【3/17】2016年15号のジャンプ感想(補足)


 ジャンプ感想は本感想、補足含め、今回で最終回です。最終回の今回は>>100+αです。

 それでは週刊少年チャンピオンにてお会いしましょう!

サモナー

>> 面白くなくは無かったけど、オチが弱いなあ。これが両さんだったら、新興宗教立ち上げるとか、金もうけに発展するとかして最後は罰が当たるオチだろうし、ドラえもんだったらこの知恵を使って偶然人助けしてお礼をもらえたり、このままだと頭が破裂するとかブラックに持って行って、助かってホッとするけど試験は赤点とか。
>> ふくらまし方が足りないような気がするなあ。今はキャラが面白いから気にならないと思うんだけど、もしもアニメ化とかなっても、なんだこの普通の誰でも想像できるオチは!?これって面白いの?って、言われそう。
(掲示板より)

 これは結構ある気がして、効果時間が切れて普通に戻る、だけなんですよね。


>> 今週はちょっとパワー不足だったけど九頭龍くんに本気で謝る左門くんがぐっと来たのでよし(掲示板より)

 そうなんだけど、実際、左門くんの珍しい一面が見えたことで満足度は高いという。「キャラが面白いから気にならないけれど」というところまで含めて納得できるコメントでした。


>> 教え方がへたくそだろうが何だろうが異性と勉強会出来てる時点でリア充なんだよ!!バカ野郎!!(涙)(掲示板より)

 確かに……。アンリさんの嗅覚、今回は正しかったなあ。


鬼滅

>> 今週面白いなあ。
>>
>> 二人と修行して面を割れるだけの力量を身につけました→そして岩を斬る
>>
>> だと別に面白くないんだけど、あの二人がすっと消えてそこには真っ二つになった岩が、というオチがなんだか昔話みたいに幻想的でとても好き。
>> 作品の雰囲気にも合っていていい魅せ方だなあと思いました。
(掲示板より)


>> 波もn・・・全集中の呼吸はもうちょっとこう、ビジュアル的にどうにかならんものか
>> 「1秒間に100回の呼吸」とか少年漫画的ハッタリってバカにしがちだけど、大事なんだなあ。
>>
>> 錆兎に勝ったところから「岩を斬っていた」までの流れは凄く幻想的で、少年漫画の文法では描けない描写だと思うから難しい。
>> こうなるとこの兎面2人の因縁をもっと丁寧に時間をかけて描いて欲しかったと思ってしまう。
>> この持ち味、もっともっと活かして欲しいなあ。
(掲示板より)

 今回、「幻想文学みたいだった」というコメントが多くて、「うう……??」となっていたんだけど……


>> 扉絵を見て、「姉弟子達が指導してくれるのか」と思っていたら。
>> 姉弟子兄弟子は兎も角として、全員死者でしたか。
>> うへー。
(掲示板より)


>> ああなるほど、鬼に挑んで死んでいった子供たちの幽霊だったのか
>> やっぱりこの独特な雰囲気は読んでいて面白い…4話でくじけかけたけどまた応援していこう
(掲示板より)

 ひゃん! こういう話だったのか。普通に読み間違えてました……(修行を付けてくれた二人は主人公の前から姿を消して、その後、岩が斬れるようになった、と読んでた)。いやあウッカリ、ウッカリ。なるほど、そうしてみると、確かにジャンプでは珍しい斬新な読み味ではある。


アカデミア

>> 荼毘がエンデヴァーの息子かどうかはお預けかー。
>> 彼の轟君に対する呼びかけは意味深な感じではありますが
>> でも、今週だけではまだ判断はつかないかな。
(掲示板より)

 あの呼びかけるコマ、荼毘くんと轟くんを髪型とか似せて対比的に描いてる感じがしましたね。肉親説、十分あり得ると思う。


ものの歩

>> >「いい寄せだったよ 才能があるな君は」
>> >「え・・・あ・・・ありがとうございます!」
>> >「・・・・・・今のは嫌味だ」
>> なんで?
>> いや、強豪っぽい所の部長を倒した事を褒めたら嫌味になるの?
>> ちょっと難解すぎやしないですかね
>> 一応「主人公は将来プロになろうとしてる人間を相手にしてる」のを相手の人が知ってるのを前提とすれば「プロを目指しながらあの程度の相手に互角とかマジウケるー」とかかも知れませんが
(掲示板より)

 僕もあれが嫌味というのはよく分かんなかったですが……。普通に考えるなら、「いい寄せだったよ(=序盤はミソッカスだったよ)」なんですかね? 序盤から岬さんを圧倒できる力があれば「いい寄せ」と褒められることもないわけで。


ソーマ

>> 得意満面に自分の料理の秘密を長々語ったら普通に勘違いで
>> 審査員が言ってたポイントは別にそこじゃなかったとか恥ずかしすぎる・・・。
>> 楠くんかわいそう。この学園であんな醜態晒したら明日からどんなディスに晒されることか。
(掲示板より)


>> 先輩・・・あんなにドヤ顔で説明してたのに・・・可哀想
>> おじいちゃんもずっと(確かに美味かったけど、勝ったのお主じゃないんじゃが)
>> って思ってたのかなぁ
(掲示板より)


>> しかしこれ、楠も恥ずかしいけど、もも先輩も大概だよな(掲示板より)

 楠先輩、この後、どんな顔して叡山先輩の前に顔を出せばいいの。


暗殺教室

>> あと賞金について。返却は妥当だが、それは政府の邪魔したからだろ。
>> 「賞金頼りではろくな大人にならない」なんてアドバイスに従ったからとか…
>> 相変わらず、E組の倫理観は歪んでんなー、としか思えないぜ。
>>
>> そもそも、このアドバイスって、お金の価値を軽んじ過ぎだろ。
>> 生活のために、自由な研究・創作ができずに苦い思いをするなんていくらでもある。
>> お金はもらえるならもらっておき、必要なときに有効に使うものだ。
>> 殺先生はクソみたいなアドバイス残すより、お金の有効な使い道を、
>> 自分で考えることができるような生徒を教育することを目指せよ、と。
(掲示板より)

 やっぱりお金返したのもったいない、というか、したたかさを感じない、惰弱な選択肢に思いましたね。


>> あと、報酬は受け取っておきなさい。
>> 口止め料突っ返されたとあっては、政府関係者も心安らげないから。
>> 彼らの安心と、君らの安全の為にも、受け取っておきなさい。
(掲示板より)

 そ、それはそうだよな……。口止め料なんだもんな……。


>> 柳沢さんがああなったのは完全に自業自得なんだけど、でも完全に全身麻痺になった人間に対し「優秀な脳味噌は生きてるんだから人のために使ってほしい」ってなかなかすごい神経っていうか傲慢さというか。人間はそんなに世のため人のため尽くさないといけないのだろうか。(掲示板より)

 科学者も最後は体力勝負なトコあると思うんだけど、どうなんすかね。


>> 柳沢さんみたいなタイプは、身体が不自由になったら余計に歪んだ人格になると思います。(掲示板より)

 周りの看護師とかに当たり散らして、迷惑な患者が一人増えただけになりそうな。


>> それにしてもまあ、身内の事しか考えずにあれこれやってきた子が人のために生きる事を説くとはなんと傲慢な。(掲示板より)


>> 柳沢さん可哀想すぎるなこれ…
>> 「せっかく残った優秀な頭脳を人のために使ってくれるかもしれない」って、なんかすごくうすら寒いというか、
>> 自分の力を自分のためにふるうことを全否定されているようでちょっと…
>> 「優秀な頭脳を持っているのにそれを自分のために使うようなやつは寝たきりになって当然」みたいなニュアンスが気持ち悪く感じるし、
>> 「ホウジョウ部隊に暴力をふるった自分たちはOKだけど、柳沢はダメ」って言っているようにも感じてしまって、ちょっと受け付けない
(掲示板より)

 神兵ぶっ倒して突破した件がすごく尾を引いてますね……。1%放置とかファッション暗殺とか神兵突破とか、物語全体の読み味を損なうアレコレが綻びをもたらしている……。


>> 触手生物技術が葬り去られたというのはあまりにご都合主義。制御不能なら制御できるまで研究するのが人間ですよ。あれほどのエネルギーが産出できるものを各国がどうして手放しますかっての。(掲示板より)


>> 触手技術はむしろ今の柳沢みたいな人を助けるためにあるのでは?
>> 柳沢しか作れない技術なのだとしたら損失大きすぎるよ・・・。
(掲示板より)


>> 研究の結果、爆発の危険性を抑えたりいざという時に反物質細胞消し飛ばせる矛と盾まで完成したっていうのに、今さら触手研究が無価値扱いされるのは違和感が…。(掲示板より)

 触手技術を放棄したのは違和感バリバリでしたね。確かに危険性はあるだろうけど、政情不安定なあの国やこの国なんかは確保に動く技術だと思うんだけど。柳沢さんの身辺を国家はガードすべき……。それに柳沢さんはだいぶコントロール下に置けるようになってたと思うんだけど。


>> 世界を取るか大切な人を選ぶかの二者択一を迫る物語で
>> 大切な人を殺して世界を救ったルートであるにもかかわらず
>> 「殺せんせーのいない世界」を全く悲しいと思えないあたりやっぱりこの漫画は失敗なんじゃないかなぁ
(掲示板より)

 それが失敗かどうかは別として、殺せんせーが死んだことで与える読者へのショックを軽減させるような描き方は狙ってやってると思いますね。いくら読んでも読み尽くせない、異様に分厚いアドバイスブックは「死んでもまだ存在感を発揮する」「生徒たちに寄り添う」感じを与えるためのものでしょうし。


トリコ

>> ああ、そういえばいましたね……。>大竹
>> 彼の悪堕ち展開は物語上、何の意味もなかったな……。
(掲示板より)

 途中から、悪の組織としての美食會自体が意味なくなっちゃいましたからね……。


すじピン

>> >>かがみさん
>> すじピンの音楽がかかるや否や動き出すのって結構むずいですよ
>> 種目毎に大体一歩目のタイミングは決まってるので、二人でこのタイミングで出ますよってのを決めるまでに早くても2小節は使うんですね
>> 曲がかかったときはまだ対面してるだけで組んですらいないし
>> なので曲と同時に走り出し、走りながらホールドを完成させつつ踊れるなら確かに目立ちます
>>
>> ただ殆どの場合で悪目立ちしかしません(出だしのホールドが汚いので)
>> だからこれが綺麗に決まれば必殺技にはなりますね
>> 最初に注目を集めたらしばらく注目され続けるので乱れたらそこでおしまいという、
>> ピーキーな技がジャンプらしいっちゃらしいです
(掲示板より)

 ほおおお……言葉の響き以上に必殺技っぽい必殺技なのかしら。


ブリーチ

>> >かがみさん
>> >ブリーチ
>> 恐らく、アスキンさんの弱点は物理特攻です。
>> フィジカル自体が強い虚のグリムジョーとは徹底的に距離を取って型にハメてましたし
>> 夜一さんや夕四郎くんは白打に霊圧を込めた戦いを得意としているので、純粋な打撃力のみではアスキンさんの静血装を抜く事は出来なかったのでしょう。
(掲示板より)

 なるほど。


こち亀

>> もう雑くんの博識さなどという設定はどこかにすっ飛んでしまったなあ。これなら本田でいいじゃないか。(掲示板より)

 雑くん何なら知ってるの?はもうこの際いいとして、「これなら本田でいいのでは?」は確かにその通りだよなあ。秋本先生は雑のどこを気に入って本田ポジを入れ替えたんだ?? 気に入るも何も本来の性質である雑学は消え去ったわけで、今の雑学くん、さっぱりよく分からないキャラになってるだけなんだが。


ニセコイ

>> 距離感が狂ってるのかもしれませんが、眼鏡が車をすり抜けているように見えます
>> 一瞬で距離を詰めた身体能力は置いとくとしても、どうやって飛び付いて?あの体勢になったんでしょうか
(掲示板より)


>> 車の前で止まってたらかばってる意味ないからね。せめて歩道に転がるとかしろよ。(掲示板より)

 あのシーンは僕も不思議でたまらなかったのですが、一応、横断歩道の向こうの歩道の辺りまで移動しているような?? でも、その前のページではやっぱ横断歩道の上だよな……。車が何かにぶつかったと思しき「ガシャン!!!」もなんだかさっぱりわからない。


>> ・ニセコイの車を謎
>> 1.音
>> キキキキ ガシャン!という音から考えて、車は何かにぶつかっています
>> 縁石や道路脇の電柱にぶつかったのかと思いましたが、絵では交差点の真ん中ぐらいまで行って普通に止まっています
>> 車と同時にガシャン!という音を立てた謎の物体が存在したはずです。
>>
>> 2.着地位置
>> 絵を見ると、眼鏡は横断歩道の白線の上に着地しています。
>> しかし前の絵を見ると、歩道と車の間に白線が入るスペースがあるようには見えません
>>
>> 3.体勢
>> 飛び込んで抱えて倒れているとかなら判りますが、対面座位になってます。つまり
>>  (1)幼女に飛び付き、持ち上げる
>>  (2)すかさず幼女を持ちかえて回転させ、向き合う
>>  (3)持ちあげた勢いを活かして垂直にジャンプし、車を飛び越える
>>  (4)車の後ろに何故か尻から着地
>> こういった一連の動作が行われたと思われます。
>>
>> しかし、これだとガシャン!や尻から着地した謎が解けないので別の方法を考えます。
>> それはヨガテレポートです。
>> 眼鏡の体勢はまさしくヨガテレポートのそれです。つまり
>>  (1)ヨガテレポートと幼女の正面にワープ、そのまま抱き上げる
>>  (2)再びヨガテレポートで安全地帯に非難
>>  (3)ワープで空間を割った際に「ガシャン!」という音が鳴る
>>  (4)2度目のヨガテレポート、もしくは安全地帯から戻ってきた際のヨガテレポートの際に、体の向きを修正
>> これならば幼女を救助した異常な速度も含め、全て説明できます。
(掲示板より)

 これならなんとか理屈が通る……? しかし、ToLOVEるで「ぶつかったはずみに69の体勢」は爆笑を持って迎えられたのに、カッコイイことをすると皆の目が厳しい。


>> 集。
>> 交番に連れて行きもせずに、自分たちで親探し始めておいて空気悪くなったから放棄して帰るって何事だ?死ねよ
(掲示板より)

 ただまあこれは、あれで集がキレ返したりしたら、間にいる幼女はめちゃくちゃ居辛くて大変だと思うので、突然ヒステリー起こしたるりちゃんと事を荒立てないために、集が身を引いたのはまあまあ次善の策だったと思う。あんな状態で煽り始めたるりちゃんがかなりヤバイ。


>> 「本当は誰よりもがいて頑張っている」
>> いやあ、流石に1度くらいそんなシーンを見せてから言って欲しいです。
>> 口で言われただけで「ああそうなんだ」とは流石に思えないです。
>>
>> 先週、集の言っていた「後先考えず動ける」ってのは
>> 「足を踏み外す”かもしれない”」で動ける
>> 勘違いなら恥ずかしいとか、考えずに動ける事を指してたんだよね?
>> このままじゃ確実に事故る人を助けるのもそりゃ、勇気いるけれども
>> また違う話じゃない? それをもって「がむしゃらに頑張ってる」とは言いづらいなあ。
>>
>> とりあえず、るりちゃんが集のどこを好きになったのかは全く解らなかったですね・・・。
>> ってか変に大きなイベント作らなくてもいいでしょうに。最大限好意的に見ても吊り橋効果にしか見えないよ。
(掲示板より)

 本当に分かんなかったですね……。


>> キャラの立ち位置が似てると言うだけなのに「同族嫌悪」ってのもな…集ageをしたいのはわかる、でもさあ…あまりにも陳腐すぎるぜこれ…(掲示板より)

 似てるってのもよく分かんなかったですね。キャラの立ち位置……「メインで恋愛をしている主人公勢の周りで親友ポジ」というメタ的な立ち位置は似てるのかもしれないけど……。


>> ・何か似た物
>> 今回のエピソードのキー・テーマはこれなんだと思います。
>> 舞子君とるりちゃんは同族な面があるんじゃないかと思います。
>>
>> るりちゃんは初の単独エピソードの時小野寺さんの恋心が理解できなかったし、大人びて自らの進路を孤独に突き進むことを厭わない
>> 今回だって言っちゃいけないことを口走る
>> はっきりいって彼女は一般とズレている感覚の持ち主だ
>>
>> 集も先週の独白から分かるように周囲とのズレにより一般的な価値観を獲得できず苦しんでいた
>> いや今も苦しんでいる
>>
>> 二人は基本マイノリティだ、更に言うなら知識を持つマイノリティだ
>> そしてマイノリティだからこそ通じる何かがあるのではないかと僕は思う
(掲示板より)

 ここが似てる、ってことなんですかねえ。うーん……?? でも、「周囲とのズレにより一般的な価値観を獲得できず苦しんでいた」、これって先週の内容と違うんじゃない? 楽が普通よりすごいやつだから見習いたい、って話だったような。


>> はぁ。
>> 好きだったからこそずっと見てた。好きだったからこそ嫌いな部分が目についた。
>> うーん、まあそれなら仕方ないよね。うんうん。
>> 「どうして好きになったか」は疑問のままだけど、それを説明するのって難しいしね。
(掲示板より)

 ううん……こういう話だったの? まあ、好きになった気持ちを説明するのが難しいのはそうなんだろうけれど、それはそれで「気持ちは分かる」くらいの状況は整えてくれないと、やっぱり共感できない。


>> >かがみさんのニセコイ感想
>> >何故こんなジゴクが招来されてしまったのか、メカニズムを知りたい。
>>
>> 簡潔にまとめると「余計な描写で読者の誘導に失敗している」でしょう
>>
>> 楽は、真面目で誠実で、全力。作者の中では、そうであり、読者にもそう思って欲しいわけですが
>> 真面目と言われている人物が、自転車を盗んだり、誠実なはずの人物が「小野寺は別に好きじゃなかった」と気づいてみたり
>> こういう事が続くと、人間はギャップによってより強く、それまでと逆の印象を持つわけです
>> 不良が捨て猫を助けると、メッチャ良い人に思える、アレの逆ですね。
>> 自転車を盗まずとも解決出来たわけだし、小野寺への愛情とはまた違った愛情を千棘に感じると書けば、語弊も無かったろうに
>>
>>
>> 今回も、るりちゃんと舞子君をくっつけるイベントですから、
>> 読者は当然、舞子君の魅力について描かれると、つまり「舞子君は実は良い人」を前提にエピソードに入るワケですが
>> そこにあるのは、むしろモラルに欠ける、酷く身勝手な行動でのありがた迷惑行為。
>> 読者は舞子君にマイナスの印象を持ちます。
>> しかし、作者の中では、これによって、広い人脈を持つ社交的な人間で、最新の情報機器とサービスを使いこなす知性派の、出来る男
>> という印象付けが完了した事になってるわけです。
>> ここでの掛け違えが、後の全てを掛け違えているわけですね。
>> 作者にとっては「憂いを帯びた優しい出来る男の、過去話」
>> 読者にとっては「自分勝手な親切でドヤ顔する男の自分語り」
>> +と-が反転した評価で進んでいきます。
>> 当然、コレを聞いたるりちゃんの反応も、+評価だと思っている作者と、
>> -評価だと思ってる読者で乖離していくわけです
>>
>> 見かねた大宇宙の意思が交通事故を起こしてまで、テコを入れても
>> 乖離幅が広がりすぎた後なので、とってつけたようにしか見えず・・・ということかと
>>
>> コレを防ぐには、話をシンプルにすることが大切だと思います。
>> 「舞子君は実は優しい」だけで十分なところに、同時に「顔が広くて、ネットも使いこなす出来る男」
>> みたいな不必要な付加価値を欲張らなければ
>> その後の評価も上げ幅の差はあれど、ベクトルが逆を向くという事は無かったかと。
>> 余計な情報を多く混ぜると、それだけ読者の意識の向きがブレますからね。
>> 引き算の美学、が今回は大事だったんではないでしょうか。
(掲示板より)

 だとすると、つまり、今回のは共感を得るための描写を逐一ミスってることが原因なのかな。それなら話は非常にシンプルでいいんだけど。なお、この書き込みに対する補足意見があったので、それも以下に。


>> 別に好きじゃなかったって言ってましたっけ
>>
>> 楽の場合小野寺好き好きいいながら小野寺と二人っきりの場面で寝てたり
>> 小野寺への愛情と言葉がズレてる気がするあたりが
>>
>>
>> 別に好きじゃないけど小野寺が好きな俺が好きなんじゃないのかっていうか
>> お前たいして好きなんじゃないのっていう雰囲気がにじみ出てるというか
(掲示板より)


>> 「小野寺とも、橘や羽姉とも違う
>> これが好きってことなんだ」
>> と言うモノローグ(好きじゃなくて恋だったかも)で締めたため、
>> 「小野寺は別に好きじゃなかったのか」
>> と盛り上がりましたが、翌週、
>> 「小野寺にも恋をしているが、千棘に感じる気持ちは違うタイプの恋だ」
>> と補足が入りました
>>
>> (千棘への恋に気付くヒキのインパクトを優先したのでしょうが、
>> 古味先生の思惑と異なり、
>> 「小野寺の事が別に好きじゃなかった」
>> というのがしっくり来すぎて、
>> 補足が取って付けたような感じになりましたが)
(掲示板より)


>> よく覚えてないのですが
>>
>> これが そうか この掌にあるものが
>>
>>  〝好き〝か
>>
>> みたいなモノローグだったですので(違う)
>> 「これ<が>」にしたのが、まるで今までの恋心が文字通り「ニセコイ」みたいになったのがまずかったですね
>> 「これ<も>」と一字変えるだけでも、楽のゲス度が高まるだけで、展開には文句なかったろうに
(掲示板より)

 とのことです。


>> ルリちゃん、こんな相手を好きになってしまって可哀そうに……
>> しかし、ローサちゃんが大宇宙の意志の最大の被害者だったな今回の話は
>> あげく車に轢かれそうになるとか、一生もののトラウマになってもおかしくないというのに
>> 引きそうになった車の運転手や、折角の家族旅行中に娘が離れ離れになったローサちゃんの両親も気の毒に
>> 大宇宙の意志さんも、働くのはいいけれどもっと周りに迷惑かけない形で働いてほしいものだ
(掲示板より)

 これは本当にそう思いましたね……。言い換えると、大宇宙の意志が介在している、という大前提が確固としてある、ってことなんですけど。ガシャンが車がどこかにぶつかった音だとすると確実に警察が呼ばれていて、ローサ家は観光中断して警察で事情聴取ですね。賠償問題もありえる気がする。


★宣伝:週刊少年チャンピオンにて『放課後ウィザード倶楽部』新連載します。

小説版も同時進行! こちらから。


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