【11/7】2015年49号のジャンプ感想(補足)


 今週は>>70+α。

アカデミア

>> アニメ化決定のタイミングで1話で示されたデクというヒーローの根幹である
>> 見返りどころか周囲の状況すら考えない
>> 愚かなまでの人助けへの執念を描いてきたのは素晴らしいと思います。
>>
>> そうなんですよね、仕方ないんですよ。
>> 確かに作戦を無視してオールマイトに立ち向かったのはデクの失態なんですが
>> そりゃデクなら助けますよ。だってかっちゃんがボコボコにされてるんだもん。
(掲示板より)

 ああ、そうか、一話がそういう話だったなー。なるほど。


>> 今回もかっちゃんはデクくんに助けられて一緒にゴールとか知ったらぶちきれそう。ナチュラルにかっちゃんの心の傷に塩を塗り込んでいくスタイル。かっちゃんは今回でぶちきれなかったら成長出来そうだけど。(掲示板より)

 すごい屈辱の上塗りですよね……。どう反応するんだ、かっちゃん。


ソーマ

>> 伊武崎くんの「いつもこのやり方」ってのは何のこっちゃ。どんな料理でも同じ工程から入る訳がなかろうに。きみは料理がケーキだろうとハンバーグだろうと寸胴鍋を火にかけるのか(掲示板より)

「こら、ブランカくん、食材は歯で噛みちぎらない!!」
「がうがう(俺は地元ではいつもこうやって料理してたんだ、変える必要性が分からねえ)」


>> ☆寮が無くなる
>>
>> 「やっぱヤダよぉ~~!! 極星寮がなくなるなんてやだぁーー!!」
>> 「みんなと…ヒック…一緒に…一緒に料理したいよぉーーー!!!」
>>
>> ふーん。学校出てシェアハウスでもすれば?金出しあって広めの一軒家でも借りたらどうすかね?寮で過ごした想い出がある?
>> 読者にそれらを伝わらせるエピソードが無いからこの寮がどうなろうとほんとにどーーーーーーでもいい感しかしない。
>> 作中で盛り上がっている(?)だけでこちらにはちーっとも悲壮感も絶望感も伝わらない。
>> 一色先輩ぐらいしか寮メンバーの名前を思い出せないからだろうか…本気でどうでもいい、何を悲しがってるのこの人ら。
(掲示板より)


>> なんか極星寮の奴らが泣いていても「ふーん」としか思えない辺り
>> 連載期間長い割に寮との絡みの描写が濃密じゃなかったなーという感じ
(掲示板より)


>> そんなに寮のみんなに思い入れがあるとは思わなんだ せめて学園祭一緒にやってれば(掲示板より)


>> ソーマのは「主人公が動く理由」としては十分なレベルで寮生達は描写されてたと思います。
>> けれど、そのレベルを満たせば良いのなら「行きずりの女の子が泣いてる」でも十分なんですよね。
>> 「連載初期から今までずっと寮生の仲間だったのに、ココまでほぼモブ扱いだった奴らの涙」
>> という、とってつけた感が、逆に浮いちゃってる演出になってるんだと思います。
>> ほんと、あの連中の誰か一人とでも、ガチで食戟やってりゃぁなぁ・・・
(掲示板より)


>> 誰か一人でもいいのでメインで一本絞って寮生の話がっちり書いてほしかったですね
>> 文化祭もフージャオピンじゃなく寮生で力を合わせて~の流れでここに行き着いたらスマートでふつくしかった
>> と思うんですけど…
(掲示板より)

 学園祭で一緒にやってれば良かったんですけどね。ソーマくんの態度は、まあ何となく分かる。描かれてないだけで彼らとは寝食を共にしてきたのだし。脳内補完は可能なレベルではある……。が、感情としては響かないよなあ。頭で考えて、何とか納得できる程度のレベル。僕はそれよりも立ち退きの必然性がですね……。


>> あと、「寮は大事な場所なんだ」とアピールするよりは寮がなくなったら実際困るという面をクローズアップした方がいいのでは? 
>> 田所ちゃんやソーマくんはどうするのだろう。下宿先は探してるんだろうか。
(掲示板より)

 薊さん側が最新設備の整った綺麗な寮を用意して、「より適切な学習環境のこちらに移りたまえ」とかやるともっと良かったかもなー。今の話だと、仲間との絆うんぬんよりも、「追い出されたら住む場所が……」という実際的な問題が結構でかい。


>> これは審査員としてえりなさまと裸褌先輩が乱入する流れかな?
>> この流れでえりなさまがソーマくんの料理を認めるなら面白いかもです
(掲示板より)

 審査員の資格というか要件に優先順位みたいなのがあって、十傑が審査員に名乗りでた場合は他より優先される、みたいなルールでいけば二人まで確保できますね。その辺が突破口なのかな。


カンフーマスター

>> 「前の大戦で大量にばら撒かれた兵器によって無辜の民が苦しんでおります。功夫宗師よ、どうかお助けください」
>> 「イヤな仕事はしない。功夫は暴力じゃないんだ」ドヤァ
>>
>> 何言ってんだお前。何言ってんだお前。お前何言ってんの。お前何言ってんの。
(掲示板より)

 依頼を一度断る流れはマジで意味不明でしたね……。主人公の凄さを何とか見せる必要があったんでしょうが、あまりにも酷い。


すじピン

>> 「最初からクライマックス」仮面ライダー電王ネタですね。考えてみたら放送が8年前だから、今の高校生はまさに直撃世代という事になるのか(掲示板より)

 ここで「カガミガミの……」と出てこない辺りが、カガミガミの影響の小ささを思わせる……。


>> 「クライマックス」という言葉を聞くと初期のカガミガミを思い出す。
>> 定着しなかったですね、アレ。
(掲示板より)

 と思ったらちゃんと思い出してる人いた!!! やったね、岩代先生!!!


>> かがみさんは、これ読んで「ダンスで対決って、お互いが事前に練習してきた振り付けを一生懸命踊るだけじゃないの?」ってならんのかなあ(掲示板より)

 うわあああ、ふしぎ! ならないね!! ふしぎ!!! つーことは、ベストブルーも競技性の問題ではないのかもなー。


ブラクロ

>> >「私よりも早い光の魔法」
>> これ、半ば、特定可能になったんじゃね?
>> 金色の実力者にそういうのが居れば、怪しいでしょ。
(掲示板より)

「魔法帝を出し抜ける実力者」という時点でだいぶ限られるよね……。


ものの歩

>> ゲームにもプレイヤーにも失礼な描写だなあ。未だにトキでハメ殺せば終わりの北斗の拳ですらしぶとく遊び続け、研究を重ねてる人たちがいるというのに(掲示板より)

 北斗は全員にハメ技見つかって一周回ってバランスが取れたと聞く……。


>> あと事前の許可は対戦相手にこそ取るべきじゃないですかね
>> 自分が一参加者なら将棋の大会でたら対戦相手がいきなりこっち映してネット配信してくるとかめちゃくちゃ嫌ですよこんなもん
>> しかも描写的に完全に生配信なのに堂々と名前呼ぶわ思いっきり無遠慮に顔とか映してるわ
>> ちょっと笑えないレベルで最悪すぎる……
(掲示板より)


>> 【プロ志望】高良信歩くんを応援するスレPart1【振り駒ってなぁに】
>> とかいうスレを即日立てられそうで居たたまれない。
(掲示板より)

 ちょっと試しに町の将棋大会に出てみたらあんな感じで晒し者にされるとか辛すぎる。対戦ゲー動画とか絶対に巧いとか下手とか外野に好き勝手言われるもんなあ。


>> 初期の格ゲーでアプデ入る前に極めた気になって辞めるとかタダのニワカ以下だと思うんですけど…ww>十歩くん(掲示板より)

 研究が進むことで初期のキャラの強弱がガラっと変わったりもしますしね。まあ、十歩くんは「研究を行いガラッと変える側」の人なんだろうけど。


斉木楠雄

>> 回想自体は面白いんですが、「登場人物の顔がブサイク」ということを一つのギャグ要素として扱ってることが受け入れがたいものがある。
>> ブサイクなのはボケでもなんでもないじゃん。
(掲示板より)

 これは正直ちょっとありましたね……。まあ、少女漫画のパロディ(美男美女がやりそうなことを彼らがやる)ということで。


ニセコイ

>> マリーはマリーで本当に結果はどうでもいいという
>>  のなら、「今回妨害されたせいで、今回の四十代男性な
>>  んて比較になないドクズと結婚することになった」としても、
>>  一度来てくれたことだけを支えに以後生きてほしいです。
(掲示板より)

 結果はどうでもいいなら、一段落ついた後に四十代男性と改めて式を上げてもいいのでは……。いや、向こうが嫌なのか。


暗殺教室

>> 凄い、あの無敵の烏丸先生が「1日10発」の一文だけで勝てる気がしない
>> 明らかに蕩けた顔してるのはビッチ先生の方なのに相手をひねり潰す貫禄を感じる
(掲示板より)

 どんなに美人で気立ての良い恋人でも一日十発要求されたら別れる。いや、別れざるをえないだろ、それ……。


サモナー

>> しかし、悪魔召喚するのに虫は嫌いってよくわかんない弱点ですね。べるぜバブとか、虫系の悪魔はいっぱいいるんじゃね。(掲示板より)

 何考えてるのか分からないのが怖いみたいなので、思考が理解できたらいいのかしら。


>> え、もう左門くん弄られる側になっちゃうの…?
>> ここまで露骨な弱点を作るってことは、左門くん攻めの展開は受けが悪かったんだろうか
>> てっしー最強なんて分かりきってるし、それを認めず攻め続ける一種の道化っぷりが面白かったんだけど
>> やっぱストレートに「てっしーかわいそう」って人も多かったのかなぁ
(掲示板より)

 あの手の無敵系キャラに弱点を設定して愛嬌を持たせるのは基本的な手法ではありますね。それはそれとして左門くんに弱みが出ていじられる側になったことで単純に読んでて気持ちが楽になったのはあると思います。いじられキャラは前回の「注文の多いドM」辺りから既にその気配はあった。


>> 正直、婆ちゃんが作ってくれた蝗の佃煮を普通に食べてるだけで九頭竜と天使ヶ原さんへの好感度上昇が止まらない
>> ああいう所謂「テレビで下手物系としてキャーキャー言われる料理」を普通に美味しく食べてくれると本気でほっとする
(掲示板より)

 あそこ良かったですね! 意外性と温かみがどちらもあった。


こち亀

>> ざ、雑くん……レコードを知らないって、もう雑学どころか一般常識ですら凡人以下じゃないですか(掲示板より)

 二面性……と評価するにも厳しい、よく分からない存在だよな、雑くん。秋本先生、雑くん好きなのかよく出してくるけど、どういうキャラクター性なのかご本人は把握出来てるんだろうか。


ベストブルー

>> 喋ってねえでさっさと飛び込め。
>> いや、漫画的演出なのはわかりますが。
(掲示板より)

 これはすっげえ思いました。まあ、海王くんが来るまでに喋ってたってことなんだろうけど、リレーの引き継ぎという最大の集中力を見せなければいけない場面でぺらぺら喋ってると、どうにもなー。


>> ペース乱したら最後まで保たないんじゃないの……? なんで保つの?
>>
>> 芽城くんの水泳理論、より速くなるには技術がより磨かれる、フィジカルが成長する、しかなくて、実際それが正しいと思うんですが、芽城くんは「フォームの完璧さ」に固執する余り無意識にセーブして泳ていでいるところがあって、より速くなるためには技術とがむしゃらなパワーのバランスが大事、という話なんでしょうか。
>> でもそれなら、我の強さという意味では「型にはまらない天才」で我の強い烏賊崎くんには勝てないんじゃないの?
>> 結局なんで最後までペース落ちなかったの? 何なの?
>>
>> この漫画、「速く泳げば勝てる、以上のドラマがない」だけじゃなく、その「速く泳ぐ」こと自体も「なんかうおおおって気合入れて泳げば勝てる」でしかないんですよね本当に。
>> 青野くんは技術的に未熟だとか、芽城くんはペースを上げるの早すぎて最後まで保たないとか、そういう問題は「うおおお」で無かったことにされる。
>>
>> 『ハイキュー』や『ベイビーステップ』でも「うおおお」感というか、攻める姿勢の重要さは常々説かれてますが、ミスの可能性や失敗した時のリスクなどデメリットもしっかり考慮した上で、それでも勝つためには攻めねばならないことを描いてます。
>> 巧拙に差はあっても、たいていのスポーツ漫画はそこを描こうとしています。
>> ベストブルーは、平方先生が水泳に興味ないんじゃないかな。
(掲示板より)

 本来のポテンシャル的にはメジロ君の方が上で、彼は今までセーブして90で泳いでて、イカの人は毎回100で泳いでたのかな?? 今回、がむしゃらになってメジロ君が100になったらイカの人より地力が上なので勝てた??


>> 個々のキャラがわかんねーから全然共感できない。
>>
>> ベスブルはもっと共感させる作劇を意識すべきでしたよね・・・。
>> キルコさんであのクズ春樹を最終的に
>> 「こんな下心クズでも良いところはあるんだな、クズだけど」と
>> ちゃんと共感させられる作劇力を持っていたのに、どうしてこうなったんだ。
>>
>> こういうのって持ってる「武器(売り)」があって、
>> そこに興味が持てるかだと思うんですよ。
>>
>> ワンピなら「ゴム」でどう戦っていくんだ、とか。
>> ナルトなら「落ちこぼれ」がどう駆け上がっていくんだ、とか。
>> アイシールドなら「俊足」でどう立ち回っていくんだ、とか。
>>
>> 見る人によって興味を引く・注目する「武器(売り)」は違うとは思うんだけど、
>> ベスブルは「外を知らない島育ちの少年」が、
>> 「外でどう立ち回っていくんだ」というところが、
>> 個人的に武器になりえたと思うんです。
>>
>> ところが外にでた主人公は早々に
>> 「未知数の島育ち少年」から「結局ただの凡人」に格下げされてしまった。
>>
>> じゃあ「結局ただの凡人」だった主人公が
>> どういう事でのし上がっていくのか、どう立ち向かっていくのかを
>> 作劇できたら面白かったと思うんですが、
>> そこぶっ飛ばして、どういう努力をしたのかもよくわからずに試合でしょ?
>> そりゃ「いや、速い人が勝つんでしょ・・?別に競泳にそこまで興味ねーわ・・・」と
>> 普通の人はなっちゃいますぜ。
>>
>> キルコさんは荒いけど魅力があっただけに残念ですわ。
>> とりあえずもっとおっぱい出しとけってことだ。
(掲示板より)

 主人公の島育ち要素、都会に出てから全く役に立ってないですね……。周りのプレイヤーから煽られるだけの意味しかない。


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