた無傷で済んだ。しかし、体当たりを敢行したチョーザ自身は間近で術を喰らってしまった……。こう考えるとチョーザはショボく死んだ訳でもなく、また、正反対の位置にあったチョージを庇ったという不思議も解決される、かな……。うん、我ながらすごく良い読者だ。…………ただ、カカシがギリギリでペインを仕留められるかどうかの時点での体当たりってのは、うん、ないよね……。

 そのカカシ先生はなんだかちょっと可哀想なポジションですね。先週の引きでも読者には誰も死んだとは思ってもらえず、また仮に死んでいたとしても「まあ別にどうでもいい」という扱い。不遇すぎる。そして、今週もオビトやリンまで引っ張ってきて、「オレ死んだZE、マジ死んだZE」と主張してますが、カツユの術が機能している状況で、「致命傷とか負ってないけど疲れたから衰弱死します」というカカシ先生は、残念ながら死ぬ気がしないんだよねー。


トリコ

・グルメID

 うーん、これはちょっと残念なところ。ここでグルメIDの説明をしておきたかったのは分かるけど、そんな部下に3秒で「要人がID残すわけないじゃないですかJK(´・ω・`)」とか言われたら、まるでマリリンさんがアホの子みたいじゃないですか。


・対人ノッキング

 今回、所長がノッキングされましたが、ノッキングって良く考えたら結構おそろしいことですよね。これから食われるだけだってのに、動けない状態にされちゃうわけですよ。ひーこわい。映画「エイリアン」で体内に卵を産み付けられるみたいな。わーこわいこわい。

 所長のノッキング位置が違ったということは、聖帝サウザーのごとく人体構造が逆になっているとか、もしくは冥王島十六士のラジャ・マハールのように体内の急所を自由に移動させてるんでしょうか。前回、腹を貫かれてもピンピンしてる辺り、後者の可能性が高そうだなー。生体サイボーグの線も捨て切れないけど。


・バトルウルフ撃たれちゃった

 んー、これもイマイチ。バトルウルフが撃たれたのは、主人公の参戦動機として十分な理由付けですし、相手がロボットということでトリコのモットーにも触れません。

 しかしなー。仮にも美食會と名乗る以上、バトルウルフを殺す殺さないはともかくとして、未知の食材であろうバトルウルフへの食の関心をきちんと示して欲しかったです。変なところで(食に関してレベルが低そうという意味で)美食會の株が下がっちゃったよ。

 まあ、この漫画は僕たちが「ここがダメだ」とか言ってても、後でちゃんとフォローしてくれることが多いですしね。たとえば美食會が「美食會は食材の良し悪しを見た目で判断するクソみてーな美食屋の集まりだ」「あいつらは曲がったキュウリは絶対に食わねえ」「あんなやつらを放置してたら、世界のグルメ文化は大打撃だ」とか、こういうキャラ付けなら分かりますしね。


銀魂

 最近、アートのことばかり考えてるので、こういう場ではアドリブでゲロを吐くべきではないかと考えてしまいます。

 ラストシーンは特に説明もなく小栗くんも地味に混じっていれば、なお良かったかなと思います。彼一人は他の大勢とは違って、一種異なった中間的存在として描かれていましたし、彼をそのままその他大勢の方に加えてしまうのはちょっと人情味に欠けるような気がするのです。主人公パーティーを贔屓しすぎっつーかね。

 まー、分かりやすさとしては、断然、現行のが良いんですけどね。


いぬまる

 大石先生が新妻エイジに食いついてきたのも面白かったけど、がんばって小畑先生の絵柄を真似ようとしてるところも面白かったです。


ぬらりひょん

 あー、すごいなー

 あれだけムチャクチャやっときながら、清継くんがスクリーン破って飛び出してくるだけで説得力が出ちゃったよ。うん、清継くんならやりかねん。あんな巨大なバケモノや氷の演出と比べると、スクリーンを突き破って刀を振り回す演出は遥かに低レベルなはずなのに、清継くんがやるとなぜか一貫したまとまりのようなものを感じちゃうんだぜ。これがカリスマってやつか……。

 今週は隠神刑部狸で椎橋先生の画力も活かせてたし良かったと思います。画力とか言って、正直、絵の巧い下手とか良く分かんねえけど、でも隠神刑部狸はカッコ良いと思ったよ。


劇団インプロビゼーション

 僕の密やかな趣味の一つに高校文化祭のクラス演劇鑑賞というものがありまして、そんでまあ、僕が求めている演劇というのは大体こういう感じなんですよね。特に鬼の衣装が素晴らしかったです。

(ここからは僕の芸術論なので読み飛ばしてくれて構いませんが)高校文化祭のクラス演劇鑑賞の何が素晴らしいかと言いますと、「彼らが何も分かっていない」ことなんですね。演劇経験のある教師なんかがクラス演劇を指導すると最悪なんですが、本当に何も分かっていない高校生が、自分達の力だけで、見よう見真似で暗中模索するところにこそ、クラス演劇の真の醍醐味があると思うのです。無知ゆえのオリジナリティ、稚拙さゆえの創意工夫、そして、時間が迫り切羽詰ってからのやぶれかぶれの暴走。それこそがクラス演劇であり、そこにあるものはまさに『原初的な情熱』なのです。いやあ、青春ってイイですね。

 考えてみて欲しいのですが、60点くらいの作品はどこのクソボケでも作れるわけです。これまでに確立された方法論を学び、それなりの努力を重ねれば、まあまあ見れる作品は作れます。どこのクソボケでも。しかし、しょせんクソボケの作る作品は60点なんですよ。そんなものを見るくらいなら、本気でがんばってる人の80点、90点の作品を見に行けばいいわけです。クソボケのクラス演劇などは見る価値ありません。

 そうではなく、一切のノウハウを捨てたまったくのゼロからのスタート。全てが手探り、暗中模索の中での構築。それこそが真のクラス演劇だと思うのです。彼らが自分達の手で産み出した手法は、たとえそれが奇形児の如き珍妙なものであっても、僕たちには斬新な衝撃をもたらします。わずか数週間の限られた時間の中で、彼らの若い情熱は突飛なアイデアをいくつも生み出しては、それを歪に積み上げていき、滑稽なバベルの塔を築き上げます。むろん、これは20~30点の作品。しかし、いうなれば材質が違うのです。他の演劇が腐った材木で建築を行う一方、彼らは情熱的勘違いにより、うんこやゲロで塔を建てようとするのです。そして、時間的にも精神的にも余裕を失った彼らは、最後、やぶれかぶれになってうんこの塔におしっこをかけ、バベルの塔は大崩壊。そう、それこそがクラス演劇なのです。

 しかし、忘れてはならないのは、彼らがうんこを積み上げるのも、おしっこをぶっかけるのも、全ては彼らの情熱のゆえなのです。出来上がった作品がいかに汚らしくみすぼらしい土塊であろうと、与えられた材木を設計図通りに並べて作った60点の作品などより遥かに魅力的なのです。だから、演技がクソ下手で、演劇のことなど何も分からない、ズブのド素人にこそ、クラス演劇をして欲しい。そして、誰にも知識を求めずに、おぼろげな記憶だけを頼りに、みんなで試行錯誤して演劇の紛い物を立派に作り上げて欲しい! そうして、自信のあるクソ作品ができたなら僕にも教えて下さい。現実的な範囲なら足を運びますし、レビューも書きますよ! 高校生のみなさん、よろしくね!


 ***

 大分脱線しましたが感想に戻りますと、この鬼の衣装が非常に素晴らしい。最低限の手間と工夫が見られ、そして何より、やぶれかぶれの精神が生きている。また、ペガサスもクラス演劇的には満点ですね。全体の整合性は無視してでも自分の我意を通したい、皆から反対されるくらいなら相談しない、そして、自分の情熱のままに一人だけクオリティを上げる。このような身勝手な行為、目立ちたがり精神が劇に破綻をもたらし、そこからドラマが生まれるわけです。そもそも脚本というものが、また一つの問題なのです。予定調和というものは破壊される時にこそ最大の瞬発力を見せるものであり、もし、あなたが60点の作品を演じさせられているならば、ぜひクライマックスでゲロを吐いて欲しいのですが(それで怒るようなやつはブン殴りましょう)、とにかくそういった意味でもインプロビゼーションは有効な手法だと思いますし(今回はインプロするつもりのないインプロであったことがまた良い)、彼らの演劇はかなり正しかったのではないかなあと思います。


こち亀

 これだけハリボテライクな建物なんだから、最後はパタパタ倒れていって何も残らないアレをお約束でやってくれるのかと思ったら無かった。

 明らかにセットに100万円以上掛けていることは、まあ突っ込まなくてもいいよね。


ネウロ

・おそうしき

 うん、なんか……。今週のネウロには悪意すら感じるんだ……。岸本先生……ッ!


・葛西さん……ッ! 

 もはやパチンコしてる時点で(パチンコでの)負けは目に見えていたわけですが、そんな当然の結果も「フィーバータイムのスタートだ(`・ω・´)」の1コマで見事なフェイントになっていました。「ば、ばかな……。葛西さんが勝っているだと!?」と思わせておいて、やっぱり隣のじいさんのドル箱とか。そーだよねー。お約束だよねー。

 それにしても、ニート、ニートと言われ続けてきた葛西さんがパチンコやってる姿は本当に様になるなあ。


・弥子「嘘だッ!」

 弥子ちゃんの目がレナになってるよ、こえええええ。なんでみんな「嘘だッ」の時には目が変わるんだぜ。

 しかし、共闘の流れで本城さんのところに行ったのかと思わせておいてのこの展開は流石。でも、動機の面で(本城さんは娘さんを殺されてるからね)本城裏切り説は弱い気がするので、本城さんは笹塚さんを利用してシックスを殺させようと考えていたけれど、実は本城さん自身がシックスに利用されていたとか、そういう展開じゃなかろうか。日記の件は素でボケてただけってことで。


サイレン

 ヒリューくんが……

 雨宮さんの水着を……


 ローアングルから見てるだと……っ!
 
 
 
 バ、バカな。この漫画に一体何が起こったというのだ。
 そんな、ヒリューくんが、こんな良い目に遭うはずがないのに……!
 
 
 
 ……打ち切り。

 
 …………打ち切りなのか!?


バリハケン

 鈴木先生の漫画で感動しちゃうなんて、くやしいっ!

 でも感じちゃう……!


 いやー、ずっと前から期待してた相互バレが実現しただけで、なんかちょっと、あー、いや、正直に言うか。すっげー感動したよ。イイハナシダナー。僕は前々からしゃぼんたん絡みの話は好きだったので、一つのクライマックスを迎えた感すらありましたね。もう最終話でもいいくらいの勢い。鈴木先生もラストにこれ以上の話は作れないっしょー。

 うん、だから、バリハケンはもういつ終わってもいいね、とっても肯定的な意味で。バリハケンの最大の財産を綺麗に使い切った気すらしてるもん。十分勝ち組だよこれー。いやはや鈴木先生もホント立派になったもんだ。もう馬鹿にできないなー。


ジャガー

 すっごいなー。集団が壊れていく様子が非常にナチュラルに描かれているよ。うっまいなー。

 前号の感想補足で、ハマーさんのようなダメ人間を見てると辛いと書いたけど、あれは全体の中で浮いているハマーさんが辛いのであって、全体がダメ人間であれば何も辛くはないのだね。いやー、面白かった!


 ***

 ちょっと疲れたので今週のブリーチはお休みします。サーセン。

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