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・こち亀 <190>
・ワンピース <74>
・トリコ <30>
・ベルゼバブ <27>
・ハイキュー <11>
・ワールドトリガー <6>
・ソウルキャッチャーズ <5>
・アイアンナイト <2>
・イリーガルレア <1>
トリコ
今までなんだかぼんやりしていた「食運」が、今回前半の説明でようやっと明らかになった感がありますね。「運」とか言うからRPGでいうところの「LUK」の値が人より高めだとか、そういうもんだと思ってたけど、ステータスではなく所持パッシヴスキルなんですね。ジョアが空中を歩いて道を見せたのと、小松が海中を進んで道を示したのが重なっていて非常に分かりやすい。島袋先生、こういうのは巧いなー。
しかし、これ、後続の人たちがトリコの足跡を辿れる気がしないぞ……。
黒子
理屈は通ってる気がするし、洛山側の不仲との対比にもなってるけど、やってることはチームメイトのカバーに入ってるだけという。これ、仲間の動きが予知できなくても、理屈上は二分の一で赤司くんを止められたのだろうか……。
ワンピース
ルフィの後ろにジェット兄弟が乗っているのを見た時には心が踊ったのに、とりあえず今のところは驚き役だけかー。いやでもまだウーシーに乗ってるんだし活躍は今からかな……。この手の、恩返し組の中でもパッとしない悪相のキャラたちが主人公に近いポジションに居座ってると、何をやってくれるんだろーってすごく心が踊るんだ。キャベンディッシュではこうはいかない。尾田先生のこの辺のセンスは流石だな。
相撲
前半、ユーマさんを引っ張っていく流れは面白かったけど、出稽古入ってからはやや爽快感に欠ける展開かな……。実力者であろう相手高校の主将が潮くんをまだナメすぎだからだろうか。「何かあったら誰が責任取るんだ」の辺りは、出稽古の断り方にも説得力あって良かったけど、その後は身長云々でナメて掛かりすぎ。「こいつが本当にあの潮なら今のうちに潰しておかねば」くらいでもいいから、相手の力を相応に認めた上で戦いに入った方が良かったのでは。「小さいからムリ！」は先週も出てきたことだし、繰り返し感が結構ある。あと、「負けたら相撲やめる」発言も、なんか相手をナメてるというか、相撲をナメてるというか。強い相手のいる競技でのし上がっていこうとしているんだから、そういうこと、簡単に言うのはどうなのよ。一周回って相撲をバカにしている感じがする。話の筋はテンプレながらも爽快感ある展開が持ち味だと思うから、爽快感、もっと意識していって欲しいかなー。
ナルト
サスケが読者みんなの思いを代弁してくれた……。うん、そうだよね、みんな思ってたよ。カカシとかサクラとか今さらどうするんだろう、って。「なんでサクラに状況説明せなあかんの？」くらいに思うのも仕方ない気がする。というか、サクラとかカカシとかさー、オドオドしてたら目を潰す絶好の機会を逸するとか大事な目を奪われるとか失態続きだしね。単に戦力にならないだけなら、それでも知恵は借りるかー、相談してみるかーと思うだろうけど、こいつらの体たらくのせいでこんな状況に陥ってるわけで……。うん、やっぱりサスケの気持ち分かるな。しかし、サスケがサクラカカシ無視してナルトナルトってなってるとなんかちょっと気持ち悪いぜ。
無限月詠の内容はあれっすね……。まあこういうことになるんだろうとは思うけど、いざ実際に絵にされて目にすると、全体的にコメディムードなのもあって、こんなドリフみたいなののために今までマダラさんは頑張ってきたのか的な思いが。理想の世界というよりはホントにみんなそれぞれ夢見てるだけだしな。木に吊るされてる方は「大技決まった！」って感あったけど、夢の中身を見ちゃうとほんとしょぼい。そりゃナルトも止めようとするよ。マダラさん何でこれでいいと思っちゃったの。大蛇丸さんとか幻術の世界でも人体実験とかしてるんじゃねえの。
ラスボスがマダラさんからカグヤに移ろうとしているのはあれですかね。マダラさんはなんだかんだ言って動機自体は善良で、しかし、もう説得にも応じそうにないとなると、絶対悪を設定した方が気持よくふっ飛ばしやすいってことなんすかね。
ワールドトリガー
ワートリアニメ化！！！ ウオオオオ！！！！ 情報は6Pと164P！！！ …………おおおい、電子版にゃ載ってねえぞ、おおおおい！！！
というわけで電子版にはガッカリションボリなのですが、先週、僕が絶賛したエネドラさんの単騎特攻が作中で悪手扱いされてるのにもションボリ……。いやいやいや、戦術的には妙手だと思うんですけど！ エネドラさん意外と頭も切れるなーって思ったのに！ 返して、僕のエネドラさんに対するソンケイを！ やーでも、本部強襲すれば外の守りをある程度集める必要が出てくるわけで巧い陽動だと思うんだけどなあ。エネドラさんの言うとおり指揮系統を混乱させれば、各所での戦闘も有利になるだろうし……。
レイジさんは……うん、宝貝出てきちゃったら仕方ないね。
斉木楠雄
相撲部の潮さんと同じくらい照橋さんは日常会話すらままならない境遇なのでは……。本人が女神メンタルなので平然としているけど、常人だったら辛すぎるよな。
ハンター
くわああああ……。冨樫先生ほんとうにスゲェーな。これは凄い。こんなぼんやりとした脅威に形を与えていくだなんて。やべえな、これ、マジで天才の仕事だ。僕ら凡人では張り合えないレベル。真似しようとせずに見守るのが吉。
なんかこういうね、ぼんやりとした脅威のイメージってあるんですよ。外の世界がなんかすごいヤバイ、みたいな。でも作品にできないんですよ。いかんせんぼんやりしてるし、ぼんやりイメージするレベルでは魅力的であっても、形を与えていくと途端に陳腐になっちゃう。ホラー映画でオバケが形を取って出てきたら途端にションボリするじゃないですか、あんな感じ。
今回の描写も、施設に入って検体的に保管されている人間の成れの果てを見た段階では、「あー」「陳腐なのでは？」という疑いを抱いてしまった。あれだけ見たら、「なんかそれっぽい」グロ死体に過ぎないわけで、人間の想像力の範囲を超えないんですよ。「あー、あー、まあおれがやるとしてもこんなん描くわー」くらいで。しかし、それが外の世界で起こるのではなく、外に出た結果として内にもたらされたリスクと知って急に緊張感が出てきた。これねえ、自業自得じゃないんですよ。「外の世界へ行ったやつはこんな酷い目に遭いますよ」だと怖くないんだけど、「誰かが外の世界に行ったら、こんな災いが人類社会にランダムに降りかかりますよ」なわけで。
例えばエイズのように、それまで人間世界になかった死病が突然現れるような、そういう人類社会全体に理不尽に押し付けられるリスクが、外へ出ることのリスクだと言われて、これまでの流れがすごく納得できたわけです。そりゃあ恐れるよ。パンドラだよ。ビヨンドをハントしたくなるよ。エイズというよりも呪いだよな。正体不明の謎の呪い。これまで積み重ねてきた科学や念の理屈に合わない超常現象が突然人類社会に紛れ込んでくるわけです。仮にオンラインゲームで考えれば、この新マップを冒険して失敗したら、あなたのキャラはロストするかもしれませんよ、じゃなくて、あなたが失敗したら、他のプレイヤーのパソコンが今後一生突然データデリートされるようになるかもしれませんよ、みたいな。今度のクエストの危険度は段違いですぜ。
そして、欲望の共依存ガス生命体アイ。これがおそらくアルカに影響してるんでしょう？ 検体にあった縦に潰れてた死体がおそらくアイによるものか（５つの死体が５つの災厄と呼応してるはず。縄が蛇？ お腹出てるのが球体兵器、アイが縦に潰れてるので、干物がパブ、消去法で樹の枝みたいなのがゾバエ病かな）。ゾルディック家という、ある種特権階級の特殊能力者たちでさえも、唐突に理不尽にそのリスクに晒されるわけで。なんか、そういうのがすごく怖い。(ただ、「知人縁故の繋がりが顕著」らしいからマハあたりが新世界に渡っていたのかもしれない)
アルカ編のあれはとても念能力とは思えなくて、何か別の系統の不思議パワーが存在しているのではないかと考えてたんですが、出処がここだと知ってものすごく納得（ゴンキルが新世界に行く理由にもなるね！）。センリツが探しているという闇のソナタとナニカは同類ではないかと以前に予想したんですが、なんか信憑性が出てきたぞう。闇のソナタもこちら原産なんじゃないかなー。今回出た中で考えるとパプがそれっぽいか？ センリツさん、片腕だけ干物になってるんじゃない？
ニセコイ
衆人環視の中、事あるごとに垣根の側に座り込んで要人の様子を窺う男女ペアが怪しまれないわけないだろう。社交術うんぬん以前の問題では……。
こち亀
これねえ、僕も参加する予定だったんだけど、家庭の事情で出れなかったんだよな。参加した友人たちによると「意外に重い」とのことでした。結構たいへんで、見た目ほどほんわかした競技ではないみたい。
しかし、「海外のバラエティ番組」から輸入したと冒頭で紹介しておきながら、「日本のテレビ局に持ち込む」って、なんか変な話だよなー。
ステルス
謎の解明とか、今の展開とか結構それなりに楽しんでるんですけど、やっぱり、「一話目の隙の甘い設定」が「実は伏線でした」というのは悪手なのかもしれないなあ。その後が素直に楽しめなくなってしまう……。結構楽しんでるんですけどね、ちょっとどこか心が引っかかってるというか、没入しきれない感じ。
磯兵衛
クオリティ安定してきた気がしますね。いつもほんのり面白い。
★宣伝：僕の財政的危機を長期に渡って支えてきてくれたよいこの君主論が6/6にKindle化予定です。
