トップページのアマゾン欄を更新しました。ちなみにダンゲロスの３巻も4/5に出るんです。
<4月4日発売>（amazon）
・こち亀 <185>
・ナルト <64>
・スケットダンス <30>
・めだかボックス <20>
・クロガネ <8>
・ハングリージョーカー <1>
・食戟のソーマ <1>
・新テニスの王子様 <10>
ジャンプ感想文コンクール
これは面白いな……。優秀作品を見てみたいものである。公式サイトとかで読めるようになったりするんかね。しかし、小学生が果たして既存の読書感想文の型を破った作品を創出できるものなのだろうか。そして、できたとしてそれを集英社の編集者が正しく評価できるものなのだろうか。漫画が題材とはいえ、「これまで見たこともない」感想文が出てくるのかなあ。いや多分出てきやしないだろうけど、うっすらと期待だけしとこう。小学生というものには、そういった期待を抱かせる何かがある（そして多分裏切られる）。
しかし、これ、集英社の狙いはなんだろうね。ストーリーキングとかなら、次代の才能を発掘するということで分かるけど、すんごい感想文が来たとして、それをどういう形で活かすんだろうか。単なるPR活動の一環なのかな。それとも感想文という形で主体的にジャンプに親しませるのが目的なのか。はたまた、詳細かつ主体的なアンケート、くらいのイメージなのか。
ワンピース
カラー扉のナミは明らかに色気を振りまいてるし、こういうの見ると、『FILM Z』のお色気描写を「ワンピらしくない」「あんなのいらない」というのもちょっと違うと思うの。
本編。ルフィ、普通にメラメラの実欲しがってるな……。普通に「知らない人に持っていかれるのヤだ」って思ってるな……。ううん、なんというか、意外だ。ルフィってそこらへんセンチメンタルになるキャラだったのか。まあ、尾田先生の中でそういうことになってるのならそうなんだろうけど。いや、やっぱり意外だ。まあ普通の感覚として、身内の技をどこの誰とも分からんやつに使われるのはあまり気持ちの良いものではないだろうけど、ルフィには普通ではない何かを期待してたわけで。
ヴァイオレットさんとサンジの下りはよく分からなかったです。えーっと、ヴァイオレットさんが公衆の面前で踊ってた時は特に追われてもなくて……、ショーが終わって、サンジがゾロを見失ったことに気付いた辺りで誰かを刺して、すぐさま警察に追われた……？？ なんだかよく分からんな。最初のショーの時点からヴァイオレットの仕掛けた罠かなんかだとしても繋がりが悪く不自然だ。分かり辛いだけで「ショーが終わる」→「ゾロを見失ったことに気付く」の間に相当の時間経過があるんでしょうか。それにしても、やっぱりこのチームはサンジもダメな人だった。フランキーしか良識のあるヤツはいないのか。先週の時点では「いやいや、サンジはゾロを止めに行ったんだから、まだ良識側の可能性も……」とか言ってたのにね。
ナルト
柱間さんは甘ったるいな……。物語としては、まあ、柱間さんがあの行動に出て、マダラさんがそれを止めて、仲直りして……というまとめ方で良かった気はするけれど、こんな人には危なっかしくて国は任せたくないなー、というレベルで甘ったるいな。
ところで、マダラさんを火影にしちゃうのは割と悪くないやり方だったと思うんだ。扉間さんの、うちは一族を警備担当に据えるってのも悪く無いと思うけど。裏切りそうな厄介な人たちは体制側の重要なポストに付けちゃうのが有効だよな。自分たちが体制側になってしまえば、体制を守るために頑張らざるをえないので。
しかし、どんなに考えて、どのような手段を使ってもどうにもなりそうにないくらいマダラさんの性格が面倒だ……。
べるぜバブ
ほとんど何も考えずに描いてる気さえするべるぜバブが、唐突に知恵を使った描写を入れたりするとびっくりしますね！ 煙草組の邦枝封じは普通に良かった。なるほどなーと思ってびっくりした。べるぜバブに「なるほどなー」と思わされたことにびっくりした。
さくらん（仮）
お、おう……。なんとも評価に困る作品ですな、こりゃあ。
謎の宇宙人が仮面を剥いだら中から水着の女の子が出てきてミリカさんだと分かった時には、「あー、なるほど。子供の時はミリカちゃんに付いて行かなかったために彼女が宇宙人にさらわれたのね。そんで、今回、主人公は宇宙人に連れて行かれないことになったけど、今度こそ彼女を一人にしないために自ら宇宙へ行くのね。なんて切ない話を書きやがるんだチクショウ」とか思ってウルッと来てたんですが、なぜか高校にミリカちゃんが転校生として来たところで「……？？？」みたいな感じになって、そのままよく分からない感じで終わりました。えっ、そうなるの！？？ そうなっちゃうと物語締まんなくね……？ え、これ、なんの話なの……。
いやまあ、現時点で周囲とまともな関係性が構築できていない主人公が、その構築できていない関係性を捨てて宇宙へ行くというのは本質的な解決になっていない気がしなくもない。その場合は悲壮感の残るSF短編って読み味になるのかな。個人的にはそういうのキュンキュンするけど、少年漫画としてはナシだったのかもしれない。いや、にしても、このオチはどーかと思うが。
黒子
「話は聞いている」
「お前が人一倍がんばってきたのは見てきたし、そして与えられたチャンスをものにした」
「だから当然オレも異論はない」「がんばれよ」
なんだか一見いい話のような気がするけど、この先生は黒子の努力の過程をしっかり見つめていたにもかかわらず「こいつは戦力外だなー」と思って退部を勧めたんだよな……。そりゃまあ赤司くんの選別眼がとびきりすごいんだろうけど、いやほら、コーチなんだからさ。ホントは黒子の才能を見出して伸ばすのはあなたの役目のような……。「異論はない」とかなんか、そんな偉そうなこと言える立場では本当はないんだけど、この手の漫画のセオリーだと主人公の力を見抜けずにダメだと決め付けるコーチ像が一般的だから、この人もイイ人に思えるなあ。まあ実際、これで読み味はいいからOKだと思うけど。
トリコ
電気はしばしば体に浴びて「イテー！」とかやるようなもんでもないから、電気ナマズの350ボルトとかブランチの1億ボルトとか言われても何がどうすごいのかよく分からんね……。100ボルト高いとどんだけダメージがデカイのかまるで想像がつかない。落雷の放電と変わらない電気量、と言われてもどれほど凄いのかはよく分からない。ていうのは、落雷って命中しても意外と人は死なないんだよな。
> わかっている範囲で、日本では年平均約20人、世界では約千人が落雷による直接被害に遭い、世界平均で被害者の約30％が死亡している（Wikipediaより）
日本では70％くらい死ぬらしいから落雷被害と言ってもいろいろ条件が違うんだろうけど、どうも必ずしも喰らったからって死ぬわけではないっぽい。あと、空気って何気に絶縁体だから、エレキチョップは直接密着して撃ったほうがいいかもしれないね！
ところでエルグさんはいっぱい増えちゃったわけですが、これ、この後どーすんの？ いや、バトル的な意味じゃなくて日常生活的な意味で。彼女とかいたとして同じエルグさんが30人に増えたら困っちゃうじゃない。しかも、「不便だから1体残して後は消そう」とかもできないわけですよ。消せないから。「じゃあオレ出て行くよ」ってなって、気付いたら住民登録で住所変えられたりしてたら怖いじゃないですか。で、増えたからって、「じゃあ、お前とお前はここの危険地帯を担当しろよ」とか言ったら、同じエルグさん同士だから、やってられっか！ってケンカしそうなもんだし、ああ、なんかこんな話、ドラえもんであったなあ。タイムマシンで連れてきたのび太が増えるやつ。まあ何が言いたいかと言いますと、不死身と増殖ってなかなか相性悪いよなー、と。
ワールドトリガー
主人公が人命救助活動に専念してるのはとてもいいなぁ。「エリートがいるんだからエリートにまかせて自分はできることをしよう」という結論はとても合理的。今回はこのまま救助活動に専念して終わって欲しいくらいです。
しかし、地味だなあ。主人公が活躍しないからどうこうじゃなくて、活躍してる木虎さん側のアクション描写さえ地味だ。あと、敵が爆撃兵なんだから、爆撃という要素をもっとピックアップして欲しかったな。爆撃の脅威と敵の背に乗った木虎さんの戦いが分離しているというか。「街はどんどん破壊されてるけど、機を覗うために街の破壊には目を瞑る木虎さん」とか、なんかそういうリンク要素があればいいのかな？ なんかどーも、戦闘が軽いというか物語中の重みに欠ける。
ニセコイ
先週はMr.クソ男的な評価を得ていた楽くんでしたが、今週でだいぶ評価も持ち直したのではないでしょうか。マリーのチョコから逃げた件とか、古味先生のことだからどうせ気付いてないんだろうなー、なーんて思ってたけど、ちゃんと気付いてたんですね……。流石に甘く見すぎだったか。
ところで、好きな女の子が鼻をかんだティッシュをもらった集くんの内面たるや五分五分と言ったところではないでしょうか。人として大事なものを色々捨ててしまえば、これはれっきとしたご褒美……。
P354ハンターハンターご当地根付け
この手のアイテムを見るにつけ、まったくキティさんの覚悟と仕事を選ばぬプロ根性の凄まじさを再認識するばかりですよ。ある時は大仏の胸に抱かれ、ある時は国会議事堂を頭に被り、ある時はお好み焼きの具材となり、またある時はマグロのカマを全身で抱きしめる。あらゆる汚れ仕事を引き受け平然としているキティさんのプロ根性をみなもっと見習うべき。
講談社
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ハングリージョーカー
「そのエウレカは神（ワタシ）への供物として奉納されて然るべき……！」
「早く神（ワタシ）に捧げなさい……！」
自分で出向して労働して奉納物を獲得しようとする神！ それ奉納物じゃないからね！ 獲得物だからね！！
しかしなー、ラギンスさんやドドメキスさんを天使レベル、自分を神だと言う割には違いはエウレカを2つ持ってるだけ、というのは何ともショボイな……。ところで、自然科学には弱いので誰か教えて欲しいんですが、レーザー光線（？）って、「後ろだ！」と叫んでからヒットするまでに時間的余裕があるようなもんなんですか？？ 発生した瞬間にヒットしてそうなもんだけれど、光の速度とレーザー光線の速度（？）はまたなんか違うもんなの？ いや、別に他の漫画でこういう描写があっても気にならないんだけど、ハングリージョーカーはテーマがテーマだからな……。あ、いや、ブラックキャットは気になってたな。あれはあんまりにもあんまりだったし……。
こち亀
最近、スマホを買おうかなあと検討している身分の僕としては、知識レベルがほとんど部長と変わらないことに悲しみを覚えつつも、人間としてのレベルはまだまだ部長よりもだいぶマシなのでその点でホッと胸をなでおろしたり。本当に部長はどうしょうもないクズに成り下がっちゃったな……。どうしちゃったのよ、ホント。自分の所持品を自慢するだけなら、まあ年寄りの戯言と思って「ハイハイ、おじいちゃん元気ですね」って感じでいいけれど、他人の機種をバカにするようになると、ちょっと救えねえな……。まだ十分に使えてる機種を「寿命は6ヶ月」とか戦前育ちとは思えぬ大量消費社会の申し子。
めだか
当たり前と言えば当たり前だけれど、100人とまともに戦うわけにはいかないから戦闘シーンはオールカットで当然だとは思うんですけど、にしてもこれじゃあホントに顔見せ程度だなあ。志布志さんのスカーデッドとかにはどうやって勝ってんだろうね。えっと、そもそも……今めだかさんって何ができて何ができないんだっけ……。
そして、次回始まるやいなやきっと言彦さんも敗れてるんだろうけど、そうなったら本当に（仕方ないとはいえ）顔見せ興行に過ぎなくなっちゃうよなあ。オールスター戦なんだけど、オールスター戦のワクドキ感は一切無くて、今まで付いてきてくれたファンのために、全員をもう一度挨拶程度に出しておきますよ、的な。なのでまあ、僕のような適当な読者はさっぱり盛り上がれない。
★宣伝：最新刊３巻、4/5発売。
