アマゾン欄を更新しました。
<2月4日発売>(amazon)
・こち亀 <184>
・銀魂 <48>
・スケットダンス <29>
・トリコ <23>
・黒子のバスケ <21>
・めだかボックス <19>
・恋染紅葉 <4>
ワールドトリガー
う、うううん……。悪くないけど……良くもないなあ……。トリガーキーパーと実力派エリートを足したような作品なんだよね。いやあ……あんま良くないな……。
一つには葦原先生の持ち味である「立派な大人」が描かれてないのがあるのかな。車で轢いちゃった人がちょっとそれっぽいけれど、そんくらいか。今回はクラスのDQNに尺を割きすぎてたのも「葦原先生っぽくない」感じを助長しているのかも。でも、ボーダーの人たちはちゃんと頑張れる人たちみたいだし、来週からもう少し面白くなるのかな……。あと修くんの制服姿がダサいぜ。
修くんがボーダーとか、ユーマくんが向こう側の人間とかちゃんとびっくりポイントは用意されてるんだけど、他があまりにも淡白すぎる。制服のダサさにあるようにスタイリッシュさがどうにも足りない。といって、葦原先生らしい、のほほんほんわかした雰囲気もない。これから面白くなるんだと信じたいけど、正直一話でこれはかなりヤバイんじゃねえかな……。
暗殺教室
一話からずーっと匂わせ続けてきた「殺せんせーの過去の秘密」に少し踏み込んでくれただけで、物語が大きく進んだ感があって楽しいです。でも、どこまで明らかになるのかなー。この窮地を殺せんせーが乗り越えたとして、「乗り越えたにもかかわらず小出しに」したまま、今までのようなのほほん暗殺劇場に戻れるんだろうか。といって、このままアクセル踏み込んだらそのまま終わりそうな気もするしなー。どうやって着地するんだろう。
ワンピース
おお……。ドフラミンゴさん、覇王色使えるのか。スモーカーさんもかませにして先週落とした格を持ち上げたり色々カードを切ってきた感じですねえ。スモーカーさんは噛ませられ続けてもう大分威厳が落ちてきてますけど、僕的にはまだ今回はギリギリかませ犬が務まってるかな、という感じ。ロー、ドフラミンゴと連敗して「七武海>中将」の力関係が明確になったので流石に次あたりからヤバイ。しかし、中将が七武海以下ということは、七武海に匹敵できるのは大将クラスしかいない感じになるのかな。大将クラスとガープなど一部の猛者中将が一級の海賊団船長レベルだとして、今週の説明によると四皇は「一海賊団で挑んでも船長の顔すら拝めない」レベル。大将や一部中将に加えて七武海を動員して(船長級を頭数揃えて)、それでようやく海軍は四皇と対立できる、そのくらいの戦力のような気がする。四皇・海軍・七武海で三大勢力っていう以前の説明にはちょっと首を傾げるな……。
麦わら海賊団の中にあって、借りてきたネコのようになってるローが可愛かったです。ローに忠告してあげるサンジは色んなことがちゃんと分かっている気配りのできる良い子。今週はサンジの株が上がったかな。
これからの展開としては、ローと麦わら一味はドレスローザでSMILE工場を攻撃? 「ジョーカーは終わりだ」と言ってるけど、工場はドフラミンゴの管轄だろうし、これからもドフラ陣営との交戦になるんじゃないの? そこにマスターを連れていくのも危険な気がするけど。先週の交渉もどういう意図なのか分からないなー。ドフラさんは何としても追いついて殺してマスターを取り返すつもりでいるようだけど、そこまでローの意図通りだとしたら、マスターはドフラさんを誘き寄せるためのエサで、「終わり」というのは「後は来るのを迎え撃つだけ」という意味なのか。しかし、ドフラミンゴさん、麦わら一味を追うべく必死だというのに、空の道は切れるわ、背後に青キジが迫ってるわ、この人もほとほと運が悪いよな……。
***
今週もワンピースがすげえ面白いです。頂上決戦以来の面白さ。あの時以来、「また面白くなるかもしれない……」と思いながら信じてワンピースを読んできた人たちは、「ついに来たか!」という感じではないでしょうか。思うに頂上決戦も今の展開も、目的が明確で戦略的・戦術的なのがいいんじゃないかな。ルフィの行動は基本的に行き当たりばったりで、「たまたまそこに行ったらそうなった」というのが多いんだけど、それと違って頂上決戦の白ひげも今回のローも、目的があってそれに向かって工夫してるんですよね。そういう展開になるとすごく面白い。みんなが色々考えて動いてるから、必死に頑張ってるから感情移入もしやすい。いつの間にやら背後に青キジが忍び寄ってたドフラさんとか見ると、「うわあ、可哀想……」って心から思う。
スピカちゃん
「乳輪ってなんなんだろうな……」というのが読み終えた後の一番の感想でした。ググった今でも分かりません。乳輪って何のためにあるんですか。この中心からおっぱい出ますよ的な目印なんですか。
ナルト
異様なほのぼのムードで進行していく歴代火影会議を、僕が「どうしたらいいのか……」という感じで真顔になって読んでいたら、早めに「(忍びの神…想像してたのと少し違うな…)」と作中ツッコミが入ってくれて助かりました。いや、どうしようかと思った。
そして読者がみんな思ってた「扉間さんってロクなことしかしてねえよな」も作中である程度言及され、同時に「いやちゃんと考えはあったんすよ」とフォローもされました。うちは一族がヤンデレ一族でヤンデレパワーが写輪眼になるって説明はスゲエな。そう言われると、なんだか納得したようなしないような、「ナルトの方がヤンデレじゃ……」と思ったり思わなかったり。これ、扉間さんもうちは一族本人が目の前にいるから、愛が強いとか暴走するとか言葉を濁してるけど、要するに情緒不安定で思い込みの激しい一族ってことじゃねーの……。
ところで「千手一族が愛情を力とする」って、いきなり出てきてビックリしたんですけど、これって既出情報でしたっけ? なんか初めて聞いた気がする。だから「うちは一族は愛情より術の力を……」「だが本当は違うのだ」とか言われてもハァ?って感じだった。そもそも柱間さんはともかく扉間さんはクールで合理的で全然愛情を力としているように見えないんだけど。
トリコ
マンサム所長、昔はモヒカンザコだったのか……。ベイさんやザイパーさんはどうして今回はGTロボ支給してもらえずに生身で来ちゃったんだろう。GTロボだったらリンに完勝できたんじゃねーかな。いや逆にGTロボは全部マンサム所長が残さず平らげてるから、生身の彼らだけがリンに接敵できたということか。役割分担しているのかもね。
しかし、この戦力バランス……。どうにもこうにも美食會側が何とかなる気がしないんだけど、どうするんかね。
ハイキュー
町内会チームの森くんがビデオ動画を持ってくるとか「こっちは町ぐるみで頑張ってます」感がなんだか良かったです。
ところでバレーボールの点数差がよく分からないんですけど、「25-6」ってのはすごい点差なんですかね。いや、そう言われてるからそうなんだろうけど、バレーってのは遥かに格下の相手でも格上相手に何点かくらいは取れるような、そういうスポーツなんすかね。どういうところで格下は点を取っていくんだろう。格上側のサービスミスとかかな。それかスパイクを打ったら結構な確率で決まるスポーツなんだろうか。
ソーマ
「肉の快感を教えてやる――!」とか肉魅さんの首に巻いた首輪的なものとか、明らかに別の何かを想像させようとする作劇努力には拍手を送りたい。なんてあからさまな漫画なんだ。
どうでもいいけど「作る品目は『丼』!」のところのソーマくんの見下げる視線がすごく冷たくて良かったです。今にも肉魅さんに無表情のままあんなことやこんなことをしそうなツラしてやがりますね! いつもの表情にはあまり魅力がないけど、こっちの方向でキャラ立てていけばいいのに、と思いました。転入生挨拶の時のあのふてぶてしさからしても、こっちの顔のが似合ってる。
ニセコイ
さっぱり意味が分からない。本当にダメだな……この漫画は……。
そもそも秘書がカリカリ仕事をしたからといって社長業に余裕が出るというのがよく分からないんだけど、そこはまあ楽が凄まじい管理能力を発揮し、リスケジュールで何とかしたということにしますか。リスケジュールをしておきながら飛行機の発着予定を把握してないという時点でもう話にもならないんだけど(逆に言えば発着予定を把握せずにどうやってスケジュール調整したんだ)、それで飛行機の発着まで時間ができたのなら、その時間を使って千棘に会えばいいじゃないの。本来はギリギリで仕事を終わらせて飛行機に乗るはずだったわけで、空いた時間は空いた時間なんだから会いに行けばいいじゃん。そこで何故「今年もまた渡せそうにないわね…」になるのか。というか、楽も楽で、「せめて一瞬プレゼントを渡すだけでも」くらいに思ってるならそれこそ千棘をここに呼び出して待機させとけよ。何のためのスケジュール調整能力なんだよ。今こうやって二人でグダグダ話してるヒマがあればもうプレゼント渡せたじゃねーか……。百歩譲ってここまでを良しとしても、それなら待ち合わせ場所をホテルのスイートにせずに華さんをパーティー会場に直接連れていけばいいのに。今は雰囲気作りよりも親子のふれあいの時間が大事なんじゃねーの。
まあ、問題点は多々あるけど、最大の問題はやっぱり楽が飛行機に乗る予定を把握してなかったことで、これは本気で意味が分からない。描きたいシーンは分かるが、そのための過程をおざなりにでっち上げた結果、過程の段階で読者がゲンナリしてしまい乗り切れなくなる、いつもどおりのニセコイである。
スケット
「担当とゲラゲラ笑いながら作った話はシュールすぎてアンケ取れない」
ううっ、こ、これは……。これは肝に銘じておかねばならない情報だな。「作品はまず作り手が楽しまなければならない」をモットーとする僕にとっては極めて危険な落とし穴だと思う。どの話がアンケ取れなかったのか、具体的に教えて欲しいくらいだぜ……。
オチのあの追加2ページは、あれ、地味にクオリティアップに繋がってない? 漫画全体の雰囲気がわからないけど、あの2ページがあることで迫力と疾走感が増しててイイ感じになってると思いました。「これから恋が始まりますよ」的な展開だとアレだけど、「アレコレあった末についに告白シーンですよ」という流れなら全然アリじゃないすかね。
こち亀
おおおぉ……いいな、不老ふ死温泉いいな……。交通費込みで45000円ってとこか。クッ、行こうと思えば行けなくもないがやっぱりちょっと高い。天ヶ瀬温泉もいいなあ……。こういう川だの海だのに面した温泉にグッと来てしまう。しかしこっちも高いなぁ。ガチの売れっ子になったら、担当の前で「あー**温泉に入らないと書けないー」とかボヤくと連れてってもらえるようになるらしいので、それまでは羨ましそうにHPを眺めるだけに止めよう……。でもそんくらい売れてたらポケットマネーでサクッといけるよね。
今週は温泉好きの俺得回でした。いま出てきた温泉全部ググったもん。痴漢との対決シーンは素直に面白かったです。
むこうみず君
え? これが2話掲載……?? なにこの謎プッシュ……。
と思ったら、久保先生と空知先生が二人して倒れたのか。今週のボッスンよろしくジャンプのレギュラー2人が抜けた穴を1人で埋めた救世主だったのね。
漫画としては、んー、一話目はともかく二話目はちょっと辛いなあ。クスリとできた部分もあったけど、やっぱり周りの人が普通に迷惑がってる主人公のギャグ漫画は、相当上手いことやらないと読んでてちょっと辛いものがある。
ハングリージョーカー
この迷宮が霧で出来てるってことは、えっと、これは水蒸気を固体化させる能力なの? 重力で霧の壁を崩したということは、固体化した水分を地面に落としたということ?? でも固体化したらもう霧じゃない気がするんだけど。実質的に氷の迷宮なのかな。それとも水蒸気を別の物質に変化させる能力? よく分からんちん。
めだか
心臓を壊しても五体を壊しても追いすがってくる敵に言彦さんが怯える姿は、まるで殺人鬼探偵のようだなあ、と思いました。
内容は、相変わらずいつもどおりですが、言彦さんの強さがよく分からないのと、影武者の意味がよく分からないのと、おまけにスタイルの意味がよく分からないのとで、どうにも乗り切れない。そのくせ最後は贄波さんが立ち向かって引きだけは決まってる。何をやってるのかよく分からないので面白くないけど、引きだけは興味を惹かれる。いつもどおりのめだかボックス。敵がどんくらい強いのかよく分からないし、影武者の意味がよく分からないから今のめだかさんと半袖と言彦がどういう関係性なのか分からないし、スタイルもよく分からないからこの状況で役に立つのかどうかも分からない。ドキドキしようにも状況が把握できないし、次回予想をしようにも材料がない。今までの積み重ねを適当にやりすぎてきたツケがしっかり回ってきてる感じですね。で、結局、影武者ってのは不知火一族が主体的に英雄を保存するものではなくて、言彦という英雄の魂的なものが不知火一族に乗り移りながら渡り歩くもの、ってことでいいの? 半袖さんの主体性はわずかでも絡んでるの? 分からんちん。
キルコさん
え、バトル展開に持ってくのか……。ううん、まあテコ入れも必要な時期なのかな。読んでる方からすれば、どうせテコ入れしてもロクなことないんだから、最後まで同じ方向性で頑張って欲しいんだけど、描いてる方からすりゃあテコ入れでもなんでもして延命したいもんなぁ。とはいえ、これで持ち直せるとは思えないが……。アニメ企画ネタもこのまま放置されちゃうんだろうか。ううん、残念だ。
クロスマネジ
は、早見さんが大宇宙の意志的なものに……。ちょ、やめろよ、マジで可哀想だから。見てらんねーよ。
★宣伝:一応書籍として売ってるのにアマゾンではフィギュアの写真しか載ってない潔さ。
集英社