【7/4】2015年31号のジャンプ感想(補足)


 今週は>>50+α


ワンピース

>> ☆勝者ルフィ
>>
>> まあ…やっと終わったのはいいけども、やっぱこの章はワンピースのダメな部分が露骨に前に出た章だったなあ
>>
>> 無駄な展開の引き伸ばし(ギア4の10分のリチャージ、ウソップの逃亡等)
>> 無意味に多くなったキャラ(闘技場のキャラ全般))
>> 相変わらずの理不尽な不死性(ドフラさん、キュロス等)
>>
>> ルフィのヒーローにしたいが為に用意された王国や鳥かごの便利すぎる強設定もどれもこれも納得できる要素を含んでおらず
>> また、それに対する作劇も用意されていない。ほんっとうに「無駄な」描写が多すぎた。
>> ワンピに思っている「不満」な要因をこれでもかとつぎ込んだ章だった、このドレスローザ編は。
>>
>> 端折っても全然問題ない話を一年ぐらいかけてダラダラダラダラ続けた結果がいまのこの読後感なんでしょうね…
>> ぶっちゃけ「やっと終わったか…」より「なんだったんだろうこの話・・・」という気持ちのが強い。
>> 本当読んでて苦痛に近いレベルで「うわああああ」って思ってました(ルフィマンセーするとこがピーク)
(掲示板より)

 とにかくクッソ長くてキツかったけど、クッソ長いという意味ではW7~エニエスロビー編よりかはまだマシだったか。あれはどんくらいやってたんだろうね、体感だと4年くらいやってたイメージなんだけど。実際はドレスローザと同じで2年くらいなんかな。


>> 後は、これで尚気絶止まりのドフラの処理ですが
>> ドフラ少年時代のトラウマよろしく
>> ドレス国民が集団で私刑にしようとするでしょうが
>> ルフィはどう反応するのかなあ
(掲示板より)

 集団リンチで処刑されるドフラをチラッと見て去っていくルフィ、みたいなのを期待するけど、まあそういうのはないんだろう。


>> なんでみんな「ドフラミンゴの支配が消えた」っつって喜んでるんでしたっけ?
>> コロシアムでレベッカを殺せ~とか熱狂したり、結構楽しそうに過ごしてた気がするけど
>> まあキュロスさんは頑張ってたから泣いていいよ
(掲示板より)

 オモチャになってた肉親が帰ってくるからじゃない? その点さえ除けばドフラさんの国政は概ね善政だった気がするけれど。


>> これでドレスローザはドフラミンゴの武器密輸などによってもたらされていた豊かさを失うことになるわけで
>> 一度贅沢を知ったうえに、暴力衝動に染まりきったドレスローザ民がそれに耐えられるとはとても思えないな。
>> 貧しさに耐えられず暴動を起こすと思います。
(掲示板より)

 これなー。「大事な家族が帰ってきた。今日食べるごはんがないことよりも大事な家族が~」という人も当然いるだろうけど、「大嫌いな親父が帰ってきた。また以前のギスギスした家庭に逆戻り。腹が減った。ドフラさまの時はメシだけはたらふく食えた。親父もオモチャだった時の方が俺に優しかった」みたいに思う人も少なからずいるよね。


>> 自分なりにワンピの展開に説明が(無理矢理)ついたので、書かせて頂きます。
>> 既出ならすみません。
>>
>> ミンゴさんは腐っても七武海。倒したとあっては自身に莫大な懸賞金がかかるのではないでしょうか。
>> これには一同流石にビビると思います。ある程度上がるのは歓迎でも、器を超えて上がりすぎるのは危険です。バギーじゃあるまいし。
>> そこで一人、考えが足りない奴がいる事に気づく訳です。
>> よし、あいつに倒させよう。
(掲示板より)

 ちょっと笑った。


>> 一応、決着が付いたけど次回あたりルフィがビッグマムに追われているサンジ達のことを忘れて「宴だぁー!」とかやりそうで怖い(掲示板より)

 読者も忘れているようなことなので、ルフィが忘れていたとしても仕方がないと思います。


ブラクロ

>> ☆放たれしこの力は!?
>>
>> うーん…降って湧いた特殊なアイテムでその場を乗り切る…使い方もわからない謎の能力が発現する…
>> いや、王道なんだろうけどもこれいいのかなあ…漫画としてかなり禁じ手に近いピンチの乗り切り方だと思うのだけど…
>> これをやってしまうと「才能」「努力」が完全に否定される気がするのよね…話を作る意味が無い。
(掲示板より)

 明らかに何らかの謎を孕む生き物に導かれてダンジョンの奥底で見つけた新アイテムにより主人公パーティーが窮地を脱する……と書けばそれっぽいんだけど、読後感は「降って湧いた特殊なアイテムでその場を乗り切る」「使い方もわからない謎の能力が発現する」だよね……。一体何が違うのか。


>> あ、前の剣より小さいんだ……。まあそれでも彼の体格に比べると普通の大剣くらいありそうですが。
>> しかし、剣を振り回せば捌ける程度のものなんですねマルスくんの魔法攻撃。
>> 手数重視でそこまで威力のある攻撃ではないってことなのかも知れませんが、速度もそんなもんなんだし、じゃあ銃でいんじゃねと思ってしまう。アスタの身体能力がどのレベルのものなんだかよくわからないのもあると思うんだよな。凄い凄いと劇中では言われてるけど。
(掲示板より)

 この世界、魔法が程よく万能すぎて、誰も科学を推し進めなかったんだろうね。銃が開発されたら、魔法使いの価値は一掃…………はされないまでも、メインウェポンからサブウェポンの地位にまでは下がりそう。そして、それによってカーストも緩くなるんじゃないだろうか。アスタくんが魔法帝になった暁には科学振興すべきだね!


>> ・拘束魔法封印されるスリーメンズ
>>  ダサすぎ。ユノ新魔法でアスタをサポートするかと思ったら拘束されてるし。いち早く気づいてたラックまで。クラウスは当然だけど
>>  なにこれ?
(掲示板より)

 魔法帝になる将来が約束されし男、アスタさまがご活躍なさるシーンですから、その他の者達はアスタ様ご活躍の邪魔にならぬようこうしているしかないのです。ヒロインたちはアスタさまのご活躍がより映えるように身体を張って演出効果を高めており、臣下の鑑と言うべき者どもですね。……という冗談はさておき、「ナルトが修行を終えて新必殺技を角都に喰らわせるようだから俺達は立ち呆けたまま見守ろう」をやっていたナルトよりは若干マシだと思います。


>> たったひとりでごり押ししているのに
>> 「俺には仲間がいる!」とか豪語してるのが面白かったです。
(掲示板より)


>> 「俺には魔力がない、でも仲間がいる!」
>> やべえ、全然意味わかんねえ。何言ってんのこの子。
>> いやいや、あなたが今戦ってる相手は先々週あなたが一方的にボコボコにした人ですよ。仲間の手を借りずに。一人で。
>> 本来そこで終わってるはずなのに、仲間?のメガネの不手際でもっかい戦うはめになってるんですよ。ノエル怪我してるのもメガネのせいなんですよ、はっきり言って。
>> そのうえ今週も仲間が全く働かないからアスタが孤軍奮闘してるのに、なんで仲間の存在を強調するの?今のところダイアの人戦では誰一人糞の役にも立ってないんだよ?
>> 魔力無いアピールも意味不明。魔力無くてもチート剣だけで圧倒してたし、今持ってるクソ強い剣なんてたまたまそこに落ちてた奴じゃないですか。
>> 魔力無いことに現状デメリット0なのにそんなアピールされても読者はいい加減うっとおしいとしか思いませんって。
>>
>> この台詞は「魔力がないせいで一人では敵わない相手にチームワークで戦う時」に言う台詞じゃないですか。
>> なんか主人公に感動的っぽいセリフ言わせたかったんでしょうけど、使う場面完全に間違ってますよ、田畠先生。
(掲示板より)

 僕もこのへんよく分からなかったんですけど……


>> ・新能力
>>  描写的に「仲間の魔力を借りて攻撃を放つ」感じかしら
>>  問題はないですけど、もしそうだとしたら仲間次第で万能すぎない? もう新しい大剣必要ないレベル。まだ何本か出そうだけど
(掲示板より)


>> いずれにせよ、アスタの新武器が仲間の力を借りて発動するのなら、
>> ノエル女史=水 大リーグ先輩=炎 ラック先輩=雷 サスケェ=風
>> と、カメンライドゥなら現状で4つのフォームが確定していますね。
>>
>> これまでは「もうアイツひとりでいいんじゃないかな」状態でしたが、
>> 今後は「オレだけじゃねぇ!仲間(エネルギータンク)がいる!」状態になりましたね。
>> 仲間が増えるよ、やったねアスちゃん!
(掲示板より)

 どうもこういうことっぽいですね。


>> なんだかなあ……
>> まんま月牙天衝なのはありがちな技だとして不問にしても、こんな攻撃魔法もどきを使うのなら「普通の魔法が使えない身で魔法帝を目指す」というアイデンティティがぶち壊しじゃないですか
(掲示板より)

 なので、これもアイデンティティ消失というわけではなくて、「魔力がない」→「仲間の魔力を使える」みたいな流れなんでしょう。


>> 仲間との絆が深まると新しい能力が目覚める・・・・?コレ・・・コミュや・・・・・
>> アスタがすべき事はマッスル訓練でも、剣術向上でもねぇ!団員との仲を深めることだったんや・・・・
>> 月に1,2回任務か魔宮に行くくらいで、残りの日々はひたすら団員との有効度を上げることに腐心するべきなんですわ。
(掲示板より)

 コミュレベルがMAXになったらノエルとミモザに二股を掛けることもできるぞ!


>> ダイヤモンド王国は資源に乏しい国なんじゃないの
>> 貴重な労働力、戦力を殺し合いで無駄にすることはないだろ
>> とりあえず殺し合いさせとけば、怖い感じを演出できるという安易な考え
(掲示板より)


>> 殺し合いによって何が得られるんですかね?魔力は遺伝するんだし優秀なの選んで強制交配させるとかの方が説得力あるのでは。少年誌でやることではないですが(エンデヴァーはやってたけど)。
>> どんな能力を移植するのか選べるなら、相性のいい属性をペアで選んで殺し合わせて勝った方に・・・とかでよかったのでは。魔導石が1個しかないのかもしれませんが。
(掲示板より)

 フォローするとしたら、あの最後の試練で人間性を失わせて国家指導部の言い成りになる兵器を作るため……とか? 男塾で同じことやってても何ら疑問に思わないし、今でも問題無いと感じるのに、何が違うんだろうな本当に。


アカデミア

>> 最初からOFAに耐えられるだけの肉体を持っていたって地味にすげぇな。
>> てかよく考えたらあのヒョロヒョロの体はなんなんだ。なんであの体で耐えられるんだ?
(掲示板より)

 オールマイトの身体についてはよく分からんですね。彼がデクくんに語っていないことが謎に絡んでくるのかな。


デビリーマン

>> 生死に関わるようなことを教えずに契約結んだマドギワーは敵の悪魔以下の最低最悪の存在だと思います。(掲示板より)

 日本の法律下だと契約無効にすることもできそう。でも、最初の契約時には、ルール説明の前に平和くんがサインしちゃったんだよな。にしても、その後、きちんと説明するべきだと思うけど……まあそういうこともしないマドギワーだから今実際にクビの危機なのだろう。


ナルト

>> クローンということは、影分身と違いチルドレンの衣服は呉服屋で発注したものなのでしょう。それは別におかしくはないです・・・・
>> オーズさんみたいなおっきい子がいなければ。あのサイズの服発注する方も、それを受ける方もスゲェ。流石NINJA世界だぜ・・・・
(掲示板より)


>> >大きいの
>> これだけサイズ大きいと服を作るのも大変だろうにみんなと同じデザインのコスチュームを揃えてるあたり、仲はいいんだろうなぁと思いました
(掲示板より)

「ごめんな、同じデザインでそのサイズのやつ、ユニクロに売ってなかった」
「ぼ、僕は裸でいいよう……」
「何言ってんだよ! クローン仲間だろ!!」
「おれたちみんなで手縫いするよ!!!」
「もう生地はオカダヤで買ってあるんだ!」


>> >> 完全に言いがかり以外の何物でもないが
>> サスケを「アナタ……」と呼ぶサクラにイラっと来た
>> サクラは何も悪くないがイラっと来た
(掲示板より)

 サクラ本当に何も悪くないんだけど、僕も見た瞬間すげーイラッとした。


ソーマ

>> 葉山くん、余裕がなくなると割と好感が持てるというかいけ好かない感じがなくなりますね。
>> あと、前は汐見教授との関係性しかなかったのに今はアリス嬢と黒木場くんに巻きこまれてなんだかんだチームになってるあたりもいい。
>> すかしたところをOB仲間にちゃかされる四宮先輩なんかもそうですが、身近にいたら嫌なキャラも対等な関係の人たちに混じっていると安心して見られるので好きになれますね。中学ではクラス一の個性持ちで悪質ないじめっ子だったかっちゃんも雄英に来ればなんかガラの悪いだけの奴になるしね。
(掲示板より)

 かっちゃんの例えがすごくわかりやすい……!


斉木楠雄

>> いつもはっちゃけてる照橋さんが最初から最後までツッコミ役の常識人に徹してるのがちょっと新鮮。海藤くんや亜蓮くんもそうですけど、普段の言動が「キャラ」にすぎない人はこんなシリアスな状況で無駄に己のキャラにしがみついたりしないものです。ブレないのは燃堂くんや目良さんのような本物のアレな人です
>> 夢原さん? あれは極限状態で子孫を残そうとする本能に従ってるんでしょう、きっと
(掲示板より)

 夢原さんも実際、燃堂、目良寄りのかなりクレイジーな子なのではなかろうか。


銀魂

>> 絶対絶命→仲間が助けに来てくれる
>>
>> を何度も繰り返したためか、今回多勢に包囲された程度で土方さんが諦めてるのに全然感情移入できなくて、「え?」って感じでした。
>>
>> なんかまた都合よく助けが来るでしょ、適当に目の前の敵捌いてりゃいいんじゃないという感じ。
>> 銀魂がもともとメタネタの多い漫画だとか抜きに、こんだけ都合のいい逆転劇を繰り返したら劇中の人物も俺ら多分死なないでしょとか言い出しますよきっと。
>>
>> だいたい、今回の近藤さん首が繋がってるどころか一見して致命傷負ってさえいないよね。なんで死んでると思っちゃったの? 
(掲示板より)

<銀魂とかがみの歴史>

1、銀魂面白いなあ、ギャグもシリアスも面白いなあ
2、シリアスつまらないな……ギャグだけやってくれればいいのに……
3、ギャグもつまらないな……早く終わって空知先生を解放してあげて……
4、銀さんの過去についに触れ始めてシリアスが面白くなった!!!
5、死んだり……生きてたり……死んだり……死ななかったり……もうわけがわからないよ!

 今の銀魂は「緊張感がない」を通り越して、登場人物の生死や物語の推移にすら何ら関心を抱けない。信女さんとか傷的には2~3回再起不能になってるレベルだと思うんだけど。


トリガー

>> しかし、「威力」ってなんなんでしょうね。
>> トリオン弾は弾速を上げると威力が落ちるし、修くんの速度ほぼ〇の散弾も触れればダメージがあるし、ブレードも硬化と威力(切れ味だよね?)が別っぽいので、どちらも運動エネルギーには関係ないんですよね。
>> ブレードやシールドの硬さも物理的硬度ではなく、トリオン攻撃の「威力」耐性ってことなんだろうか。
>> まあ、このへんあまり深く考えない方がいいんだろうな……。
(掲示板より)

 たしかに……。常識的に考えると、銃弾の重量が一定なら弾速が上がれば威力も上がるはずだもんな。


>> 影浦隊の隊章かっこいいですね。(掲示板より)

 僕は冬島隊の隊章がかっこいいと思います。冬島隊長がトラッパーなのもあって、チェスの駒めいた意匠が「おれたちは詰め将棋的に戦いますよ」みたいな感じを醸してる。


相撲

>> 国崎くんにも荒木くんほど露骨じゃないにしろちょいちょいそういう面があったのは確かで、今回その部分を真正面から問題視したのはいいと思います。
>>
>> 少年漫画の主人公チームって基本的にマッチョ思考で、全員がマッチョに染まるか、ついていけない奴はやめる(≒漫画からフェードアウトする)かの二択だと思うんですが、国崎くんの場合はマッチョを振りかざした結果、実質的には彼が部から追い出された形になってるんですよね。
>>
>> 非マッチョの連中がゆるく楽しくやれてる様を肯定し、過去の自分を反省するパートを入れたのはやはり丁寧だなと感じました。
>> 「首をねじって上を向かせちゃいけない」も上手い言い回しですね。真似したくなる。
(掲示板より)


>> スラムダンクで、ゴリの過去回想でチームメイトと揉めた件を思い出す
>> (お前の理想を強要するな、俺たちは普通にバスケできればよかったんだ、というアレ)
>> そうなんだよね…普通に部活を楽しんでるだけの人間に、無理やり上を向かせようとする
>> マッチョイズムって、決して褒められたもんじゃないんだよね
>> そして少年漫画ではマッチョイズムがもてはやされて、部活を楽しめるだけでいいという連中は
>> 向上心のないダメな奴らと描かれがち
>> そこを、どちらも見てる方向が違うだけで決して間違ってないんだときっちり描いてくれたのはホントよかった
(掲示板より)

 今回、相撲がこの点に言及してくれたの、本当良かったですねー。


UBS

>> >かがみさん感想
>> >ももっち戦までは良かった。ネックは神辺戦なのかなあ。
>>
>> 作者コメント見ると後半は人気があったようなので、
>> (アンケ的には)むしろネックは序盤にあったのではないでしょうか
>> 具体的にどういう点がネックだったかはわかりませんが
>> (敵キャラの魅力?
(掲示板より)


>> 「後半人気が出たから読み切り決定」って言っても、前号が載ってから決定されたとは考えづらいから、
>> 反響があったのは、3週以上は前からかな?
>>
>> 飛鳥のキャラは前々回でいいなと思いましたが、
>> それ以外で終盤で面白かったのは、ももっちとの特訓回でした
>> 前々回のレスラーとの会話もよかったし、
>> 序盤は魅力的なサブキャラとの絡みが欠けてたのかなあ
>>
>> 序盤のももっちのミステリアスさは、逆にキャラのとっつきづらさになっていたとか?
>>
>> まあ結果出てからのこじつけなら、なんでも言えますが…
(掲示板より)

 序盤、人気なかったのかなあ。まあ、クラスの女子高生を剥いたりしてたし、やっぱ普通にメイン読者層にはウケなかったんだろうか……。


>> UBSのラフプレー何でもありという前提は、しかしメタ的に考えると「少年漫画で」「その後も登場するであろうネームドキャラに」
>> 目つぶしが成立させてしまうわけがない➡試みるものの不発に終わることが最初から確定しているので、それがブレーキになっていた可能性はあるかと思いました
>> ももっちに目つぶしが決まって失明して次回から眼帯で出てくるなんてありえないですからね、逆にそれを3話4話でやってたら伝説になったかもしれませんが
>> なので結局砂で目つぶし、金的攻撃、鎖で首をしめるくらいしかラフプレーらしいことが出来なかったという
(掲示板より)

 真面目な話、ももっちはあそこで片眼失うくらいで良かったと思います。初期のUBSにはそんくらいのことが起こりそうなくらいの緊迫感があった。バキなら片眼、片足くらいは失うしね。


>> この漫画、最後まで焦点がボヤけてたというか、どういう読者層を想定してたのかちょっとわかりにくかったです
>> 手からビームの出ない「格闘モノ」をやるのに「格闘競技」を主人公を含む全キャラがバカにしてる風潮は「格闘技」が好きな子供読者からはまず嫌われるでしょうし
>> だったらもうちょっと年の高い「ひねくれた」読者を相手にしようにも、UBSのルールとかシステム周りの設定がフワフワしすぎで楽しむ前に突っ込みが前に出そうです
>>
>> >「アスカが”本気”になったら終わりだろ?」
>> >「反則負けでもKOすればこっちのルールじゃ勝ちだからな」
>> この試合、UBSとしてグレンジャーさんが了承してるのだろうとは思うけど、こういう「試合のルールなんてクソだぜ」ってところが最後まで不快でした
>> ぶっちゃけた話、一話でもそうだけど仮に選手が知らないだけで「ルール破ったらこっそり会場に忍ばせてるスナイパーが反則した選手を射殺します」という裏ルールがあったら?それで射殺されて自称実戦志向なUBS選手たちは納得するの?というか
>> 一度ルールのある試合上に立っておいてルールを守ろうとする自信も覚悟もないなら最初から表舞台の格闘技なんてやろうとせずに路地裏とかで喧嘩ごっこやってりゃいいのに、という感想が前提になってしまってどうしても漫画全体の評価を低くしていると思います
>>
>> 実戦志向をやりたいのなら、せめてもっと本気でやり通して欲しかったです
>> 実戦向きと言えば聞こえはいいけど所詮は「表の試合に適応できないチンピラ」なんだから、ファイトマネーは一試合で再起不能になるリスクを抱えながらもせいぜい4~5万円、それでも社会に適応する能力のない主人公が掴める唯一の金策だからそのルールに乗るしかなく
>> 表舞台で華々しく活躍し、負けたとしてもよっぽどの事がなければまず再起可能な選手をテレビなどで見て劣等感に苛まれながらも「喧嘩なら俺が強いんだ」というちっぽけなプライドに縋り付くような話とかで
>> まぁ「少年ジャンプ」の漫画であると考えればそれは主人公に先行きがなさすぎて暗いのでダメでしょうけど
>> せめて主人公やUBS選手には「俺たちの商品価値は表の選手以下である」という劣等感を持ってて欲しかったです
>> そうすりゃラスボスの飛鳥は「表の世界で名前を挙げながらも裏の世界でも強い」という存在で特別感を出せたと思います
(掲示板より)

 これはこれで面白そうな話だけど、爽快感が出せなくて少年漫画ではキツそうですね。


>> 最終回で言うのも何ですが、表の試合を完全に踏み台扱いしてるのが不快。「表でしか活躍できない」早川くんを励ましたのは何だったのか(掲示板より)

 僕はあんまり気にならなかったんだけど、この点がダメだった人も結構いましたね。


>> 好きな漫画だったんですけどねえ。
>>
>> 最初の下劣さが鳴りを潜めて小綺麗になったとか、結局ルールのある格闘技をバカにしてるとかまあそういう批判はわかりますが、でもやっぱ好きだったな。
>> 「普通の格闘漫画」になっても好感度が下がらなかったのは、この作者さんの描く空気感が好きだったからかも知れません。
>> ギャグとか鼻につく人もいるんでしょうけど、前々回前回のあのしみじみとした味わいは「格闘日常漫画」とでも言うべきものがあったと思います。
>> でもやっぱ少年誌では無理だと思うので、次回作は絵を磨いてヤンジャンとかで再起して欲しいな。
(掲示板より)

「格闘日常漫画」の雰囲気が悪くなかった、というのは同意はできるけど、しかし、最初がダーティファイトで始まったから色が違いすぎるんだよな~。「格闘日常漫画」も悪くはなかった。けど、冒頭との落差は読者に「コレジャナイ」感を与えたのでは。


>> うん、まあ、終わりますよね。
>> どうしようもない漫画ではないと思いますが、残念ながら需要がありませんでした。
>> 少年読者に受けが悪いのは語るに及ばずですが、大人読者にも受け入れられなかったのは、この漫画の上位互換が現在たくさんあるとこが大きいと思います。
>> この手の「何でもあり系の格闘漫画」で面白いのって今たくさんあるじゃないですか。
>> ケンガンアシュラは裏格闘トーナメントの真っ最中、バキは真剣の相手と戦ってて、喧嘩稼業なんて試合中に毒までつかいますからね。
>> そういう「なんでもあり」のハードルが上がりきってる昨今で、この漫画はちょっとヌルすぎたというか。まあジャンプでそんなことできないですけど。
>> 光るものがない訳ではなかったので、次回作はせめて実在人物のパロディの多用は控えてほしいです。
(掲示板より)

 僕は読んでないんだけど「喧嘩稼業の下位互換」という声は第一話の時からずっとありましたね。バキとはちょっと方向性が違うと思うな。バキが純粋に強さを求めてるのに対して、カネの要素が絡んできてるので、そこをもっとフィーチャーしても良かったかも。姉ちゃんの借金設定はマジ要らんかった。ただ、主人公にはなにか頑張るための動機がいるんだよな。


>> ルール無しというルールに縛られてしまったというか
>> やりたいことはわかるが上手く回らなかった感じ?
>> 金関係なしにただ戦うだけじゃ軸がなくて転がしにくいのだろうけど
>> 連載お疲れ様でした
(掲示板より)

 一番ピンと来たのはこの意見かな。「ルールなし」って、リアルに考えるとそう簡単には見せ物として成立しなくって、逆にいろんなルールが必要になってくる。読者が「ルールなし」に興味を惹かれちゃったら、「ルールなし」ゆえのいろんな裏ワザや戦術を考えちゃうけど、劇中ではどんどん主人公はクリーンファイトに近付いて行って、劇中内ではルールの整備が(中途半端ながらも)行われていき、自由は失われていく割に、何ができて何ができないのかよく分からないフワフワした感じのバトルフィールドになっちゃった感じ。目潰しや金的とかはアリでも、試合自体は予め時間と場所を決めての果たし合い形式にした方が良かったのでは? そうでなければ、不意打ちや強襲などの緊張感を劇中で漲らせるしかなくて(ももっちとかも24時間、物陰から突然殴りかかってくるやつを警戒し続けながら日常生活送ることになる)、それも「強さ」の一環として描かざるをえない方向になるけど、それはやらなかったんだよなー。


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