2月2日にToLoveる2巻発売ですね。
流石に1巻の時みたいなことにはならんと思いますが、一応早めに購入しようと思います。
1巻は一時期プレミアが付いてたからなあ。
増刷まで待てないくらい、みんな乳首が見たかったのだろうか。
テニスの王子様
・地味に足蹴にされてる河村先輩
亜久津、河村をキャッチ
↓
亜久津、河村を下ろす
↓
亜久津、河村を蹴る
阿久津というキャラクターゆえの行動なんですが、助けられてなお扱いの低い河村先輩と見ることもできます。
・阿久津「そのかわり、またふっ飛ばされんなら、何度でも受け止めてやるよ」
予想が微妙にカスって嬉しい1コマ。
かつて、テニスは腐女子向けマンガと呼ばれ蔑まれていた時期もありました。
内容の変化に伴い、今ではそんな声も少なくなっていますが、でも、許斐先生は決して腐女子層を捨てたわけではないのです。
ほら、その証拠にちゃんとBLしてるじゃないですか。
・スタンディングオベーション
今週のテニスで個人的に一番面白かったシーン。
まったく訳が分かりません。
「テニス中にコートから観客席へと吹っ飛ばされ、観客席からコートへ戻るとスタンディングオベーション」
す ご す ぎ ま す 。
冷静に考えて欲しいんですけど、普通、テニスでスタンディングオベーションが起こるとしたら、一進一退白熱のラリーが続くとか、素晴らしい妙技を見せられるとか、激戦の末に決着がつくとか、たぶんそういう時のはずです。
観客席からコートに戻る時に起こるものでは断じてありません。
彼らは河村先輩の闘志に心を打たれたのではありますが、なんら彼らのテニスに感銘を受けたわけではないのです。
そして、今までも「テニスを読んだことがない人がこのシーンを見たら意味が分からないだろうなあ」と何度も書いてきましたが、今回のこれがその極地ではないかと思います。
なぜ血まみれの男が観客席を下りてくるのか。
なぜ周囲の観客は血まみれの男に拍手を送っているのか。
なぜこれがテニスなのか。
本当に意味が分からないと思います。
・ポン、ポン
ラケットをポン、ポンと叩く師範。
許斐先生は、しばしば読者にこのような謎かけを行います。
読者は、これが一体何を現しているのか推測しなければなりません。
そして、僕が考えるに、今回のこれはラケットの手入なのではないでしょうか。
(上:イメージ図)
錆びた刀では敵を一撃で絶命させることができず、いたずらに苦しみを長引かせてしまいます。
それと同じように、これから葬ろうとする河村先輩を確実に一撃で仕留めるため、ラケットの手入れをしているのではないでしょうか。
もしくは、よりシンプルに鼓の代用と考えることもできます。
これから死出の旅路につく河村先輩に対し、鼓に見立てたラケットで葬送曲を送っているのかもしれません。
おそらくこのどちらかだと思うのですが、確証は持てません。
誰か分かる人いたら教えて下さい。
「テニス中って特に意味もなくポンポンしますよ」とかだったらイヤだな。
・河村「これが俺にとって最後のテニスだ!!」
最後って、まだ決勝戦も残ってるじゃないですか。
と、思ったんですが、こんな体で決勝戦に出れるわけがありませんし、事実上の引退試合ですね、これ。
ていうか、他の選手と比べて、すごい貧乏くじを引かされてる気がします。
・河村「1ポイントくらい奪わなきゃ一生悔いが残るよ」
上述の論理でいうなら、ポイント云々以前に、師範の相手をさせられた時点で一生悔いが残ってもいいと思います。
もし青学が勝ち上がった場合、大舞台である全国大会決勝戦に無条件で出れないんですよ。
準決勝で師範と戦わされたばかりに。
・最期の波動球
最後じゃなくて、最期。
死にぎわ、臨終、末期を意味する言葉、最期です。
河村先輩、死ぬ気満々です。
・師範「波動球やない!!」
ちょっとこのコマを真剣に考えてみたいんですけど、不思議なことにこのコマでは、師範はラケットでボールを受けてるんですよね。
いや、今までも師範は波動球を無効化していたので、河村先輩の波動球は全てラケットで受けていたことになります。
一方、河村先輩はあの吹っ飛び具合からして、基本的に体で受けています。
そして、以前に算出した計算から、少なくとも弐拾壱式波動球はマッハ1以上のスピードです。
つまり、お互いに波動球は避けることのできないスピードなのです。
ということはですね。
師範は常に河村先輩の体を狙っており、河村先輩は常に師範のラケットを狙って波動球を撃っていたと考えられるのです。
これはどういうことかといえば、師範が河村先輩を殺すことだけを考えていたのに対し、河村先輩は師範の腕を壊すことしか狙ってなかったということです。
河村先輩は体で波動球を受けることにより、波動球のダメージを全身に拡散させました。
一方、師範に対してはラケットに波動球を集中させることで、師範の腕一点へのダメージを集中させていたのです。
河村先輩と師範では波動球の威力に格段の違いがあります。
そこで河村先輩は、相手を殺すのではなく、相手の腕を壊すことに目的を絞っていたのです。
これは以前に本人も述懐していたので明らかでしょう。
相手を殺さなくても、腕さえ破壊すればテニスの試合には勝てるという、師範の盲点を突いた作戦だったのです。
青学ベンチは「だ、駄目だーっ!! ラケット弾かれた程度じゃん!!」と焦っていますが、しかし、河村先輩の狙いは師範を殺すことではなく、あくまで師範の腕を壊すことだったので、これは無用の心配というものです。
青学ベンチの一年坊たちは河村先輩の戦術を読みきれなかったのですね。
河村先輩は肉を切らせて骨を絶ったのです。
・モゾ、モゾ、モゾ
今週2つめの許斐先生の謎かけ。
こっちは本格的に意味が分かりません。
一体このモゾモゾはなんなのでしょうか。
もぞもぞ
(副)スル
(1)落ち着かずに体を動かすさま。もそもそ。
「からだを―させる」
(2)虫などがうごめくさま。またそのような感じを受けるさま。もそもそ。
「毛虫が―(と)動く」「背中が―する」
辞書的な意味はこうなっています。
あえて言うなら、近いのは1よりも2ではないでしょうか。
「あの一撃で師範の腕は折れたのだろうか、折れてなかったら次こそ殺されてしまう……」
そのような恐怖感が、全身に虫が這うが如き感覚となって、河村先輩に襲い掛かったのではないでしょうか。
しかし、これは推測の域を出ません。
誰か分かる人いたら教えて下さい。
「テニス中って特に意味もなくモゾモゾしますよ」とかだったらイヤだな。
・「だ、駄目だーっ!! ラケット弾かれた程度じゃん!!」
今週2番目に面白かったシーン。
かつてテニスの王子様にも、「パワーキャラの最大の名誉は相手のラケットを弾き飛ばすこと」という時代がありました。
しかし、テニスも全国大会準決勝まで至ると、相手のラケットを弾き飛ばしたくらいでは観客席から悲鳴が起こるほど駄目なのです。
相手のラケットを弾き飛ばしてポイントを取っても、そんなパワープレイではベンチからは駄目だ駄目だといわれるのです。
河村先輩の目指す「日本一のパワープレイヤー」とは、一体どれほどの高みなのでしょうか。
オーラプレイヤーの天衣無縫、ダブルスプレイヤーのシンクロ、そして、パワープレイヤーの殺人テニス。
どのジャンルであれ、テニスで一つの道を極めるのは大変なことなのです。
・亜久津「河村よ…、お前の信じる道を行け、どこまでもな!」
お 前 は 何 を 言 っ て る ん だ 。
・河村先輩勝利
そして、まさかまさかの河村先輩勝利!
今回は樺地戦と異なり、最初から相手の腕を破壊することだけを目的とし、そして、実際にその目的を達成することができました。
試合前に目標を立て、その目標を実現しながら、勝ち星をあげたのです。
これは完全勝利といって良いでしょう。
テニスとしては間違っているけど。
ちなみに橘少年は事故で千歳少年の目を潰してすごく苦しみましたが、河村先輩は初めから相手の腕を潰すことだけを目的としてコートに立ちました。
やはり、完全勝利だけど、テニスとしては間違ってます。
あと、熱戦の決着に四天宝寺側ベンチも湧き上がっているけど、キミたちチームメイトの腕折れたからね。仲間、大怪我してるからね。
***
河村先輩勝利に伴い、手塚・乾ペアの敗北が決定したわけですが、いや、しかし、相手はあの許斐先生です。
手塚・乾ペア勝利の可能性も、まだ10%くらいは残っていると思います。
手塚・乾ペアが勝利すると、当然、金太郎戦はお流れ。
しかし、全国大会終了後に金太郎がラスボスとして越前と戦い、そこで天衣無縫の極み発現という展開も考えられます。
謎に包まれたままの毒手の秘密や百八式波動球なども、そのときに完全解明されるのかもしれませんね。
……毒手や百八式波動球が伏線だとすれば、の話ですが。
許斐先生は天衣無縫だから、たぶん伏線とかは意味がないと思うんだ。
アイシールド
・バレバレのブリッツ
鬼兵「今の体勢…、俺くらいのプレイヤーから見りゃ、ブリッツくるってバレバレだぜ」
↓
ヒル魔「わざとバカでも分かるようなブリッツ体勢とってやがる」
新しい境地に達した鬼兵いじり。
今までは「鬼兵は間違ったことしか言わない」という扱いでしたが、今回から新しく「鬼兵は間違ったことか、もしくはバカでも分かる正しいことしか言わない」キャラに格上げされました。おめでとうございます。
ワンピース
闇の力はブラックホールの力。
ちょっと強引な気もしますが、でも良い落としどころだったと思います。
これなら闇でも攻撃できるしね。
そんな闇能力は攻撃を受け流すことはできず痛みまで引き込んでしまうらしいですが、その代わり、体に触れている限りは相手の能力を無効化できるようです。
ということは、黒ひげは
1、相手を引き寄せ
2、相手の防御力を奪い
3、相手に攻撃できる
わけです。
ハンターで言えば、常時バンジーガム付着状態で、強制的に絶状態の相手を殴れるといったところでしょうか。
そして、闇の能力が抱える唯一のデメリット「防御不能」は、ワンピースの漫画特性「体力無限」により事実上相殺されます。
黒ひげは痛いのを我慢できる限り、確実にダメージを与えられるわけです。
これで黒ひげさんがマゾなら、本当に無敵の能力ですよ。
ブリーチ
・チルッチさん手が付いてるよ
前回、チルッチさんが羽根と腕を落とした時に、雨竜が「それほどの覚悟か!」みたいなことを言ってましたが、解放状態を解いたチルッチさんには普通に腕が付いてました。
なんだ、それは。
それじゃ、前回のは一体なんだったんでしょうか。
単に燃費の悪い羽根と腕を落としただけで、純粋なパワーアップに過ぎなかったのではないでしょうか。
久保先生は一体何がやりたかったんでしょうか。
・処刑されたっぽいチルッチさん
あれ??? これって葬討部隊ですよね?
葬討部隊の本来の職務は、敗残兵に対する処刑なんでしょうか。
じゃあ、こないだのドルドーニさんとのやり取りはなんだったんだろう。
ドルドーニさんは一護を助けるために葬討部隊と戦ってた感じに描かれていたけど、「うおー、オレは負けたけど死にたくないぜ」ってことだったんでしょうか。
でも、あの時の葬討部隊はエスパーダの人に差し向けられて一護を追っていたようだし、どういうことなんだろう。
葬討部隊の本来の職務はドルドーニさんにとどめを刺すことだったんだけど、エスパーダの偉い人から「ドルドーニは後回しでいいから、先に一護を追ってくんない?」って言われてドルドーニさんを無視しようとしたら、ドルドーニさんが「なんで構ってくれないんだよ!」って怒り出したのかな。
うん。良く分かりません。
・とてもブリーチらしい戦い
そして、チャドはチャドで、これまたとてもブリーチらしい戦いを繰り広げていました。
ブリーチってすごい漫画だなあ。
敵味方が共に手加減しながら戦う戦闘が三連戦だよ。
みんなチョコラテを大事に持ってます。
しかし、ここまでくると、これはもはやこの漫画の個性ですね。
仮面の力を得た後の一護が、グリムジョーさん相手に最初から全力を出したのがとても大人気ない行為のように思えてきました。
ユンボル
・工夫
すごい。なんだこの異常な見開き。
幼児と変な博士が、変なカンフーやってます。
しかも背後にはユンボ。
武井先生ノリノリだなぁ。
・ゲンバー大王カッコイイ
タオルで汗を拭いながら、部下の報告を受けるゲンバー大王。
すっげえカッコイイです。
額に汗して働きながら最前線で世界征服をもくろむ悪の大王は、これまでもギャグ漫画では描かれてきましたが、そういう場合は、大体くたびれた悪の大王ですよね。
これほどのカリスマ性を発揮する悪の大王は見たことありません。
今回、針路変更してるということはバルの下へ直行ってことですよね。(なんでトンネル掘って行こうとしてるのか分からんけど)
旅立ったばかりでラダトームの宿に宿泊中のレベル1勇者に、竜王自ら襲い掛かるような展開になるんでしょうか。
だとしたらアツイですよー。
・テツグンテでお子様ランチ
ここのページの「第4回ショベルでワインコンテスト」を見て欲しいんですけど、こんな感じで、たまにショベルカーの名人が、ショベルでワインを注いだり、天ぷらを作ったり、そういう芸当をやってのけるんですよね。
で、たぶん今週の「テツグンテでお子様ランチを食べる」のイメージもそこらへんだと思うんです。
今回のエピソードは、それを人間(正確にはユンボル)に置き換えてやってるわけで、これはかなり面白い表現だと思いました。
口では言い辛いんですけど、「ショベルカーが人間の食べものをいじる」という奇妙さを、「ショベルカーの腕を持った人間(っぽい人)が食べものをいじる」という演出にスライドさせ、イメージを混同させているわけです。
うん、口では言い辛い。
ナルト
・飛段「体をバラバラにされて首一つになろうが」
この台詞を聞いて、映画「永遠に美しく」を思い出したんですが、あの映画でも不老不死の肉体を手に入れた二人の女性が、事故やらなんやらで腹に穴が開いたり酷い体になりながらも死ぬことができないわけですが、飛段さんも首一つになって生き長らえてなんか楽しいことあるんですかね?
首一つになっちゃったら動けないから、まずヒマだと思うんですよ。
風に吹かれてコロコロ転がりながら、運良くシカマルに辿りつけても、「ちょっとあなた。飛段さんまた来たわよ。責任持って捨ててきなさいよ」「またかよ、だりいなあ」「あ、行くならついでにゴミも出しといてよ!」みたいな感じで、ポイッと捨てられそうな気がします。
だって首だけだよ。何ができるんだよ。
他にも、犬にオシッコをかけられたり、怖いもの知らずのドキュンにサッカーボール代わりにされたりするかもしれません。
肥溜めに落とされたら生き地獄です。
鼻の頭がかゆくなるのも辛そうですね。
かゆくなってもかけません。
いやあ、ホントに不死って考えものですよね。
大蛇丸さんも、もう一度良く考えた方がいいと思います。
リボーン
・死ぬ気の零地点突破
マイナス状態って、もしかして「何があっても死なないぞ、生きのびてみせるぞ」っていう、生への強い意志ということではないでしょうか。
死ぬ気よりそっちの方がいいんじゃないの?
生きる意志をパワーに変えようぜ。
ところで、ツナが零地点突破を狙っていると知って、直ちに全力攻撃で阻止したXANXUSさんは評価したいです。
フリーザも、悟空がスーパーサイヤ人になりそうな気配を見せた瞬間にナメック星爆破すれば良かったんだよ。
でも、最初から全力出すのが一番良いと思うよ。
ネウロ
・馴れ合いネウロ
池谷さんに手錠をプレゼントするネウロ。
今までも色んな変態が出てきましたが、ネウロがこんなに馴れ合ってる人は初めてです。
今までの変態さんには外道属性が不足してたんですね。
サイだってこんなに仲良くしてもらえなかったですから。
他には藤原万次郎(高校の英語教師)もネウロと気が合いそう。
「英語と聞いただけで吐き気を催すような」
「1学年まとめて赤点難民にしてやるぜ!」
うん、気が合いそうだ。
それと今週特に顕著だったけど、笹塚さんの石垣刑事に対する扱いもネウロに好かれそうだと思います。
・大塚さん
今回の演出では、あからさまに怪しい大塚さん。
口を隠すポーズが特徴的であることも考えると、今回の変態犯人は大塚さんで、口が伸びて馬面になると見ました。
そう思って見ると、彼の髪型は馬のたてがみっぽく見えません?
ラルグラド
・「おまえの乳を揉み、しゃぶり舐めまわし味わってやる。その後、殺す」
すげー、主人公が「犯して殺す」宣言。
まるでクラウザーさんだー。
グラドはラルさんがオブスキュリアの胸を揉んで生まれたんだー。
・カフカ「しかし、一体何を考えてこのような…」
メッセージを伝えた後、オブスキュリアに消されたドゥオフーク。
なぜ、オブスキュリアはドゥオフークを消したのか。
オブスキュリアの不気味な行動にカフカは戸惑います。
が、しかし、その実、カゲたちは、
「ウレイのヒトミ~」
「ジョーハツ~~~」
「くれくれ~~~~」
狂喜乱舞していました。
カゲたちには命より大切なもの(性欲)があったのです。
カフカにはそれが分からなかったのです。
M&Y
武装錬金にしても、みえるひとにしても、ムヒョもディグレもブリーチもそうですが、初期に敵が異形のバケモノであった場合、途中から(それも結構早いうちから)敵は人型のバケモノにシフトしますよね。やっぱ異形のバケモノ相手では話が描き辛いんですかね。そんだけ。内容に思うことはないよう。
ToLoveる
ザスティンさま大活躍!
今回は本当に「脳みそって偉大だな」と思いました。
黒猫時代、クソほどつまらなかった矢吹先生のバトルシーンですが、脳みそ(脚本)が付くことにより、ちゃんとToLoveるらしいバトルシーンが描かれてます。
1巻からの伝統である電車ネタを二段構えで用い、ザスティンさま自体の戦闘能力を貶めることなく、ちゃんと決着をつけています。
ToLoveるはお色気バカ漫画だから、まともにバトルで決着が着いても困るし、かといって、ザスティンさまがあんまり弱くても納得できないし、親衛隊のザスティンさまが戦闘に参加しないのはもっと納得できないし、結局、今回のように「ザスティンさまは強いけどバカだから負ける」ってのがベストなんですね。
今までに培ってきたザスティンさまのキャラクターを損ねることなく、見事にバトルを描き切っていたと思います。
長谷見先生の仕事は本当に立派だ。
といっても、別に矢吹先生がダメだというわけじゃないですよ。
人にはそれぞれ得手不得手というものがあるんです。
矢吹先生だって、今週も立派に仕事をしています。
【立派な仕事の例】
・気合を入れすぎた矢吹先生
04・05号合併号のコメント「赤マルジャンプにミニイラスト集を描き下ろし。気合入れたので是非!!」
↓
08号のコメント「赤マルではやりすぎました。一番気合を入れた所が…! いや反省してます…」
件の気合入れすぎたイラストに関しては、たかすぃーさんが相変わらずものすごいハイテンションで解説してますので、そちらを参照して下さい。
それにしても最近の矢吹先生は輝いてていいなあ。
周りが慌てて止めに入るくらいが、クリエイターとして一番輝いていると思います。
【私信】遊星さんも僕たちと一緒にToLoveるを愛して下さい。
ムヒョ
・警察呼んでる魔法律協会
以前、トーマス戦の時は警察を邪魔者扱いしておきながら、同じくあからさまに霊の仕業である今回は直ちに警察に通報してます。
どっちかにしようぜ。
警察も協会内部で死人が出たら、
「またどうせ今回も霊の仕業なんだろうなー。オレたち行っても仕方ないし、報告書書くの大変だし、ヘタしたら巻き添えだぜ。ホント呼ぶなよなあ」
とか思ってそう。
おつかれさまです。
・アイビー「コルトロワ家を裏切った協会の人間を」
コルトロワ家と協会の間に一体どんな事件があったのかは分かりませんが、今の時点でもハッキリしていることが一つあります。
魔法律協会が悪い。
・今井「そんな!! 協会に何の恨みが?」
今井さんとは思えない不思議な台詞。
魔法律協会が誰からどんな恨みを買っていようと、何ら不思議じゃないと思うんですが。
そもそも、今現在、魔法律協会を狙っている大物テロリストのエンチューからして、「同級生の方が自分より成績が良かった」という理由でテロルしてるわけで、魔法律協会関係者としては、「私たちは別に理由がなくても恨まれて襲われるんだな」くらいに自覚しておくべきだと思います。
あと、五嶺グループには色んな人が色んな恨みを抱いていると思うんだ。
・ジグロの父ちゃん
子供を土塚ヨットスクールに入れたら死んだので号泣している両親、みたいな構図ですね。
でもまあ、危険を承知で協会に押し込めたんだから、覚悟はしていたでしょうに。
しかし、この父親の反応を見るに、子供が理不尽な被害に遭えばやはり親は焦るものなんですね、ムヒョの世界であっても。
検定を受けに行ったら、突然命がけの強化合宿に参加させられたあの事件も、保護者から相当苦情が来たと思われます。
・下級生は全員帰宅
流石は魔法律協会です。
いまMLSは人を殺せる霊がうろついていて、いまだそいつの居場所も特定できていない非常に危険な状態です。
例えるなら人食い虎が放たれた学校みたいなものです。
ですから、本来なら下級生を帰宅どころか、学生は全員帰宅させて、ライセンス持ちの魔法律家のみで校内を隈なく探して、危険因子を完全に排除してから学校再開すべきだと思います。
「はい、みなさん聞いてください。いま本校に人食い虎が放たれたとの情報が入りました。大変危険ですので、小学生のみなさんは直ちに下校準備に入って下さい。中学生・高校生のみなさんは普段通り授業を続けます」
いまこんな感じですよ。
大体、被害者がジゴロさんなんだから、彼と(おそらく)同学年のギンジたちも建前上はその霊に勝てないはずですよね。
なら、ギンジたちも下校させて避難させるべきだと思います。
ていうか、勝てる勝てない以前に、学生が学内の危険因子から自力で身を守らなきゃいけないという状態がナンセンスです。
二次被害出るよ、これ。