あんまりチケットが売れてないみたいなのでもっかい宣伝。28日に、う、うんこ味のカレーの……イベントを……やり……ます……。いや、うん……。これでチケットが売れると思う方がどうかしてるよね……。なお、ぐしゃ人間の亀ちゃんあうちゃん姉妹も出演することになりました。彼女たちも何を考えているのでしょうか。
焼野原塵
冒頭、主人公の自己紹介から始まり、好きな女の子の紹介、不良にいじめられる展開を通して、実にステロタイプ的だなあと思いながら読んでいたのですが。いじめられているのが主人公だけでなく主人公のグループだと知って、そこから「ジョック対ナード」の対立構造を読み込んだらなんだか納得できてしまいました。スクールヒエラルキーなんですね。
ヒロインが普通に好感の持てるいい子だったのと、読切に比べて説教臭さが抜けた辺りは好評価。「光源はどこだよ!?」も面白かったです。しかし、安定感という面ではどうなんだろうなあ。金属バットで思いっきり殴られた不良が平然としているあたりからも危うさを感じる。新人さんだろうし、経験ないだろうし、4話目過ぎた辺りからグダグダになりそうな予感がしてる……。
暗殺教室
殺せんせーの奥の手はそれ自体は(漫画的な意味で)卑怯くせえけど、でも、その後の展開に繋がるなら全然アリですね。思い返せば、あのテストの賭けで夏の合宿旅行を得たというのも、聞いた瞬間はなんだそりゃ、って感じでしたけど、実際に殺せんせーを追い詰める地の利を手にしていたわけだし、きちんと繋がってるよな、この漫画。
今回出てきた影の人が死神なんでしょうか。渚くんはまだ体の方も平気みたいだし、ロヴロ先生の授けた「必殺技」は死神相手に火を噴くのかなー。でも、相手が本当に「死神」なら渚くんも歯が立ちそうにない気がするし、今回の影の人はミスリードで、殺せんせーが死神という線の方が面白そうではある。
ソーマ
えりなさんの側近に対して個人的憎悪を抱く脇キャラが参戦するなど、既に紹介済みメンバー以外にも光が当たった点が良かった今週号ですが、やはり、なんといっても……丸井くんが……。田所さんが卓球エースだったように、丸井くんも図書部(?)かなんかでは一角の人物なのだろうか。
HACHI
あ、展開がオオゴトになってて悪くないな、これ……。そりゃこんなレベルで破壊的な作戦を開始するんなら、その前日に中学生に姿見られたってどうってこたねえよな。……決行日の前日にバジリスクさんは何を呑気に平常業務やってたんだ、って気もするけど。デビルマンの最終章みたいな展開で、変革を感じさせてなかなかいい感じなんですが、このスピード感と緊張感は持続するんだろうか。この後、異常事態が収束したりせずにきちんと崩壊して、崩壊後の世界でハードにソリッドにやってくれたら嬉しいなあ。
しかし、今週とか大筋の流れは悪くなかったと思うんですけど、医者がめっちゃ適当な説明で薬渡して家に帰らせるとか、おまえ、それ本気でお目付け役してるつもりなの?的なアバウトさは、やっぱり、うん……。
ナルト
なんか根性論、精神論の話で今週はまとめてますけど、近付いたらエナジードレインされるという技術的な問題点はなんらクリアされてないのでは……? ナルトとサスケってなんで平気なんだっけ。さすがに岸本先生も精神論だけで解決させる気はないだろうから、来週以降は他の忍たちも何らかの接近手段を講じるんだろうけど。
ブリーチ
うん、まあね……! 日番谷隊長がドヤってるから、あれで倒したってことはないだろうな、と思ってたら案の定ですよ。騎士たち数がいるんだから、ここらへんはワンパンノックアウトでもいい気がするんですが、それはそれでヘボい感じがしちゃうかな……。こういう「クリーンヒットしたのになんでか知らんが生きてる」的なのってあんまり好きじゃないんですよね。もう手の内も明かしたし、卍解はないままだし、日番谷隊長とか、これから何をやったら納得できる勝利を収められるんだろう。
ハイキュー
試験の結果が「ちょっとだけダメ」だった辺りがご都合主義を減じさせている上に、かえって、過去の「小さな巨人」の話をつまみ食いできるし、「ヒーローは遅れて登場」にもなってるし、この結果はベストな回答だったんじゃないでしょうか。「ハラが減ったんで」「本能の赴くままか!」の流れも面白かったです。僕の知り合いにも一人いるんだ……。メシは腹が減った時に食って、睡眠も眠くなった時に取るやつが……。
ニセコイ
「一緒に倉に閉じ込められた時、勇気付けてくれて……」
このセリフ以降のこれまでの思い出――、縁日、海、文化祭、クリスマスが挙げられるたびに、「海はご都合主義だったな」「文化祭もご都合主義だったな」などと、これまでのアレな記憶ばかりが思い返されて大宇宙の意思の仕事ってすげえなと改めて思いました。今回の記憶喪失の発端である野球ボールも大宇宙の意思だし、ゴリラのぬいぐるみが突然に動き出して存在をアピールするあたりに大宇宙の意思でした。今週の焼野原塵でボールが飛んできた時にも「すわ! 大宇宙」なんて思っちゃったし。
ワールドトリガー
やっぱり葦原先生は戦闘よりも交渉とかしてる方が断然おもしれえな。先週までは結構「フーン」って感じで読んでたけど、今週なんかは1ページ1ページ舐めるように堪能したもの。
「本部の精鋭を撃破して本部長派とも手を組んだ。戦力で優位に立った今が交渉のタイミングでしょう」
このセリフとかスゲーいい。戦争はある程度勝利を重ねてから有利な条件で和平を結ぶもんだしな。ネイバー憎しと思われる城戸指令はともかく、鬼怒田さん、根付さんの「悪役コンビ」は感情というよりは合理的判断をしていて、「いいじゃんその条件!」と前のめりな感じもいいですね。鬼怒田さんにしても、「ネイバーがもし問題を起こしたとしても対応できる」と、初めから排除前提で話をしていない。この辺の打算的な態度がいい感じ。
ただ、迅さんがブラックトリガーを渡すタイミングとユーマの正式入隊許可のタイミングの問題はどうするんだろう。いまポンと渡しちゃったら牽制力がなくなるわけで。まあ、その辺はなんかうまいことやるんだろう。迅さんは、あれ、人間性能の方が高い気がするから、風迅渡してもそんなにまで問題ある気がしないっていうか。スーパーエリートが太刀川さんクラスのエリート隊員になるだけで。そこらのA級隊員が風迅持っても、迅さんほどには活躍できねーんじゃねーかなー。
べるぜバブ
マモンさんを見るに…………やっぱり……鷹宮さんは圧倒的勝ち組だったのでは……。
ひめドル
現実のアイドル見てても思うんですけど、ストレートとか普通の髪型の方が可愛いのに、なんか色々いじった挙句に「うーん……??」って感じになってると思うんですが、これは単に僕が地味っ子が好きだというだけなんですかね……。篠原ともえとかは一周まわって可愛かったけど。
ジャコ
言ってしまえば非常にご都合主義的な話なんだけど、先週の「時間停止状態でも動ける飛行機」と同じでつっこむのが野暮って感じがする。なんかもういんじゃね、これはこれで。鳥山先生のポジションがそうだというのもあるし、この漫画のゆるさがそうだというのもある。
ソウルキャッチャーズ
もはや指揮は完全にコミュニケーションツール……!
クロクロク
し、けん……? えっと、研修……では……?? 研修って試験もあるもんなの? しかしまあ、有事に武力で対処できて、かつ事務仕事も完璧にこなせる人間が本来は要求されているのだとすれば、時給10万円も分からんでもないな。それがなんでそこらの女子高生を雇ったのかはさっぱり分からんけど。
最近、クロクロクちゃんと面白かったのにこの順位なのかー。それで慌ててこのよく分からないバトルみたいなことを始めて、そんで今週とかあんまり面白くなくなってるのか。うーむ……。
★宣伝:わかりやすーく書いたら「分かりやすすぎて信用できない」とか言われてる自著。ひどい。
筑摩書房
売り上げランキング: 237,054