【12/6】2015年53号のジャンプ感想（補足）

ワンピース

>> カイドウ一味は前評判通り全く話が通じませんね……。合理性とかが一切無い。
>> 首領のカイドウからしてメンヘラキチガイだし、百獣海賊団がみんなこんな感じなんだとしたら、ドフラミンゴさんがブルブル震えてたのがホントよく解る。（掲示板より）

　会話にならない、って言ってましたもんね。カイドウ海賊団のこの位置付けはすごく上手いなと思います。悪役が暴虐なのは当然とは思いながらも、多くの悪役は暴虐さに合理性がないことが僕もずっと気になっていたので、「トップがメンヘラだから」はかなりグッと来るアンサーでした。ちなみに、「合理性のない暴虐」が持ち味にまで昇華されているのがモヒカンザコ。

>> プレジャーズにギフターズ。今までのワンピース世界のアウトローとは明らかに違うこの雰囲気、さては尾田先生もV8教に入信しましたかな。（掲示板より）

　ああ……！　何がどうとは上手く言語化できないけど、すごく腑に落ちるコメントでした。なお、V8教ってのはマッドマックスネタね。

バディストライク

>> いやいやいやいや、中学でいきなり強豪高校の4番をピッチャーライナーで打ち取りって。メジャーの吾郎くんでも高校入学後に夢島でのスパルタ特訓を経てなお海堂一軍の4番に勝てなかったのに。（掲示板より）

　あれはホームラン性の痛烈な当たりがたまたまスポッとグローブに収まったということだと思った。パワーバランス的にいい感じかなーと。

>> 勝負の落とし所としては悪くないかな？
>> それはそれとして結局普通に投げれる様になったって事？
>> でもそれだったらミットをちゃんと見てれば米倉でもいい事になるし。
>> それともミットを見ればストライクゾーン周辺には入るけどやっぱりブレブレで
>> それに反応して取れるのが死神君だけって事なのかな？（掲示板より）

　今まではイップスみたいな感じだったんじゃないですかねえ。

ソーマ

>> 　相手に物理攻撃する鉄鍋のジャンは許せるのに、火を止める叡山先輩の妨害には普通に引いてしまった。なんなんだろうこの感覚。そもそも最初から八百長してるのにね。（掲示板より）

　同感！　なんなんでしょうね。八百長自体は「やりかねないなー」くらいの悪役ムーブとして納得できたのに、火を止めたら「おい、マジかよコイツ……」みたいな気持ちになっちゃった。なんなのか、この違いは。

>> といいますか、アルキミスたん、りんどう先輩を脱がせられてないんですけど！小物め！（掲示板より）

　デカイ顔してんだから、最低限の仕事はこなせよな。

ものの歩

>> 駒が一つ壊れるたびに修理やオーダーに出すって、お金掛かりそうだなあ。あんなシェアハウスに住んでて懐も苦しいだろうに、バラでも買えるような安い量産品の駒じゃダメなんですかね。（掲示板より）

　正直、今回の描写は甚だ不自然というか、取材したおもしろネタを使いたかったんだろうなー感が強かったですね。まあネタ自体は確かに面白いんですが。経済的に厳しい描写がなされている寮のメンバーが駒にお金を使うのはあんまり納得感ないですよね。すじピンはドレスやタキシードが試合において重要なユニフォームであることや、「身内の店なのですごく割引してもらった」描写が入ることで、同じような取材ネタでも違和感なく読めたんですが。

すじピン

>> 派手なのは、審査員には高評価されないと。
>> 現実でもそんなものですかね。（掲示板より）

>> 競技ダンスの評価は
>> 注目度が高く姿勢が良い
>> >姿勢が良い
>> >なんか目に入ってくる
>> >なんか目に入らない
>> >へたくそ
>> です。
>> 八巻先輩らは目に入るし姿勢も良いんですが
>> "社交ダンスの姿勢"ではないんですね
>> どんなに動いても社交ダンスの土台を抑えてるぞというのが見えないと
>> 派手な技は別に評価されないんです（掲示板より）

　興味深い解説！　ありがとう！！

>> ＞かがみさん
>> ＞皆が去って二人残された八巻ペアが人知れず悔し涙を流したりしなかったのが良かったです。
>> ＞正直、あの手の演出はもう飽き飽き飽き飽き飽き飽きしてるので
>>
>> この手の演出で共感できるかどうかは｢その敗戦がどの程度重要なものだったのか｣という違いもあると思います。
>> 例えば今回の火ノ丸相撲の大会のように｢三年生にとって最後の大会｣であるとか、
>> 三年でなくとも荒木くんのように、自分の負けで先輩を団体戦で勝ち残せられなかったとか、そういった場面で悔し涙を流すのであれば理解はしやすいのではないかと。
>>
>> 特に飽き飽きしてはいない僕でも、八巻くん等にここで悔し涙を見せられても確かに共感はしにくいですが、
>> それは今回のダンスの大会が、八巻ペアにとって最後の大会というわけでなく、普通に次があるからというのも原因なので
>> もしこれが八巻ペアにとっての引退試合ならまた違った印象を受けるでしょうしね。
>>
>> あと、ダンゲロスのゲームは部活の大会と違い｢思春期の限られた期間だけのもの｣でも、｢日常の半分近くを費やして努力するもの｣でもないので、この場合の例えとしては適切でないと思いますｗ（掲示板より）

　んー、じゃなくて、部活とか煎じ詰めればゲームじゃん、と思ってるというか。どんだけエネルギーを傾けて努力してようと、それで負けて悔しいのもゲーム性のうちだから、なんか泣くのはあんまり共感できないかな……。生き死にのかかった戦場とかだとまた別だと思うんだけど。

>> 「隠れて泣く」描写については、漫画で読む分には確かに「またか」なんですけど、
>> それでも、もと運動部員としては彼ら（すじピンではなく）の心情がよく分かるんですよね。一人になったら泣いちゃう心情。
>>
>> この描写に「説得力があるか」「共感できるか」については、
>> 潮くんみたいに悲壮な決意を背負っているかという「質」の問題もあるかもしれませんが、
>> ドライに考えると、単純に、どれくらい時間を費やしたかという「量」によるものではないかと思います。
>>
>> それなりの時間、ひとつの事に打ち込んできたなら、負けた自分の不甲斐なさに涙することはあるのではないでしょうか。
>> たとえ、「人生の全てを掛けてやる！」ほどの覚悟をもって打ち込んでいなくても、負けた瞬間にそれまでの積み重ねの意味が、初めて分かるというか。
>>
>> ダンゲロスのゲームも、３年間、毎日３～４時間かけて備えた結果、自分のミスであっけなく負けたら、
>> それまでの思い出が脳裏にフラッシュバックして泣いちゃうかも……？
>>
>> つまりは、そこへ至るまでの「積み重ね」を描けるかどうか（読者が同じだけの時間の重さを体感できるか）が問題なのであって、「隠れて泣く」描写自体に罪はないと思いたいです。（掲示板より）

　ダンゲロスはゲーム性としてダイス要素と協議要素が大きいので、「自分一人のミスで負ける」という状況が少ないから、「責任感を感じて泣きたくなる」のは確かにないなあ。ダンゲロスは多い時だと50時間くらい一戦に時間をかけるんだけど、でもまあ、3年程ではない……。ダンゲロスの作戦会議に３年かけたら泣くんかなあ。どうなんだろ。

斉木楠雄

>> 話自体はおもしろかったんですけど、座薬に固執する照橋兄がキモすぎ……
>> これはギャグ漫画の域を越えたキモさじゃないですか……？
>> 完全に自分の意志＞＞＞＞照橋さんの体調なのも酷い（掲示板より）

　ざ、座薬は実際効くから……。自分の性欲＝照橋さんの体調、くらいにしてあげて下さい……。

ブラクロ

>> 敵が小物でした、てっきりテロリスト関係者かと思ってましたが
>> よくよく考えますとあの方はそんなみみっちい事はしない…のか？（掲示板より）

　僕も最初は敵組織（名前失念）の犯行だと思い込んでて、「ああ、ショッカーが世界征服を狙いつつも幼稚園の送迎バスジャックするみたいなアレか」とか思ってた……。

>> ちゃんと街がまた襲われる可能性も考慮してるし、妹のこといが以外ではゴーシュは比較的常識的なのかもしれない。いや、その問題要素がゴーシュの行動のほぼ全てを統べてるから問題だから特に意味はないのですが。（掲示板より）

　あいつは妹のことを除けば頭もキレるし実力もある、頼れるヤツだよ。……常に妹のことを考えているが。

>> ＞アスタさま、これ、どういうタイミングで瞳がキラキラするのか全然分からんな。
>> ＞殺人ビームを避けた直後やパンチを受ける時にキラキラおめめになってるんだが、
>> ＞防御アップの魔法が何かなのか？？　
>>
>> メタ的・演出的に、また、作中のアスタの意思的にも、「ギャグ的展開ですよ。深刻にはさせませんよ」て事を示しているのでは。（掲示板より）

　ははあ、なるほど。これは納得。

トリコ

>> スピリチュアル過ぎてよくわからなかったのですが、
>> 小松についてるグルメ細胞の悪魔が少食評価なのが意外でした
>> 料理人タイプだからおかしくもないのかもしれませんが（掲示板より）

　小松のグルメ細胞（というかグルメ細胞が入ってるの確定だったんですね）はなんか凄そうなのがいそうな、微妙な伏線というか、読者の期待を掻き立てるところが時々あった（ような気がしてた）ので、今回の評価は僕も意外でした。

>> よく分からないです……。いや今週に限らずここ最近はずっとよく分からないんですが。
>>
>> グルメ細胞の悪魔というのは地球外生命体で、それが人間に寄生しているという話でしたよね？
>> まず、その人間に寄生中の地球外生命体が魂と一緒にあの世的な場所に存在しているのがよく分からない。
>>
>> そして、「グルメ細胞を持たない純粋な人間の魂」は形すら留めることができないということは
>> 裏を返せばグルメ細胞を持つ人間の魂は自我を保ったまま裏のチャンネルにいるってことですかね。
>> だからこそドン・スライムは一龍の魂を探していたわけでしょうし。
>>
>> だとすると、グルメ細胞を持った人間の魂はその後どうなるんだろう。
>> グルメ細胞の悪魔と違い、人間に寄生することも出来ないでしょうし、永遠に自我を持ったまま
>> 魂の世界を彷徨い続けるんでしょうか。
>>
>> と、ここまで書いて猿王バンビーナの大陸にあったかつての文明の人間達がみんな地縛霊化していたのを思い出しました……。
>> あいつらはみんなグルメ細胞を持っていたってことなんでしょうか。元はニトロの奴隷だったらしいので、その時にグルメ細胞を植え付けられた？
>> そうであるならば、グルメ細胞持ちの人間は、死後はああやって永遠に旨い食材の周りに囚われるってこと……？
>>
>> よく分かりません。（掲示板より）

　どこがよく分からないのかを整理できるだけの理解があって凄いなと思いました。「本当に分からない人は何が分からないかも分からないから質問すらできない」というアレ。

トリガー

>> 前回の木虎の件は、「前からちょくちょく目の敵にしてるところあったし
>> ちょっとばかりキツく当たるのもキャラの内だよな」くらいに思ってたんですが……
>> なにこの娘、いじらしすぎるでしょ。天使か。
>> 「無償のやさしさはいずれ重荷になる」て。
>> 今までアドバイスしてきた人の中で、一番真剣に修のこと考えてあげてるじゃないですか。
>> これには「木虎ちょっとキツすぎだよ」派も全力で手のひら返さざるを得ない。
>> 木虎への好感度ストップ高ですわ……。（掲示板より）

>> 「ありがとう」で満足しない木虎ちゃんなんなの。こういう表現やだよー私の中の木虎ちゃんの株が下がっちゃう
>> いくらその後「成果が出ないと無償の施しとか辛くなるから」ってフォローされても木虎ちゃんの態度はそれとは関係ないと思っちゃう（掲示板より）

>> 「無償の優しさはいずれ重荷になる」
>> それと木虎の対応はなんか違う気がするな！（掲示板より）

>> これ、共感が得られるか結構きわどいラインですね…。
>> 個人的には木虎を支持できるけど、葦原先生への信頼が結構な部分を占めている気もする。
>> ただ、「無償の優しさはいつか重荷になる」のは正論だし木虎-三雲間って比較的色々なエピソードがあるから、
>> 時枝先輩か嵐山先輩あたりがもうちょっとフォローしてくれないかな。（掲示板より）

　前回、今回と評価の別れる木虎ちゃん。僕もちょっと違う気がする……。

>> >かがみさん
>> >太刀川さん、最初は城戸派の悪い人たちの頭目で迅さんに負けた人、くらいの印象だったのに、いまやボーダーの守護神、不沈艦の如きイメージがある。
>> 太刀川さんは、今回のトーナメントで解説役として地味に格を稼いでましたからねーｗ
>> これで鬼兵化していたら今回の「太刀川ぶった切り」も印象は変わっていたんでしょうけど、そうなる事は一切なしに最後まで名解説役をやりとおしてた（掲示板より）

　解説で格を上げるって地味にすごいな。

>> ＞かがみさん
>> ＞二宮さん、加古さんに遠征の話まで伝えておいてくれたのか。あの人、表面的にツンツンしてるだけで、めちゃくちゃおせっかいなくらい気ィ使う人なんじゃねーの。
>> 二宮さんと加古さん(あと三輪さんも)はA級1位だった旧東隊のチームメイトだそうです
>> そこらへんのつながりでユーマに興味を持った加古さんは二宮さん三輪さんから情報を得たのかもしれません
>> どうでもいいですが旧隊員が全員が全員A級隊長なあたり東さんの育成能力がすごいです（掲示板より）

　なんだって！？　あの四人、そういう関係なのか。

>> 加古さんは誰か本当に仲間になってほしい人がいて、いつかその人をチームに迎え入れる為にイニシャル縛りしてると予想。（掲示板より）

　なんたる乙女思考。

ブリーチ

>> ☆京楽兄貴
>>
>> 三席の円城寺さんと銀城さんを合わせたような造形だなあと思いましたｗ久保先生にしては珍しい「何処かで見たようなキャラクター造形」だｗ（掲示板より）

　読んでる時は流しちゃったんだけど、確かに「このキャラ、既出の＊＊＊だっけ？」みたいなこと思いながら読んだよなあ。

磯兵衛

>> 雨の休日。お菓子と本と寝床の揃った極楽浄土。
>> 雨の中でかけて冷えきった身体に染みる風呂。
>> だらだらしてる時の首の角度の回なみに磯兵衛とシンクロ出来る回であった。（掲示板より）

　僕は平日の雨の日に、傘を差して会社に行くサラリーマンのことを思いながら家から一歩も出ない一日を過ごすととてもしあわせなきもちになります。

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