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カガミカミ
んあー、これは厳しいな。不穏な導入部や若者殺害シーンの雰囲気は良いのだけど…。キョースケくんが出てきて自己紹介を始める辺りから急に微妙になってしまう。情報規制されてる式神情報をぺらぺら喋るのも、それに大して驚かないマコさんも不可解だ…。
キョースケくんの式神説明(設定説明)もパンピーであるマコさんがパッと聞いて分かるような内容ではない。「れいもんちょうこくのトライヘッドレイザー」と口頭で言われても「ハァ?」であろう。こういう二人の温度差が表現されておらずリアリティが感じられないんだよな。
マコさんがメチャクチャ素直な性格で何でも言われるままに飲み込んじゃう子で、キョースケくんはちょっと頭が足りなくて秘密のはずの情報もぺらぺら喋っちゃう子、みたいなキャラ付けがされてれば飲み込めなくはないが、そういうのないんだよな。
まーねー、主要キャラがいちいち驚いたりビビったり頭混乱してたら話がなかなか進まないから端折りたい気持ちは分かる。分かるけど、そのせいで二人に血肉が通っていない。リアリティが失われ、「話の都合上行われる会話」になっている。
式神や固有能力を使っての探偵パートはワクワクするし、式神を使っての戦闘も悪くないけど、やっぱり合体戦闘はいらないかなぁ…。憑依時の性格が「それっぽすぎる」こともあって、すごく安っぽい漫画に見えてしまう。いやしかし、子供受けだけならそっちの方がいいのかな。
主人公が戦闘シーンで合体してイケイケドンドンなオレツエーキャラになってドカーンって、いかになんでも「それっぽすぎる」んだよな。あと、表遊戯王みたいに、今後戦闘シーンが長引いていくとキョースケくんの人格が影薄くなっちゃいそうな懸念も。
犯人の人が、マコさんが走ってきたら早口で必死に経緯と動機の説明を始めた辺りもいただけない。
読切版から犯人を変えてきたのは良かったです。この手の「意外な犯人が!」で2回連続同じことされたら読者は困っちゃうからな…。ここでコストをかけてでも読者サービスを忘れなかった精神は評価したい。
暗殺教室
理事長が「昔描いた理想の教育を無意識に続けていた」というのは納得しかねるな…。「昔描いた理想の教育」の敗残した姿がE組でそれは理事長も意識してるんだっけ。でも無意識では、ってこと? うーん、やっぱピンと来ない。ちょっと塩めいたものを感じてしまう…。
ハイキュー
うおお、ここで菅原さん!? セッター二枚!?? そういやそんな技も試していたようないなかったような。相手から警戒される山口君、ギャラリーから惜しまれる西谷さん、影山くん加入により二軍落ちしながらも存在感を保つ菅原さんと、キャラが大事にされてる漫画である。
ヒーローアカデミア
ヒーロー物というコンセプト故か、アニメ調のカラー絵がとても映えるですね。この漫画がカラーになったことでこんなにウキウキするとは思いませんでしたよ。
「太陽光ならば破れていた」の下り、よく分からんな…。八百万さんの防御は、日光下で攻撃力低下した常闇くんの個性でも突破できるが、上鳴くんの個性に牽制された、ってこと? その文脈で「ならば」はおかしいのでは? 「あの程度の装甲、日光下でも十分破れたが」とか?
あっ、わかった! 上鳴くんの放電が光ってるせいで自然光以上に周りが明るくなったから常闇くんの個性が更に弱まった、ってことか。堀越先生、それは分かんないよ! ピカピカしてる上鳴くん描かないと分からないよ!
それまで間合い調整でちまちま耐えてきたのに相手がチート技使ったせいでこちらもチート技を使わせられる流れは結構アツイなー! しかし、飯田くん、そういう技はタイムアップギリギリで使うもんだぜ。
銀魂
桂さんが初めてテロリストらしいことをした! と思ったらなんかあっさりと捕まっていた…。そこは要人暗殺+同時に市中で蜂起くらいして欲しいところだったが…。それだと背後の天導衆に届かないから一度獄に入って近藤さんと渡りを付ける必要があったんかな?
ソーマ
葉山くんのみみっちさはなんかすごく身近に感じられていいな! そうか、このすけこましやろう、クッキーの値段とか気にするキャラだったのか。本当にみみっちいな。
久しぶりに一色先輩の裸エプロン見たけど、この人ふんどしすら着けてないんだっけ? そんな姿で女子と混じって生活するとか寮生活の醍醐味ですかオイ。
相撲
おお…。すごいな、川田先生は信頼していい作家だ。「既にあれだけ頑張ってる潮くんはこれ以上どうすればいいの?」問題に対して、本人の認識していない問題点を提示するのか。そりゃいくら潮くんが相撲に対して真剣でも自分一人だけなら思考上の死角も生まれるよな。
それを、「今まで潮くんが面倒見てきた面々の中にもまだこれだけの粗が残っていましたよ」と提示することで説得力としている。「潮くんは引くことを知らないから」なども「潮くんが気付かなかったのも仕方ない」というニュアンスを確保している。
あえて言うならチヒロさんの足さばきの問題は潮くんが気付いていても良さそうなものだけど。そこに気付かなかったのが潮くんが横綱相撲を志向していたせいだとすると、確かに潮くんにも監督的存在が必要だよなあ。
トリコ
きんたまの匂いを嗅いで興奮して内なる化け物が抑えられなくなったり、力強くきんたまを握り締めると世界が暗転するなど凄まじくシュールな一話だった。
ニセコイ
ふ、ふおおおお!?? こ、古味先生がこんな説得力のある話を書くだなんて…。どうしたんだ、何か悪いものでも食べたのか?? 信じられない。
千棘側の引っ越し理由に母と過ごせる時間の強化を持ってきたのがまず説得力がある。父親の考えにも十分な理解を示せる。一人暮らしを選択する千棘の気持ちも分かるし、鶫は最終防衛線にすぎず一人では守りきれないというアンサーも現実的。鶫自身がそれを理解しているのも良い。
楽の、これまでは上手くやれていても今後も上手く行くとは限らないから危険の芽は潰しておくべき、という思考もリスク管理的に正しい。本当に何なんだ。すごく良くできてるぞ。なんなんだ。
斉木楠雄
相撲の決着シーンでToLOVEるって罪深い漫画だなと思いました!
カラダ探し
うおっ! カラダがゲシュタルト崩壊した!! +の方で『神様』と並んでよく名前を聞く漫画ですね。登場人物がみんな沸点低めでちょっと読むの辛いなと思ってたけど本編のキャラは全然別なのか。一人残された武司くんがメインキャラの一人なんかのう。
ところで、エブリスタ発、みたいなマークがあるけど、エブリスタ出身の作品はみんなこれを付けなきゃいけない決まりなんですかね。ヤンマガの方でも見た気がするんだけど。だとしたら上手い宣伝手法だなぁ。
ワールドトリガー
群像劇、会話劇が面白いという非常にワールドトリガーな一話である。何ら派手なことは起こってないのに、木虎さんが冷たくされたり、古寺さんがオサムからロクに認識されてなかったり、小寺さんが恋愛感情持ってるだけで面白いのである。キャラは相互の関係性の中で生きる。
学糾法廷
えっ、ちょ…。田中くんの罪状言ってよ…。なんなの、お菓子を学校に持ってきた罪なの?? お、重くね?
過去話見てきた。学校にお菓子を持ってきて生徒相手に売り捌いた罪、か。…やっぱ重くね?
こち亀
頭悪いwww メチャクチャ面白いwww 色物カーレースが熱湯コマーシャルに移行し、B級からB級へ移り変わってもくだらなさが一切変化しないジャンクさ、たまんねえ。
エロボット
「なんでだ…? そんなにエロいのに力を悪いことに使うなんて…」すさまじくあたまがわるいwwww
「あえて出す誠実な鼻血」とか、この漫画、メタエロコメとして独特な地歩を固め始めてきてるのでは? 作者の精神性に高潔なものを感じる。
磯部磯辺衛
「顛末は…右ページの…インタビューで…」あの、ジャンプ+さん、いい加減、記事ページも載せて頂けませんかね…。
★宣伝:カラダ探しってもともと野いちご発なのか。エブリタスとかと、あのへんどういう関係なんだろう…。
スターツ出版
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