トップページのアマゾン欄を更新しました。
<6月4日発売>(amazon)
・ワンピース <70>
・ブリーチ <59>
・スケットダンス <31>
・めだかボックス <21>
・ニセコイ <7>
・食戟のソーマ <2>
・ハングリージョーカー <2>
ニセコイ
ガチョウがスカートをめくるところだけ面白かったです! ちょっとToLoveる時空!!
ソーマ
なんのかんので四宮先輩に勝てない流れは良いですね。実際、リアクションのテンションが全然違ってたからなぁ。今週から振り返ってみると、やっぱり堂島先輩はちょっとしたことでは魔法少女なんかにはならない人で、そんな大物さえ魔法少女にしちゃった四宮先輩の力量が圧倒的だったということではないでしょうか。今回は所詮田所さんをコスプレさせただけであって、それに比べると四宮先輩の時は自分たちが身を投げ打って魔法少女化してるんだから、やっぱり格は違ったんだよ。堂島さんが自分のキャラクター性を投げ打ってまで魔法少女になるってのは、それだけのレイプ力を持ったクッキングだったんだ。
スモーキーB.B.
前半面白かったです! ワンピースの賞金額よろしく、今後もこうして契約金と出来高でキャラ紹介がされていくんだろうなあ、っていう。そのうち「契約金たったの500万か……。クズめ!」とかいう敵キャラが出てくるんでしょう? このへん少年漫画バトル物のお約束的要素を上手くスポーツ物に融合したなあと思いました。
後半の展開はあまりにもステロタイプな「少年漫画的悪役」で、うーん……という感じ。こういうコケにされるためだけに出てくるような人はあんまり好きじゃないんだよな。あまりにも非人間的すぎて、「いないだろう、こんなやつ……」という思いが先立ってしまう。というわけで個人的には微妙だったんだけど、考えてみればテニスの王子様もほとんど同じスタートなんだよね。1話で調子に乗ってる部外者を叩き伏せて、2話で部活の先輩を叩き伏せたんだっけな。同じ部活の先輩でないだけ、こちらの方がまだマシという面もある。
ワールドトリガー
うほう、おもしれえな。迅さんが本当に敵に回るなら手ごわいだろうけど、しかし、こういった組織内部でのめんどくせー云々かんぬんを巧く切り抜けるのも実力派エリートってやつだろうし、なんのかんので巧くやるのだろうという信頼感もありますね。
ところで、遠征中ってなんなんだろうね。主にこの街でネイバー被害が出てるんじゃなかったっけ? 迅さんの所属してる玉狛支部もだけど、この辺よくわからないなあ。何か秘密があるのだろうか。
トリコ
ジョジョで波紋を説明する時のような暑苦しさに溢れた説明回でした。しかし、そのくらい大仰な説明で一撃繰り出すんだったら一発で仕留めて欲しいところである。これだけ延々説明しておいて一撃で倒せないとなると、要は「いつもより全体的に強くなりました」というだけだよなあ。ある程度の予備動作を見せるルーティーンなら、「予備動作のリスクと引き換えに一撃の威力を上げた」となって分かりやすいけど、「読者もよく分からないうちに本人の思い込みで強くなってる」というのは微妙な気がしました。ルールが明確じゃないというか。食儀同様、そのうちアルティメットルーティーンの過程は省かれて、「なんとなく強くなった」結果だけが残ってインフレしていくんだろうしなあ。
ナルト
マダラさんと柱間さんのゾンビ二人が相変わらずイチャコラしているわけですが、この二人はアレじゃね、屍鬼封尽して死神の腹の中で永遠に戦い続けたら、とりあえずマダラさんの方はハッピーなんじゃね。マダラさんがまず習得すべきは屍鬼封尽だったんじゃね。
黒子
虹村さんテンパりかわいい! まあ、老けて見えるけど当時は中二だもんなあ。中二ですよ、奥さん、中二。そりゃテンパらなきゃウソですよ。
青峰くんがションボリする原因を作るのが今回の萩原くんかと思ったけど、井上さんがそのポジションなのかー。井上さんが途中で青峰くんの変態プレイに付いて行けなくなって、青峰くんが自分ひとりの突出した変態力に絶望する流れでしょうかね。ということは、萩原くんにはまた別の役目があるわけか。今回、赤司くんでさえプレッシャーを多少感じていたようだし、この問題が萩原くん周りで強調され、そこから赤司くんの二重人格(?)に繋がるんだろうか。
無刀ブラック
ふむ、三話にしてようやく「面白い」と言えるレベルになったような……。1話2話3話と話が進むごとに、だんだんと「相手を殺さず素手で戦う」ことの状況に不自然さがなくなってきたのが大きいかな。あと説教臭さが薄くなったのも大きいかもしれない。不殺バトル、それも剣心のように鉄の塊で相手を再起不能に追い込むでもない本当の不殺バトルだと、相手をやり込めるのに説教がセットになっちゃうんだけど(そして読んでる方はそれに辟易するのだけど)、今回くらいのだと全然平気ですねー。
ブリーチ
「えー、誰が首相になってもいいよー。どんな法案が通ってもいいよー。北朝鮮に占領されたって別にいいよー。どうせオレたちニートは家でゴロゴロしてるだけだしぃー」
といわんばかりの大爺様の態度には、「あっ、これも一つの生き方だな……」と感慨深いものがありました。そうだよなあ、引きこもりのニートを死ぬまで貫徹できるなら、世俗の諸々に心を煩わせる必要ないもんな。
てか、クインシーが死神側に攻め込んできたとして、それで死神諸君は大変に困るだろうけど、現世の人々は何か困るのかな。陛下たちはちゃんと現世に現れた虚も退治してくれるんだろうか。魂魄のバランスで世界が保たれてうんぬんって話もあったから、そこらへんの関係でクインシーの一党独裁はマズイんかな。どうもキン肉マンの「正義超人vs悪魔超人」よろしく、「その勝敗の結果、俺たちにどんな不利益があるんだ?」という思いは拭えない……。
超頭脳王子ユニ平さまZ
Z界のアホのイメージすげえな……。ちくわに乗ってソフトクリームを小脇に抱えて肩パッド付けて……。なんというか「アホ」という非常に抽象的なものを広げて一つの世界として描いてるのが面白いなあと思いました。ソフトクリームを小脇に抱えてちくわに跨り疾走するのが「アホ」だし、ケツのようなUFOが白煙を吹き出すのも「アホ」だし、ちくわに乗って空を飛んでるのも「アホ」なわけですよ。ていうか、ちくわ多いな! アホとちくわってそんなに近しいか!?
「勉強のないZ界では科学も存在しないため、物理法則にのっとった開発技術がないんダス…」
「それでも何となくその辺のガラクタを組み合わせて作った電車や飛行機、タイムマシンまでもが平気で動いてしまう恥ずかしい状況なんダス!」
これもすごい話。科学というのは要するに世界を説明するためにあるんですよ。自然現象を数式で表現することはあっても、数式の通りに自然現象が起きてるわけじゃないんです。だから、その辺のガラクタを組み合わせて電車や飛行機、タイムマシンが作り出せるなら、本来はそれが自然現象であって、科学はそれを説明するためにアプローチするのだけど、そうでなくて、科学がアプローチしないことで自然現象が捻じ曲げられているといいますか、記述しなければ世界は変化するというか。これ、科学あっての「アホ(=科学がない)」の世界なんだよな。相当に異様な世界観ですよ、これは。「アホ」というのも奥が深い……。
ソウルキャッチャーズ
おー、今回の展開はまるまる佐治さんのアレですね。エゴイスティック・エンペラー! リーダーが気を遣うのではなく、むしろ周りがリーダーを盛り立てる、その結果みんながまとまるというアレ。前作で評判の良かった展開を序盤に持ってきて確実に地歩を固めに来たって感じでしょうか。狙いどおり、実際良かった。いや、打樋さんが「いやバカな!」とか「何だ、このカンジ…」とかすんげえ戸惑いながらドコドコ打楽器叩いて、「一体感が出ている」「一つになっている」というのも、どんなもんかと思いましたが。あなたは戸惑ってるから一体感出せてないよね!?
「血迷ったか、奏馬!」
「自分が何言ってるか分かってんのか!!?」
「トランペットのパートリーダーは暴君だぞ!!!」
入部した部活で楽器を色々試してみますね、というだけのことで、この異常なハイテンションは素晴らしいなと思います。何が「血迷ったか!」だよw
ハイキュー
いやあ、毎週面白いなあ……。今週の「どうする、10番のあのブロード!?」「考えろ」「考えろ」「考えろ」みたいな展開、大好きです。相手が無体な技を持っていて、それの攻略法を必死こいて考えるっていうのは、大抵、主人公側のやることなんですね。それを敵側がやるのが僕は大好きなんです。振り返ってみれば小学生の時に読んだ男塾で、敵側が鎮守直廊(特に男爵ディーノ)の一発ネタを必死こいて解明してて、その頃からこの手の展開が大好きだったんだなあ、と思ったり。
山口くん投入の流れも冒頭の伏線アリ、そこまでの激戦の描写アリ、烏養さんのモノローグアリで、きちんと納得いく形になってました。古館先生はちゃんとこの辺に説得力ある描き方をしてくれるのが有難いなあ。実際のバレーではどうか知らないけど(きっと掲示板で誰か補完してくれると信じてる)、そこまでのラリーの激しさからして、タイムアウトを使っての「物理的に流れを切る」も、「切り札じゃなくていい、空気を変える一本」も、きっとそういうものなんだろうなと信じさせてくれる説得力がある。
手塚賞選考結果発表
準入選の『No Woman,No Cry』だけど、
「お見事でした。何も言う事ありません。台詞が秀逸<尾田>少しクール過ぎるが、最初のギャグがキメに繋がるなど、アイデアのキレがすごい<岸本>少年誌らしからぬ重い内容だが絵も構成も丁寧に表現されている<鳥山>」
ここまでベタ褒めするんなら入選あげればいいのにね。いつも思うんだけど基準がよく分からん。
べるぜバブ
いまさら柱師団なんか出てきて戦力になるのかよ……、と思ってたら当然のようにボロカスにやられてて、そして当然ながらかませ犬として全く機能していない辺り、いつもどおりのべるぜバブだなあ、と思いました。もう悪魔が不良に負けるという構図が当然のものとして紙面に染み付いている。
こち亀
ロボの中に入ってからの展開が文句なく面白かったです! ゴルフ場が炎上しているのに消火活動を阻止する社長の良識欠如はどーかと思いながらも、そんくらいのことはいいかな、って思えるレベルで今週はキレッキレだったと思います。
「さすがロボットだ。迷いなくグリーンに上ったな」「誉めてやるぜ」
この台詞がすげー面白かった。オチがちゃんと決まってたのもこち亀にしては珍しい。中川の「裁判起こすロボット=先輩」という思考回路も良かった!
クロスマネジ
蝶蘭相手に1点を取る、という難事ですが今回は及第点が取れてた気がします。能登さんの活躍はちょっと不自然だったけれど、その後の「転倒」「すっぽ抜け」「まぐれ」の3点セットまで考えれば、1点取得もまあなんとか自然な範囲かと。といっても、ここからさらに無失点に抑えつつ2点取るというのは、どうやっても不自然にしかならない気がするんだけど。しかし、今回1点取れた描写は頑張っていたことだし、今後もひょっとして巧くやってくれたりするのかなあ。
恋するエジソン
前作からビッチ少女描写に定評のある渡邉先生でしたが、思春期の少年の性衝動を描くのも巧いなぁ……。こういう極上の逸品を手に入れてから使用するまでの間は何もかもエロく見えるよね。まあ女子高生とか歩いてるだけでエロいなあと常に思ってるんですが。…………そして、なんやかんやで使用が果たされなかった時の無念さも筆舌に尽くしがたいものがあるよね。藤井くんはたぶんこれを念のため再生してみたんだろうけど、初めてのエロDVDがこんなキメラではさぞかし辛かったことであろう。
磯部磯兵衛
ワォ! 今週もですか! 磯兵衛さん武士の息子じゃなかったのかよ、床屋なのかよ、びっくりだよ! なんで帯刀してんだよ!!
今週のもこれはこれでニート少年の妄想ゆえの突発的行動と現実の虚しさが描かれていて良かったことは良かったのですが、先週の「浮世絵でエロ本騒動」という設定のコンパクトさ、分かりやすさ、絵柄とのミスマッチ具合などには及ばないなあといった評価。
★宣伝:思い出したように自著の宣伝。
イカロス出版
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