ジャンプ感想、次週で最終回です。ツイッター版はこちらから。
ジャック・ザ・リパー…。凄まじいストレートさ。潔さすら感じる…。
いやでも小学生たちは、「兄貴に聞いたんだけど、イギリスにそういう切り裂き魔がいたらしいぜ！」「マジか！」「切り裂き魔が仲間に！！？」「カッケェー！！」「俺、図書館で調べてくる！！」ってなるのかな…。ブラクロは少年漫画に大切な要素をおれに思い出させてくれる…。
「なんかヤミさんとの軽いケンカで山一コ削り取ったとか…」 この人は一体何を思ってこんなことを突然口走ったんだwww
あっ、シャーロットさん面白いな…。内面が見えると急に親しみが…。逆に言えば今までは面白味に欠けるキャラだったんだけど、ヤミ団長を描かないうちにこの関係性を描いても仕方ないので、このネタぶっ込むとしたらここしかないもんなー。
シャーロットさん多分貴族だよな。てことは、貴族→カースト外でも恋愛感情は成立するんだな。まあ、王族のミモザ、ノエル→アスタもあるし、そこは普通にあるんだろう。
あれ、こうしてみるとアスタさまモテモテじゃん。王族二人に村娘からも好かれてる？？ それでもハーレム系ラブコメみたいに「なんでこんなやつが…」とならないあたり、この漫画、主人公造形は結構成功してるな…。
えええぇぇぇ…ここで最後にアスタさまで締めるの？？？ おいおいおい、上手いぞ。敵が部下を召喚したのにほっといて敵の大将首取りに来る主人公は素直にアツい。ヤミ団長のフェイントも効果的だ。何なんだこの漫画。時々凄まじく上手い。
魔宮編やってた頃は本当にどうかと思っていたけれど、今でも結構粗さはあるけど、でも数週に一回、僕をハッとさせる漫画になってきた…。田畠先生すげーな。瞬間最大風速なら既にジャンプトップレベルじゃないかな…。
主人公マンセー自体は少年漫画的に正しくて、今週も主人公マンセーには違いないんだけど、魔宮編の頃は主人公を立てるために不自然に他がヘタレてたんだよな。それが今回はきちんと周りの格を保った上で主人公が上を行っている。こんな主人公マンセーなら大歓迎ですわー。
しかも巻頭カラーでこれを決めてくるの本当に偉いなあ…。チャンスをモノにしようという気迫を感じる。田畠先生、少年漫画家として実は結構な逸材なのではあるまいか。
ワンピース
今までその存在の意味合いがなんだかよく分からなかったワノ国の人達が今週で一気に物語の中軸に入ってきましたね。皆の感想を見てると侍たちの好感度がいやに低かったけど、彼らのキャラクター造形というよりも、こいつらのことがよく分からないのが原因だった気がする。
大事なキャラかどうかもよく分からないやつらが、なんかシリーズの重要なポジションと看做されて、特別扱いされたり、攻略目標になったりするのが（しかもかなりの長期間に渡って！）なんか嫌気を催させていたのではないか。
それでも侍たちがローみたいなイケメンキャラなら少しは違ったんだろうけど、尾田先生、容易に美形を出さないからな…。読者が辟易している時に、目隠し遊びで一時離脱していったのが、かなりクリティカルだった…。
あれ？ 大名が海賊と一緒にラフテルに…？？ てか、ラフテルがなんなのかそもそもよく分からんのだけど、統治者が行く必要のある場所だったということは、なんらか政治的なキー情報がそこにあんのかな。でもそれって、ルフィは知っても「フーン」で終わりそうな…。
暗殺教室
「微量の農薬を避けるあまり栄養不足など本末転倒」「適度なストレスと休養」「若いうちなんてデリカシーも無いから失敗して当然」 松井先生のセンスはやっぱり基本的には信用できるんだよなぁ…。
信用できるはずの人が、エッてなるような作劇をしてたから困惑してたけど、でも今週は良かったです。前回、前々回の茶番臭が今回はあんまり感じなかったので。何が違うんだろう。単に2週経ってそれまでの展開が記憶から薄れてきただけかもしれない。
仮にそうだとしたら、「きれいにまとめ出したけど、これまでが酷かったから、やっぱりダメ」も、きれいにまとめるのを何週間も続けることで解決できる問題なのかもしれないですね…。
ハイキュー
「リベロは男前じゃなきゃやれないポジションなのか…？」の直後のローリングサンダーWは「いえいえ、リベロと言っても色々ですよ」描写なんだろうけど、ローリングサンダー程度ではこゆるぎもしないほどの僕の中での西谷さんのイケメン度の高さよ。
左門くんと九頭竜くんの間に確かな友情が築かれつつある…。九頭竜くんが離れていって落ち込む左門くんなんて昔は考えられなかったので、左門くんはてっしーに嫌がらせをしているようでいて、その実てっしーに徐々に蝕まれていってるんじゃないか？
トリガー
レギンデッツかわいそう…。連れて帰ったら国際問題だし、邪魔だから始末しようにも一人じゃ無理だろうし、断っても無理強いされるだろうし…かわいそう…。
「考えてみりゃおれたちがこんな目にあうのは全部アフトクラトルの…！」 ((それは正解です))
「国を売ってミデンに付いたんじゃないか？」 惜しい。だいぶいい線行ってる。アフトクラトルにはもう一人エネドラさんという人がいましてね…。
レギンデッツ、私怨とかに駆られて無茶なことするんじゃないかと思ってたけど、意外といい線いってるな…。アフトクラトルのせいだし、アフトクラトルの裏切り者から情報抜けてたのもそうだし。まあ、子供をさらうのはよした方がいいと思うけど。
陽太郎連れて帰ってもミデンに侵攻の機会を与えるだけだし、ヒュースも連れて帰ることになってアフトクラトルと国際問題勃発だし、その選択肢は最悪なんじゃねえの。（追記：陽太郎を攫おうとしたところをミデンに見せることでヒュースの立場を悪くする目的ではないか、との意見あり
ソーマ
本来食べる立場にない女子に、脱がせるためだけに料理を振る舞う、だと…。特にもも先輩の方は、あれ、明らかにスイーツじゃねえだろ…。冷凍シャケを使った料理だろ…。
鬼滅の刃
すごく地に足のついた修行描写で、好感度は高い一方、こんな地味さで大丈夫かという不安が拭えない…。てか、ダメなのでは…。一年という修行期間の長さは、時間掛けてる感がバッチリあって、主人公が強くなることに説得力を与えてるんだけど…、受けた説得力ほど強くなってない。
「こんだけやったんだから、スカッとするほど強くなったんだろう」→「そうでもない」 修行の地味さはともかく、その後にカタルシス入れなくて大丈夫なんだろうか…。来週でなんかあるんかな…。
キツネ面の人はやたら男、男と言ってるから女子なんかな。
相撲
元アマレス王者で全国出場を決めた相撲部員がプロレスのマスクを被って現れたら、どこの誰だって連想するだろ…。
次週は「（国崎だ…）」「（変なマスク被ってるけど国崎だ…）」「（明らかに国崎だ…）」から始まりそう。
体格に恵まれない分、環境に恵まれてもいい、は普通にグッと来ましたね…。３回読み直してしまった。普通に良かったんですけど、メタ的には、バトル漫画によくあるパワーアップメソッド「師匠がすごい人だから短期間のうちにすごくなれた」に裏付けを与えたといいますか。
すじピン
「互いを認め合っているけど、互いに関心がなさすぎる」 この関係性描写はすごいな。前者も納得できるし、後者も納得できるし、これまで上手く行ってたことも納得できるし、これから伸びしろがあることも納得できる…。
競技ダンスのカップルは結構な確率でリアルカップルになるという話だけど、リード＆フォローの話を聞くと、「そりゃそうなるよな」って感じ。気にかけて導いてくれる男とか、気遣いに正しくリアクションしてくれる女とか、そんなことしてくれる相手はそりゃ手放さんわな…。
こういう話を聞くと、競技ダンス…というか社交ダンスすごいな、と思う。この精神性を培いながら社交界を渡っていくのか。
いつもはきゃーきゃー言いながらシモネタに持っていく僕ですが、今回はそのもの過ぎて逆に言いにくいんですけど、リード＆フォロー極めたらセックスもすげえんじゃねえの。相手がきもちいところを的確に刺激して、相手も反応で返してくるんだろ…。すげえ…。
リード＆フォローは概念がえろい。
ゆらぎ荘
ああ、これは怖いですわ。何があるか、は実はあんまり関係ないんだよな。そこにあるはずのないもの、動くはずのないものが動くだけで十分怖くて、視覚的な恐怖はその後に大分遅れてから来る。
人間の体が突然浮き上がる超常現象を見た後で、「ただのえっちな人」呼ばわりは流石に頭が沸いている…。
こち亀
「さむくないのか？」「アメリカ人は大丈夫」 この雑なアメリカの描き方いいなwww
「おっ、アメリカ人女性だ」「ビッチか」「一発やらせてくれ」「オーイェー、カモーン！」「イエース！！」みたいな。
ニセコイ
写真一枚で対象の行動範囲を特定する情報網はマジでキモいな…。
集くんと付き合ってたら、隠れて昔の男友達と会ったりした場合、帰ってくるやいなや、「どうだった？ 小学四年生の時に君の2つ後ろに座っていた斎藤くんは？ 変わらず元気だった？」とか言われそう。
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