<ストーリー>
小説家の菊地某によって創設された私立希望崎学園では、当然のように魔人たちが跋扈し、血で血を洗う不毛な戦いを繰り広げていた。魔人の戦闘によって荒廃した学園は、地元の不良学生たちから「戦闘破壊学園ダンゲロス」と呼ばれ恐れられた。そして、生徒会とそれに敵対する番長グループの緊張状態は日に日に高まり、校長によるデタントの動きも空しく、ついに二大勢力の休戦協定は破棄され、ここに第三次ダンゲロス・ハルマゲドンが勃発したのである。事態を憂慮した数学教師長谷部は、魔人どもの戦いに終止符を打つべく、異界から『転校生』を召喚する。転校生に与えられた使命は、生徒会、ならびに番長グループの殲滅であった。
年表
AD1983 私立希望崎学園設立
AD1987 設立後、初めて魔人の入学を許可する。この年に受け入れた魔人は2名であった。
AD1988 魔人により番長グループが創られ、次第に勢いを増す。
AD1989 番長グループによる学園の支配体制が確立
AD1990 本年以降、魔人の無制限受け入れを学園側が表明。手の付けられない魔人が、全国から本校へ集まることとなる。
AD1992 番長グループによる圧政に一般学生が反発。一般学生による自衛組織「生徒会」を中心に結束し、番長グループへ対抗するようになる。
AD1994 番長グループと生徒会の全面戦争が勃発。番長グループ31名(内、魔人12名、一般学生19名)と生徒会(一般学生237名)が激突し、番長グループ12名、生徒会168名の死者を出す(第一次ダンゲロス・ハルマゲドン)
AD1995 番長グループと生徒会の小競り合いが続き、学園は教育施設としての機能を失う。戦闘に無関係な学生のため通信教育制度が始まる。
AD1996 魔人の戦闘被害が学園外にまで及んだことから、教職員により学園周辺に「この先、DANGEROUS! 命の保証なし」の立て札が立てられる。
AD1998 番長グループの一部派閥が主流派と対立。番長グループから離脱し、生徒会と共闘する。
AD1999 番長グループ離脱組が生徒会の中枢を掌握。実質上、生徒会も魔人の支配下に置かれる。この事を不服とし、番長グループが生徒会に宣戦布告(第二次ダンゲロス・ハルマゲドン)
AD2002 生徒会と番長グループの間に休戦協定が結ばれる(死者215名、行方不明者68名、重軽症者多数)。長期間の戦闘により学園は破壊し尽され、図書室、家庭科室、そして、地下シェルター内に造られた校長室、職員室を除き、各校舎は壊滅状態にあった。
AD2003 生徒会と番長グループの相互不可侵条約に基づき、学園の再建が進められる。一般学生も次第に通学を再開する。
AD2004 新校長、黒川ミサ就任。
AD2006 14年ぶりに学園祭が実行され、ミス・ダンゲロスに天音沙希が選ばれる。
AD2007 小康状態にあった生徒会・番長グループ両派の関係が急速に悪化。第三次ダンゲロス・ハルマゲドン勃発。数学教師長谷部が異界から『転校生』を召喚する。
ガイダンス
ルールは3つに分かれています。とりあえずキャラクター作成してゲームに参加するまでは、「基礎編」を読んでおけば十分です。ゲームへの参加が決定したら、ゲーム本番までに「発展編」を読んでおくとゲームに十分参加できます。「特殊能力データ編」は特殊能力を一生懸命考えて作りたい人のためのデータです。本気でキャラ作成したい人は、これとにらめっこしながら作ると良いでしょう。ルールは一見複雑ですが、とりあえずキャラ作成をすれば何とかなるゲームなので、あまり考えずにキャラ作成して参加表明してみて下さい。
戦闘破壊学園ダンゲロス_ストーリー
戦闘破壊学園ダンゲロス_ルール(基礎編)
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