DMMニュースの連載が更新されました。
「少年ジャンプを100倍楽しむ方法!「主人公の成長」を考察」
読者が心理的によりかかれる「強さ」の話。主人公にせよ脇役にせよ、味方側になんか強いやつ欲しいよね、みたいな。
これ、本来は前回のとセットだったんですけど、長すぎるから分けろと言われてこうなりました。ちょっとだけアイアンナイトにも触れてます。……まーでも、アイアンナイトの問題は世界観のシビアさよりも、キャラクター造形にキャッチーさが欠けてたことだと思うけどねー。
こち亀
ス、スイーツ電脳化け狐……。初めて見たスマホをいきなり巧みに操って空を飛ぶ狐さんの姿がシュールで面白かったです。スマホのアフォーダンスすげえな。
ワンピース
あ、ローが撃ち込まれてた鉛弾ってそういうことか。文脈に沿った嫌がらせだったのね。
ワンピースは幹部たちが色々ふざけてるけど、今回の過去編みたいに真面目に?やってた方が普通に面白いなと思いました。セニョールも赤ちゃんプレイしてなくていいし、ジョーラもスリム体型でいいよ……。にしても、食事シーンから急に白鉛病に言及する流れは唐突だったなあ。
ヒーローアカデミア
「かっちゃんがイジられてる…!! 信じられない光景だ、さすが雄英!」
爆笑。前回の学級代表立候補もだけど、どいつもヒーロー候補で芯が強いのがいいなー。ガキ大将に媚びへつらうプリーザーやサイドキックス的なポジのやつはいないんだろうな。
さて、先生方多数の本丸にではなく、外での遠征中に、思った以上にたくさんのヴィランが来ちゃったわけですが、相澤先生はあの地味な能力で多数の敵を相手取れるのでしょうか。相当効果的に使わないとアカンと思うのだけど、しかし、教師を務める程のキャリアの持ち主なんだから、「相当上手く使う」ところをぜひ見せて欲しいところ。それにしても、オールマイト先生、これ、やばいレベルでの失態なのでは。このままカカシってたら学校帰ってからボロクソだろうし、といって、無理して救援に動いたらここでポックリ逝く事もありえる展開。
スポーティングソルト
ウ、ウーン……。相変わらず全く納得できないぞ。作中でもさらりと触れられてるけど塩分は普通に食事で摂れるだろう。寮生活ってことは食事付きだろうし、スポーツ強豪校の寮の食事が、その辺のバランスを考えてないとは思えないぞ。
今週のヒロインがいきなり感情を高ぶらせて身の上話を始めるのも不自然極まりないし(なので情緒不安定人格障害の話かと思った)、このご時世に片親であることでそんな悲劇アピールされてもなあ、というのもある。片親だから親父が昼も夜もなく働いていた、ってイマイチ因果関係ないしね。
あと、主人公が体を触るたびに変態変態と大騒ぎされるのを見ていて、これは「特例があるから高校生ながらに医療行為をしてもいいのだ」という問題ではなくて、われわれは「医者だから」というカッコ付きで彼らに体を預けているのだなと思いました。たとえ医者でも同じ高校生ならああなっちゃうよなあ。
相撲
格上に対して高いモチベと高い勝率で「嫌な奴」って、それは負けん気強くて素晴らしいことなのでは……。むしろ判官贔屓の日本人が好みそうなキャラクターなのではないか。試合運びもしっかり戦術を練って実力差を覆そうとしてるわけだし、下山くんのモノローグなしで傍から見てるだけなら「嫌な奴」と断じる余地はなさそうなもんだが……。
まあそのへんはちとどうかと思うけれど、試合後の潮くんが相変わらず竹を割ったような性格だったので、さっぱりしてて気持ち良かったです。
ワールドトリガー
あわわ、葦原先生の身体が限界に達している……。む、むりしないでええ。しかしまあ、アニメ化も始まったこのタイミング。するなと言われても無理するよなあ。
後方支援に徹していたミラおねーさんが、攻勢に回るとすげえ強い。テレポートって無体だなー。レプリカ先生ってなんなのか、未だによく分かってないんだけど、あれは換えの効かないものなんですかね。レプリカ先生と離れてユーマが弱体化してるなら、今後ユーマは弱体化しっ放しなんだろうか。それでもウィザ翁が倒せるなら弱体化と言っても一級の戦力には変わりないだろうけれど。
「最強」マンガ出張
カレー王子に不覚にもウケてしまった……。サスケもなかなか……。本編があんなだからギャップで余計に……。
ナルト
サスケ「要するに独裁します!」
いろいろ置いといて彼は自分が寿命で死んだ後のことを何も考えてない気が。まだ月の眼計画の方が現実味がありそうな気がするよ……。
ハイファイ
動作認証、動作認証言ってるけど、貫寺さん斬るつもりで構えるポーズやってなくね……。
あと、絵草さん、昔は貫寺さんにのされたとか言ってるけど、そりゃ特注のローラーブレードもなしに重力演算だけできても、そら無理っしょ。むしろ演算だけで今までどうやってブイブイ言わせてきたんだろう。というか、この人、今回のアクロバットステージ以外だとどこで活躍できるのか。
ブリーチ
仕立ての針を抜き忘れる……。いや、いつものオサレトークの一環とは思いますが、それは悪いくせどころの話ではないぞ。服飾職人としてかなりの大問題では……。
しかし、零番隊あんま強くねえなー。なんつっても人数が五人しかいない。ハンターの護衛団の時も思ったけど、いくら個体の性能が高くても少数だと物理的に手が回らないんだよな。それぞれを足止めできる力量のやつが五人いれば霊王に手は届くわけで。足止めすら出来ないほどに個々が強いってわけでは全然ないし。なぜこれで守りは万全と思ったのか。一護に服着せて送り返したのは相当のミスだったのでは。そして温泉さんは今何してんの。六車時空?
斉木楠雄
万難排してポセイドン学園を借りようとする斉木くん……!
ヨアケモノ
「刀を持たない奴には刃を向けない(が、刀を持つ奴が相手なら山賊行為もするし、己の立身出世のために事情もよくわからん奴を斬り殺しに行きます)」
真面目な話、刃朗くんたちは当初の利己主義的狂犬野生犯罪者少年ということでキャラが立ってたんだから、変な倫理観持たせずに狂犬じみたキャラのまま突っ走ったほうがいいのにね。一話で彼らの凶悪さがかなり強調されてたから、突然こんなこと言われてもキャラがブレて感じられるよ。
岡田以蔵さんは可哀相だなあ、と思いました。刃朗くんなんかに「本当の仲間」とか言われて同情されてるのが可哀相だなあと思いました。「うちの会社、残業も一日八時間までだし、二時間までは残業手当請求できるし、42度の熱が出たら有給も取れるんだぜ。お前の会社はほんとブラックで見てて気の毒になるよ」みたいな。
それかもしくは、これ、自分には本当の仲間なんていないから、同じ境遇の以蔵さんの気持ちはよく分かりますよ、って話なの? 次のシーンでは「今からぶち殺そうと思った相手が実は仲間でした」みたいな話になってるし、そうなのかな……。
三ツ首コンドル
ああ……。そりゃ大陸鯨にしてみれば迷惑なばかりだよな。鯨さんも魔女の呪いに否応なく苦しめられた被害者の一匹だったのか。
そして王族は、結局、彼らの何が邪悪だったのか全く分からんままに退場しそうな勢いですね……。ヨアケモノもそうだけれど、このへんの敵設定とか倫理観の問題とかふにゃふにゃしてるよなあ。主人公が元山賊とか盗賊とかのダークヒーロー寄り設定なんだけど、ダークヒーローしたいのか、ダークヒーロー気取りの正義の味方したいのかよく分からんというか。いや、王族は別にそれほど悪くなくて、マシマロはエゴで盗みを働いてるだけですよ、というなら全然それでいいんだけど、そんなハードな雰囲気でもないというか。ハヴァさんが王族にケンカを売った理由が説明されれば、王族の悪行も明らかになるのだろうか。
磯兵衛
葛飾北斎、すげえ説得力だった……。大人はみんなエロい。大きくなったからエロくなっただけ。そうだ、そのとおりだ……。僕も中1の時までちんこにそんな使い道があるなんて知らなくて、「おい……お前、聞いたか。女の子の股間にはちんこがなくて代わりに穴が空いてるだろ。あそこに、入れるんだとよ……」「は? 入れる???」「ちんこを、入れるんだとよ……」「はああああ?? なにそれえええ。入れてどーすんの!?」ってなったのもいい思い出……。いや、中1はちょっと遅かった気がするけど、みんな初めて知った時は同じくらいビックリしたよね? 今週の磯兵衛を読んだ小学生たちも「???」ってなってるに違いない。そして、数年後にその意味を知るのだ。
★宣伝:成田先生から3巻頂きました! 最終話とかもう別物みたいに加筆されてる!