トップページのアマゾン欄を更新しましたー。
<11月2日発売>(amazon)
・ワンピース <68>
・スケットダンス <27>
・クロガネ <6>
・ニセコイ <4>
・恋染紅葉 <2>
・戦星のバルジ <2>
・暗殺教室 <1>
暗殺教室
カラー扉絵で渚くんらしき子が女子の制服を着てるのを見て、「ああ、渚くんはやっぱり女の子だったのか。なんとなく今まで男の子だと思ってたけど、女の子に決まってるよなぁ」とか一瞬思ってしまいました。このヒロイン、ちょっと渚くんに似すぎでね?
本編の方は、如何せん分かっていたことではあるけれど、所詮そこらのDQN程度ではどうにもならないよねえ。物語の緊張感的な意味で。でも、その点を差し引いても十分に「面白い」レベルだったと思います。シックス編で培ったのか、元々松井先生がそういう認識を持っているのか、今週の不良みたいな「足を引っ張る」タイプの悪を描くのが上手いなあと思いました。なんと言いましょうか、自分が利益を得るために他人を陥れるタイプの悪はまだ理解できるんですけど、現実にはこういう、自分には何のプラスにもならないばかりか、回りまわって自分がマイナスになるというのに、他人をマイナスにするためだけに動いちゃう人がいるんですよねー……。良いスーツ着てるサラリーマンが毎日社会を動かしているおかげで、僕たちは大量消費社会を満喫できているわけでして。まあでもこいつら何のかんのと理由を付けてはいるが、もっと純粋に、女子中学生とセックスしたいだけかもしれん。それならよくわかる話。
***
ところで、単行本1巻の装丁、すごいセンスいいね。ほら、うちのサイト、トップページに表紙を一つだけ貼ってるじゃないですか。いつも「縮小しても分かりやすくて、その漫画であることが伝わる表紙を」と思って選んでるんですけど、その点で完璧ですよ。あと、なんかオシャレだよね。ジャンプの単行本とは思えん。裏表紙はどうなってるんだろ。
ワンピース
最近、仮面ライダーウィザード見てるんすよ。んで、見てるんですけど、これの下っ端の怪人たちがかわいそうで、かわいそうで。なんかね、主人公のウィザードが強すぎるんですよ。で、正面から立ち向かっても、もう、全っ然敵わないのに、逃げ帰ると今度は上司ポジションの中間管理職から「てめー、次、結果出せなかったらぶっ殺すぞ」的なことを言われるんですよ。んで、「働きたくねー」「もう帰りてー」とか言いながらも一生懸命人間を襲うんですけど、結局、ウィザードの超圧倒的暴力の前に叩き伏せられるっていうね。あの怪人たち、人間を襲う側のポジションではあるものの、もう人生詰んでるんすよ。
ということを、今週のモネさんの姿を見てて思いました。モネさんは微笑を絶やさぬ怪しいキャラクターではあるけれど、実際、彼女の人生もたいがい詰んでるよね……。失敗したらドフラミンゴに粛清されるという前提で、遥か格上のルフィをなんとかいなしたと思ったら、今度はゾロ、ナミ、ロビンと交戦に入って多数の海軍兵と海軍大佐までが同時に敵に回るという……。モリアさんを相手にした時と同じくらいの総力戦じゃねーか。モリアさんはそれでも七武海という立場にあってルフィよりも格上だという印象があったからいいけど、「あなたに勝てる気がしない」を連呼するモネさんにこれだけの数が詰めかけて、さらに彼女もケツに火が付いていると考えると、なんとも悲惨な状況だと思うんだよな……。あと、ロギアではあるけど熱に弱いという弱点もあって、覇気使いでなくとも攻略可能というオマケ付き。エネルさんにゴムとか、クロコダイルさんに水もそうだったけど、ロギアってしばしば弱点も抱え込んじゃうのかなあ。
ところで、ゾロがモネさんに刃を向けないのは何でだろう?? 「実は覇気修得できなかったので、ロギアは切れません!」とか? まさか女は斬れないだのなんだの、そういう甘っちょろい話ではないと信じたいけれど。ああいう甘ちゃんキャラはサンジ一人でいいよな。
トリコ
夢オチかよ\(^o^)/
まあ別に元々それほどの期待をしていなかったので(先週読んでてもそんなにまで衝撃はなかった)、うん、まあ、別にいいんだけど、まあ、どっちかというと残念だよな。こういうハッタリをやるなら、責任持って回収して欲しいなあ、と思わんでもない。でも逆に、毎週毎週衝撃的な展開で引いて、毎週毎週冒頭で夢オチとかで終わらせる漫画を連載してみたいなと思わなくもない。バクマンで言えば、
服部「それで次回作だが……」
サイコー「た、大変だ! 巨大隕石が地球に衝突する!!」
シュージン「な、なんだって! 漫画なんて描いてる場合じゃない!!!」
服部「いや、逆に今こそ、キミたちの漫画で全人類を鼓舞するんだ!」
(次週)
シュージン「と思ったが、オレの勘違いだったぜ」
サイコー「なんだ勘違いか」
服部「話を元にもどそう。次の連載だが……」
七峰「この僕の完璧なシステムで今度こそ!」
部下「大変です! 巨大怪獣が東京に現れました!」
七峰「なんだと! このシステムは怪獣を倒すために使うんだ!!」
(次週)
部下「社長、自衛隊がすぐに倒したみたいです」
七峰「さすがは自衛隊だな……。首を洗って待っていろ、亜城木夢叶!」
みたいな。これをやってみよう、という気の狂った編集者の方はいらっしゃいませんか?
リボーン
今週の表紙を見て、初めてハルじゃない方のヒロインの子を「可愛いな!」と思いました。ハルじゃない方のヒロインの子は今まで本当になんとも思わなくて、容姿的にも性格的にも何一つ響くところがなかったんだけど、なんでだろうな。今週のハルじゃない方のヒロインの子のタレ目具合と前髪のバランスが奇跡的な配分で僕のハートに迫ってきたのだろうか。
本編は、内容がラブコメ方面だったのであまり得意な方向ではないけれど、それでも初期のドタバタコメディを彷彿とさせるこの感覚にはなんとも懐かしくなったり。そして、復讐者と戦ってる時には頑としてならなかったパンツ一丁が今更に登場。おそらくは円満終了を目前として原点回帰という形なんだろうなあ、と思うと、美しさもあるけれど、それと同時に「えっと、今までの戦いで火が灯ってる時も常に死ぬ気だったんだよね……?」とも思わざるを得なかったり。
黒子
うお、笠松さんホントにすげえな。これ、降旗くんを抜いた後に、「目には見えないけど、ここに、このタイミングで黒子がいるに違いない!」って読んでロール入れたわけでしょ。もし読みが外れてたたら、誰もいない空間で無意味にロールした挙句に、そのせいでシュートを外してたのか……。赤司くん対策のために「アリウープ3P」なんていう訳の分からない技の開発を迫られた緑間くんもだけれど、本当にキセキ連中を相手にするのは大変だよな……。
ハイキュー
対戦相手校を「堕ちた強豪」とか言ってバカにする導入は、この手のスポーツ漫画の大会突入前のお決まりのようなもので、テニスでもスラムダンクでもあったアレだけれど(テニスの青春学園とか関東大会で前回優勝校を破ってるのに雑誌で低評価されてるのはイミフだったなあ)、この漫画だとケツで「元気にやってっかなぁ……」が入るのがいいなあと思いました。ほのぼの。
「そんでアレだろ、超高校級エースに向かって、"もっと速く動けヘタクソ!!"とか言っちゃうんだろ??」
「言いませんよ!」
↑めちゃくちゃ笑った。
さて、今週紹介されたチームの中で、「ば、ばかな、まさか***が」的展開でダークホースに敗れる高校はどこでしょうね。
ブリーチ
「一護はまるで悟空のように現れたけれど、この状況で一護が現れて、一体彼に何ができるの??」と先週言われていて、今週実際に味噌っかすのようにやられているのを見て、「まあ一護だもんな」と思っていたら、なるほど、そういうことか。今まで延々引っ張られてきた「キルゲさんを斬った人」の正体が次で明らかになるのかな。その人が一護にクインシーアーツを教えて、それで一護はジェイルを突破してきたと、そういうことだろうか。
六攻特課
ううむ、これはつまらないなぁ……。漫画だから、と言っても、いくらなんでもリアリティがなさすぎる。なさすぎて、萎える。
いや、"六番目"にリアリティがないのはいいんですよ。そういう漫画だからね。問題はそれを取り巻く周囲の細部にリアリティがないことで。優秀な刑事が超能力がどうのとわけのわからないことを言い出したから専門部署を作った、という辺りでもう全くリアリティがないし、少々優秀だろうとキャリア組だろうと、全くの素人の少年を警察組織に組み入れるなんてことができるわけがない。「頭のおかしい刑事が超能力がどうのこうのとうるさいので専門部署を作りました。その刑事が一般的な高校生を『こいつは超能力があるんだ』と言い張って危険な人質事件に介入させました」って、何それって話ですよ。こういうのは、当局側が強大な権力なりなんなり持っていて、「ずぶの素人の少年を現場に動員する」無理を納得させるのが一般的だけど、今回のは「頭のおかしい刑事がなんか言い出したから形だけ設置した」というスタートにしたものだから、全体が歪んでる感じ。刑事がキチガイに見える。
今回の主人公だって、「当局に僕の能力がバレた。当局の中にそういう特殊な部署があるとは知らなかった。きっと当局の方では僕のような能力者を把握し、組織立てて事件を解決しているのだろう」とか思うだろうけど、実際は「署内でも気が狂ってると思われている刑事一人がやってるだけでした」っていうね。内情を知ると愕然とするような話じゃないかなあ。大体、「毒を以て毒を制す」じゃないよな。今回のとか、相手の手段が特殊なだけで基本的には警察で対応可能なわけで。犯人がお手製火炎放射器持ってるケースと大して変わらないよ。主人公の少年を現場に投入する理由付けが薄いんだ。主人公の能力とか過去話とか、何より幼馴染が人質に取られてるから今回は介入したけれど、次から主人公は六攻特課には一切関わらずに平穏な日常生活を送ればいいと思うよ。六攻特課は治療能力者を見つけたら今回のお礼にヒールしに来ればいいと思うよ。
ニセコイ
小野寺さんがジュリエット役をすることに決まった二週前からみんなが「小野寺さんかわいそう……」「絶対千刺がジュリエットするんだろうな」「本当にかわいそう」と連呼していたけれど、うわあ、実際にこうして見ると本当に可哀想だな……。橘さんに至っては鳳翼天翔の1コマでやられるモブ並みの扱いで、うん……。なんていうか、僕はこの漫画のことが好きじゃなくてよかったなあ、この漫画に大した興味を持ってなくてよかったなあ、って心から思いました。
こち亀
大介くんって、あの年にして意外と多趣味だよな……。将来は両さんみたいになるんじゃねえの……?
めだか
うおっ! あの謎の影武者設定に作中でツッコミが入った……。これがあるから、この漫画はバカにしながら読みにくいんだよなあ。
とは思うものの、作中ツッコミが入ったからといって、なおよく分からないのも事実。えっと、これは、影武者として食ってるだけで別にごはんは美味しくなかった、って言ってたけど、本当は影武者としてごはんを食べるのは意味わからないし、ごはんは美味しそうに食ってたから、別に影武者に徹してたわけじゃなくて、あいつはごはんを美味しそうに食べてたんだから、助けに行くべきなんだ、ってことなのかな? よくわかんねーなー……。なんかこう、よく意味の分からないことを「そういうことなんですよ」って説明しておいて、読者が必死によく分からん意味を考えてるところで、「みなさんもよく分からんと思ったでしょうけど、よく分からんから、実際そういうことじゃないんですよ」って言われても、うーん……。なんなんだろうね。うーん……。
タカマガハラ
うわあああああ、終わるうううううう、タカマガハラが終わるうううううう。面白いのに! こんなに面白いのに終わるううううう!!!!!!
今週は冒頭でまた少し前進した主人公の能力解明、エミシくんをかばった大樹くん、高天原vs黄泉の構図、ヒロインの性転換、家族ぐるみで主人公ブラザーとイチャってるヒロインシスターズと、ここまで僕をホクホク、ニヤニヤさせておいて、ぐわああああ、主人公たちが特殊長ラン着てるううううう。ぎゃああああああ。
いやあ、まあ、いつか来るとは分かっていたけれど、悲しいねえ……。敵勢力の突然のチューチュートレインに爆笑しただけに、笑いの潮が引いた後の悲しみもひとしお……。うううう、終わるのか。やっぱり終わってしまうのかああ。
★宣伝:2巻、11/6発売ですよー。