トップページのアマゾン蘭を更新しました。
<5月2日発売>(amazon)
・銀魂 <49>
・トリコ <24>
・黒子のバスケ <22>
・べるぜバブ <21>
・ハイキュー <6>
・暗殺教室 <4>
・斉木楠雄のψ難 <4>
・クロスマネジ <2>
・新米婦警キルコさん <2>
ワンピース
おー。軍師ダガマさん、ちゃんと頑張ってんじゃないすか。エリザベロー2世が単発巨砲キャラなら、そりゃこの手のバトルロイヤルじゃ工夫しないと勝てないよなあ。事前の共闘工作はまったくもって正しいと思います。エリザベローさんを活かすには、まずは敵の頭数を減らさないとね。自分たちの陣営だけが残るくらいがベストか。
逆に言えば、バトルロイヤルを勝ち抜いて決勝トーナメントで1対1の戦いに持ち込めるなら、(当たるかどうかは別として)単発巨砲は有効だと思います。どんなにすごい威力のパンチでも(覇気習得してなければ)ロギアには意味がないわけですが、今回の景品がメラメラの実であることを考えると、いま参加している選手は非能力者がほとんどってことになるし、その意味でもエリザベローさんは二回戦以降で輝きそう。正念場は一回戦のバトルロイヤルだとすれば、ダガマさんはちゃんと考えてる。
場外アウトの場合はリトル闘魚に襲われるわけですが(というか、闘魚って闘牛のお魚版なのね、ビジュアル見て初めて名前の意味が分かった)、「中も外も地獄」「無傷の生還などありえない」と言われても、うん、ワンピース世界の傷は軽いからな……。弱者として認識されてるっぽいレベッカさんも見るからに無傷だしなあ。
Bブロックはアブドーラ&ジェットさんはともかく、百段ハック、ブルーギリー、さらには剣闘士キュロスとのつながりを匂わせるリッキーさんなど、意外なまでにネームドキャラがキャラ立てられてきましたね。こんなテンションであと3回予選をやるのか……。コリーダ・コロシアムなんてドフラミンゴ攻略戦に関わる3チームのうちの1つの、さらにその中の二名だけが関与するエピソードで、その上、まだ本戦でもなんでもなく主人公も関与してない予選だってのに、これだけのキャラ数とキャラ立てか。いや、面白ければ全然いいんですけど、どんだけの大長編をやるつもりなんだ、尾田先生……。
暗殺教室
アクション描写が良かったので概ね満足ではありますが、しかし、説得力はちゃんと出ているものの、これ、要するに鷹岡先生が油断してたって話だよなぁ……。もちろん渚くんの才能あっての話ではあるけど、今回のはむしろ、「素人はナイフを持ったらビビって本気で振るえなくなる」という鷹岡先生の先入観が主な敗因だと思う。
それにしても、今週は渚くんがなんで男の子なのか分からないレベルでえろいな……。全体的にえろいが、背後に回りこんでからが特にえろい。
ナルト&マリオ
うーん、本編はどうも乗り切れないぞ。作中でも言われてるけど、オビトさんの言い分はあんまりにも屁理屈だし、それに対してのナルトの答えも「言いたいことは分かるけど……」ってな感じで、なんといいますか、「青年の主張バトル」に感じるうんざり感がひどい。バトルをしながら青年の主張をぶつけ合う新感覚説教バトル漫画だと思えばいいのだろうか。正直、そろそろ黙って戦え、と言いたい気分でいっぱいです。バトル漫画って拳で殴り合ってたら何となく通じたりするんじゃねーの?
一方、マリオは何がなんだか全く分からない。悪党同士のスタイリッシュなやり取りを描きたいんだろうなあ……というのは伝わってくるけど、うん、まあ、岸本節では難しいよね……。
セリフ回しはそれとして、状況描写もイマイチ。なぜヤクザと殺し屋が二人で一緒にテレビを見ているのか状況が掴めない。無理に読解するなら、ヤクザは組のカネを横領して高飛びしており、それを現地のマフィアに匿ってもらおうとしたら、マリオがマフィアを出し抜いていて、「匿う」と称してヤクザを拉致、そこで組から横領したカネをさらに横取りして逃げた、という話なのだろうか。もしくはサオリというのが組から派遣されたエージェントで、現地の殺し屋と共謀の上で、匿うフリをしてカネを奪い返した?? どちらにせよ、なぜ殺し屋が「殺しではない仕事」をしているのかが理解できない。もしくは「殺し屋」というのは担当がそう勘違いしただけで(本編では一切触れられてない)、マリオは単に荒事専門の便利屋か、もしくはフリーのアウトローだとか。流石にないとは思うけど、岸本先生が「殺し屋」を何か勘違いしている可能性もある。ひょっとして「殺さない殺し屋」とか、そういう設定なのか……?
MoonWalker LTD.
う~ん、面白くはないな……。このリズム感は明らかに許斐剛なんだけれど、テニスの一種異常さを感じさせる雰囲気は今回発揮されておらず、岸本先生よりも若干スタイリッシュさの演出にも成功しており、「許斐先生が柄にもなく普通のアクション漫画を描いたら、まあまあ普通の作品ができてた」みたいな感じでした。「軍の装甲列車よ――っ!!?」は明らかに何かおかしかったけど、そんくらいかなあ。1ヤード移動能力という微妙なショボさのアイテムで最後きっちり勝負を付けてる辺りは、普通にちょっとスタイリッシュ。
めだか
えっ、スキルなくなっちゃったのか……。それはなんだか虚しい話だな。若い頃にうっかり付けちゃったスキル名とかは墓場まで持って行こうぜ。孫の前で「わしのスキルはエンカウンターと言ってのう」とか昔語しようぜ。社会に出て社会の中で活躍させる前に消えちゃうと、どうも閉じられた空間でキャッキャしてただけの話に思えて虚しくなるんだけど、まあ、最初から「箱庭」だと明言されてた舞台だしなあ。
総評としては、西尾先生は変なところにスゴイ情熱を持ってたことは認めるし(スキル列記とか100の言葉とか)、受け止められる人には色んなメッセージがこもっていた漫画であったのだろうと思う。けど、受け止められない人にはなんだかよく分からない適当な漫画にしか思えなかったし、実際適当なところも多々あったと思うから、それが「受け止められない人」を増やしていたとも思う。「まじめに考えてたけど、ここが適当だから辻褄が合わない」といったことが積み重なって、途中から「まじめに考えても仕方ない」という諦めムードになっていった感じ。そのせいで、西尾先生がどんなビックリ展開を用意しても心が動かされなくなってしまった。「何か斬新な事態が生じているようだがどうでもいい」的な。西尾先生はスゴイことはスゴイ人なんだと思うけど、とにかくもうちょっと丁寧さが欲しいな。
「決闘を申し込む! 俺が勝ったら今度こそ俺と結婚してくれ」
「受けて立つ。その代わり私が勝ったら私と結婚してくれ今度こそ」
まあでも、最後のこれはセックスということでしょうし、最後がセックスで終わったんだから大体良かったんじゃないでしょうか。「いく」とか「ともにいく」とか言ってますしね。
ソーマ
前半は四宮さんの言うとおりだと思うな。客からすれば、野菜の甘味を楽しむ料理を注文したはずなのに、なぜか酸っぱい料理が出てきたら困っちゃうもんね。
で、カリフラワーの目利きをミスった人がアウトってのもいいんだけど、しかし、「出遅れたノロマはダメ」ってのは暴論でないかなあ。確かに田所さんは出遅れたけど、それはカリフラワーを一番最後に選びに行ったせいなわけで、出遅れたノロマであってもカリフラワーを最初に調達していれば問題なかったわけですよ。だから、これ、運ゲーになっちゃうんじゃないの? あえていうなれば、一番リスクの高いカリフラワーを一番最初に選ぶ、くらいの気の利かせ方は必要だったかもしれないけど、そもそも状態の悪いカリフラワーが最初から混ざっている、という発想が普通はないだろうし。だって、スーパーで食材調達する時には、こんな問題は生じないわけだからね。ソーマ世界が「鉄鍋のジャン」じみた世界であり、社会に出た後、一流料理人は大谷とかを相手に戦わなければいけない世界観だというなら、確かにそのくらいの抜け目のなさは必要になってくるけれど……。
トリコ
うえええ、ちょっとこれは興ざめするレベルでゼブラさんが強すぎる……。四獣を前にしても余裕を崩さなかったランキング3位のユダさんをも一撃で倒すニトロをすら従わせるザラギラさんグルさんをもワンパン余裕のゼブラさんってことでしょう。いやあ、どうかな、それは……。ゼブラさんの格的には、ニトロ3体と同時に渡り合うのはともかくとして、ザラギラさんグルさんは単体相手で互角ってとこじゃねーの。四天王の他3人と比べてゼブラさんがあまりに抜きん出ている気がする。そこまで他と差を付けてた印象は全然ないのだけど。ユダさんの格も下がって微妙なかんじ……。
ニセコイ
導入は相変わらず無茶苦茶である。作中で「さすがにあんまり」「人として」「ホントに教師か」など、さんざんツッコミが入っていて、なお無茶苦茶だと感じる無茶苦茶さである。高校はラブホテルではないんですよ、先生……。あと女子の方に「好きな男の子のちんこをしゃぶれるちんこ券」を出さない辺りが男女不平等を感じてあんまり気分が良くないですね。いや、真面目な話、女子が一方的に賞品化されてるのはどーかと思いますよ。
ところで、男子の部って、これ1クラスしか走ってないの? 普通こういうのって学年ごとで走るんじゃないの。舞子くんの作戦って学年単位で走ってたら成り立たないよね? まあ、クラスごとで競ってるんだってんなら分からんでもないけれど……。しかし、舗装路をくりぬいて穴を開けるだなんて、いくらなんでも舞子くん本気すぎだろう。公共施設の組織的破壊ですよ。並の不良学生の所業などは遥かに凌駕しているぞ。
てとくち
お弁当のくだりが、まるっきり銀魂と正反対になっているのが、いやあ、お互いに不幸なことですね……。空知先生にも、河下先生にも。
話自体は特に盛り上がりもなく……。仙太郎さんの「奥の手」も、あなた、それ、あのタイミングでゴロツキを出していたぶったって、寺小屋でのあなたの人望はどん底ですよ的な。そして、ゴロツキ乱入の解決方法として、話の本筋とはまるで関係のない美少女キャラをポンと出して、この美少女との関係はSQで読めますよ、という流れは、ちょっとプロとしての意識を疑いますね……。すごく気になる形でSQに続かせるならまだいいけどそうでもないし、なら、ちゃんとこの読切だけで完結させて、意味のある形で二人を絡ませてくれないと。単純に読切として成り立ってない。いや、これは単体で成立している読切ではなくてあくまでも予告用の宣伝マンガなんですよ、ということなら、まだなんとか……。
実際、扉では「新連載『てとくち』プロローグ」ってなってるし、本来は宣伝用漫画だったのを、無理矢理に「新学期読切5連続」に押し込んだだけなのかもしれないなぁ。今までの読切が21ページなのに対し、これ16ページしかないし。あと5ページあったら、もうちょっと単体で成立する話になってたと思うんだけど。
べるぜバブ
最後のアオリで「裏切りの姫川!!」とか言ってるけど、いや、裏切るも何も聖石矢魔勢で結託するとか、一致団結して事に当たるとか、そういう話は特になかったよね? なんかしらんけど、姫川さんも部下にしよう的なノリで話をしてただけだよね?? 裏切り言われても姫川さんも困るよ。
ハイキュー
今回は、仲間内でコミュニケーションが成立しました、というだけの話なんだけど、それだけで面白い。前回のワールドトリガーもだけど、この「スッと通った感じ」ってのが爽快感に繋がってるんだろうな。逼塞感のある状況がまずあって(月島くんとのコミュニケーション不全や、解決の目処が立っていないゲート問題)、それがスルッと解決して結果が出ると、それだけで読んでて気持ちいい。
ブリーチ
これ、相手が太って脂ぎった中年のオッサンだったら、今までのキャリアを投げ捨てる一心さんの心意気たるや!という感じだけど、明るくて可愛い女子高生でしょう。しかも、この後、結婚でしょう。……ねえ。
こち亀
話としては普通に面白かったけど、エリート刑事にしては変態性が薄い。ただの大阪のヤクザじゃないですかー。エリート刑事はアニメでの活躍から結構好きになっちゃったので、あのやりすぎ感あふれるダメな感じの変態アピールも一周回って好ましくなってきたんだよな……。ちょっと残念。
エジソン
二話目のサングラスをかけるオチが意味分からないんだけど、これは何か元ネタがあるんですかね?
★宣伝:GWにまとめ読みなどいかがでしょう。