【4/30】2015年22&23合併号のジャンプ感想(『卓上のアゲハ』打ち切り号)



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ニセコイ

認めよう。今週一番にページを開かせるだけの力がニセコイにあったことを。どれほど凄まじい糞キムチがわれわれの頭上に降り掛かってくるのか、ビクビク、ワクワクとしながらページを開いたことを。そこには確かな期待と緊張感があった。

「…オレは、小野寺の事が…」→「来た! キムチ来た! 糞キムチ来た!!」→「パァァアァァァ」→「ふぅうぅぅぅ」 

「え…と、それは……」→「来た! 今度こそ来た! 糞キムチ!!!」→「ピリリリリリリリ」→「ふぅうぅぅぅ」 

結果的に言うと糞キムチ的には十分に満足の行く糞キムチではなかったのですが、しかし、主人公達と大宇宙の意思の激しいせめぎあいと言いますが、何がなんでも二人の仲を決定的には前進させないぞ、という上位存在の強い力が感じられて、かなり緊張感ある一話だったと思います。

結局、呪いのペンダントも戻ってきたし、最初から最後まで大宇宙の意思の掌の上で玩ばれていた感は強いのですが、皆さまご存知の通り、ニセコイのご都合主義はもはや作外上位存在とキャラクターたちのガチの殴り合いへと昇華され、メタバトル漫画と化しております。

以前の大宇宙の意思は、糞キムチに見られるように気絶や難聴などを駆使し、恥も外聞もなく露骨に主人公たちを殴りつけていましたが、最近は主人公達に自分の存在を気取られかけたりなどあり、大分手口が狡猾になってきました。

単に光らせたり音を出したりするだけでは一時凌ぎに過ぎないことを悟り、物語の中で別の事案を解決させることで流れを中断させるという巧みな生殺し状態を作り上げました。

しかも解決したその別の事案は、キャラクターたちにとっても読者にとっても懸案事項であったため、大宇宙の意思が解決してあげましたよ、という体を取り、恩を売ってきさえする。本来、大宇宙の意思が働きかけてその懸案事項を作り出したにもかかわらず! なんという狡猾!! 

そして、大宇宙の意思によるキャラクター操作アイテム、「呪いのペンダント」も呪いアイテムらしく「捨てても戻ってくる」を発動し、再び彼らの手へ。楽はやや呪いを振り切りかけてはいるけれど、大宇宙の意思のこれからの介入次第でどう転ぶか、まだまだ予断を許さぬ状況です。


ジャンプ特性日本地図ポスター

あっ、これはとても良い企画ですね。やはり記憶はビジュアルが大切。そこにジャンプキャラクターという既にキャラクター化されたものを絡めるのは、日本地図、ジャンプキャラの両方の記憶強化になりますね。Win-Win! 

メセナじゃないですけど、こういう社会還元的な企画はとても好感が持てるので、これからもジャンプがこういう記事を企画するように褒めちぎっておこう。えらい。りっぱ。


チョッパーを探せ

チョッパーがどうのというより、右上の銀魂戦隊の後ろにいる半裸の羽根をまとった男が気になって仕方ないんですが、この変態的人物は何者なのですか。


ワンピース

刻まれ切れなかった建物が押されて迫ってくるって、一瞬、「切れ味悪っ!」って思ったけど、よく考えたらそっちのがリアルだよな。そして、ゆっくり迫る糸ノコギリよりも建物倒壊の方が命の危険を感じられる…。

キャベンディッシュさん、なんかイケメンな感じであの場に残ったけど、今ここでハクバ覚醒したらローめちゃくちゃに刻まれて死ぬんじゃねえの。

そりゃあ、体はデカイ方が単純に強いとは思うけれど…。どうなんだ、これ。デカイのがボヨンボヨンしながら殴ったり蹴ったりって。う、鵜殿丈助…。

あと、なんでそんなパワーアップ技があるのに今まで使わなかったんだ、と、身も蓋もないことを思ってしまったり。最初からこれで圧倒してればローもベラミーも救えたのでは…。

あと、武装色したままゴム化すれば、相手の武装色での悪魔の実能力貫通効果を無効化できるのね。いや、この理屈も良くわからんが…。アスリイトは斬撃属性なのでゴムで跳ね返したんじゃなくて単に武装色が硬かったのか…? よく分からない…。


暗殺教室

まさか殺せんせー(死神)の巨乳好きどすけべ設定を拾ってくるとは…。自分の身体がどんどん変化していくのも恐ろしいだろうけど、性格まで変化していってドライでシニカルからどすけべに変わっていくのも恐ろしい物があるよな…。


ナルト

冒頭のシノがサイバーサングラスに見えて、「いかんいかん、単にサイバーサングラスっぽいだけでそんな何もかもにニンジャ性を感じていては…」とか思ってたら台詞に忍者とか出てきて、「アイエッ! ニンジャ! ニンジャナンデ!?」 …よく考えたら忍者の話でしたね、これ。

ええっ、サスケ娘のその問題に触れるんだ…。なんつーアダルティな。いや、岸本先生、そこは読者の胸に託しておいて、子供たちが大人になる過程で、それぞれ分かっていけばいいんじゃないですかね…。それか、子どもから大人になる過渡期の読者たちから色々来たんだろうか。

個人的には、本編最終回のサスケ娘のあれは、驚きと共に感心を持って受け止めたので、やや蛇足感が…。


相撲

見た目と学力のギャップはキャラ付の定番ネタなのでユーマさんの好成績にはあまり驚かなかったものの、ホタルくんが平均以下なのは微妙に衝撃。この子、何ならできるんだ…。しかしユーマさん、「授業さえ出てれば」って授業はちゃんと出てるんだな。なるほど、それでも不良か!だ。

「勉学は学生の本分じゃろうが」 一話目から学生の本分を疎かにしたアゲハくんに聞かせたい言葉だ。勉強疎かにしちゃうの、キャラ付けにはなるけど、印象良くないよなあ。アゲハくんとか、通学する意味合いが分からないレベルだったし。

「教えてやるよ、お前のその目は節穴で、しかも中々のラッキーボーイだって事をよ」 あああああ、こりゃアカーン! チヒロさん、半端に強いばかりにかませ街道一直線だー!? と思ってたら意地を見せてくれたのでホッとしました! 

さすが川田先生、この辺のバランス感覚は心得てらっしゃる。チヒロさんのことを秘密兵器と潮くんから言わせることで、一見、「石高の秘密兵器の前にかませ街道一直線」と思わせておいて、その実、「秘密兵器対決」をやってるんですな。ちょっとメタい巧さある。


アカデミア

ミ、ミッドナイト先生が袖口破っとる…。バ、バカナー。全身極薄タイツというのは本当だったのか…。常におっぱいまるだしの極痴女スタイルではなかったというのか…。あ、でも、破るために全身タイツというのもそれはそれでなかなか…。

リカバリーガールの限界が更に示されて、いよいよ諸刃の剣じみてきましたね。デクくんはノーダメコントロールが急務だけど、その修練過程でこんな大怪我するの多分二度や三度じゃないでしょう、これからも。デクくんの精神性でなければそもそも受け継げないタイプのスキルだ。

「そろそろコントロールできるようになったかなー。えいっ!」→「ギャアアア! 粉砕骨折ー!!」を繰り返しながら学んでいくんでしょう…? あ、ありえねえよ。自分の指を残弾扱いしてる狂人でもなくば不可能…。


ブラクロ

いたらいたでこいつのせいで死にそうになるし、独断専行でいなくなったら残された二人が直ちに死にそうになるし、「すごいやつだけど性格破綻者なので採用されなかった」というラックさんの評価はすごい説得力あるな…。

ところで最初に氷のトラップが発動した時、アスタくんが慌てて斬ってたけど、あれ、放置してたらどうなったんすかね。伸びたあとアスタくんの方に倒れ込んできたの?? なんか、別に目の前で氷柱が伸びただけで特に危険性はなさそうに見えたんだけど。


トリコ

うおお、すげえオチが着いたな…。金玉からスタートし、金玉を鷲掴んだり、性転換したりして、最後は性転換したオッサンの獣姦を示唆して〆か…。深ェ、島袋先生の業が深ェ。いやまだもうちょい続くんだろうけど。


カガミガミ

変身時間が短めで変身前の人格が蔑ろにされてないのは良いですね。死人が出たことでハードさが出たのもあって、ちょっと面白くなりそうな萌芽が。しかし、式神で寄生蟲でマイクロナノチップという盛りっぷりはすごいな。テクノロジーの三段盛りだ。


ソーマ

今回、途中で不合格になったモブが、あの精神性でこれまでもソーマをディスったりしてたのかと思うと、非常に説得力がありますね…。

合宿とスタジエールで「凡夫を篩い落とした」ということで、今後はあの手のモブはもう出てこなければ良いなあと思いました。まる。


UBS

こ、後遺症の心配をするなら、ソフトクリーム屋より医者に…。

八百長まわりのルール整備もここで入れてきてくれましたね。この疑問点が燻っていることが、面白さを減じる時期ではまだないので「間に合った」感じではあります。もちろん、こういう説明は早ければ早いほどいいんだけど、ページ数とか話の勢いとかでそう簡単に行かないんだよな。

「間に合った」というのは、主人公が本気で勝ち方を検討し始めるタイミングがボーダーなので、ここだ、という感はありますね。しかし、今週の説明でもまだ闇討ちの有利さのアンサーには足りない気もしますけど。闇討ちアリだと神経削られるよなー。

でも今週の話はまさにそれで、「武道家たるもの常時警戒してろ」って話か。そういう隙がないから飛鳥さんは強い、と。いやマジで武道家とかなりたくねぇな。風邪引いて下痢気味でうんこ漏れそうな時とか、いかな武道家とて限界があるのでは…。

ももっちとかそういう状況で襲われたら潔く脱糞おもらししてから戦うのかな。そりゃあ、年会費一万ドルですわ。

百地流が忍術というのはベリーグッドですね!!! この手の漫画で主人公がバカ真面目に忍者になろうとするって新しい気がする。リアル寄りの格闘漫画で忍者て。そこまでの話の流れも「主人公が忍術を学ぶ」必然性にちゃんと繋がってるし。

「ルール無用のステゴロ格闘試合に参加した主人公。だが、空手をベースとする彼は同じく実践空手の使い手である飛鳥に敗れてしまう。リベンジを誓う主人公はクラスメートの女子高生くノ一から忍術を教わることに…!?」 ほら、あらすじにしてもとても面白そう。


トリガー

水中に引きずり込んでからのシンプルな決着が良かったです! 難を言えば水中戦でスコーピオンにそんな有利さがあるというのがやや納得し辛いですが、個人的には戦闘描写はこのくらいアッサリしてるのが好き。状況整えたら後は勝つだけ、みたいな。


ロギイ

うーーむ…。なんか面白いようなところもあるんだけど、総じて言うとよく分からん。結局電気ビリビリの人が何考えて動いてんのか、今週もまだ明かされなかったからか。明かされんのかなあ。


法廷

「加虐心が一定値を超えるとローヴを脱ぎ捨てボンデージ姿になる女子小学生」。凄えな、この頭の悪さ。ちょっと面白かったです。しかし、この法則性は一体誰が調べたのだろうか。

過去の犯罪歴を持ち出して印象操作…。被告への足コキサービスなど喜嶋さんはいろいろヤバイ気がします。猿飛くんも住居不法侵入するし、やっぱり小学生に法廷など任せてはアカンのですね(と、ここまで書いてから「ライチパパは大人だけどアレだったよな」と思い出した) 


アゲハ

まあ、最終回自体は単にまとめただけの内容なので特に言う事はないとして…。概ね、「凡百」という感じの作品でした。特にキャラクターが面白いわけでもなく、設定に目を見張るところがあるわけでもなく、戦いに見どころがあるわけでもなく…。

ヒロインが糞ビッチだったり(最初だけ)、四人目が男の娘だったり、全く何も無いわけではなかったんですが、メインである主人公周りのキャラの弱さと、弱い設定でも魅せれるバトルやドラマの欠如、と言うところでしょうか。

まあ、良くも悪くも凡百だったので、記憶には残らないでしょうね。一年後には忘れていると思う。敵キャラとかもな~。いろいろ工夫は凝らしてたけど魅力的とは言い難かった。ただ、テニスが仮に三巻で終わっていたとしたら、評価は同じようなものだったかもしれない。


アンケ

今週は相撲、ニセコイ、UBSで。ともかく今週のニセコイには楽しませてもらった。熱い気持ちになった。その気持ちに嘘はつけまい。


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