【宣伝】BOX-AiR35号にて、新作短編「戦慄怪奇学園ダンゲロス~這い寄る晩餐編~」載ってます。ソーマで発酵食品使いの女の子がネバーッとした液体を鍋に落とすのを見たのがキッカケで生まれた作品です。iPhoneとかiPadで読んだりとか、あとパブー経由で頑張ればAndroidやPCでも読めるんじゃないかと思うのでみんな読もうね!→詳細はこちら。
それと横田先生のコミカライズ、漫画版ダンゲロスの五巻が2/6に発売なのでこちらもどうぞよろしくお願いします。全体から見ると、5巻でちょうど折り返した辺りかな? ここから後半戦!
講談社 (2014-02-06)
トリコ
フタを開けたら既に小松奪取済みであった展開には驚きがあったけど、今週の内容自体は風景描写(?)が主だったので、あんまり内容はなかったというか。でも、トリコの醍醐味はこの風景描写であったりはする。
ところで、トリコの鼻に詰まってたアレは一体なんなの……? 最後まで説明がなかったけど。睡眠時は口呼吸するのが熟眠の秘訣だったりするの?と思って調べてみたけど、逆に鼻呼吸が勧められてるしなあ。グミが挟まってたわけでもないだろうし、謎だ。前になんか説明描写あったっけ??
暗殺教室
竹林くんは、公式的には家庭事情がポイントだったことになってるけど、これ、暗殺訓練の不出来のせいじゃねえかな……。E組のみんなには「暗殺」という特異な任務があって、暗殺スキルにおいて頭角を現してきた子も出てきたわけで、このままだと竹林くんは「E組の中でも落ちこぼれ(暗殺的に)」になっちゃうんじゃねえかな。そんだけでも、彼が奮起してA組に戻ろうとした気持ちは分かるんだけど。落ちた先でも落ちこぼれ(しかも勉強と関係なし)とかキツイよなあ。
ワンピース
ヒラヒラの実……。な、なんか、全然強そうな能力に見えないな。ヒラヒラしてるマントが意外と固かったらそりゃビックリするけど、同じことは鉄の盾持ってればできるわけだし……。しかし、ディアマンテさんの能力説明&決戦闘場のギミックお披露目というのは分かるけど、突っかかってきたD組の3人組はちょっと唐突すぎる気が。往生際の悪さ、言い分の見苦しさがリアリティに欠けるレベルだったというだけでなく、意外とピンピンしてることで、ハクバはどういう剣術であいつらを斬ったんだよ……的な。
ルフィの正面突破は、彼の性格的に、まあこういうことする人なんだけど、なんかちょっと見ててイラッとするなー。人がせっかく作戦考えてるのに……。猪突猛進のルフィを囮にして他のメンツが予定通りに侵攻するとか、なんかそういうしたたかさを見せて欲しかった。あれですな、ピューと吹くジャガーのジャガーさんもそうだけど、漫画とはいえ、訳の分からん動きで仲間をひっかき回すキャラクターって見てて結構ストレスなのよね……。
W3
牛魔団がんばってんな! 最初に「牛魔団265位」「ヤタガラス団89位」を見た瞬間に、「あー牛魔団は噛ませ犬か」「ヤタガラス団も一桁台の噛ませになるんだろうなー」と思っただけに、両団の激突の後も牛魔団がしっかり生き残って頑張ってたのを見てホロリとしました。両団の団長が7位の主人公たちとキチンと渡り合える実力だったのも良かったです。やっぱ一団を率いる者たるもの、このくらいの意地は見せて欲しいよな。
ただまあ、牛魔団、ヤタガラス団が頑張ってたのは良いとして、メイン読者層的には、むしろ主人公の「弱さ」の方が気になったかもしれません。格付け的にも両団より遥かに上の一桁クラスで、なんか固有能力的な物まで使ってるのに、一蹴できない程度の強さという。
や、展開的にはね。ここで敵ボスを一蹴して終わる漫画なんて飽きるほど見てるから一蹴できなくて良かったんですけど、主人公たちの「強さ」もさっぱり感じられなかったんですよね。視界共有はちと回りくどいというか、強さが分からんすぎますよ。絵的なハッタリが効いてたわけでなく、「こいつ! 後ろに目でも付いてんのか!」の説明臭いセリフで何とか「視界共有はこんなにすごいんですよ」と説明がギリ成り立ってる感じ。成り立ってるだけなので「すごいな!」とは思えない。
ステロタイプな作品ではなかったのは良かった。ただ、面白い漫画だったかと言われれば、惜しいと言わざるをえない。そんな感じですかねー。
ところで、お姫様と主人公たちの関係性は第四回十字軍を思い起こしました。あれもですね、元々十字軍はクーデターで国を追われた王子様を助けて、国と王位を取り戻してあげたんですよ。「成功した暁にはお金をたくさんあげる」って言われて。で、王子様は約束通りにお金を払おうとして国内のカネをかき集めたところ、国民が王子様にキレまくり。どうにもならんのでカネを払うのをやめようとしたら、今度は十字軍がキレまくって、結局、王子様の国は十字軍に滅ぼされたんですねー。詳しくは今月末発売の拙著「仁義なきキリスト教史」にて。
ハイキュー
木兎さんwwww そわそわしてる木兎さんかわいい、なにこれwwww
黒子
えー、大差が付いた試合はアメフトの方がつまんないよ……。逆に、接戦がつまらないスポーツといえば、すぐに思い浮かぶのがバスケなんだけど。接戦の終盤とか数秒おきにファウルばっかりしてて、見ててゲッソリする。いまググったら、あれ、ファウル・ゲームって言うらしいね。
>> ファウル・ゲーム
>> ファウルを逆手に取る戦法。試合終盤で接戦のときに、この方法以外、勝利チャンスがない場合の特殊な戦法。ディフェンスが故意にオフェンスを狙ってファウルする。ファウルによって時計を止め、フリースローが落ちればリバウンドを取って反撃するチャンスが生まれる。残り時間と点差によって始める時期が変わる。逆転が成功する場合もあり、観客にとってはフラストレーションの溜まる場面である。
ニセコイ
「オージービーフは先輩どうですか?」辺りですかね。キムチ的に考えて。
ジェントルくん
漫画の内容は置いとくとして、絵が「青春うるはし!うるし部」の人に似てるなあ、と思いました。
ワールドトリガー
いいですね、本部攻撃はいいですね。僕、ゲームとかで序盤から終盤までずっと主人公に指示出してる本部オペレーターが、終盤の通信で「もう持たない!」「早く救援を……」「ぎゃあああ!」「あ、足がァァ~!!!」とか叫んだりするの大好きなんですよ。うん、まあ、斬撃のレギンレイヴなんですけどね、これ。なんかこう、これまでお高くとまって安全地帯からアレコレ言ってきた奴が、ウギャーとなって余裕なくなってるシチュが大好きなんですね。
売り上げランキング: 1,582
ブリーチ
ナルトもだけど、こいつらの修行って暴力しかパワーアップしねえよな! なんか、もうちょっと、こう、精神面とかもですね……。熟睡するなよ!!
斉木楠雄
海藤くんイケメンやなあ。時々、劇場版ジャイアンくらいのイケメンになりますな、時々。さて、海藤くんも照橋さん同様、「どうやっても無理っぽい」判定をされたわけですが、斉木くんは元々が人を寄せ付けようとしていないから、今現在、彼の周りにいる人間――、灰呂、燃堂、海藤、照橋――は、どうやっても無理な連中だからこそ、現に彼の周りにいるのかもしれないですね。
アイアンナイト
おー、今回も真面目に戦ってますね。敵の強さを語る時に「情報戦」「統率性」に言及しているのが良かったです。政治家めいた三佐の言いようもセンスを感じました。
んが、これ、読みなおしてふと気付いたんですけど、三佐の言ってることダメダメですよね。結局、「あれ? 可能性あるんじゃねえの??」「ていうかどちらにしろ何か手を打たなきゃいけないんじゃないの?」って気付いて作戦決行するわけだし。主人公に向かって頭ごなしに「ダメだよー勝てないよー」と言う前に、まず新しく入った戦力(主人公の能力)を確認して、それから勝てるかどうか検討しなきゃダメじゃない。「どうやったら人を守れるのか、現実的に考えてみろ」←オマエガナー。
HACHI
水上で猛っているアポロンさん……。なんかすごいギャグみたいな姿だなあ。
「気まぐれで些細なことで苛立ち暴れだしたら手が負えず味方でさえ殺戮する」キャラって、ちゃんと描ければすごく恐ろしくてキャラ立ちしそうなものなのに、今週とか「あー、なんか味方殺すのに精一杯で主人公たちがのんびりしてるのに見逃されそうだー」「西漫画だなあ」みたいな、そんな感想しか生まれないっていうね。しかもこれで力を消耗して勝手に弱体化してくれるんでしょう? すごい話だよな。こんな相手なら、レニ率いるセレーネがそれなりに渡り合えてるはずだよ、そりゃあ。
焼野原
んー、微妙。連載始まって以来、今週は結構際立って微妙。ハードルの高さの割に解決編が常識的すぎて別に全然面白く無いんですわ。こりゃもう明らかに紙幅の都合だよなあ。せっかく最難関に設定された下根くんミッションが、打ち切りに追われてやっつけ気味で解決されちゃって、これは非常に残念でした。
★宣伝:5巻は2月6日発売。よろしくお願いしますー。
講談社 (2014-02-06)