UBS
女を半裸にして写真に撮って売り付ける…だと…。なんだこの主人公コンビ。梅澤晴人まんがのDQNかよ…。
こう、意趣返しとかカタルシスとかじゃなくて、「そこまでされる謂れはない」的な非道行為で、主人公の性格もガチ底辺な感じがすげえハードだ。あの子が日常的にクラスの冴えない女子に陰湿なイジメ行為を繰り返してたとか、そういう背景あって初めて成立するレベルの外道行為…。
そんな一幕が間に挟まったおかげで、この漫画の主人公は相手が女だろうと絶対に殴る、という謎の信頼感が生まれてますね…。今後の展開的に、ももっちが人質に取られて主人公が成すすべもなく殴られる、みたいな展開が無いであろうという信頼もある。
しかし、これで賭けなんてしてたら明らかに八百長が横行するだろうにそこはどうしてるんだろうな。ももっちを倒して120万を得るより、わざと負けた方が金になりそうな。八百長でなくとも、女子高生にボコボコにされたいと思うファイターもたくさんいそうだし。
それと、不意打ちアリだと背後からのワンパンケーオーが強くなっちゃうので、それは見世物しても賭けの対象としても微妙なのでは。子供と散歩してる時に襲われたりしたら最悪だし、参加ハードル無駄に上がるし、不意打ちアリはリアルに考えるとマイナス面が大き過ぎる気がする。
国の権力者が背後で…とか、今のところ無いわけだけど、これ、司法との関係性はどうなってるんだろう。試合に勝ったとしても女子高生をボコボコにしてそれが発覚したりしたら、刑務所送りは当然として、その後の人生も色々大変そうな気がする。
これ、参加者は突然襲われてボコボコにされて全治半年とかにされる危機感に四六時中苛まされるのかと思うと高額のファイトマネーもまるで割が合わんよな。二十四時間警戒しなきゃいけないとか、強ければどうこうという問題じゃないぞ。公園で日向ぼっこもできなくなる。
そんな状況に女子高生が自ら身を投じたのかと思うと、ちょっとちんちんがおっきすると共に、ちゃらおかほすとさんもあれでなかなか覚悟の決まった男なのだな、と見直したり。
ワンピース
おお、ベラミーさん倒してた。これは良かった。間に他の幹部との戦いを挟んだこともあって、これでまだ倒してなかったら、「ルフィいつまで逡巡し続ける気なの?」みたいになってたからなー。ベラミーさん結構好きだけど、それでもそんな時間掛けるところじゃないだろと思う。
ローの死体うんぬんは当然ですが一ミリの期待もしておりませんのでどうぞごゆるりと。これで期待するようならドフラさんがローに向かってパンパン拳銃撃ってた時点で期待している。あのシーンを見てもローが死んだ可能性を全く考えれなかった辺りワンピの不死身病は深刻だ。
もし本当に死んでいたとしたら、結局は殴り飛ばしたベラミーさん(どうせ死んでない)に迷ってたせいでローが死んでしまったわけで、その辺の葛藤と後悔が物語的に面白そうだけど、ローもきっと死んでないし仮に死んでても生き返るだろうから成り立たない妄想である。
暗殺教室
どう…考えても…早とちり案件です…。恋愛漫画めいた早とちりっぷりである。悪い意味で思い込んだら一直線過ぎる…。
まんがに出てくる早とちりする人たちはしばしば無駄に高スペックだから事態が無駄に深刻化する(ex.エマニュエル・フォン・フォーグラー)。
ロギイ
うーん…。先週の時点で、「これはひょっとするとスポーティングソルトレベルまで化けるのでは?」と期待したけれど、今週は全然普通だな…。むしろ主人公の立ち位置が明確化してたことでこれまでよりも読みやすくなってしまっているぞ。シティーハンター的な存在なのか。
改造部品の本体、というのはさっぱり意味が分からないけれど、シルエットからして女性…? 先週の水溶化改造人間も「何をどう改造するとああなるのか分からない」と言われていたし、作品内での「改造人間の作り方」に少し説明が入るんだろうか。
アカデミア
カラー扉絵、遊び心あっていいなー。実際のアメコミの扉絵はこんなの。
エーッ、デクくんそこまで聞いてたのに術中にハマったのか。お、おばかすぎる…。心操くんからしてみれば、勝っても一回戦でネタバレして対策され、一回戦の相手も既に情報入手済み、運良く相手がハマってくれたのに謎パワーで解決されて、もう踏んだり蹴ったりだよな、これ。
しかもこの先、クラスメイトからは「心操くんのこと、嫌いじゃないけど…」「でも、操られたらヤだし…」「ちょっと怖いし…」みたいに、みんなからハブられる可能性だってあるんだぜ。ホント不幸だな心操くん…。
これが全国中継されたことで、ヒーローへの道を諦めて普通に就職しようとしても面接官が「いま会話をしたら操られて内定を出してしまうかもしれない…」みたいになって就活もままならない可能性も。それを言ったら商談でも相手に警戒されてああもうダメだああああ!!!!
心操くん、こんなに可哀想なのに、人生で唯一輝けるかもしれない今日この時まで謎パワーで打ち破られるだなんて本当に悲惨すぎだよぉ…。
カガミガミ
カプセル怪獣バトル…。互いにカプセル怪獣を呼び出すごとに外野がスゴイ!スゴイ!言うのが、常道ではあるけれど、2回もてんどんでやられるとちょっと面白くなっちゃうな! そして今週もまるで見どころがないが本当に大丈夫なのだろうか。
トリコ
四人の男たちが協力してきんたまをつかんだぞ!
あー、やっぱり最後の仕上げはキスだったんですね。ところで、バンビーナがメス猿の名前だということだけど、そもそもバンビーナって名前は誰が付けたんだろう。猿同士で名前を付け合ってたんだろうか。人間(?)がメス猿に付けた名前をオス猿が名乗った…??
サルがキスをするのもよく分からんな。サルが仮に前戯をするとして、前戯でキンタマ取れてたら意味ない気がするんだが…。逆にキンタマントヒヒはキスで生殖するんだろうか。
ブラッククローバー
あ、初めて面白いと思えた。やはり謎の主人公サゲがないだけでも大分読後感が違うな…。しかし、点の攻撃に対し、刀を盾代わりにするという発想が土壇場まで出てこないのはどうかと思うぞう。なんであくまで刃で斬ろうとするのか。
斉木クスオ
「なんだ貴様まだ帰る元気があるのか」 笑った。これ、「ほう、貴様、その体でまだ立ち上がろうというのか」的な文脈のアレだろ、これww
トリガー
荒船さんただのいい人っていうか、来馬さんスゲーいい人だよ! 雨の中、カッパ着てチャリに乗って別基地まで行ってる姿が雄弁に物語っている。あと、既に物語的には敗北してメイン出番は終了した荒船さんがここに来てガツンとキャラを立てたなあ。量産計画、そう来ましたか。
B級の1チームのリーダーという、実際、先の大規模侵攻では大した見せ場もなかった脇役キャラなのに、個人的な目標、それもかなり遠大で将来に繋がるものを持っているから、キャラクターがしっかりと生きている感じがする。個人レベルではない、組織レベルの目標といいますか。
スポーティングソルトの生徒会長も、このくらいの目標を持ってれば良かったのにな。あの人はなんとなく「全部活を全国に」であって、なぜそれをしたいのかが語られなかった。荒船さんには、自己の理論化能力の証明という野心も感じられるのがイイ。
那須隊のユニフォーム、何故か知らんがエロイな…。あれか、肩口に見えているヒモがブラジャーっぽく見えるからか。那須さんだけ黒いブラジャー的なものが見えていて、「胸が大きいから?」とかの妄想も働いてしまう。
未来視能力を持つ人が解説席に座ってもロクに何も言えないんだなあと思いました。
いやー来馬さん、ホントいいキャラになったなー。葦原先生は「りっぱなおとな」の描き方に定評があったけど、そのメソッドがここで活かされている気がする。やってること自体は、足を運んで相談して言葉を伝えているだけなのに、とってもイイ人だ。
アゲハ
メガネ主人公が予測戦術をやってると、まるで乾先輩みたいですね。グラスに遮られて目玉が描かれてないシーンとか、すげえ乾先輩だった。髪型もやや似ている。
法廷
えっ! 騙された弁護人も連帯…。えっ、ナンデ…。
あと、証拠集めと称して明らかに法に触れる行いを繰り返していた猿飛弁護人も大人の法廷にご出席頂くべきなのでは…。
ところでゴーストライターって刑事事件に問えるんですかね…? なんだろう? 詐欺罪が適用できるのかな…。できそうな気もするけど、実際どうなんだろうか。少なくとも文章の世界ではゴーストライターで刑事事件になった話は知らないけれど。
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