クロクロク
うーん……、一話にしては妥当な内容だとは思うんだけど(妥当すぎたが)、どうにも乗り切れないのはやっぱり時給10万円のせいだろうか。ここ、気にするポイントじゃないと思うんだけど、いや、でも10万はなぁ……。読切の時から時給10万が気になって仕方なかった。
一日3時間バイトしたとして30万円っしょ。一ヶ月で900万。キリよく一ヶ月1000万として、たとえヒロインに1000万借金があったとしても一ヶ月で返済完了。二ヶ月目からはブルジョワですよ。というか、二ヶ月目を勤め上げたら、こんな危険な職場からはオサラバしてもいいんじゃないですかね。いやまあ、親が事業に失敗して3億借金があるとかかもしれんけど、でも3億だったら親は素直に自己破産すべきだよな……。確か読切だと、なぜか妖怪との戦闘で発生した被害がヒロインに請求されててその問題を解決(?)していたけど、それはそれで無茶苦茶な話だしね……。高額バイトをしに行ったら命の危険に巻き込まれた上にその時の損害を請求されるとかブラックにも程がある。
トリコ
このくらいやらんと四獣戦以降のトリコ世界で強者の格は出せないよな、という思いと、インフレ激しすぎて意味わからん気持ちの微妙なブレンド。グランドノッキングってノッキングの意味が何がなんだか分かんなくなってるよね。元々はなんか金具みたいなのを動物に刺して動きをマヒさせてた気がするんだけど、なんかもう神経を刺激するとかいうレベルじゃない。範馬勇次郎が地面を殴ったら地震が止まるとかそういうレベルになってる。しかし、みんなノッキングされちゃうのかあ。ユダさんはともかく、ザウスさんにはもうしばらく強キャラでいて欲しかったなー。
そして、フードの中身はフローゼ様かよ……。前回のサブタイトルで「謎の男」って言ってたのに……言ってたのに……。
ソーマ
980名いた学生が352名脱落して628名……。ということは朝食時には少なくとも125600皿が捌けたのか……。一人が10皿分食ったとしても12560人もの客が朝食を求めてあの場にいたことになるわけだ。あまり食べれない子供がいたり、200食以上捌けた生徒や、逆に200食に達せずに脱落した生徒がいたりすることを考えれば実際はもっと多くて15000人程? プロ野球一試合の最大動員数は4万7千人らしいので、そう考えるとすごい数字だ……。
暗殺教室
松井先生もそんなことは分かりきった上で無視して描いてるんだろうけど、これ、一体どういう状況なんだろうね。バカ真面目に読むなら、テスト中に自分の回答の正答・不正答が把握できて、正答も理解できて(理解できるならその正答を書けばいいのに)、生徒同士でコミュニケーションが交わされているという。いや全部イメージ映像ってことなんだろうけど、しかし、思い切ったやり方だよなあ……。
そして五英傑の英語使い、瀬尾くんの英語力が意外とショボかった件。アメリカで一年住んでて基本的な会話ができるようになっただけですか、そうですか。
ナルト
特に前半だけれど、何をやっているのか本当に分かりづらい。後で登場人物が「いまのはこれこれこういうことだったんですよ」と台詞で説明をしてくれて初めて分かるレベル。
べるぜバブ
この「なんかよく分からんけど、よく分からんうちに強くなってましたから、相手の格上描写もこれまで散々やってきましたけど、でも勝ちますよ。だってよくわからんうちに強くなりましたから」感に非常にべるぜバブを感じる。
ジャコ
5回に2回死ぬ公開ロシアンルーレットに挑むアイドルってちょっとドキドキしちゃうな。吊り橋効果も手伝って実際人気出そう。
黒子
黒子くんはまだちゃんとシックスマンとして試合に出てたんですね。151対12の後のコマが、実際はボロ勝ちなのに、まるで負けたチームかのようなエフェクトだ……。チームとしてはもうすっかりボロクソになった状態で、これからまだ大会を一つこなすのか。壊れてからの期間が結構長いなあ。これは確かにキセキメンバーも嫌気が差したことだろう。
ニセコイ
「キョーコ先生、誰からも人気あったし淋しくなるんだろうな……」
「そ~だな~、良い先生だったからな~」
そうか……ニセコイ世界ではあれで「良い先生」なのか。凄まじい「キャラに言わせてるだけ」感だが、しかし、ニセコイだからなあ。この特殊な世界の住人の感性が僕たち読者と大きく隔たっている可能性も否定できない。舞子くんが大人だというのもまるで理解ができないし。そのうち「小野寺の妹はちょっと乱暴だけれど、人を色眼鏡で見たりしないよな~」とか、そんなことを楽がしれっと言いそうだ。
ハイキュー
武田先生の説得は、これ、こういう言い方されたらむしろ引き下がれないよね……。先生は真摯に話をしてるんだろうけど、四人一遍に話をしてるわけだし、相互に「オレだけ抜けるわけには……」みたいな感じになりそう。
春高1月開催ってことは一月一杯まで受験勉強できなくなるってことなんだろうか。そ、それは辛いな……。そりゃ周りも止めるわな。
ワールドトリガー
A級のトップ3人は仮にも身内のトリガーを奪いに行くことに誰も躊躇しないんだな……。というか、城戸司令にしてもそうだけど、奪ったら奪ったで本部と支部との関係とか、部隊ごとの連携とかで何かとゴタゴタしそうなものなのに、事後処理をさっぱり考えてる素振りがない。影でこっそり……って感じでもなくて思い切り急襲って感じだったし、後でどうやって玉狛支部を丸め込むつもりなんだろうか。
こち亀
「東京の人たちみんなスマホよ」
「ガラケー私たちだけよ」
いくらなんでも流石にギャグでやってるとは思うんだけど、秋本先生だと万一もしかしたら……という気がするのが恐ろしいところ。いや、ここまでだったらギャグだと思うんだけど、「ガラケーはずかしいよー」の一言はガチの人でなければ出てきそうにない発想なので、「ガチなの? 秋本先生ガチなの??」と戦々恐々としてしまいますね。秋本先生、前も「ガラケーだからキャバクラで馬鹿にされる」とか描いてたし、今週終盤も「みんながガラケーでカッコ悪い」とか言ってるし、どうもガチのような気がしてならない……。もしかすると先週の磯部磯兵衛よろしくジャンプLive促進のための仕掛けなのかもしれませんが。
今週の話はパッと見た時は「秋本先生はスマホをなんだと思ってるんだろう」と思いましたが、後で冷静に考えると違いますね。「秋本先生は地方をなんだと思ってるんだろう」が正解か。スマホの流通とか宣伝とか、東京と地方でそんなに違うと思ってるんですかね……。青森のことアフリカかなんだかだと思ってるんじゃないかな……。
あと、大至急編集部に連絡が欲しい時は、ハガキじゃなくて電話しましょうねー。
スモーキーB.B.
これ、主人公が登板できなかったのは、「勝ち負けなんてどうでもいい。おれがマウンドに立ってればそれでいい」という初期路線を北里さんが貫徹しただけなんじゃないの……。監督に頼み込んだのだって北里さんだそうだし。
あと、主人公が頑張ったとして、打線の方も一点も取れてない体たらくなのだから、結局どうにもならんのではなかろうか……。いやまあ主人公が0点で抑え出したら、途端に打線も頑張って食らいつき始めるんでしょうが。
エジソン
毎回それなりに楽しく読めてて個人的には悪くない漫画だったんだけど、続く気はしなかったなぁ……。渡辺先生の最大の武器である「ビッチの女の子」を描ききれてなかったのが敗因でしょうか。寮長に対するスピカのセクハラ行為もたまにちょろちょろと描かれてはいたけれど、そんなに変態的でもないし、過激さが変化しないから、せっかくヒロインがビッチ行為に出ても「ああ、またか」って感じで空気みたいになってたんですよね。キャラも馬岡くんとか獅童先生とか、結構いいのは揃ってたと思うけど、どれも小粒。全体的に「毎週それなりにクスッとできるけど、常に毎回パンチ不足」って感じでした。ギャグ漫画の常として、皆が皆「クスッとできた」わけじゃないだろうから、結構な人たちは「薄味のギャグ漫画」くらいの印象しかなかったんじゃないかなあ。
★宣伝:嫌いじゃなかったですよ。