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<5月2日発売>（amazon）
・ナルト <69>
・ブリーチ <63>
・銀魂 <54>
・黒子のバスケ <27>
・ニセコイ <12>
・暗殺教室 <9>
・HACHI <3>
・磯辺磯兵衛 <2>
ワンピース
んあー、また「振り出しに戻る」か。空島編で僕は「ボスまで肉薄」→「落っことされてもう一度」展開に辟易したので、「またこれか……」という残念な気持ちでいっぱいです。あそこまで詰め寄ったんだから、もうそのままカタを着けて欲しかった。しかも、門番ライクに最高幹部二人が入り口を守っててこれにも辟易。ワンピースの、なんかこういう「紆余曲折色々あって様々なキャラクターが様々な動きを見せましたが、最終的にはタイマンバトルの連続になりますよ」感がすごく嫌だ。SPO作戦も成功させたんだし、やっぱりあのままドフラミンゴとは決着つけて欲しかった。コロシアム参加者を扇動させて一致団結させまいとする策にはやや見所があるけれど、これもあまり爽快感のある展開じゃないしなあ。
暗殺教室
鷹岡もどき何度見ても笑う！！！ これ卑怯だよ。ていうか、このクラスメイトほんとうにひどいな！ 彼らが鷹岡先生から何をされてきたかを考えれば「鷹岡もどき」に込められた悪意はガチすぎる。とまれ、烏間先生に一矢報いたシチュエーション、烏間先生の良い笑顔、それらが咬み合ってこその、見事な「鷹岡もどき」でした。ホント何度見ても笑う！！！
中盤までで思いっきり笑ったので、終盤の締めの「ちょっといいシーン」も素直にスルッと受け止められました。それと、「ギャルゲーの主人公」もなかなかの破壊力だったよ！
黒子
「虚空はすごいから絶対分かんないぞ！」「プライドを賭けて虚空で勝負だ！」の直後の、氷室さんの「そうかわかったぞ！」で大爆笑。なんでおまえが分かっちゃうんだよｗｗ 決勝も佳境に至り、他の選手がポテンシャルをフルに発揮していく中で氷室さんの本部以蔵力もこれ以上ない高まりを見せてきたということでしょうか。にしてもこれはひどい。実渕さんが「絶対にわからないぞ！」「勝負だ！」とか言ってる横で第三者が「よし、わかったぞ！」って。なんだろこれ……。その後の、非人間的にさえ感じる流麗な解説とかもすごい。大宇宙の意志のアバターかよ。
斉木楠雄
燃堂くん、ファミレスバイトの時、厨房やれば良かったんじゃね……？
ナルト
すごいなあ。作中人物たちからしても「相手の能力がよく分からない戦い」を描いているのではあるけれど、それにしても読んでてさっぱり分からない。１ページ１ページごとに手が止まって「ハァ？」ってなる。サスケが瞬間移動能力？を持っていて、それが明示されていないせいだと思うけど、１ページ読み飛ばしたんじゃないかってくらいよく分からない。「よく分からない能力同士の対決」って、読者からしたらホントに意味分からないから工夫しないとダメだなー。ここまでよく分かんないと面白いと思えないよ。
ハイキュー
「西谷さんの取れないサーブ」って、成長描写としてスンゴイ説得力ありますね……！ というか、西谷さんの格がスゴイってことか。味方チームにこんだけ格を保ってるキャラがいるってのもすごいことな気がする。全国的に見ると誠凛の木吉さんくらいのポジションだと思うんだけど、木吉さんより断然格がある……。
トリコ
うーん……。ナルトの「それは幻術だ」合戦程ではないにせよ、この展開はやや微妙。幻術オチだったことが微妙なのではなく、あれだけ意味ありげに出てきたカエルさんが単なるグルメ界のイチ犠牲者で終わってしまった辺りが残念なのかもしれない。それまでのカエルさんとの会話もなかなか小粋で面白かったし、その辺がまとめてポイされちゃうのが残念なのかも。
このカエルさんは「海で見たカエルとは違う」ということだけど、結局、じゃあなんなの？ リアルミストで生み出された幻？ でも「カエルの血だけでは支払いが足りない」とか言ってるし、よく分かんないな……。言ってみただけ？ 本物のカエルさんは後から出てくる？ やっぱりよく分かんないぜ。
未来への跳躍
これ、大きく見ると面白いんだけど、途中のエロ本ギャグネタはいらんかったなー。最終ページまでしっかりリアリティ保って読者騙した方が面白かったような。あのくらいの微妙なギャグが入ったって読まない人は最初から読まないだろうし。
オールスターもしもコラボ漫画
恒例のお題出して４コマ描かせるあれよりも、今回の方が描き手も読み手も幸せになれる企画ではないでしょうか。あれよりはやりやすいよね。読んでる方もこういうクロスオーバー的なのの方が嬉しいし。……でも、ジャンプ作家の人ってジャンプの全漫画ちゃんと読んでるのかな。話を振られて、「あっ、ハイ！ ＊＊＊ですね。……え、もちろん読んでますとも！」とかって慌てて読み始める人もいたりするのでは……。磯兵衛の世界に二人も行ってるし、「どこの世界に行く」かは作家が自由に決めれるのかな？
面白かった（？）のは圧倒的に久保先生で、次点が秋本先生でした。久保先生はこの手の企画だと本当にすごい実力を発揮するよな……。手持ちの武器を活かしきった上で相手側の作品ニュアンスも汲み取っており、シンプルだけれどすごくいい仕事。そりゃ一護があんな超性能の人外生物を目にしたら、いつものブリーチフィルターが掛かって殺せんせーもああ見えますわな。地球を一年後に破壊しようとするバケモノだと聞かされるだろうし、一護視点からは間違いなくあの姿ですよ……。一枚絵からドラマが想像できるやっぱり良い仕事だ。秋本先生の方はものすごいシュールな絵になってる。「入れ替わったで候 By両津」の説明文がなければ100点でした。たとえこの説明がなくても、こち亀であり磯辺であることが絵一枚で伝わってくる。久保先生と秋本先生は１＋１を２以上にしてたなー。
尾田先生、島袋先生あたりは極平凡で、附田＆佐伯先生のはちょっと意味不明。下山＆伊達先生はネタが分かりにくい。他はまあまあ。群を抜いてアレなのは岸本先生だけれど、これは決して手抜きとかじゃなくて、本来の岸本先生センスが爆発した結果、たいへんにアレなだけであって……。よく言えば持ち味をしっかり出せてて個性的。悪く言えばセンスが致命的にぐおおおお……！ 「しっかり見て」に傍点振るセンスとか見てると死にたくなる。
ソウルキャッチャーズ
これを言うのも何度目か分からないけれど、面白い。けど、何が面白いのか上手く言えない。別にギャグとかないのに笑っちゃう感じの面白さ。なんなんだろうなー。
この「今はいないもう一人の指揮者」ならば「止められて」「掴めて」「起こせた」んでしょうか。
ステルス
人魚さん、ただの考えなしのバカだった……。前回の引きで、「えー、これだけの実力者を相手にして一人では勝てないでしょー」と思ったら、ほんとうに「普通に勝てませんでした」というだけの内容で、うん……。しかも、それが考えなしの向こう見ずな行動のせいなわけで。うん……。ドフラミンゴさんみたいに、あれこれ頑張ってきたけど、色々あって結果として、実力者たちをまとめて敵に回しました、という感じならまだともかく、単なる考えなしのバカじゃなあ……。あなた、この一帯で仕事してきて長いんでしょう？ 敵に回したやつらの実力くらい推し量りましょうよ。
ブリーチ
思ったよりもスマートな解法でした。厳密に言うならば、「怪物になる」＝「体が耐えれない」というのはよく分からないけれど（「体が耐えられる」まで含んでの怪物化想像ではないのか？）、まあまあ、そのくらいは……。宇宙空間破壊も意味不明だけれど、「斬れないものがない」というのが斬魄刀の能力だというなら理解可能。しかし、剣八さん、斬撃が強いというのは分かるけど、その異様なタフネスは化け物呼ばわりされても仕方ないですよ……。強いって、剣の腕前がどうこうじゃなくて肉体的に人知を超越してるのね。
★宣伝：昨日イベントでご一緒した武富先生の作品。１巻頂いたんですがスーパー面白かったです。
